御在所岳〜国見岳周回 ヤシオ尾根



イワカガミ

シロヤシオ
●場 所 三重県三重郡菰野町
●標高 国見岳:1170m
●山行日 2016年5月8日(日)
●コース 三交湯の山温泉バス停・・・中道登山口・・・山上公園・・・国見峠…国見岳…ヤシオ尾根・・・藤内小屋・・・裏道・・・裏道登山口…三交湯の山温泉バス停
●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR名古屋駅ー近鉄四日市駅ー近鉄湯の山温泉駅=三交湯の山温泉バス停・・・中道登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽、中山
●コースタイム JR多治見駅
JR名古屋駅
近鉄四日市駅
近鉄湯の山温泉駅
湯の山温泉バス停
中道登山口

山上公園
国見峠
国見岳
腰越峠分岐

藤内小屋
日向小屋

裏道登山口
湯の山温泉バス停
5:45発
6:26〜6:31
7:05〜7:13
7:42〜8:07
8:20着発
8:55〜9:05
11:35〜11:55
12:25
12:50〜13:00
13:50
15:15〜15:25
15:50
16:30
16:45〜17:15
周辺地図はこちら      


クマシデかな?:カバノキ科
2週間前にもたくさんぶら下がっていた

長石谷登山口から、10分ほど先にある分岐

左の分岐から階段を上ったところにある分岐

スカイラインの下をくぐってアルミの階段を上がる

 中道・一の谷新道の登山口がある

ハルリンドウ:リンドウ科
中腹から稜線まで、たくさん咲いていた

イワカガミ:イワウメ科
稜線では、まだつぼみもなし

トウゴクミツバツツジかな?:ツツジ科
紫色の濃いツツジ  雄しべは10本(9本の花もあった)
多治見の近辺にある「コバノミツバツツジ」とは、違うように感じたので
雌しべの根元を拡大してみたら、毛があった
トウゴクミツバツツジだろうか?

ウスギヨウラク:ツツジ科
「ウスギ(薄黄)」と名前が付くが、
南木曽岳では真っ白だった
ここでは、かなり赤っぽい

 山上公園についた
ファミリー・山のグループなどで賑わっていた

ここから国見峠へ下る
このすぐ下で、ばったり、山岳会の仲間三人に出会った
「前尾根」を登ってきた・・・と

 アカヤシオがまだ残っていた
遠目ではきれいに見えても
近づいてよくよく見ると、みな萎びていた

国見岳方面

 
国見峠
殆どの人は御在所岳から裏道へ下山
または、朝気渓谷から国見岳へ・・・という人が多い

 遠くから見たとき、茶色の山肌が出ていたザレ場
左からぐるっと回りこむと歩きやすい

   
 御在所岳を振り返る

オオカメノキ:レンプクソウ科
花(中央の小さな粒々)が、咲いていた

国見岳山頂


国見岳山頂の大岩に乗って、釈迦ケ岳方面を望む
今日は、ここからシロヤシオの白いかたまりが、山の斜面を埋めている光景を期待してきたが
1週間〜10日ほど早かったようで、稜線はつぼみばかり
2週間前に鎌ケ岳へ登ったときは、今にも咲きそうなつぼみだったのに、
ここ御在所岳ではなぜつぼみが固い??
しかし、そのつぼみの量が半端ではない!
右も左もシロヤシオのつぼみだらけ

  フモトスミレ:スミレ科
白花のフモトスミレは多いが
ピンク色は少ない


  シロヤシオ:ツツジ科
反対側の朝明渓谷から登ってきた登山者に
「シロヤシオは咲いていましたか?」と尋ねると
い〜ぱい咲いていた・・・と
「わ〜い、嬉しいな  期待できる〜」と喜んだが
行けども行けども、つぼみばかり
いったいどこから咲き始めるの〜と、文句も言いたくなる

 国見岳を振り返る
周りはシロヤシオの木ばかり

   
 県境稜線を離れ、腰越峠方面へ右折
まだ、シロヤシオはつぼみ

  ブナ清水分岐を過ぎても、まだまだつぼみばかり

アカヤシオ:ツツジ科
たま〜に、アカヤシオの花が残っている

 トウゴクミツバツツジにしたツツジ:ツツジ科
こちらの赤紫色は、緑色の新緑の中で
パッと目を惹く
アカヤシオの花がとろんとしてうつむいているのに比べ
こちらはシャキッと立って、遜色なし

