春の花を探して 伊吹山へ 〜4月の伊吹はアマナの山〜 |
スハマソウ アマナ |
●場 所 | 滋賀県米原市 |
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●標高 | 1377m |
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●山行日 | 2016年4月9日(土) |
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●コース | 伊吹山登山口バス停・・・2合目・・・林道を歩いて3合目へ・・・4合目…林道を歩いて5合目へ…8合目・・・伊吹山・・・5合目・・・伊吹山登山口バス停 |
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●多治見から 登山口まで |
JR多治見駅ーJR名古屋駅ーJR近江長岡駅=バスで伊吹山登山口バス停へ・・・登山口 ※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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●参加者 | 丹羽 |
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●コースタイム | JR多治見駅 JR名古屋駅 JR近江長岡駅 登山口バス停 1合目 2合目 3合目 8合目 昼食 山頂 5合目 3合目 1合目 登山口バス停 |
6:15発 6:56〜7:02 8:00〜8:07 8:23着 9:00〜9:05 9:25 10:35〜10:45 11:55〜12:00 12:20〜12:30 12:45 13:40〜13:45 14:05 14:50 15:10〜16:05 |
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周辺地図はこちら |
伊吹山登山口バス停〜1合目 |
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伊吹山登山口 近江長岡駅始発のバスが8:07 登山者が10名ほど乗車 |
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タチツボスミレ:スミレ科 まず、スミレが目に入った 雌しべの柱頭と托葉を確認してタチツボスミレとした |
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オオタチツボスミレ:スミレ科 1・2 背丈も葉もぐんと大きいスミレがあった 背丈15cm程 葉4〜5cm 「オオ」が付く大型の「オオタチツボスミレ」ではないかと思った 3 『距が白いのも見分けるときのポイントのひとつ』・・・とか 確かに白い |
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セントウソウ:セリ科 薄暗い樹林の中、白い小さな花をつけていた |
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ヤマネコノメソウ:ユキノシタ科 2 左は、花 黄色いものが6個ある(雄しべらしい (4個のものもある) その右隣と下にある長細いゼリーのようなものが未熟な種・・・だって 3にもある 白いものがつんと出ているのは、雌しべの柱頭の名残りらしい 3 種が熟すと、茶色の粒々になってくる |
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ムラサキケマン:ケシ科 まだ背丈は10cm程 |
ウマノアシガタ:キンポウゲ科 背丈は5cm程 咲いたばかり |
1合目に着いた 出発が遅いので人影はまばら おかげで静かに山歩きができる |
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1合目〜3合目 |
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スズシロソウ:アブラナ科 真っ白な花をつけていた 1合目〜2合目間は、ひたすら斜面を登るだけ |
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2合目から林道に入る 誰も居ない静かな道 舗装はされ、カーブミラーもあるしっかりした林道だが、普通車は入れないらしい 営業車がお客を乗せて追い越し、すぐまた下っていった |
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キランソウ:シソ科 上唇(じょうしん)が短いのでキランソウ (タチキランソウは上唇が長い) |
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タチツボスミレ:スミレ科 たくさん咲いていた |
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コクサギ:シソ科 艶々した緑色の葉っぱが出始めていた 枝に触ると、爽やかな特有の匂いがしてくる(臭くはない) 葉っぱはまだ出そろっていないし、広がっていないのに、花はたくさん咲いていた 『雌雄異株』 これはどちらだろう?? 黄色い雄しべの葯が見えるので、雄花・雄木 |
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ニワトコ:スイカズラ科 右 花の拡大 『花びらは5裂して反り返る 雄しべは5本、雌しべは1本』・・・だって スプーン状に出ている部分がきっと雄しべだね 中央のえんじ色が雌しべだろう 枝に触ったら、ぱらぱらっと花がたくさん落ちてきた |
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スハマソウ:キンポウゲ科-1 林道の左右を注意深く見ながら歩いていくと・・・白い花が見えてきた! ニリンソウ?と思って近づくと、葉っぱの先が3つに分かれ、先端が鋭くないので、スハマソウだと分かった 『花茎には3枚の茎葉が輪生しており、花序の直下にあるので萼に見える 萼は花弁状になって、6枚から10枚 花弁はない』・・・と |
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スハマソウ:キンポウゲ科-2 花の中を覗いてみた 雄しべ(周りにあるスプーン状の白い部分)がたくさんある 1・2・3 雄しべがピンとしているのは、まだ咲いたばかりかな? 4・5 ひょろひょろしている雄しべは、咲いてから数日たっているのだろうか 雌しべは、中央にある緑色の部分・・・雌しべがたくさん集まっているそうな |
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シハイスミレの仲間:スミレ科 葉っぱが、タチツボスミレのように丸っこくなく長め 葉裏がやや紫がかっている 雌しべの柱頭が、タチツボスミレのような棒状ではない ↓ ↓ ↓ シハイスミレの仲間・・・にした |
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ヒトリシズカ:センリョウ科 この白い花には、『花びらも萼もなく、雌しべ1個と子房の横腹に雄しべ3本がつく』…という変わった仕組み 1 花の上部は、雄しべがなくなり、雌しべの子房があらわれている・・・上から下へと咲き進むようである 2 1の拡大 雌しべの子房の横に3本の雄しべが付いているのが分かる この子房が実になっていく |
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大きな陸貝が転がっていた 直径5cm程 |
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ミヤマキケマン:ケシ科 |
