晴れ・雨・アラレ・晴れの 大日ケ岳
       
〜鎌ケ峰から引き返し〜 



鎌ケ峰
ここから引き返し


登山口近くの見事な黄葉

●場 所 岐阜県郡上市
●標高 大日ケ岳:1709m 鎌ケ峰1666m
●山行日 2019年11月11日(火)
●多治見から
  登山口まで
多治見=可児・御嵩IC=白鳥IC=満天の湯(P)…登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 今川、白木、丹羽、鈴木邦
●コースタイム 多治見
可児・御嵩IC
瓢ケ岳PA 朝食
白鳥IC
満天の湯(P)
ゴンドラリフト頂上駅
水後山(すいごやま)
鎌ケ峰
水後山
ゴンドラリフト頂上駅
満天の湯(P)

5:00発
5:50
6:25〜6:57
7:16
7:58〜8:20
9:30
10:15(雨具の上着用)
10:55(引き返し)
11:41
12:20〜12:50
14:04着
   周辺地図はこちら  
   
*コース地図 駐車場〜水後山 水後山〜鎌ケ峰  


 雨の予報はあったが、出発時は星が出ていた
東海北陸道を走っている頃は、まだ青空があった
所が、ウィングヒルズ白鳥リゾート(スキー場)に着く頃にはガスが出てきた

リフトが動いているという情報があったので
それを利用して、雨の降り出す前にできるだけ距離を稼ぎたかった
が、スキー場の駐車場からリーダーが電話をかけたところ
動いているのは、お目当ての右側のゴンドラではなく
人工雪のある左側の「クワッド
リフト」だけと分かった

それを利用したあと、
登山道へ行けないものかとも尋ねて貰ったが、
乗れるのは「スキーを持っている人に限る」・・・との返事だった

やむなく、「満天の湯(P)」まで戻り、歩くことにした

ゴンドラなら8分で山頂駅へ
歩けば、1時間10分ほどかかる・・・

 
 「満天の湯(P)」に着いた 7:58
眼前に、スキー場のゲレンデが見えた
人工雪のあるゲレンデはずっと左(そこだけ利用できるらしい)

 
私たちが目指すのは、
右の方はるか上、ガスの中にぼんやり見えている頂上駅 ↓


 
 満天の湯(P) 
『ゲレンデすぐ隣、日帰り立寄り入浴OKの天然温泉露天風呂!!』が、ウリ
大人700円なら、まあまあ
『個室露天風呂(50分で2700円)』もあった
4名で使用するなら気兼ねなくて良さそう…とは思ったが、
思っただけで利用せず
トイレはきれいな温水シャワートイレ
今の時期、駐車料金は無料だった

 
 出発 8:20
すぐ、ゲレンデの登りになった

草刈りも終わり、雪が降るのを待つだけの状態

 
 後ろを振り返ると、向こうの山が見えた
スキー場にしては、傾斜がない
段々畑のように見える

『白鳥高原リゾート メンバー制のゴルフ場』らしい
道理で、平らな段々畑だったんだ

 
 ゲレンデの登りは、しんどい
 
 後ろを振り返って、
徐々に高度が上がっていくのは楽しみ
 
 こんなに高くなった!

スタート地点950mから、ゴンドラ頂上駅1350mほどの約400mを
ほぼ直登するのだからしんどいはず
 
 登っても登っても山頂駅は見えない・・・
 
 いったん下る
 
 左手に、カラマツ林
陽が照っていれば、眩しい黄葉になるのに、
ガスが出ているので、渋い黄金色
 
 やっと、頂上駅に着いた 9:30
先行の二人は、待つ間寒かっただろう・・・
お待たせ〜
そんな風当たりのいい場所で休憩していては、体が冷えてしまうよ〜
写真を撮りながらの1時間10分の登りだった

   
 ここから登山道になる

「前谷大日国有林」の立て札 
   
 両側にブナの木が現れた
NHKで、ブナの実を採るため、木に登るクマの放映があったと聞いた
ブナの木を両手で抱くように登っていくので、
幹に爪痕が残る・・・とのこと

ふ〜ん、この「↑」のことだろうか? (右)
以後、気を付けて左右を見ながら歩いたが、他には見つけられなかった

   
 ガスがだんだん濃くなってきた

ツルアリドオシ:アカネ科
足元に赤い実

 
 ますますガスは濃くなっていく
先行の足早の2人の姿は、見えず

 
水後山(すいごやま)で追いついた
お待たせ〜 寒かったでしょう〜
待っている時は、風の来ない場所を探して座っているといいよ〜
三角点 1558.6m ↓

ここで急に雨が強くなってきたので、
全員、雨具の上を着ることにした ザックカバーも付けた

頂上駅から40分

 
 一瞬、さあ〜っとガスが流れて山が見えた
きれ〜い! パチリ
他の3人がスマホを操作しているうちに、
ガスは濃くなり山が隠れてしまった・・・

 
 水後山からは、右側は切り立った崖の上の道(らしい)
ガスが濃くて何にも見えず

 
 ますますガスは濃くなり、風も強くなってきた

 
 鎌ケ峰で4人揃ったが、さて、これからどうするか・・・ 10:55
リーダーとサブリーダーが相談しようとすると、
ぱらぱらっとアラレが降ってきた! 風も強い!
風をよける場所もない山頂

