低山ハイキングコースの下見
     JR武並駅〜夕立山〜JR岩村駅

    
                       (恵那市)

                            2018年9月11日(火)


                        『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 JR多治見駅8:42発  JR武並駅9:04着
ここで降りるのは初めて
まずは昨日下調べをしておいた
スケート場を目指す 9:12発

 地下道をくぐって、
「スケート場」の幟に導かれて緩い登りへ
   
 ワルナスビ:ナス科
道路わきに、群生していた
見過ごそうと思ったが、あまりにも黄色がきれいなので、パチリ
黄色いバナナのような部分が雄しべ
先端が緑色の棒状のものが雌しべ
雌しべの長さはいろいろで、雄しべより短い・雄しべと同じくらい・雄しべより長い・・・などがある

   
 ここがスケート場  9:26
正確には、「クリスタルパーク恵那スケート場」
今の時期は、スケートは不可
セグウェイ(電動立ち乗り二輪車)や
トランポリンや、プラズマカー
(ハンドルを動かすだけで前進・後退ができる)
遊び道具があるらしい

 次は、中部大学研修センターの前を通過 9:35
   
 恵那山が大きく見えてきた   ウメモドキかな?:モチノキ科
赤い実がたくさん生っていた

   
シデコブシ:モクレン科
赤い実が飛び出していた

   
 ガマズミかな?:レンプクソウ科
小粒の赤い実がぎっしり

 「開拓広場」・「開拓道路』などの看板や道標があった
この農産物直営販売所、もうお役御免らしい

   
 「アグリパーク恵那ふれあい広場」のベンチで休憩
10:00
コマツナギ:マメ科
従来からあるコマツナギは、背が低い
2m以上になるものは、
トウコマツナギ


 ここをクリックすると大きく見えます
   
 ガガイモ:ガガイモ科
道路わきに咲いていた  久し振りに出会った!
左下 つぼみ  右下 花が開くと内側にはびっしり毛が生えている

  
 信号のある四辻  まっすぐ行くと、広域農道
片手に地図を持ち、東海自然歩道の入り口を探しながら歩く

   
 ここが東海自然歩道の入り口 10:30
ここから右折
やっと暑い舗装路歩きが終わりそう〜
武並駅から1時間20分もかかった

左と同じ場所の反対側
「岐阜県畜産研究所酪農研究部 4km」の文字
「恵那牧場・東濃牧場 6km」
「庄内川・土岐川源流地帯」の文字も

   
 少し行くと、「通行止」の看板
その手前で右折
ここから山道(林道)になった

 やっと涼しい林の中に入った
濡れた道路は滑りやすいので
ストックの先のゴム製のカバーを取った
すると今までつるつる滑っていたのに、
ぴたりと滑らなくなった

   
 ツリフネソウ:ツリフネソウ科
咲き始めたばかり  つぼみの方が多かった

 クサアジサイ:アジサイ科
   
クロモジ:クスノキ科
たくさん実が生っていた


 ここをクリックすると大きく見えます
   
   
ヤマジノホトトギス:ユリ科
上 たくさんの花をつけているので、重みで倒れてしまったらしい
下4枚 横に開いた花びらのうち、
幅広3枚と、ちょっと狭い幅の3枚がある
中央でせりあがっていて、先端が大きく
3つに分かれ
さらに2つに分かれている赤白まだら模様の部分が雌しべ
雌しべの縁には
透明な突起が並んでいる
雄しべは6本で、3本は3つに別れためしべの下にあり、
あとの3本はそれらの間にあって、先端は下向きに湾曲している面白い形

   
 スルガテンナンショウ:サトイモ科

イヌスザンショウかな?:サンショウ科
   
 小ケ沢(こがさわ)池のそばに立っていた道標
かなり古びていて文字も薄れている

 小ケ沢池 11:02 
   
 池を過ぎると、草むらの道になった
ええ〜っ、こんなところ嫌だなあ・・・
ここから引き返そうかと一瞬思ったほど

 が、少し進むと、林の中に入り草も少なくなった
さっきの草むらは、
木がないため陽がよく当たって
草が伸びたからだとわかった
登山道の端には排水用の水路がきれいに作られ、
階段状の道となったので、前進することにした

   
 石畳だったらしい跡
こういう道も、滑りやすいので要注意

やっと尾根道になり、歩きやすくなった 
  
 「お茶屋場跡と松並木跡」の標識 11:30
休憩用のベンチもあったが、湿っていて清潔そうでないので、立ったまま休憩

   
 このすぐ先に、集落へ行く道
どっちへ行けばいいの?