稜線右手に、国見岳と御在所岳を望む
でも、まだつぼみばかり

シロヤシオ:ツツジ科
やっと、花が咲き始めたのは、
藤内小屋分岐近く


 
 ここから右折して藤内小屋へ
直進すると腰越峠・ハライドへ
地形図では、腰越峠〜ハライド間の登山道は
ぷっつりなくなっているが
朝明から来た登山者に尋ねると
「谷道は通れないが、尾根道はOK  ハライドから来た」
・・・と


ここをクリックすると大きく見えます
シロヤシオ:ツツジ科
腰越峠・ハライドへの稜線から、降り始めると、やっとシロヤシオの花が咲く高さになったようで
登山道の周りでも、たくさんの花をつけた株が現れた

  
ここをクリックすると大きく見えます
  左  藤内小屋が見下ろせる場所   きらら峰が高くなってしまった
右  藤内小屋

    
 イワカガミ:イワウメ科
稜線近くでは、まったく花が咲いていなかったのに、ここまで下ってくるとあちこちで咲き始めた

 
シャクナゲの仲間:ツツジ科
遠すぎて、アズマシャクナゲかホンシャクナゲかが分からない
『関西ではホンシャクナゲ、関東ではアズマシャクナゲが一般的
ホンシャクナゲは花びらが7枚、アズマシャクナゲは5枚』・・・と

   
 腰越峠分岐
ここからも朝明へ行ける

 旧三嶽寺跡
立派な石段はまだ残っていた

ここから沢を渡って藤内小屋へ
長石谷登山口の渡渉に比べ楽々

 これがその楽々渡渉できた沢
水量が少なく、頭の平らな岩があるので、歩きやすい

    
 ずっと以前は、この岳不動から国見岳へ登っていた
今は、地形図にその登山道はなくなっている

 この橋を渡ると裏道に合流して藤内小屋へ


   
 藤内小屋  いつ来ても登山者でにぎわっている


 橋を渡る途中で、上流をパチリ
昔の沢の様相と違っている・・・

   
 「七の渡し」
以前より、長い橋になった

 「七の渡し」を渡ると、
『透過性堰堤』と、その隙間から日向小屋が見える

   
 沢は澄んで、透明度が高い

 『透過性堰堤』をくぐる
鉄パイプの足元は腐食?したように色が変わっていた
(鋼製だって)
大きな岩が鉄パイプの足に引っかかって、
そこへ二番目・三番目の岩が引っかかって・・・となると
特定の鉄パイプの負担が大きくならないのだろうか?

   
ここから裏道へ降りるのだが、
下りは冷や冷やの連続
岩が丸い・水がたまっていて滑りそう・
左は落ちれば沢までまっしぐら・・・

 新しい橋

  
  ここが登山口だと思っていたが、1合目らしい
では、どこが登山口になる??

タツナミソウの仲間:シソ科
民家の石垣にびっしり

・・・・・・・
名古屋行き高速バス発車まで30分ある
缶ビールを半分こしながら、待つことにした

   
   
調べ中 → タブノキ:クスノキ科
缶ビールの缶を返そうと思ってお店へ行く途中、橋のそばで変わった花を見つけた
咲き始めたばかりらしく、初々しい
同行者にも見てもらったが、何の花だろう
・・・と、相談していると、バスが来て乗車  混雑もなく約1時間で名古屋到着

・・・・・・・・・・・・・・
家へ帰ってから、「新葉の柄が赤い木 花は黄緑色の円錐花序」で検索したら、「タブノキ」がヒットした

同行者にも聞いてみたが、どうやら「タブノキ」でいいらしい
丸い実ができ、秋になると黒く熟すらしい
『葉や樹皮には粘性がある。
例えば葉柄を切り取ってもう一度ひっつけてゆっくりと離すと、粘液の糸を引く。
このような粘着性を利用し、線香の粘結剤として利用されたという』・・・だって


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