姫栗バス停から  笠置山往復





笠置神社



ツクバネ


●場 所 岐阜県恵那市笠置町

●標高 1128m

●山行日 2016年10月22日(土)

●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR恵那駅⇒姫栗(ひめぐり)バス停へ・・・登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス

●参加者 丹羽

●コースタイム JR多治見駅
JR恵那駅
姫栗バス停
姫栗ふれあい広場
別荘地
笠置林道出合
ヒトツバタゴ自生地
姫栗林道出合
笠置山山頂
姫栗林道出合
ヒトツバタゴ自生地

笠置林道出合
別荘地
姫栗ふれあい広場
宮田前バス停
田沢口バス停
姫栗バス停

7:15発駅
7:50〜8:00
8:17〜8:25
9:15〜9:25
9:45
10:45〜10:55
11:00
11:45
12:15〜12:25
12:45
13:05
13:15
13:40
13:55
14:05
14:19
14:50〜15:25

 周辺地図こちら     


多治見から約1時間で姫栗(ひめぐり)バス停に着いた

バス停の近くに大きな看板

笠置山への矢印を見ながら緩い坂を上る




車の往来の激しい道は嫌いなので、
「駐在所」から右折






大きなシブガキが枝もたわわになっていた




調べ中  蔓性



ヤマハッカかな?シソ科

左手に先程嫌った車道を見下ろしながら
山道(舗装はしてあるが、車は来ない)を歩いて行く

秋の花がいろいろ咲いている




ノコンギク:キク科





ヤマシロギク(別名イナカギク)科



ツリガネニンジン:キキョウ科




ヤマノイモのムカゴ科

ヤマノイモの蔓がど〜っさり

歩きながらでも、丸いムカゴが目に付いてしまう

通り過ぎるわけにはいかない

せっせと採り始める

この辺りの人は、誰もムカゴに興味がないのか
手つかずのままたくさん生っていた

まだたくさん目こぼしはあるが、前進しないと笠置山に登れない

未練を残して歩き始めると、
またまたどっさりなっているつるが目に留まる

ついつい手が伸びる

・・・と、こんなことの繰り返しで、
ポケットが満杯になってしまった




マルバルコウソウ:ヒルガオ科

山を抜けると、「田沢」の集落に下りた

ここであの嫌った車道に合流できるが、
またまた、田んぼの中の道へ入ることにした

日当りのいい場所に、マルバルコウソウが咲いていた

帰りには、花が閉じていたので
ヒルガオ科とはいうものの、
昼日中ずっと咲いているわけではないようである





ツマグロヒョウモンかな?:タテハチョウ科




細い畦道を選んで入っていくと
途中でプッツン・・・道がなくなってしまった

畑仕事をしていた人に尋ねると
「ここからは道がないので、元へ戻って」・・・と

やむなく、舗装道路へ出ることにした

ここがその合流点




左  「笠置山登山道」の標識を見ながら歩いて行くと、姫栗ふれあい広場(「幸徳橋東」のバス停もあった)へ

二宮金次郎の銅像が建っていたので、小学校跡地らしい

家へ帰ってから調べてみたら、
『笠置村立姫栗小学校 (1966年に久棲小学校、河合小学校と統合。現・恵那市立恵那北小学校)』・・・とあった

右  「笠置山登山道」の大きな案内板




   
   
 ツクバネ:ビャクダン科

特徴のある葉っぱなので、実はないかな・・・と思いながら歩いて行くと・・・・・あった!

少し黒ずみ始めていた




   
センブリ:リンドウ科

薄暗い樹林下に咲いていた  日当りのいいところが好きなはずなのに・・・?




