美濃市駅〜誕生山〜白山神社〜美濃市駅  
                         (美濃市)

 
                              2017年6月17日


                           『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

JR多治見駅6:22発ーJR美濃太田駅6:49着 長良川鉄道に乗り換え6:54発ー美濃市駅で下車7:26着
途中で娘と合流
身支度をして、ここ美濃市駅から歩き始める 7:40発


地形図を片手に、車のあまり来ない道を、長良川に架かる下渡橋を目指す
娘のアイパッドが案内してくれるのは広い道
街中では強い味方
あと何メートルで右折(または)左折とか、あと何分で目的地まで行けるとか、英語で教えてくれる

田んぼの向こうに山並みが見える  中央が誕生山らしいと下山してから分かった


田んぼのあぜ道では、カモ?↓ がのんびり日向ぼこ

首の長いサギの仲間が何羽も何羽も飛んでいた


 
ヒメイワダレソウかな?:クマツヅラ科

田んぼの畔に、ずら〜っとこの花が咲いていた  園芸店でよく見かける花

『東南アジアから南米にかけての亜熱帯に分布  草丈は低く、通常は5cm程度である
繁殖は 株分けでも挿し木でも容易に行うことができる  白い小花を無数につける
花の色は白ないし淡い紅紫色で、つけ根の部分にオレンジ色の斑紋がある  花期は6〜9月』・・・だって

田んぼの畔のグラウンドカバー


ブタナ:キク科  

黄色いブタナがずらり


  長良川が見えてきた  下渡橋も

  
これが下渡橋  8:10   駅からここまで30分


橋の上から川面を見下ろす  青く澄んだ水  川底の石や岩まで見える
大きなコイまで見えた


   
  橋を渡って右折
しばらく進むと左折する林道がある
「誕生山」の標識
「前野ルート 林道1km先登山口」だって


 しばらく行くと二股に分かれた 8:25
左の林道にはチェーン
右の林道には、「進入禁止」の札

左へ行ってみることにした


   
 ニガイチゴ:バラ科

おいしそうな赤い実がた〜くさん
おやつにつまんで食べる


 林道も、しばらくは歩けたが
そのうち草や木が生い茂って通行不可の状態になった

あれま!  引き返すしかない・・・
 
   
  先程の二股まで引き返し、
「進入禁止」の方へ進む

「誕生山」の標識があったのだから、行けるはず


  中電の鉄塔番号の札と一緒に「誕生山」の文字

この林道でよかったんだ・・・と、一安心
   
   
 テイカカズラ:キョウチクトウ科


 
  中電の鉄塔番号の札と一緒に「誕生山」の文字   尾根に出た
ここでやっと、「JAめぐみの」からのコースと合流
9:00〜9:10  駅から1時間20分
涼しい風が吹いてきて、すう〜っと汗がひいた
ここから道は、ぐんと良くなった


   
   
   
イチヤクソウ:ツツジ科

名札とトラロープで保護してあった  下を向いて咲くので、撮影しにくい
にゅっと象の鼻のように曲がって突き出ているのが、雌しべ



ここをクリックすると大きく見えます
 
 展望のいい場所に新しいベンチが作ってあった
9:40
長良川とさっき渡った下渡橋が見えた
歩いてきた田んぼと並木も見える


 鉄のパイプが現れた

急な坂道なので、とても頼りになる
  「関西電力 反射板巡視用」だって


  登り切った所が、7合目 9:50
ここにもベンチがあって一休みできる


  
7合目からの展望
歩いてきた田んぼと並木、長良川と下渡橋が見えた  駅までは見えなかった・・・


カクミノスノキ:ツツジ科

名前の通り、カクカクの実



ここをクリックすると大きく見えます
 東洞ルート分岐  10:00

 「岩割ノ松」の札
松の木が岩を割って生えている・・・という意味だろう
「どれどれ」と見に行くと、
岩の隙間から直径10cm程の松の幹が出ていた
岩の隙間に松の種が入り、どんどん成長したんだ
このまま成長すれば、岩だって割れるかも


 
  またまた出てきた鉄パイプの手すり

  誕生山頂上に着いた〜 10:24
駅から約2時間45分  その割に疲れた〜
大きな反射板とフェンスと、新しいベンチ・机があった
展望のいい場所のベンチで休憩


  
誕生山山頂からの展望

   
 眼下には、下渡橋も見える〜


 展望は抜群!
だが、登りも下りも急坂続きだし、花は少ないしで
あまりお勧めはできないなあ・・・が
終わった後の感想


  
  ゴルフ場(ぎふ美濃GC)も見える〜  帰りはあのゴルフ場の横を通る予定


 
  山頂の奥は、能郷白山の展望
木陰にはベンチと机  足元はふわふわの絨毯のような土


   
  反射板を囲むフェンスには、シャベルとツルハシ
〜頂上を清潔に保つため、
穴を掘って埋め、紙は持ち帰るように〜の注意書きだが、
スコップには、ズバリ「うんこ用」の文字!!


