植物の会3月例会 三の倉   (多治見市)

 
                              2017年3月18日


                          『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

コハコベ:ナデシコ科

花びらは10枚に見えるが、5枚   深くくびれているので10枚に見える

茎が紫色なら「コハコベ」

茎が緑色なら「ミドリハコベ」

普通、「ハコベ」と呼ばれているものは、別名「ミドリハコベ」のことで、茎は緑色
『雄しべが4〜10個でコハコベの雄しべ1〜7個より多め』だって

この画像のコハコベの雄しべは3〜4個




タチツボスミレ:スミレ科

今年初めて出会った  暖かそうな斜面に咲いていた




 ダンコウバイ(壇香梅):クスノキ科-1

シロモジかと思ったが、落ちていた昨年の葉っぱは、ダンコウバイの葉っぱだったので、ダンコウバイと分かった

アブラチャンとも似ているが、アブラチャンの花には「花柄」があるが、
ダンコウバイの花には「花柄」がない(ボンボンみたいな花が枝に直に付いている)ので見分けやすい

   
   
   
ダンコウバイ(壇香梅):クスノキ科-2   雌雄異株

面白い花の構造である つんつん出ているののが雄しべ

『散形花序を1〜3個付け、花びらは6枚

雄花には、雄しべが外側に6個、内側に3個並んでいる  葯は2室』・・・だって

雌花には、雌しべ1個と葯が退化した仮雄しべが9個

では、これは雄?雌?  どちらだろう??

雌しべらしきものが見えないので、雄花と思われる

雄花序は雌花序よりも大きく、花の数も多い  花自体も雄花のほうが大きい』・・・だって


   
ダンコウバイ(壇香梅):クスノキ科-3

雄花の雄しべは
外側に6個、内側に3個並び、内側の花糸(雄しべの糸状の部分)の両側に黄色の腺体がつく

黄色の腺体・・・を探しててみた → 雄しべの根元の部分に黄色い楕円形のものが、それらしい

「黄色の腺体」は、アオモジにもあった  同じクスノキ科仲間だから




ショウジョウバカマ:ユリ科

株はたくさんあったが、咲いていたのは、ほんの2株だけ

にゅっと突き出ているのが雌しべ

雌しべより短かいのが雄しべ  艶々としたワインレッドが葯


今年はいつまでも寒さが続くので、花の咲くのがが遅く感じられる





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