暑い夏の伊吹は、バス利用がお勧め

             
  伊吹山



メハジキ


●場 所 滋賀県米原市
●標高 1377m (7合目手前で引き返し) 
●山行日 2016年9月3日(土)
●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR名古屋駅ーJR近江長岡駅=バスで伊吹山登山口バス停へ・・・登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽、小保、川浦
●コースタイム JR多治見駅
JR名古屋駅
JR近江長岡駅
登山口バス停
1合目
2合目
3合目
5合目
7合目(手前引き返し)
5合目
3合目
1合目
登山口バス停


6:15発
6:56〜7:02
8:00〜8:07
8:23着^8:35発
9:15〜9:25
9:50〜10:00
11:15^11:25
11:55〜12:00
12:40〜13:00
13:35〜13:45
14:00〜14:15
15:00〜15:10
15:25〜16:05

 周辺地図こちら     


ハグロソウ:キツネノマゴ科

登山口〜1合目間の薄暗い斜面に咲いていた




ママコノシリヌグイ:タデ科

登山口〜3合目間に咲いていた




 ゲンノショウコ:フウロソウ科

登山口〜3合目間に咲いていた

赤花と白花があるが、
『西日本には紅色やピンクなど赤系統の花が多いのに対し、東日本には白花が多く自生する』・・・と

伊吹山では、半々の割合に思えた  多治見では白花が多い

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『食あたり、下痢、慢性の胃腸病、便秘に効き目があり、これを服用するとたちまち効き目が現れることから
【現之証拠(げんのしょうこ)】と名前が付けられた』・・・とか




   
メハジキ:シソ科

1合目〜2合目の間に、たくさん咲いていた


『子供が茎を短く切り、まぶたの上下につっかえ棒のようにして挟み、目を閉じる勢いで遠くに弾き飛ばして遊んだことから』
こんな名前が付いたとか

なんだか危険そうな遊び・・・




シソ科




セリ科

右の方にある黒っぽいのは、実   左の白っぽいのは花




 2合目手前から、1合目〜麓を見下ろす




   
2合目からは林道歩き

この時期に歩くのは初めて




オトコエシ:オミナエシ科




ボタンヅル:キンポウゲ科




ミツバベンケイ:ベンケイソウ科

岩の上に、緑色のもこもこした塊があった

つぼみのよう




ミツバウツギ:ミツバウツギ科

伊吹山には、とても多い




ツリフネソウ:ツリフネソウ科




   
シデシャジン(四手沙参):キキョウ科

整った形・アップに耐えうる花はないか探したが、これっきり

殆どは、盛りを過ぎていた

『神社のしめ縄や玉串などにつける白い紙(四手)のように花が細く裂けることから』、こんな名前が付けられたらしい

キキョウ科の花は、雄性先熟

下右  花の中央に白くてくるくる巻いているのは、雄しべ(右の画像にも見える)
花粉を飛ばした後は役目が終わったので、雌しべに場所を譲ったのだろう

にゅっと伸びているのは雌しべ まだ紫色を帯び、閉じている

下左  長い雌しべの柱頭が3裂してくるっと巻いている → 受粉体制が整った

1週間ほど前だったら、雄しべや雌しべの様子が、もっとよくわ分かったに違いない・・・




 
カワミドリ:シソ科

1カ所にかたまって咲いていた





 ツリガネニンジン:キキョウ科




 
オオハナウド:セリ科

『外周の花は大きく、花弁が2裂する』のが、ハナウドの特徴




ミズキかな?:ミズキ科

たくさん花を咲かせるが、実は少し




 
2014/8/31 伊吹山3合目で撮影
 トモエソウ:オトギリソウ科

左  3合目手前に、大きな実が生っていた  長径1cm程  トモエソウに違いない・・・と思った

右  比較のため借りてきた  2014/8/31 撮影




   
   
   
タカトウダイ:トウダイグサ科

子房にぶつぶつがある  このぶつぶつがタカトウダイの特徴だって

腺体は楕円形
4枚  
緑〜薄茶色をしている

伊吹山には「タカトウダイ」の変種で「イブキタイゲキ」というトウダイグサの仲間があるって




   
ノダケかな?:セリ科

白い雄しべと紫色の花びらがおしゃれ〜




   
マツカゼソウ:ミカン科

実の形は、ミカンのよう




   
ハクサンフウロ?エゾフウロ?:フウロソウ科

2つの花の違いは、はっきりしない

『エゾフウロには、つぼみや茎にうぶ毛があるが、ハクサンフウロにはない』・・・と「伊吹山花物語」には書いてあるが
まだ、「これが○○フウロ!」と同定できないでいる




   
 3合目の平坦な道




 ワレモコウ:バラ科




   
   
   
 キセワタ:シソ科

これで3年連続この花に出会えた  ただ、花の盛りは過ぎていた

唇型の花をつけるが、上唇の上部が白い毛でふわふわにおおわれている
その様子を『花に着せた綿』に見立てて名づけられたとか

『9月9日の重陽(ちょうよう)の節句の前夜、菊の花を綿でおおって、
その露や香を移しとり、翌朝その綿で身体を拭うと長寿を保つという』・・・だって

・・・・・

正面から見ると、やっぱりオジサンの顔に見える・・・




   
 イブキトリカブトと思う:キンポウゲ科



ナンテンハギ:マメ科

鮮やかな赤紫色




 
 6合目付近

暑さのせいか・・・林道歩きでアスファルトの照り返しに疲れたのか・・・
山頂まで登る気力がなくなり、7合目手前から引き返した

山頂まで行けば、ビールが待っているし、バスで関ケ原の駅ヘ楽々降りる計画だったのだが・・・

この時期の伊吹山(山頂付近を除いて)は、花が少なく面白みに欠け、疲れも倍増する

今度からは往復ともバスを利用して、
山頂付近の3本の遊歩道を歩いて、じっくり花の観察をすることにしよう・・・っと、心に決めた

(バスは季節運行で、9月は土・日・祝日のみ)





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