ちょうど分岐に道標が立っていた 11:35
集落には入らず山沿いに進む
 
   
ゲンノショウコ:フウロソウ科
この辺りは、皆、白花

   
 広い道路との分岐
どちらへ進むべきか?迷ったが
少し入り込んだところに道標
夕立山休憩所まで、あと15分の文字
そこで大休憩を取ろうと思ったのだったが・・・

「岐阜県畜産研究所酪農研究部」 12:10
このすぐそばの分岐で、どちらへ進むか迷った
道標が倒れていたので、地図を見ると、
高圧電線沿いに自然歩道があるらしいので
鉄塔目指して前進
 
   
 「夕立山休憩所」は左折

あずまやはあったが、埃っぽくて
座りたい気分にはなれなかった・・・
木が茂って、展望もなし  12:15
「牧場とアルプスのぞむみち」と書いてあったが
誇大広告!
牧場の中を通って動物たちが見えるわけでもなく
アルプスなんてどこ?・・・の状態
すぐさま、もとの分岐へ戻ってひたすら歩く

   
 エゴノキ:エゴノキ科
たくさんの実がぶら下がっていた

 石の道標
「右ハおおい  左ハかまど」の文字
   
 「夜泣き松」2代目
『松の皮を削って 火を付けて見せると
赤ん坊が泣き止んだ』とか
村人が削りすぎて枯れてしまたっため
これは2代目だって

シソ科
 
   
 ノコンギクかな?:キク科

 おや、新しい道標
つい、スペインのカミーノの道を思い出してしまった
地図も持たず、黄色い矢印に導かれて
800kmも歩けてしまった・・・

   
 コバノガマズミかな?:レンプクソウ科

ヌルデかな?ウルシ科
 
   
 ウリカエデ:ムクロジ科
広い道路に出た
さて、岩村駅は?  右折してから左折・・・

   
 広い道路沿いに古い道標
「希菴塚 1.7km 45分」
「根ノ上 1.0km 25分」の文字 →

 →勇んで広い道路から離れ
草刈りのしてある道に入った
ところがそのまま歩いていくと、何のことはない
さっきの広い道に合流してしまった
そんなはずはない…と思い、
草ぼうぼうの湿った道へも足を踏み入れたが
あまりにもひどいので、こんな道が
自然歩道であるはずがないと思い
誰かに尋ねようと、広い道に戻って歩き始めた →

   
  → バス停「四季の里」があった
その近くで、畑仕事をしている男性に
「東海自然歩道を通って岩村駅へ
行きたいんですが・・・」と尋ねると、
「自然歩道は今はもう通れなくなっている」・・・と
「えっ、とにかく岩村駅へ行くためには?」
と聞きながら地図を見せると、
「今はここ、この2車線をどんどん歩いて
ここで曲がって・・・」と親切に教えてもらった

この「山つつじ園」方面から下りてきて
広い道に出たわけだが・・・

あちこちして、20分ほど時間をロスしてしまった

 
   
 日陰のない車道をどんどん歩くしかない
・・・と腹を括った
途中にあった石の柱には「瑞鳳山」の文字

 「ここで曲がって」・・・と言われた交差点 13:45
野菜100円ショップにいた若い女性に
「岩村駅へ行きたいのですが」と
地図を見せて教えてもらった

   
 それが、「岩村森下」というバス停のある道
緩い上り坂

シュウメイギク:キンポウゲ科
畑に、ちょうど咲き始めたばかりの花

   

 ここをクリックすると大きく見えます
 
シラヒゲソウ:ウメバチソウ科
悪いことばかりではなかった
道沿いの湿った場所に、シラヒゲソウが群生していた!
この花に出会うのも久し振り〜

   
 サワシロギク:キク科
これも湿地っぽい場所に咲いていた

 キセルアザミかな?:キク科
湿地っぽい場所に咲いていたから
   
 岩村駅発の電車は、
14:15の次は、15:37
駅横の踏切で、電車を見送ってしまった・・・
これから1時間20分、どうしよう〜

稲の黄色が眩しい 
   
 岩村駅に着いた
近くでビールが飲めるところを探しに出かけた
確かこの辺に・・・と記憶を辿って →


 → 酒屋さんへ
ここは、五平餅も焼いているのでおつまみにもらった
一皿6本! そんなにいらないなあ
おにぎりを食べる場所もなく歩いてきたし・・・
やっとここでゆっくり休むことができた
缶ビールと五平餅2本をお腹に入れてから
岩村駅へ

   
 恵那行きの電車  これに乗る

 明智行きの電車
ここですれ違う単線の明智鉄道

   *多治見駅〜岩村駅まで500円。岩村駅〜多治見駅 1060円。恵那駅での乗り換えに約30分も待った。
   *低山ハイキングコースの下見が目的だったが、車道歩きが多すぎて不適当。
   *JRの「さわやかウォーキング」コースにもなっているようだが、山歩きが少ないので残念!

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