山と花を求めて 
  
      中国 雲南省の旅


 5日目 7月28日(日)

瀘沽湖(ろここ)「女児国大酒店」ホテル9:00発・・・モソ人の家を訪問9:10頃〜9:25頃・・・瀘沽湖 木船で里務比島へ9:55頃〜11:15頃⇒札美寺(ざびじ)へ12:00頃〜12:35頃⇒昼食・・・「女児国大酒店」ホテル・・・フリータイムで裏山散策14:25頃〜17:40頃・・・「女児国大酒店」ホテル・・・近くのレストランで夕食・・・モソ人の踊り鑑賞20:00頃〜21:00頃・・・「女児国大酒店」ホテルへ21:10頃着


昨日停電で自家発電だったホテルも
夜には復帰した

使えなかったレストラン(ホテルの左横にある)も、
今朝はOK





小さなリンゴ?

庭の木にびっしり
背丈3m程 実の直径2.5〜3cm程


ホテルの庭になっていた
セイヨウヒイラギそっくりの赤い実
背丈2m程 実の直径6mm程



朝食の後、出発まで近所を散策-1

これは?何の実?
背丈5m程 直径1.5cm程




朝食の後、出発まで近所を散策-2

街路樹に白い花が咲いていた
背丈5m程 花の直径1cm程 





朝食の後、出発まで近所を散策-3

ヨウシュヤマゴボウに似た花:ヤマゴボウ科-1

日本で見かける花よりやや大型

背丈40cm〜1m程 穂状の花の直径20〜30cm程




ヨウシュヤマゴボウに似た花:ヤマゴボウ科-2

下の写真は、日本のヨウシュヤマゴボウ 2013/7/9撮影
  

花は似ているが茎がピンク色をしている
実の形は違う




朝食の後、出発まで近所を散策-4

つるが絡みあっている面白い形の実を見つけた
背丈1〜1.5m程 実の直径2.5〜3程

近くに絶対花があるはず・・・と探すと、実よりぐんと小さい花を見つけた




右 これがその花  花の直径1.5cm程

左 花が終わり、実ができ始めていた




朝食の後、出発まで近所を散策-5

首の長い白い花のかたまりがあった
背丈40cm程 頭花の直径2.5cm程




朝食の後、出発まで近所を散策-6

左 イケマに似た花
背丈1m程 花のかたまりの直径2cm程

右 バラ科の実
背丈2m程 実の長径1.5cm程




朝食の後、出発まで近所を散策-7

ウスユキソウの仲間:キク科
背丈30〜40cm程 頭花の直径2cm程




出発前、
ガイドの「ラツ
さん」が民族衣装を着て現れた


ダリアの横でにっこり笑う「ラツさん」

正式には、「阮苦尓年 拉措(ザアンクーアチュア ラツ
)さん
(このホテルの庭には、ダリアがたくさん植わっていた)

白いスカートはたっぷり襞が取ってあり、両手で持って広げると全円に近い

邪魔になるときは、裾を後ろの帯に通す




「ラツオさん」に案内されて、16人家族の家長(女性 ズモウさん)の家へと出かけた-1

この辺りに住む、「モソ人」は母系社会で重要な決定権を持つのは女性の家長だとか

左 その母系社会で重要な決定権を持つ家長ズモウさん80歳の家の前で
財産は、母親から娘へと受け継がれる・・・と

奥の方では、新しく湖の見えるホテルを建築中

右 部屋の真ん中には囲炉裏・正面に仏壇・左の押入れのような所で眠る・・・と




左 ズモウさんとラツさん(血縁関係は無い)  床は靴のまま上がる

右 ちょうどコの字型に建物が並び、
ズモウさんの家の横には娘さんたちが暮らしている家↑がある




ズモウさんの家の奥から湖畔の道へと出ると、
湖には、白いきれいな花が浮かんでいた!

「海菜花(かいさいか)」といって、この濾沽湖だけに咲く花だって

海底から茎をずんずん伸ばして、湖面に出ると花を開くそうである

その茎は食用になるとか




透き通るような花びらを持つ海菜花

花の直径2〜3cm程

湖の岸近くに多く、
湖の中央で見かける花は茎がちぎれ漂っている花




湖畔には、レストランの他に
湖で獲れた魚も並べられていた


この図を見て、濾沽湖の形が分かった




この木舟で遠くに見える島(里務比島)へ行く

水の汚染を防ぐ為、エンジン付きの舟は禁止とか




2グループに分かれて乗船




同じツアーの人たちが乗っている木舟


船頭さん(勿論、モソ人)

モソ人の男性は、遊んでいる人が多いと聞いたが
こうやって働いている男性もいるんだ




里務比島に着いた  上陸〜


参道を登ってチベット仏教のお寺へ





お寺の中は勿論撮影禁止

周囲にはマニ車(時計回りでお参りする)




お寺の横に、カラマツソウの仲間の花

間近で見ると、長い雄しべがたくさんあって
紫色と黄色でき・れ・い〜

背丈1〜1.5m程 花の直径1cmほど




ネムノキに似た花  高木

出港した湖畔の様子




さあ、帰ろうっと


他のグループの船足が遅い・・・?