   
 ガマズミの仲間:レンプクソウ科

赤い実は目立つ


 ガマズミの仲間:レンプクソウ科

こちらの方が実が大きい


   
オトコヨウゾメ:レンプクソウ科

実がたれている


ニシキギ:ニシキギ科




これら4種の赤い実は、別荘地として開かれたらしい、明るい場所で見つけた




左  土嚢袋までは舗装路 別荘地への進入路

右  この土嚢袋を通り過ぎると、石・岩ガラガラの林道になる




   
 リンドウ:リンドウ科




林道は、倒木もそのまま
またいだりくぐったりして歩く




   
 シラヤマギクかな?キク科




笠置林道に出た(笠置林道出合)  10:45〜10:55

「登山記帳小屋」があり、(戸は閉まっていた)
車も数台停まったいたが、「登山届」を入れるポストは無し




   
 笠置林道出合から、階段の道となった




 この近くにクライミングエリアがあるので、
こんな表示もあった
「テンプテーションCエリア入口」・・・と

下の丸い岩は、「笠置神社へ」を示す指印があった




   
左  ヒトツバタゴ自生地(国指定天然記念物 大正12年3月7日指定・昭和63年3月)の看板

『岐阜県下で最も太い・実が生るので、雌株らしい』・・・だって

その後ろに、ヒトツバタゴの大木

右  『はしご田散策路』の看板

はしご田??  何のことだろう??  家に帰ってから調べた所、
『急傾斜の地形を利用して、江戸時代初期から「はしご田」と呼ばれる棚田の開墾が行われてきました。

戦後には、引揚者対策と食糧増産を目的として緊急開拓事業が昭和22・23年に実施され、
各地で棚田が整備されてきました。』・・・だって

看板には、『笠置山山頂に至る散策道で頂上付近の修景施設と連動する田園空間博物館の巡回路です。』・・・と

田園空間博物館??  またまた初めて聞く言葉

『建物の中に展示する従来型の博物館とは異なり、
自然景観、水路、建物などのほか、地域の産業や住民生活までも含めた
有形・無形の地域資源を対象として、「美しい農村全体が博物館」という思想に基づく地域づくり活動です。』・・・だって

へ〜え・・・




   
 「あんこ沢のあんこ(小山椒魚のこと)棲息地」の看板

これも、「田園空間博物館」の一環だろうか

古びて字も読みにくくなっている




 ずっとこんな階段が続く

よく見ると、木材ではなく、疑似木だった




   
 姫栗林道出合  11:45

またまた舗装路に出た

ここからも、ずっと階段が続く




「おみたらし(御神水)」の看板

これも、「田園空間博物館」の一環だろうか

これはもっと古びて、字が読みにくい

樋の先から水が流れていた  『湧き水』だって




   
笠置神社に到着12:15  右  三角点

歩き始めてから、約4時間たっている  ちょっと道草をしすぎたか・・・

帰りのバスは、15:25の次は、17:05までない

絶対間に合わせなくちゃ…と思い、山頂付近の散策はあきらめ、昼食後すぐ下山することにした

12:25発




   
 姫栗林道出合  12:45

階段の下りは、ダブルストックのおかげで
とんとんと、リズミカルに足を出すことができた

姫栗林道出合〜山頂 → 登り30分

山頂〜姫栗林道出合 → 下り20分




ヒトツバタゴ自生地


 
   
 笠置林道出合  13:15

笠置林道出合〜姫栗林道出合 → 登り50分

姫栗林道出合〜笠置林道出合 → 下り30分

順調に下っていき・・・→




 姫栗ふれあい広場  13:55

姫栗ふれあい広場〜笠置林道出合 → 登り80分

笠置林道出合〜姫栗ふれあい広場 → 下り40分

・・・・・・・・・

早く下りすぎたことに気づき
これはこれでまた悩みの種

そうだ!またムカゴを採っていこ〜う・・・っと




   
コンバインで稲を刈り取っていた  しばらく感心して見学

バリバリっという音とともに、あっという間にイネは機械の中へ




   
 行きとは異なる道を歩こうと、一般道を歩いていくと、
ひまわり遊園地に出た

ここが「宮田前」バス停




椿山神社の前を通り・・・→


 
   
「田沢口」バス停の前を通り、山道に入った

ムカゴはまだまだどっさり残っていて
十分すぎるほどの収穫となった

もうこれ以上は要らないわ・・・までたっぷり




「姫栗」のバス定着  14:50着

ふわあ〜、バスの発車まで30分以上ある・・・

ここで缶ビールが欲しい所だが、
店らしい店はみんな戸が閉まっている

あきらめて、足や膝の体操やザックの整理をしながら
バスを待つ

バスに乗ってから気づいたが、
木曽川にかかる「笠置橋」を渡ったすぐの所に
コンビニがあった・・・  残念!





 2008/6/15の笠置山の様子はこちら

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