静かな雪山  南木曽岳



山頂まであと2km地点
ここから引き返した

●場 所 長野県木曽郡南木曽町
●標高 1677m (山頂まで2kmの地点で引き返し)
●山行日 2015年1月10日(土)
●多治見から
  登山口まで
多治見=R19=南木曽岳登山口付近の駐車スペース・・・上の原登山口 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス

●参加者 丹羽、守山
●コース&
   コースタイム
多治見
駐車スペース
上の原登山口
第1鉄塔
曲がり角
山頂まで2kmの地点
曲がり角
上の原登山口
6:30発
8:00〜8:20
8:28
9:00〜9:10
11:00〜11:10
11:56〜12:15
12:40
14:20着
 周辺地図こちら

     


多治見から約1時間半で駐車スペースに到着
細い山道を登って登山口へ向かう
道路はつるつる

南木曽岳登山口 8:28
今日も、最近も登山者は無いようで踏み跡はなし
分厚い登山届ノートを見ると、直近は11月の末

ザクザクと雪を踏んで登る通いなれた道


第1鉄塔でアイゼンをつける
寒くて脱げなかった上着を1枚脱ぐ

第2鉄塔からは、陽のあたる明るい稜線


支尾根から尾根へ

通称「曲がり角」まで、ほぼ直登

10:15
登山口からここまで1時間47分かかっている
やはり雪道は、時間がかかる・・・


通称「曲がり角」 10:58
ここからいつも雪が深くなる
さて、どちらへ進めばいいのか???
記憶を頼りに前進
時々、何日前かのトレースがうっすら現れる

まず第一の急登は「岩場」
次の足を置く場所が高すぎる・・・
そして、すぐ、第二の急登になる
トレースは全く消えてしまっていて、真っ白な雪ばかり
どこを進めば登りやすいか・・・と、仰いでも
登りやすそうなルートはなし
ジグザグに登ることにしたが
両手の指を開いて、ザクッ、ザクッと雪に刺しながら
まっすぐ登ったほうが楽で早いと分かった

第二の急登が終わった所で疲れてしまった・・・
目の前のピークまで登ることにして
そこから引き返そう・・・と相談がまとまった

ここから下りになる…という地点に
「山頂へ2km」の標識
この先、まだ第三・第四の急登がある
今日はここまで・・・として、ランチ休憩
12時ちょっと前

さあ下山
第二・第一の急登は、下りも要注意
雪がサラサラなので、アイゼンでも踏ん張りがきかない
ずるっと滑ってしまい、
先行者にぶつかる寸前でストップしたことも
そうなると二人で雪崩れてしまう・・・

曲がり角まで来れば、もう安心
快適な雪道の下りが待っている

ひづめが見えるので、カモシカかな?
広げた手のひらほどの大きさで
長い爪跡二本がはっきり見える足跡があった
帰りに写真を撮ろうと思い、注意深く探していたが
とうとう、見つけれなかった
熊の足跡だと思えた
こんな寒いのに?冬眠してない??
おなかが空いて寝ておれない?
同行者は、以前、この山で熊の姿を目撃しているので
やっぱり熊かな??

ウリカエデの種






  ・・・・・・・・・・・・・・・・
第一鉄塔でアイゼンを外して、
下山届けを書いてもらって登山口へ

セイヨウヒイラギの実
登山口近くの畑で


登山口に到着 14:20
このつるつるの道路で、注意していたのに
見事にすってんころり
誰にも会わない静かな山と
真っ白な雪山が歩けて、大満足
時々、先頭を交代してラッセルもできたし・・・


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