どんどん追い抜いてしまって先に到着


岸から応援に出向いた船頭さんと交代して、
やっと到着




瀘沽湖をバックに全員で集合写真


「女児国大酒店」ホテルに到着

トイレ休憩後、バスで札美寺(ざびじ)へ




札美寺の庭にあった石碑




札美寺(ざびじ)

王さんの解説をイヤホーンで聞く

右 お堂の中は撮影禁止・敷居は左足でまたぐのが正しい・・・と

堂内は、ヤクのバターで作られたという灯明が瞬いていた

帰り際、ラツオさんに「五体投地(ごたいとうち)」の方法を実演してもらった
『五体(両手・両膝・額)を地面に投げ伏して、礼拝 すること
仏教 において最も丁寧な礼拝方法の一つ』だって




境内に咲いていた花ー1

左 フヨウに似た花で
背丈30cm程 花の直径4cm程

中心の赤紫と黄色い雄しべが美しい

右 アカバナの仲間

日本で「ユウゲショウ」といって道端に咲いている花にそっくり

背丈20cm程 花の直径1cm程




境内に咲いていた実と花ー2

左 つり花に似ている実
高木 実の直径1cm程

右 ノコンギクの仲間 白花
背丈15cm程 花の直径1.5cm程




境内に咲いていた実と花ー3

ゲンノショウコに似た花
背丈15cm程 花の直径1cm程



昼食

まだおなかの調子が不安
用心してご飯とふりかけとお茶で済ます




午後からは、フリータイムと聞いて、近くの裏山へ出かけることにした-1

日本人の女性が1人で歩いていても、治安上問題は無い・・・とのこと

帽子・サングラス・水分を持ってショルダーバッグで出かける

道路際でフヨウに似た葉を持つ花に出会った

背丈60cm程 花の直径1cm程




フリータイム-2

これははじめて見る
背丈30〜50cm程 花の直径3〜4cm程




これが蕾(左)と実(右)らしい




フリータイム-3

左 おなじみのカラマツソウの仲間


右 高木 大きな実(直径3cm程)
3日目の「玉峰寺」付近でも見かけた




フリータイム-4

瀘沽湖の畔に出た(左)
湖の周りをぐるっと歩いて回れるような道はないかと探したが、見つからず

右 羽根を開くと空色のシジミチョウ(たぶん)が群がっている花があった
この花が好きらしい
背丈40〜50cm程 花の直径1cm程

あちこちでよく見かけた




フリータイム-5

センニンソウそっくりな花に出会った(キンポウゲ科)
つる性で、他の植物に絡まって、どんどん上へ上へと伸びていく

花の直径1.5cm程




フリータイム-6

左 キンミズヒキそっくりの花:バラ科
背丈20〜30cm程 花の直径1cm

右 マネキグサによく似た花:シソ科
背丈80cm程 花の直径1cm程

瀘沽湖湖畔の道が無いので、
やむなく、車道をしばらく歩いたが、これではつまらない
広い道から細い道へと入り込んでみた

しかし、どんどん、くねくねと集落の中を上っていくようなので、
途中で、獣道らしい所(人もショートカットで通っている気配あり)へ入り込むことにした

集落の横を通る山道・・・といった感じ




フリータイムー7

湖に沿って、山の中腹をトラバースしている感じ

左 黄白色のシオガマの仲間:ゴマノハグサ科

背丈20〜30cm程 花の直径2cm程  茎が太くずっしりしている
このコースに多かった

右 ラショウモンカズラのように片側にだけ花がついていた

背丈30〜40cm程 花の直径2〜3cm程




フリータイム-8

キジムシロの仲間かな? :バラ科
葉が、『キジが座って休めるようなむしろのように、座布団状にきれいに広が』っている
・・・という特徴に似ている

背丈10〜20cm程 花の直径2cm程

右 白っぽい実におへそがついている

背丈1.5m程 実の直径5mm程




フリータイム-9

キキョウ科かな?
細い茎に白っぽい花・薄青の花が咲いていた

背丈15cm程 花の直径1cm程




花のアップ 繊細で可愛い




フリータイム-10

シソ科かな?

背丈20cm程 花の直径1cm程




フリータイム-11

オカトラノオにそっくりな花

背丈25cm程 花の直径1cm程




フリータイム-12

左 ヤマハギに似た花:マメ科

背丈2m程 花の直径1cm程

右 メタカラコウに似た花:キク科

背丈50cm程 花の直径1.5cm程




フリータイム-13

左 ガマズミに似た実

背丈3m程 実の直径5mm程

右 山の中にも咲いていたカラマツソウの仲間

背丈1m程 花の直径1cm程




フリータイム-13

左 ウスユキソウの仲間:キク科

背丈15cm程 頭花の直径3cm程

右 ワスレナグサの仲間  こんな山の中にも咲いている

背丈50cm程




フリータイム-14

どちらもシソ科
左 まばらに花がつく

背丈30cm程 頭花の直径5cm程

右 こんもりと花がつく

背丈30cm程 頭花の直径10cm程




フリータイム-15

そろそろ下の道に下りたいのだが、
車道は見えてもコンクリートの壁が高く、また引き返してトラバースを続けた

うまく下りれる道があったので、やっと車道へ

右側通行の車に気をつけながら、湖畔へ向かう

左 大株のアカバナの仲間 株立ちしていた

背丈50〜60cm程 花の直径1cm程

右 シソ科

背丈30cm程 頭花の直径4〜5cm程




フリータイム-16

カリガネソウに似た花:クマツヅラ科

背丈1.2m程で繁茂していた 花の長径(雄しべも含めると)2cm程

雄しべがくるりと上を向いている面白い形




昨日と同じ夕食場所で

まだおなかが本調子ではないので、ご飯とふりかけくらいで軽く済ませる




モソ人の踊り-1

夕食の帰り道に、演舞場に寄る

中央広場を円を描きながら踊って回るのを最前列で鑑賞




モソ人の踊り-2

女性は皆白いスカート

男性群の次に女性群、その次にまた男性群というようにサンドイッチスタイル




モソ人の踊り-3

いったん踊りが終わって、次は一般参加者も含めた踊りになるらしい・・・ところで
ホテルへ帰る

音楽の音量が大きくて、もう耐えられなかった・・・




 
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