寒さに震えるフクジュソウ |
藤原岳・天狗岩 大貝戸〜天狗岩〜山口 |
これで精一杯の開き具合 雪が降り、寒さで花びらを閉じた? 日差しがあると、ぱっと開く つやつやした花びらが眩しいほど 2010/3/20 |
●場 所 | 三重県いなべ市 | |
●標高 | 藤原岳・天狗岩 1171m | ||
●山行日 | 2012年4月1日(日) | ||
●コース | 大貝戸登山口・・・8合目・・・藤原山荘・・・天狗岩・・・白瀬峠・・・山口登山口 | ||
●多治見から 登山口まで |
多治見=関ヶ原IC=藤原町(P)・・・大貝戸登山口 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽、守山、小森伊 | ||
●コースタイム | 多治見 関ヶ原IC 藤原町(P) 大貝戸登山口 2合目 8合目 藤原山荘 天狗岩 白瀬峠 山口登山口 藤原町(P) |
6:00発 6:40 7:10〜7:25 7:40 8:00〜8:10 9:10〜9:20 10:00〜10:15 10:45 11:40 13:35 14:25着 |
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周辺地図はこちら コース図はこちら |
藤原町の無料駐車場から登山口を目指す 前方は藤原岳 雪が無いように見えたが・・・ |
ミツマタ:ジンチョウゲ科 登山口手前に咲いていた |
登山口にある駐車場は満車 引き返して他の駐車場を目指す車が続々 鳥居を潜り登り始める |
途中にあった「土石流警報用ケーブル」 ずっと上の方まで設置されていた |
2合目に着いた 汗がたらたら流れるので、ベストを脱ぐ 山シャツ1枚となり涼しくなった |
8合目に着いたとたん、 アラレのような雪がサーッと降り始めた 急いで雨具を着込む人達 聖宝寺道への道は通行止め |
雨具の上だけ着て出発 すぐ、フクジュソウの群生地になったが・・・ |
寒さのせいか、日差しがないせいか、 皆つぼんでいる・・・ フクジュソウ:キンポウゲ科 |
登山道の両脇に ずっ〜とそれらしき黄色い固まりがあるのだが ぱっと開いていないので存在感が薄い (たくさんあったが、これが一番開いていた株) |
葉の上には雪も積もっているし・・・ |
周りの土は凍っているし・・・ |
肩を寄せ合って寒さをしのいでいるよう・・・ 8合目から9合目の間、ずーっとこんな状態 |
9合目を過ぎると、登山道にも雪が積もり始めた もうすぐ藤原山荘 このあたりも群生地だが こんなに雪があっては、顔も出せない |
藤原山荘に着いた 寒いので、小屋は満員 大場所を取らずに詰めて譲り合えばいいのに 先に陣取った人達はのんびり休憩中 行動食をさっと食べて、次の人に譲り 早々に出発 山荘の向こうが藤原岳展望丘 |
稜線は風が強くて寒い!! |
小枝に付いた「エビの尻尾」も凍っている |
天狗岩を目指す 周りは真っ白の雪山状態 おまけに、ガスで見通しが悪い |
天狗岩に着いた 藤原岳の山頂は勿論見えず 数メートル先も見えず 藤原岳の1144mより少し高い1165m (登山地図には1171mとある) |
分岐まで戻り白瀬峠を目指す 周囲は、ホワイトアウト状態で先が見えにくい 踏み跡はあるが、 今までのように大人数が通った跡ではない |
いつもは遠くから見える鉄塔を目指すが 足元近くまで行った所でやっと見えてきた これは、第1鉄塔 近づくにつれビュンビュンと風が強くなり ゴーゴーと電線がうなる音がする いつもは、第2鉄塔からショートカットで下るのだが 雪が硬くノーアイゼンでは無理・・・と判断して 白瀬峠経由で下ることにする 4本歯の軽アイゼンでは無理なほど 8本歯くらい必要かも |
白瀬峠への下り 予想通り、雪も少なく傾斜も緩い |
白瀬峠に着いた 2012/2/11の白瀬峠 上の写真の手書きの標識は、半分雪に埋もれていた |
雪は少ないが、凍った雪道のトラバースは危険 1歩1歩慎重に下る |
雪道と落ち葉道は交互に出てくる |
水場を過ぎ・・・ 2012/2/11は、 トラバースができず、稜線を目指した場所 |
坂本谷分岐 もう、雪の心配は無い |
下界は晴れている! 稜線は?ガスで見えない |
先程の雪と寒さとは別世界 |
稜線を歩くとこの小さな標識にたどり着く |
尾根の先端にある鉄塔から右と左に分かれる 今日は右へ こちらの方が傾斜が緩く明るい |
この鉄塔から左へ降りる |
こんなに下っても、花1つ無い あるのは蛍光色の赤ペンキだけ (べたべたと過剰につけられ、景観を損なっている) |
下山口に着いた ここでやっと花に出会えた ミヤマカタバミ:カタバミ科 日差しがないので半開きのまま |
白っぽいスミレ 日差しとは関係ないように咲いている |
農道を歩き、「屋根の無い学校」へ 満開のアブラチャン(クスノキ科) |
キブシ:キブシ科 まだ開ききっていない |
*前日の土曜日は大雨。その雨で、雪がかなり解けたかと期待したが、予想は外れた。 *当日の新聞の天気予報では、 『一時的な冬型の気圧配置となる。 平野部はおおむね晴れるが、上空の寒気の影響で午前中を中心に雲が広がりやすい。 岐阜県山間部は雪が降る。 北風が強めに吹き、冬のような寒さになる。』と、あった。 *三重県四日市のピンポイント天気予報は、「曇り時々晴れ」 *ちょうど見ごろとなる時期を推定するのは、とても難しい・・・ |