岩村駅から  三森山〜水晶山周回





三森山山頂にて



ツクバネ


●場 所 岐阜県県恵那市岩村町
●標高 三森山:1100.7m 
水晶山:958m
●山行日 2016年10月15日(土)
●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR恵那駅〜明智線に乗り換えー岩村駅⇒恵那市自主運行バスに乗車恵那特別支援学校に近い場所で下車・・・岩村ダム(登山口)
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽、中山、小保、楯
●コースタイム JR多治見駅
JR恵那駅
岩村駅
下車
岩村ダム
三森神社
三森山
鈴ケ根展望所で休憩
舗装道路
水晶山
登山口
岩村城址
岩村城登城口
岩村駅

7:15発
7:50〜7:58
8:27〜8:35
8:45頃
10:10〜10:20
11:20〜11:45
12:25
13:20〜13:30
13:35
14:05〜14:15
14:50
15:00
15:25
16:10頃〜16:45

 周辺地図こちら


岩村駅前

出発準備をしていると、いつの間にかバスが来て止まっていた

「あのバスはどこへ行くんだろう?」の声で、もしかして岩村城址方面へ行くかも?・・・と思って
「岩村ダムから三森山へ行きたいので、特別支援学校方面へ行きますか?」と運転手さんに尋ねると
「近くまで行きますよ」の返事とともに、親切にもバスを降りて駅の中に置いてあったチラシを見せて
「バス停ではないけれど、ここで降りるのが一番近い」・・・と

「いくらで?いつ発車?」と再び尋ねると、「100円で」「もうすぐ発車」の返事

急いで荷物を持ってバス(恵那市の自主運行バス)に乗り込んだ

お客は、我々4名以外、1名の常連客のみ

・・・・・・・・・・・・・・・・

257号線を進み、「岩村振興所事務所」を過ぎ、信号の次の角で下してもらった

4名とも岩村駅から歩くのは初めてなので、地図を見ながら歩き始めた

なるほど、恵那特別支援学校は近くだった

舗装路を歩くのは嫌なので、できるだけ地道を歩こうと考えていた

大きな池(恵那中部ダム)のそばを通る道を考えていたが、地元の人に尋ねると、
「イノシシやクマが出るから行かない方がいい」・・・と

やむなく舗装路を歩いたが、「吉田川」という用水路のような流れに沿う道があったので、右折

澄んだ沢水も流れ、マルバノキやツリガネニンジン・ミゾソバ・ノコンギクの花などもあっていい道だった

ちょうど、舗装路と並行している、農作業用の道のよう

そろそろ、広い舗装路に出ないといけないかな・・・と思っていると、左手・川の向こうに標識が見えたので左折してみた



これがその標識

やっぱり、この広い舗装路を歩くのは止めて、また、農作業道に戻り「吉田川」沿いに歩くことにした

しばらく進むと、直進は電柵にさえぎられた草深い道となったので、橋を渡り広い舗装路に出た

「東京スカイツリー(634m)と同じ高さ」という看板を眺めながら、どんどん歩いた




「三森前立長益神社」下を通る




「三森山と三森三社」の立て札

右後ろに「三十三観音 第一番」の石仏

・・・・・・・・

この立て札の説明によると、
『3つの峰があることから、、「三森山」となった

参道の左右に三十三か所に観音(石仏)がある

三森神社の展望台は、「中峰」

南峰は、帝釈天を祀っている

北峰は、奥の院を祀っている』・・・等々




タマアジサイ:アジサイ科

夏の花がまだ咲いている




クサアジサイ:アジサイ科

これも、夏の花




サラシナショウマ:キンポウゲ科

これも、夏の花



深い谷側に架かる橋を渡って、2つ目の広い舗装路に出た

橋から見下ろすと「垂松瀑」の滝が見下ろせた
あまりにも深い谷なので、滝は小さく感じた

三森山は右折

日向は暑いので日陰を選んで歩く

「元気なうちに車道を歩いた方がいい」という
同行者(このルート経験者)の説はアタリ!