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シロモジと思う:クスノキ科 見慣れた花 雄しべが目立つので、雌雄異株のうちの雄花・雄木 |
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クスノキ科 シロモジと似ているが、ちょっと違うような・・・ アブラチャンとかダンコウバイとか、考えてみたが、花だけでは判別できない まだ、葉芽もかたくて調べられない・・・ |
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ヤマルリソウ:ムラサキ科 1株だけ咲いていた |
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ミヤマカタバミ:カタバミ科 暗い樹林の下で、花は閉じたまま |
旧高原ホテルが見えた |
2015/4/18撮影 霊仙山 比較のため借りてきた |
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ホソバアマナ:ユリ科-1 3合目に近づくと、急にアマナ・アマナ・アマナ・・・・ でも、みな葉が狭いホソバアマナ (ヒロハアマナのように葉が広くなく、葉の真ん中に白い筋が無い) 最下段の画像は、霊仙山で撮影 ヒロハアマナばかりだった |
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ホソバアマナ:ユリ科-2 左 咲いたばかり 日が照っていたので、皆、ぱっと開いていた 右 花粉でいっぱい 花びらも花粉がついているので、曇り・雨・夜は花びらを閉じているよう |
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3合目に着いた 伊吹山山頂を望む この辺りの草むらの中、枯草色に埋没しているようだが、あっちにもこっちにも白色のアマナがど〜っさり |
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3合目〜山頂 |
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シハイスミレの仲間:スミレ科 葉が長め 葉裏が紫がかっている 雌しべの柱頭が棒状ではない ↓ ↓ ↓ シハイスミレの仲間・・・にした ・・・・・ 3合目から急に人が多くなった 前にも後ろにも人・人・人・・・ 静けさを求めて、4合目手前から林道に入ることにした |
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ホソバアマナ:ユリ科 こちらの道も、アマナ・アマナ・アマナ・・・・ アマナしかないの〜 |
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5合目から山頂を望む |
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ミツバツチグリ:バラ科 黄色の蛍光色!! |
シハイスミレ:スミレ科 色がとても濃い |
ホソバアマナ:ユリ科 まだまだアマナは続く アマナだらけ〜 6合目あたりまで、ホソバアマナがあった その上には、見当たらなかった 幼児連れの登山者が多くなった 元気な子は大人と同じ速さで歩く だが、速足になったり、急に止まったりでテンポが崩れる |
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7合目あたりから下界を見下ろす ぼ〜んやりとして琵琶湖も定かではない |
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下山する人・登る人で、どんどん人が多くなり、狭い登山道が混雑しはじめた |
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混雑を避けて、昼食休憩は、山頂を展望できる小高い場所にする |
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ヤマネコノメソウ:ユキノシタ科 山頂付近は、花には早く、ヤマネコノメソウが1〜2株と・・・ |
ホソバアマナ:ユリ科 ホソバアマナが1〜2株のみ 結局、山頂遊歩道は諦めて下山する |
鹿除けネットと扉は外されて、地面に置いてあった |
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左 山頂のお店は皆休業中 右 山頂標識は順番を待ってパチリ |
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山頂〜登山口バス停 |
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左手の小高い場所が昼食休憩場所 ここから急な下りになるが、今日は土が乾いているので有難い |
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8合目あたりから3合目を見下ろす |
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シハイスミレの仲間:スミレ科 |
またまた大きな陸貝 これも5cmほどあった |
クスノキ科 シロモジ・クロモジではない アブラチャンかも? |
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ミツバツチグリ:バラ科 走出枝があるので、ミツバツチグリ |
3合目 この林道を歩いてきた 帰りは登山道で |
ヤマエンゴサク:ケシ科 ジロボウエンゴサクとは葉の切れ込みが違っている |
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カタクリ:ユリ科 たった1株あっただけ |
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ヒナスミレ?:スミレ科 葉がちょっと長め 雌しべの柱頭が棒状ではない 側弁に毛がある! ヒナスミレかな?? |
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ヤブサンザシ:スグリ科 『雌雄異株』 2・3・4・・5 花びらのように見えるものは「萼」なんだって 本当の花びらは、『萼の間にある小さなへら状のもの』・・・と 5の画像を見ると、大きい萼と萼の間に、小さいものが見えるが、これが花びら?? |
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アケビ:アケビ科 木に絡まった蔓に、びっしりと雄花・雌花が付いていた |
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スハマソウ:キンポウゲ科 葉の先が尖っていないので、これもスハマソウ こんな所にも咲いていたんだ!! 樹林の中にあるせいか、ひょろひょろしていた |
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カキドオシ:シソ科 皆咲き始めたばかりで、背丈10cm未満 3合目〜2合目に群生していた 上唇の辺りから白い人型のような白いものが覗いている これはなんだろうと思っていたが、雌しべらしい 『雌しべの花柱は、花筒の底から長く伸び、柱頭部は上下に2裂します』・・・だって |
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シャク:セリ科 やや水っぽい所に生えていた |
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今日も、パラグライダー教室が開かれていた ・・・・・・ 伊吹山登山口発車時刻の14:30には遅く、16:05には早すぎる時刻についてしまったので(15:10) 缶ビールを飲みながら、行動食を食べながらのんびり待っていた 昨年、バスに間に合わせようと必死に駆け下った記憶があるので、余裕を持って歩いてきた結果 |