ここから大日岳まで1時間10分はかかる
引き返すことに決まり、即下山

 
 今度は。左側から風が吹き付ける
濡れた岩の上は滑るので、気を付けて足を出さなければならない
途中、風を避ける場所もなかったが、雨具のズボンを穿くことになった

雨の中、立ったままでズボンを穿くのは無理
座りたいが、泥だらけの登山道には座りたくない
ビニール袋をお尻の下に敷き、もう1枚のビニール袋に靴を入れ
ズボンの中を通らせ、地面に足を突かないようにもう片方を通らせる

これをうまくしないとズボンは泥だらけになってしまうので
コツがいる

岩にもたれてズボンを穿いた・・・と、後で聞いたが
なるほど〜 そういう手もあるね!

おなかが空いたが、こんな吹きっさらしの所で
行動食を食べる気にははならない
歩きながらでも食べれそうなものを食べることにし
キャンディーを2つまとめて口に入れた
小さなキャンディーでも、カロリーはある
少しはおなかの足しになるだろう・・・

手袋はすでにずぶぬれ
2枚重ねるだけでも少しは暖かくなるから・・・と勧めたが
それをさっと取り出せればいいのだが
探したり出したりに時間がかかるので我慢して歩いているメンバーもいた

・・・・・・・・・・・・・・・・・
とにかく樹林の中へ早く入って〜と声を掛けた
樹林の中へ入れば、風当たりも少しは和らぐ

カメラは、雨具の中・懐に入れておいたが
すでにレンズは雨で曇り始めた

水後山 通過だけは記録のため撮ったが 11:41
以後、雨が止むまで出番なし

 樹林帯に入った頃から
雨が小止みになり、
フードを外せるようになった 11:55

先行の二人が待っている場所に着いた 12:04
おなかの空いているメンバーのために
ここで行動食を食べようかと思ったが
スマホの情報では
すぐゴンドラ頂上駅になるので
そこまで我慢することになった


 
   
 雨も止んで少し落ち着いた
風もなくなった

 ツルリンドウ:リンドウ科
この赤い実の写真を撮る余裕も出てきた

  
 12:20 頂上駅に着いた
雨風を少しでも避ける場所を探して昼食休憩

 
 ガスとゲレンデ
 
 あっ、少し青空が覗いた! 12:43
 
遠くの山も見えるようになった〜 12:45
リフト降り場も見える ↓


 
 さあ、ゲレンデを降りよう 12:53
前方の山も見えるようになった
 
 右側に雲のたまり場がある〜 
 
 降りるにつれ、陽が射してきた 12:59
暖か〜い〜
 
 前方の山がだんだん高くなる
   
サルマメ:ユリ科
小さな赤い実が足元に点々となっていた

 
 暖かくて、このまま降りてしまうのが勿体ない・・・

もう一度登ろうか・・・とか、
鎌ケ峰の頂上で、4人がかたまって身を寄せあって
1時間我慢していたら雨も止み、頂上へ行けたかもね・・・など
冗談も出るようになった(あんな寒い所で無理だよね!)

 
 青空も出てきた 13:11
空から小さいモノがパラパラパラパラっと降ってきた
雪? カラマツの葉っぱ?
カラマツの木の高さより上から降ってきたように見えたので
雪にしておこう〜


ここをクリックすると大きく見えます
 登山口すぐそばに、見事な黄葉!
陽に輝いて眩しい〜  きれ〜い!

 
 満天の湯(P)に到着 14:40


ここをクリックすると大きく見えます
 最後の見納め
こんなにカラマツがきれいだったとは!



  帰り道・あんまりきれいなので 車から降りてパチリ 

ここをクリックすると大きく見えます
 カエデの仲間
同じ木でも、赤と黄色の葉っぱがあり、
1枚の葉っぱでも、赤と黄色の塗り分けがあった


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 山の斜面のきれいなこと!
こんな景色が見たくて、尾根道コースを選んだのに
・・・とリーダーは残念がっていた


ここをクリックすると大きく見えます
 青空・紅葉・黄葉・薄いベールのような雲
頂上へは行けなかったが、
こんな素敵な景色に出会えて良かった!



    私の記念の一枚 〈鈴木さんより〉 
 
凜と立つ



     私の記念の一枚 〈白木さんより〉 
 
水墨画のような山並み

 
 広〜い山道?
雪を待つゲレンデです

 
晴れてきたよ〜  暖ったか〜



    私の記念の一枚 〈今川さんより〉 
  
予定していたリフトに乗れず、ゲレンデを登る
これが意外とキツかった!

 
 せっかくの尾根コースが真っ白しろだ

 
 更に登ると雨が…
でもカッパに雨があたる音が好きです

 鎌ヶ峰では「あられ」が降ってきた
ここで、下山を決めた 残念!

 
 下山するにつれ、お天気回復
頂上へ行けなかったが、お日さまに映える紅葉を満喫した



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