白岩側から山頂へ 岩屋堂へ降りて登り返し
        岩巣山 
480.6m  (瀬戸市) 

                            2018年11月11日


                        『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

天気が良い 山歩きに行こう!
ミニバイクで30分以内の山
しばらく登っていない山・・・岩巣山に決定
・・・・・・・・・・・・・・・
東海自然歩道の入口から歩き始める 9:25発
シロモジの黄葉が眩しい〜

登山道は落ち葉でふわふわ
落ち枝も多いし、イノシシの掘り起こした跡も多数
でも、静かだし、周りは黄色い葉で明る〜い
 コアジサイ(小紫陽花):アジサイ科
黄色と緑のバランスが絶妙

 タカノツメ(鷹の爪):ウコギ科
新芽をお浸しにするとおいしい
小沢を何度も渡り返しながら登る

せせらぎの音もいいなあ・・・ 
シロモジ(白文字):クスノキ科
こんなに分厚く落ちて積もっていれば、
もう裸木になっているよね

今日は水量が少ない
 ミヤマシキミ(深山樒):ミカン科
雌雄異株なので、これは雌木  大粒な実だった

落ち葉でふわふわ
その上、イノシシの掘った跡は、
耕してある畑状になっているので、凸凹

大きな木が根こそぎ倒れていた
ここも台風の影響があったらしい
左 沢から尾根へ登り、たらたらと歩いて行くと、岩巣山への分岐がある 11:06
右 東海自然歩道利用者用の注意書き
『岩巣山山頂から、帰る道を間違えて遭難したケースが発生 山頂から帰る際は、来た道を戻りましょう!!』
岩巣山から派生する3ヶ所のコースにどれも
×がついていた

上 標識には、「岩屋堂」と「白岩」の文字だけで、肝心の「岩巣山」の表示がない
表示板の上に手書きで書いてあるが、薄い文字で分かりにくい
このコースは何度も来ているので、岩巣山経由で岩屋堂へ降りる予定

 新しい鉄塔表示板ができていた

おや、ここにも倒木 
岩巣山山頂 三角点があるだけで、山頂標識がない 10:20
かろうじて、「火気に注意」の丸い札に手書きで書いてあるだけ

  
 三角点から少し入り込んだ展望地へ
これから歩いていく稜線と鉄塔が見える「No.160」だろう

   
 これが鉄塔「No.160」 10:33   ミヤマガマズミ(と思う):レンプクソウ科

 
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 鉄塔から、たらたらと降りて行って
この表示板から左折
ここからは、大通りではなくなるので
ふうわりと張られている蜘蛛の糸に出会う
陽に当たって光っていれば見えるが
前ばかり見て歩くわけにもいかず、顔にくっつく
枝や葉が両側から迫っている場所では
特に注意して歩く必要がある

黄色いトンネルの中を歩く

   
 ここにも倒木   ウラジロノキ(裏白の木):バラ科
足元に実が落ちていた
寄せ集めてパチリ

   
  ソヨゴ(冬青):モチノキ科
左 大きな木がぽっきり折れていた
その下を潜っていくと・・・赤いソヨゴの実がどっさり
葉っぱは萎れているけれど、かろうじて生きている・・・ ↓幹が多少繋がっているようである



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  ミヤマシキミ(深山樒):ミカン科
上 大株! こんなに大きい株も珍しい
下左 実 有毒らしい
下右 春に花を咲かせるので、今からもう春の準備?

   
 黄色は暗い山の中で、
そこだけ電灯がついたように明るい

ここにも傾いた木
そっと横から通り抜ける
 
   
    
  ヒイラギ(柊):モクセイ科
ヒイラギの木にはたくさん出会うが、花が咲いている木にはなかなか出会えない
雌雄異株だって  といっても両性花と、雄花だけの株らしい
・・・・・・・・・
雄花は、『雄しべは2本 雌しべは発達が悪くて実ができない』
両性花は、『雄しべが2本 長く突き出た雌しべ1本
花びらは4裂して反り返る
・・・・・・・・・
下左 
団扇のような形の部分が「雄しべの葯(やく)」
下右 雄しべ2本の間に
緑色のものが見えるが、これが雌しべらしい
だが、短いので発達が悪いようである⇒つまり
雄花ということになる
* 両性花なら実ができるはず  『実は熟すと黒っぽくなる』って
・・・・・・・・・・・・・・
これからは、ヒイラギの花の中央に注目! そしてまだ見たことのない黒っぽい実を探してみようっと

   
 わあお〜
今日一番大きな根こそぎ倒れた木!
根っこは、私の背より高かった!

 だんだん踏み跡が分かりにくくなってきたが
赤や白、黄のテープがあちこちにあるので迷うことはない
   
 鉄塔へ出た 11:34
ここまで来れば、岩屋堂公園はすぐ

駐車場の車が見えた
登山道入口に大きな倒木!
 
   
 いつもはがら空きの駐車場に、バス停 11:41
臨時バスが運行されている

交通指導員もあちこちに
もみじまつり」らしい
 
   
 なるほど〜
きれいに色づいている

ライトアップされるのは、ここから
帰ってきてから分かったが、紅葉の見ごろは
11/10〜11/20だって
ライトアップは夜なのに、昼間でもこの混みよう
夜はもっと混雑するのだろう・・・


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 青空をバックにすると、艶やか!
日陰とは天地の差


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 鳥原川にモミジが映り、
山の上の展望台も小さく見えた

 大きな黄色い葉はシロモジ
赤っぽいのは
カエデ
  
鳥原川沿いの遊歩道を上流へ


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 瀬戸大滝に着いた 12:06

 ここのカエデは見事!
  
観光客の間を縫って引き返し、分岐から急な登山道を稜線へ 12:41
「展望台まで50m」なら、行ってみようか・・・

 
 展望台から  遠くはぼ〜んやりして見えない 12:43
眼下の「東海環状自動車道」が大きく見えた

 
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 さあ、引き返そう
瀬戸大滝への分岐から、急に人が少なくなったので熊避け鈴を付けた
両側に黄色の木々 トンネルのようになっている所もある気持ちのい〜い道
岩巣山から岩屋堂への道では、誰にも会わなかったが、
ここからの道では、6組ほどとすれ違った

   
 こんな階段が始まると、「元岩巣」は間近い

 「元岩巣」に登り、行きに通った稜線を見る 13:29
「岩巣山」は展望ゼロだった
この「元岩巣」の方が山頂らしい
あの鉄塔(「No.160」)の下を通ったっけ

 
こちらは反対側の「三国山」方面
「三国山」という名前はあちこちにあるが、
ここの「三国山」は、尾張、美濃、三河の3つの国にまたがっているという意味だって

数多くのアンテナ群が見えるので、遠くからでもすぐ「三国山」だと分かる

   
「元岩巣」から下りるとすぐ、愛知演習林分岐 13:34
『私有地・立ち入りはご遠慮ください』の注意書き

  
 岩巣山分岐 13:37
これでぐるっと一周したことになる


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 落ち葉いっぱい・黄葉いっぱいの道をどんどん下る


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 このコースは沢沿いなので、お気に入り

 陽が陰り始めた暗い木々の間に、パッと明るい黄色
灯りがついているかのよう

   
 浅瀬にも、シロモジタカノツメの葉っぱ
カエデは殆どない

 市道が見えた
今日のスタート&ゴールの地点 14:14着

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