紅葉には青空が不可欠  
南沢山〜横川山

             




マルバノキ

カエデ

●場 所 長野県下伊那郡阿智村
●標高 南沢山 1564m 横川山 1619.8m
●山行日 2012年10月20日(土)
●多治見から
  登山口まで
多治見IC=園原IC=R89=県道256=ふるさと自然園(P)
(帰りは、高速を通らずに南木曽経由R19号線で多治見へ  下道の方が距離が短く感じた

 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽、守山、若尾良
●コース&
コースタイム
多治見IC
園原IC
ふるさと自然園(P)
南沢山中間点
谷分岐
南沢山
横川山
南沢山
谷分岐
ふるさと自然園(P)
6:00発
6:45
7:05〜7:20
8:45
8:50
9:45
10:25〜11:00
11:25
12:05
13:10着
  周辺地図はこちら ルート図はこちら


高速を使ったので、
なんと!1時間ちょっとで
ふるさと自然園の南沢山登山口(P)に到着

後ろはバンガローの屋根



きれいなトイレもあり、
周りはシラカバの黄葉やマルバノキの紅葉で
とても気持ちがいい場所


帰りに500円払った




新しい標識が立っていたが
南沢山3.3kmの数字に×印がついていた




出発!

始めは薄暗い樹林と、段差の大きい階段




尾根に向かってジグザグに登っていく

周りに、紅葉したマルバノキがたくさん現われた


マルバノキ(丸葉の木 別名ベニマンサク 紅万作):
マンサク科-1

赤色・黄色・その中間色・・・というように
きれいな紅葉でちょうど見頃!



花は「エイリアンのような形」といわれる
特徴のある星型

小さいので見つけにくいが
その気でじっと目を凝らすと・・・
いっぱい咲いていた




マルバノキ(丸葉の木 別名ベニマンサク 紅万作):
マンサク科-2

陽の光の具合で色が変わってくる




でこぼこのある丸い実
(去年花が咲いた後、今年実ができる
1年がかりの作)




登山道が二股になっている所に
こんな標識があった




中間点まで0.5KM  

中間点とはどこだろう?
地図で見ると、谷との分岐の辺りらしい




中間点を通過 8:45




マルバの木は終わり
今度はカエデがきれいになってきた




カエデの紅葉とシラカバの白い幹




カエデの色がグラデーションになって
それはそれはきれい




谷道との分岐点  8:50

中間点から5分の所

この標識では、南沢高原まで2km




同じく、谷との分岐地点にあった古い標識

こちらは南沢高原まで2.2km
ここから遊歩道のような道となり
ずっと南沢山まで続いた




カエデの紅葉はますます多くなり、綺麗になっていった




陽の光を浴びて輝くような美しさ




南沢山まで0.4km地点
約10分かな・・・と計算




ぴったり10分後に南沢山山頂着

登山道の通過点のような山頂




古い標識に「至南木曽」とあった


南木曽への道は、笹が生い茂っていた




遠くにうっすら見える山は、「笠置山」のよう




笹道と黄色くなり始めたカラマツの間を
横川山へ




前方の山を越えた、
もっとその先が横川山らしい




転々とドウダンツツジらしい紅葉が見える
ガレ場には、ひときわ鮮やかな紅葉のかたまり!




もうすぐ横川山
右斜面、笹原の向こうにきれいな紅葉!




南沢山を振り返る

カラマツの黄葉と緑の笹原
その間の道を歩いてきた




横川山山頂到着

ここも通過点のような山頂




富士見台方面を望むと、
斜面に赤い紅葉が点々と見えた

しかし、厚い黒い雲が空を覆って
ぱっと鮮やかな紅葉には程遠い・・・




足元の斜面を覗き込むと
(笹が邪魔して見にくい)
こちらもきれいな紅葉

青空だったら、どんなにか綺麗だろうに・・・




少し雲が薄くなり、薄日が見えてきた

多少鮮やかになったような気がする・・・



先程まで隠れていた恵那山の頭も
ぼんやり見え始めた




こちらは南木曽岳と、先程歩いてきた笹道



もっと青空が見えないものかと
11時まで待っていたがダメ

あきらめて下山にかかる




2度目の南沢山

横川山から25分



南沢山から富士見台方面を振り返る






再び、カエデの紅葉がきれいな高さに戻ったが
青空がないため、
鮮やかさのない地味色となった




同じ紅葉なのに、朝とは大違い




谷との分岐点に到着

ここから沢へ降りる
(麓では通行禁止の立て札があった
登山道の崩壊でもあるのだろうか)




通行禁止の割には、踏み跡がしっかりしている




沢へ降りる



小滝を見ながら、沢を少し歩く




対岸へよじ登る




夏季は沢ルート
冬季は尾根ルートを勧めているのか?

その尾根ルートを探してみたが
今は草ぼうぼうで踏み跡なし




沢沿いの道




足を踏み抜きそうな
朽ちかけた橋がいくつもある

(これらが、通行禁止の理由だろうか)




アケボノソウ(曙草):リンドウ科

蕾?それとも種?




堰堤の脇を下る



これも崩れ落ちそうな橋




たらたら道



マルバノキの紅葉地帯になった




ノコンギク(野紺菊):キク科



この堰堤を過ぎると車道になった




真新しい家々
コテージ30の札が立っていた
最奥のコテージだから、
こんなのが30戸あるようだ




でも、人影は無し
利用している気配も無し




車道からはずれ、
真っ赤なかたまりを見に川岸の小道へ



真っ赤なかたまりはニシキギだった

ニシキギ(錦木):ニシキギ科




真っ赤なニシキギの隣には
マルバノキも

コテージの脇を通れば駐車場はすぐ




登山者用駐車場に到着
稜線は曇っていたが、麓は晴れ

一段と紅葉がきれいに見えた





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