イワウチワ満開!の前山(山頂は行かず・・・)



イワウチワ

●場 所 中津川市
●標高 前山 1351.0m (1200m地点で引き返し)
●山行日 2021年4月26日(月)
●コース 「松田の溜池」近くの登山口・・・イワウチワ群生地・・・1200m地点(下山開始)・・・登山口
●多治見から
  登山口まで
多治見=R19=中津川市「松田」の信号を右折=「松田の溜池」を目指す=畑が終わる所に登山届ポストあり(駐車)・・・左の林道を歩いて登山口へ
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽、白木
●コースタイム 多治見
駐車スペース
登山口
赤い鳥居
大岩
引き返し地点(1200m)
赤い鳥居
登山口

駐車スペース
7:30発
8:45〜9:00頃
9:25
10:48
11:00頃
11:30
12:06
13:07
13:22着
周辺地図はこちら コース図はこちら   
  


 「松田の溜池」をナビに入れてもらって
林道が二手に分かれている所まで迷うことなく来れた
ここまでは、一応簡易舗装路

 
 新しい立派な登山届ポスト
二手に分かれている林道の、左へ進む

 
 林道は凸凹が大きく
車体が低い車は進まない方が無難

途中で1台、
この登山口前の広場に1台停まっていた

ここから笹原の中の道へ入る

   
ぐんぐん登って、稜線に出たところで
トップを替わった
この辺りは、たらたらで
歩きやすかったが・・・

だんだんと細くなり急登になってきた
道も荒れ、
ごっそり土が抜けている所もあった
イワカガミ:イワウメ科
ヤセ尾根になってくると
緊張が高まってくる
ホッとできるのは、花がある時だけ
イワカガミはまだつぼみ

 ここも登山道が崩れたらしく
迂回路ができていた

この鳥居や説明板(徳ノ城址) 10:48
以前に来た時はなかった・・・

登り始めて、そう遠くない所に
イワウチワの群生場所がある
「大岩」があった記憶だが
登れども登れども岩なんて見えない

山が違ったのか!とさえ、思った程

初めて登ったのは、1997年10月
この時、
イワウチワの群生があることを知って、
以後、花の時期に訪れていたが
この赤い鳥居はなかった

 枝打ちなど、
木の手入れはされているが
道は良くなっていない・・・

   
 イワウチワ:イワウメ科-1
赤い鳥居がすぎると、
チラホラ花が現れてきた
 イワウチワ:イワウメ科-2
そのうち、登山道の右も左も!
斜面の下の方まで
イワウチワの花!花!花!
でも、向こう側を見ている花が多い
こちらを向いている花を探しながら歩いた
   
 
 
 
 イワウチワ:イワウメ科-3
凄い!凄い!
今がちょうど見ごろ つぼみが無い・・・
だが、花が食べられたような跡があったのは
不思議・・・
プッツンとちぎったか、噛み切ったかのように
花だけが無くなっていた
 
 イワウチワ:イワウメ科-4
左 上を向いている花は珍しい
よく見ると、花が萎れていた
花の色が濃い!と喜んで近づくと
これまた花が萎れ始めていた

終わりに近づいた現象かも・・・?

右 首吊り状態の花
こうなると花の最後
あとは落ちるのみ・・・

 ウスギヨウラク:ツツジ科
イワウチワ
以外の花は少ない

 
11:30頃になると、
そろそろ下りのことが心配になってきた

こんなに急で、こんなヤセ尾根で
1歩間違えば、まっ逆さまに落ちていくような
神経がピリピリする登りである

イワウチワはもう十分以上に見た!
今日の目的は果たした!
登るにつれ、背が低く、花数も減ってきた

下りのことが心配になってきたので
山頂へは行かずに、ここから下山しようと
ふたりの意見がすぐまとまった

お互いに膝痛持ちの身

右に白い
タムシバ(多分)の花
左に、ピンクの
アカヤシオ

狭くて急な場所なので、休むこともできず
慎重に慎重に下り始めた

 
たらたらの場所があるとほっとする

平らなスペースで
やっと小休憩ができた

 赤い鳥居の所に来た
下り始めて35分後

とにかく、滑らないよう、転ばないよう
落っこちないよう、
遅くなってもいいので、慎重に・・・と
歩いた

登山口 13:07着
引き返しから、約1時間35分後
 
 
スルガテンナンショウ:サトイモ科テンナンショウ属
林道脇の林の中に
立っていた

藤原岳は、
ウラシマソウばかりだったが
ここでは、この緑と白のタイプ

駐車スペースに着いた 13:22
無事に下山できてほっとした

腰を下ろして休めるような場所もなく
ゼリー飲料を1個おなかに入れただけで
歩いてしまった
・・・・・・・・・・・・・・
行動時間 約4時間20分
距離 約8.7km
歩数 約1万4000歩

今まで5回、この山に登っているが、
こんなにピリピリ状態で歩いたことはない
体力と脚力と気力の衰えが原因かと
落ち込んだ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

行きに、同行者が眼鏡を落とした
ふたりで駐車スペースまで引き返して探したが無かった
その眼鏡が、
林道の右と左を分担して探しながら歩いていたら
見つかった!

これで落ち込んでいた気分が少し上向いた


   私の記念の1枚 〈白木さんより〉

  
登山口からずっと林の中を登って行く
陰が続き、吹く風も爽やか

   
 イワウチワ?イワカガミ?
期待に胸が膨らむ

 あっちにもこっちにも…
イワウチワの群生が続く
予想以上!
もうお腹いっぱいです

 
 垣間見えるのはアルプスか?
残念ながら展望は…なし



 *今までの記録を調べてみた
    1回目 1997/10/2 「大岩からイワウチワの大群生。」
    2回目 1999/4/25 「イワウチワを期待してきたのだが1〜2週間早かった
    3回目 2000/4/29 「会山行・合宿前のボッカ訓練・花の観察をかねて合宿の装備を持って登る
               装備が重いので50分は歩けない頂上ではガスの扱い方の練習も行う
               クロモジ・タムシバ・ゴヨウオウレン・ウスギヨウラク・ミツバツツジなど
    4回目 2001/4/28 「ゲートができていて登山口まで入れなくなっていた
               第1の大岩から右も左もイワウチワでいっぱい
               そのあともず〜〜〜〜っと、イワウチワがいっぱい
               そのほか、タムシバ・アカヤシオ・ミツバオウレンも
    5回目 2004/5/7  「アカヤシオは見頃、イワカガミは咲き始め
               イワウチワにはかろうじて間に合った

     
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