  さて、出発  10:55
急な登りの連続で、天王山まで行く気が失せた・・・
途中の分岐から白山神社へ降りることにした


   
  誕生山からの下りは、急坂が続く
トラロープはあるが、鉄パイプほど頑丈ではないので
あまり頼りにはならない
1歩1歩慎重に下る

途中、分岐があった  11:02
「巻道 東洞ルート下山尾根へ」の文字


  「天王山まで2.6km  誕生山から0.6km
中野JAまで2.3km 奥神洞まで2.2km」の文字
11:20  天王山方面へ進む
   
ツルアリドオシ:アカネ科

数少ない花の一つ  2つずつくっついて咲く


  標識  11:55
高い段差を「よいしょっ」と登ったとたん
ゴツ〜ンと頭を木にぶつけたり、
赤ペンキを見落として「水場」方面へ進み
「おかしい、登山道じゃない」と思って引き返すミスもした


  誕生山から、急坂を下って下って鞍部に出て、
今度は登って登って着いたのが、ここ「白山」
463m  12:00
   
 12:07 白山神社への分岐  「大矢田」の標識もあった
ちょうど、木が伐りはらわれて明るくなった崖状の場所


   
  どんどん下って鉄塔に出た  12:37
日陰のない場所は暑くて眩しい!
が、すぐ樹林帯に入った


  下りの途中、
ずるっと足を滑らせて「2回転した」そうだが
どこにも怪我はなく、ほっとする

どんどん下った所がグラウンド  13:03


   
  すぐそばに神社 名前がない・・・
左の階段を登れば本殿らしいが、とてもそんな元気はない
標識はあるが、字が薄れて?
かろうじて、「鉄塔」だけは分かった


  白山神社だった
   
 クワ:クワ科

町の中は山の中より道が入り組んでいて分かりにくい
地形図を片手に、下渡橋を目指す
途中、車道脇においしそうに黒くなったクワの実がた〜くさん生っていた  もちろんおやつに頂く


   
 キササゲ:ノウゼンカズラ科

この花は何?  初めて見た! 樹高4m程  大きな葉っぱ(20〜25cm程)に大きな花(縦に4cm程)
家へ帰って調べた  まず、何科に属するか?見当をつけた  花の形からだとゴマノハグサ科に似ている
山と渓谷社の「樹に咲く花3」で、ゴマノハグサ科を調べると・・・ピンポ〜ン  ありました!

『中国原産  古くから植栽され、川岸など光のよく当たる場所にしばしば野生化している
葉身は長さ10〜25cm、幅7〜20cmの広卵形 浅く3〜5裂
枝先に長さ10〜25cmの円錐花序をだし、黄白色の花を多数つける
花冠は長さ2〜3cmの広い漏斗形、上部は5裂し、やや唇形になる
内面には暗紫色の斑紋がある  高さ5〜15mになる』・・・だって

新しい分類では、ノウゼンカズラ科のになっていた


 
  左のフェンスの中は「ぎふ美濃GC」  日陰を探しながら右の歩道〜左の歩道と歩いた


 
ここをクリックすると大きく見えます
 
ここをクリックすると大きく見えます
 「蛇体岩」や「神話の里 藍見(あいみ)」の説明板-1
フェンスの向こう側、ゴルフ場の中にある岩のこと
 
   
 「蛇体岩」や「神話の里 藍見(あいみ)」の説明板-2
左  説明板の後ろに見える岩が、蛇体岩
右  望遠で撮ってみた  岩の筋を蛇の体に見立てたんだろうね


   
 調べ中

何だろうこの実は?  初めて見た!  長径2cm程のモモのような感じの実
モモならバラ科だが、バラ科では見つけられなかった・・・


   
ここをクリックすると大きく見えます
  下渡橋に着いた  13:55

アユを釣っている人や、投げ網で獲っている人が、
この橋の近くだけでも10数人

浮き輪を持った水着姿の子ども達の姿も見えた
 ↑ あの山の形は・・・誕生山
↓ 山頂に反射板が白く見えるので間違いないだろう



   
  川を見ながら川風に吹かれながら、しばらく休憩
行きと違う道を歩こうと田んぼの中の道を進むと
用水路の斜面が真っ白
あの、ヒメイワダレソウの花がびっしり


  勘で歩いていたが、赤い電車や青い電車が見えたので
美濃市の駅だ!と思って近づいたら
今は廃線となった昔の「美濃駅」の跡だった
ここで勘が狂い、
本命の美濃市駅からどんどん離れて歩いてしまった
おまけに、缶ビールの自販機も見当たらない・・・
仕方なく炭酸飲料で我慢した

美濃市駅 14:58着  行動時間7時間強!!
久しぶりに娘と歩いたが、
久しぶりの割にはしっかり歩けるので驚いた
下りに「膝が笑ってる」・・・とは言っていたが


 
 長良川鉄道は1時間に1〜2本しか便がない
14:13の次は、15:40  15:21もあるが、これは「ながら」という特別車で、運賃+500円が必要

急ぐ旅でもないので、「ながら」を見送って15:40にした
「要予約」らしいが、お客が少なければ乗車できるようである

↑ これは、普通列車  1両きり



  Walking2017のページに戻る