ツクバネ:ビャクダン科

緑色の実と、茶色の実が同居していた




ここをクリックすると地図が大きく見えます
やっと岩村ダムに着いた  10:10
ここで初めての休憩  暑いので日陰を探して

歩き始めてから約1時間半




最奥の駐車場

ここからしばらく林道歩き




ナギナタコウジュ(長刀香需):シソ科

さっぱりした香りがするので、
気付け薬として持って行く人も




ヤマシロギク(別名イナカギク)かな?:キク科





ここから右折する  10:25

石のごろごろした山道になる




登山口

薄暗くて、ひんやり

ヒメコマツ(姫小松):マツ科



初めて聞いた名前

左  この名札がついている木は大きすぎて、どんな様子なのか分からなかった

稜線を歩いていたら、背の低いマツのような葉っぱを持つ木があった  右の画像

色は黄緑色っぽく、触っても痛くなかった

マツの葉をちぎって数を調べると、4本あった

同行者がそれぞれに取って調べると、5本・6本とあり、普通の2本ではなかった

どうもこれが「ヒメコマツ」らしいと分かった

・・・・・・
家に帰ってから調べると、五葉松の変種』・・・とあった

『マツの木には二葉松と五葉松があり、アカマツやクロマツは二葉ですが、
ヒメコマツ(ひめこまつ 姫小松)は五葉松です。

ヒメコという名前のとおりアカマツやクロマツよりもマツ科の木の中ではやさしい香りがします。』・・・だって

この葉っぱからエッセンシャルオイルができるらしい




   
 左  鳥居をくぐると、三森神社へ

右  右折すると、水晶山方面へ行ける




 
 三森神社

この左後ろに展望台があった  ↓


  
 展望台から阿木ダム方面を望む  11:20〜11:45  昼食休憩


 
 展望台から屏風山方面を望む




 
 イワカガミが群生する尾根道から、大船山の風車群を望む




   
合体木



針葉樹のヒメコマツと広葉樹のナラ(コナラ)が絡み合って立っていた

『コナラは高さ約15メートルで樹齢は200年ほど、マツは約30メートルで樹齢は80年程』・・・とのこと

なになに?  コナラのすぐそばにマツが芽を出し、あとから絡みついた??




   
 三森山山頂  12:25

ここから急なアップダウンが繰り返される




 黄葉がきれいだったのは、ここ1ヶ所だけ

シラキ:トウダイグサ科らしい

下から見上げて、太陽を背にすると、まばゆいほどの美しさ

上から見下ろすと平凡なただの葉っぱ




   
「図根三角点」

よく見かける三角点とは違うらしい

説明は専門的過ぎて難しい・・・

「恵那市観光協会」が発行している山歩きマップには
「図根三角点」が2つ書いてある




 尾根の右からも左からも、きれいな舗装道路が見下ろせた

が、1/25000地形図には無し

新しい道路が地図に反映されるのは、数年後らしい

鈴ケ根展望所で休憩後、すぐ、舗装道路に降りた




   
 舗装道路を横切って登山道へ




 岩村ダム分岐



   
同じ場所にあった四等三角点のしるし




   
 水晶山  14:05〜14:15




 登山口  14:50

ここから岩村駅へ行きたい
が、標識がイマイチ分かりにくかった

通りかかった軽トラックの運転手さんに訪ねると、
「城址まで行ってから降りた方がいい」・・・だった

舗装路の登り道はシンドイ
今日一番かもしれない

おまけに前からも後ろからもどんどん車が来る・・・




   
 山頂にある本丸まで登る気力は失せ、
右に入る小道があったので、そちらへ避難

左手に立派な石垣を見上げながら、
結構な急坂の石畳を降りた

15:38の電車には乗れそうもないと思い、
広場のベンチで休憩




 登城口  15:25

次の電車の時刻が分からないので落ち着かない
(コースタイムの計算ミスで、短く設定してあったため
こんなに遅くなるとは思わず、調べなかった・・・)

「観光案内所で聞いたら」という名案が出て
元は銀行だったという案内所へ入った

次の電車は16:45

あ〜あ、一時間以上もある

今から、またあの石畳を登る気にはならない

缶ビールを売るお店があるか尋ねると
「駅へ行く途中酒屋さんがある」とのこと

町なかを歩いて、酒屋さんへ

「一口でいい」人ばかりなので、
一本を三人で分けてしばし休憩

駅の待合室でおしゃべりしながら電車を待つ

一両のみの電車に、ほぼ満席の乗客

ちょうど日没の時刻となり、
真っ赤な太陽を見ながら電車に揺られていた

明日もいい天気・・・

恵那で30分以上待って乗り換え、多治見に18:15着

・・・・・

大きな満月を見ながら帰宅




   2006/6/25 水晶山〜三森山の様子はこちら

 


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