「花の山」名称返上? 舟伏山




舟伏山 山頂標識


ヒトリシズカ

●場 所 岐阜県山県市・本巣市

●標高 1040m

●山行日 2015年4月29日(水・祝日)

●多治見から
  登山口まで
多治見=R248=R418=県道200=夏坂林道=美山あいの森(P=登山口)
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス

●参加者 丹羽、中山

●コースタイム 多治見
美山あいの森(P)
阿弥陀仏

小舟伏山
舟伏山
美山あいの森(P)

6:00発
8:00〜8:15
9:20
10:35〜10:45
11:25
13:45

周辺地図はこちら
  


「伐採事業の為、一般者は立ち入り厳禁」の表示

以前は、トイレ近くの広場まで行けたが、
今回は、ここでストップ

駐車スペースも小さい

早く着いたから確保できたが、
遅いと林道脇のスペースしかない





ネコノメソウの仲間:ユキノシタ科-1

水をたっぷり含んだ苔のそばに生えていた

葉が対生している



ネコノメソウの仲間:ユキノシタ科-2

葉が細長い




   
ネコノメソウの仲間:ユキノシタ科-3

葉にくっきり白色の筋がある

葉が、(2)ほど長くない




   
フタバアオイ:ウマノスズクサ科

花は、葉の付け根の部分から柄を出している  まだ蕾




   
阿弥陀仏のある場所

ここから、青葉若葉の道になる




チゴユリ:ユリ科





   
   
フデリンドウ:リンドウ科-1

ロゼット状の根生葉(いわゆる「座布団」)がないので、フデリンドウ

今日2番目に多かった花




   
フデリンドウ:リンドウ科-2

フデリンドウは雄性期から両性期へと移行し、雌性期はないそうである

左  雌しべが成熟して雄しべより長くなり、先端が2つに割れる状態になっても、まだ雄しべは中心部に直立している

右  雄しべは、雌しべから遠くに離れて周りにぺたりとくっついている(雌性期)
(2015/4/25鎌ケ岳のハルリンドウを比較のために借りてきた)




   
   
 ヒトリシズカ:センリョウ科-1

今日一番多かった花




    
   
ヒトリシズカ:センリョウ科-2

この白い花のどこが雄しべでどこが雌しべなのか不思議に思った

『花には花弁も萼もなく、雌しべ1個と子房の横腹に雄しべ3個がつく。

雄しべの花糸は白色でよく目立つ。

外側の2個の雄しべは基部の外側に黄色の葯があり、中央の雄しべには葯がない』・・・と


イソギンチャクのように口を開けているような部分が雌しべの子房

雄しべの花糸(白くにゅっと突き出ている部分)の下に黄色いものが見える・・・これが葯

不思議な花の作り・・・




   
   
   
キランソウの仲間:シソ科-1

キランソウの仲間の花をあちこちで見かけた

これらは、地を這う枝はなく、毛深くなく、上唇がピンと立っている

左  全体の様子   右  花の拡大




   
   
キランソウの仲間:シソ科-2

これらは、とても毛深い

上段は匍匐枝(ほふくし=地を這う枝)が見えなかったが、下段ははっきりと分かる

どちらも、上唇は短い

左  全体の様子   右  花の拡大




  
ヤマルリソウ:ムラサキ科




   
タチチボスミレ:スミレ科

雨で山肌の土が流れたのか、今年の舟伏山は本当に花の種類も量も減っているように感じた

「舟伏山=花の山」・・・を楽しみに、何度も訪れてきたが、今年から「花の山」の名称を返上したいほどの少なさ

以前は、花の写真をバチバチ撮り、メモリーカードが満杯になるほどだったのに・・・

そんな数少なくなった花の中で、このタチツボスミレだけは、残っていた




ニリンソウ:キンポウゲ科

花びらのように見えるのは、萼

咲いたばかりなので、萼片の先端がピンク色になっている

普通は5枚だが、7枚のもあった




ハクサンハタザオかな?:アブラナ科

花茎がひょろひょろして、まっすぐ立てない

駐車場へ行くまでの道路わきに、びっしりと白い花が咲いていた

このハクサンハタザオにそっくりだった




   
ヤマブキソウ:ケシ科

この辺りに咲いているはず・・・という記憶を頼りに、同行者が見つけた




ヤブレガサ:キク科

左  大群落を作っていた

右  葉が開く前は、こんな感じ(破れた傘がすぼまっている状態)
この辺りは雪が遅くまで残っていたらしく、芽が出たばかり




   
カタクリ:ユリ科

葉はたくさんあったが、咲いている株は少なかった

『カタクリは、種子から花が咲くまでに7〜8年かかるといわれています。

発芽1年目は針のような葉をつけ、その後数年間は1枚葉で成長し、7〜8年で2枚葉を出し花を咲かせます。

自然の状態では、花をつけた翌年は1枚葉となり開花を休みます。』・・・と

1枚葉が多かったので、7年に達していないか、昨年花をつけたか・・・だろうか?




オニシバリか?ナニワズ?:ジンチョウゲ科

オニシバリにしては、花色が緑ではない

ナニワズにしては、花色が濃い黄色ではない

緑色や濃い黄色が褪せたのだろうか??




小舟伏山

山頂に比べ静かで緑も多いので、ここで休憩
バイケイソウ:ユリ科

大群落を作っていた




   
   
セントウソウかな?:セリ:科

とても小さな花をたくさんつける




   
 ユリワサビ:アブラナ科




 ウリカエデかな?:カエデ科

葉がまだ出ていないのに、緑色の花が顔を出していた




   
ルイヨウボタン:メギ科

蕾はたくさんあったが、咲いていたのはこれ1つのみ

6枚の花びらのように見えるものは、萼

本当の花は、中心にある、お盆のような部分

黄色いのは雄しべの葯  その真ん中にあるのが雌しべらしい




  
山頂標識

木々が展望を邪魔して、能郷白山がしっかり見えなかった




   
   
  
ナツトウダイ:トウダイグサ科-1

3段目の画像は、2015/4/18 霊仙山で出会ったナツトウダイ(比較のため借りてきた)

紫色(チョコレート色)のアクセントがあった

1・2段目は、ここ舟伏山のナツトウダイ  紫色のアクセントがない




 1
1
 
2
 
3

4
ナツトウダイ:トウダイグサ科-2

1  まだ苞葉が開ききっていない状態  中央にある雌花が花柱を伸ばしている

ナツトウダイは、『雌性先熟』

2・3  
三日月形の部分は雄花の腺体で、ナツトウダイの大きな特徴だって

雄花は『雄しべ1個と三日月形の大きな腺体が1個ずつある』・・・と

中央からお尻のような形をした丸いものが垂れているが、これは、受粉した雌花の子房

4  霊仙山のナツトウダイは、腺体が紫色をしていた(比較のため借りてきた)




   
   
イワザクラ:サクラソウ科

来るのが遅かった!  ちょうど見頃の花は、たった1株

あとは萎れたり、花びらが傷ついたりしていた




   
フイリシハイスミレかな?:スミレ科

葉派の模様がはっきりしている




・・・・・・・・・・・・・・・・・

鳥もたくさん鳴いていた

鳥の鳴き声に詳しい同行者より、特徴を教えてもらった

1  キビタキ==「キュッキュッ」の前奏の後に、「ポッピキピー」  難しい!判別できなかった

2  ウソ==「フィーフィー」

3  アオゲラ==「ピューピュー」  まあまあ分かるようになった

その他  ミソサザイ・オオルリ・ツツドリ・イカルは、なんとか分かった





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