JR二川(ふたがわ)駅〜豊橋自然歩道〜豊橋鉄道赤岩口
            (豊橋市・静岡市)
 2019年10月26日

    コース地図 (二川駅〜NHK中継所)  (NHK中継所〜神石山〜葦毛湿原)  (葦毛湿原〜赤岩駅

                                        
                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です 

 JR多治見駅5:25発ーJR金山駅乗り換え6:01〜6:06乗り換えのはずが
新聞に夢中でうっかり乗り過ごす羽目・・・
JR名古屋駅6:18発の「普通」に乗ったが、スマホで調べてみると
このまま乗っていけば、JR二川駅に8:12着になってしまう
予定では、7:31着のはずが・・・

もっと早く着く方法を検索すると、
「区間快速」に乗り換えれば、JR豊橋駅に少し早めに着き
そこから「普通」に乗り換えればJR二川駅に7:53着となることが分かった
約30分の遅れだが、仕方ない・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここをクリックすると大きく見えます
左 JR二川駅の南口(北と南の二つ出口があったが、山の方の出口・・・と考えた)
 8:00 出発
右 駅前にあった地図
下調べしてきたので、おおよその配置はわかる
ただ、自然歩道に入るまでの道が
地理院地図では分からなかったので困っていた
ともかく、駅を後ろにまっすぐ進んでいくと・・・

   
  二つ目の信号の先に
「二川(ふたがわ)自然歩道」の道標があった 8:03
広い道を渡って右折・・・

 ここにも「二川自然歩道」の道標 8:10
左折して階段を登る・・・
 
ここをクリックすると大きく見えます
 ここにも「二川自然歩道」の道標と「豊橋自然歩道」の大きな案内板 8:12
下調べしてきた「NHK中継所」「普門寺峠」「葦毛湿原」の文字があった

   
 すぐそばに、「伊寶石(いぼいし)神社」の立て札
右 『社殿裏の巨巌にたまる霊水が、
疣(いぼ)をとるのに効果があると
古来遠近の信仰が深い』・・・の文字
ふう〜ん

  
 左折して、この神社の参道へ・・・
『神社内ヲ抜ケル。タダシ境内ハ静カニ通行スルコト。』の文字
はい、わかりました  静かに通り抜けました

   
 鳥居をくぐると・・・
左手に、「二川自然歩道」の道標
ここから暗〜い樹林の中の道を進んでいくと・・・
   
 明るい場所に出て、広い道に合流した 8:19
太陽光発電のパネルがずらり
左折して歩いていくと・・・

 後ろから追い抜き一人
今朝まで降っていた雨のため道は小川のよう

 
黄色い実が落ちていた ↑

↓ 見上げると・・・緑色の実がびっしり!

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 センダンだった センダン科
『センダンは双葉より芳(かんば)し」ということわざのセンダンではない
芳(かんば)しいのは、ビャクダン(白檀)を指している』・・・だって

   
「二川登山口」い着いた 8:21
『東山(松明峠) 1.3km 40分 (実際は、38分だった)
NHK中継所 3.5km 110分』の文字 (実際は150分だった)

   
 「健康の道」分岐 8:27
いっぱい歩道があるんだ・・・!
「二川自然歩道」の矢印方向に進む

整備されたい〜い道 
 ヤブニッケイ:クスノキ科
この木の葉の特徴は、葉脈がくっきり3本あること

木はたくさんあったが、実がなっていたのは、この木1本だけだった

 分かれ道があったが、「二川自然歩道」の矢印方へ進む 8:32

キヅタ(木蔦):ウコギ科
花の中央に、もっこり盛り上がった花盤(かばん)が見える面白い形

 時々現れるこの指標を見て安心する

 あれ?シジミチョウの仲間?
交尾中だった・・・ 失礼!

   
 階段が始まった・・・
登っても登ってもまだまだ続く・・・

   
 やっと、登りついた〜 8:59
「東山(松明峠)」の標識 ↓ 258m

長くて急な階段は、ここと、神石山の登りと2回あった
どちらも負けず劣らずのきつさだった

 
 「東山」からの展望-1
海が見える〜
 
 「東山」からの展望-2
観覧車が見える
「豊橋総合動植物公園」の観覧車らしい
 
 あら、ベンチが壊れている・・・
歩道や標識はたくさん整備されていたが、
ベンチまで予算がなかったのかも?

   
 2つとも同じ場所にあった道標 9:01
左 ここから降りていく「東山自然歩道」と
尾根道を進む「豊橋自然歩道」
あれ? 「二川自然歩道」はここでお終い?

右 黄色と白字で見にくいが、尾根道を進むと
『NHK中継所 2.2km 70分 (実際は111分)
神石山 4.2km 125分』の文字 (実際は172分)

   
 おや、突然草の生い茂った小道になった  サルトリイバラ:サルトリイバラ科

   
 ビニール袋に入った注意書き 9:06
『カシノナガキクイムシなどにより
枯れてしまった木を切って
薬をかけ、シートで覆ったものです。
シートを破ったり外したりしないように』
・・・という注意書きだった

この注意書きの少し手前に
ビニールの掛けてあった場所があったので
なんだろう?と思っていたが
その理由がわかった

この木 下の方から枝を大きく広げて
遠くからでも目を惹く

葦毛湿原の駐車場にもあったし・・・
なんの木だろう
? 
   
 ミヤマシキミ:ミカン科 雌雄異株
左 つぼみ この状態では雄花か雌花かは不明
右 赤い実がなっていた・・・雌株ってこと

   
 コウヤボウキ:キク科
今日一番多かった花

 
 展望のいい曲がり角に出た
さっきの東山と同じような光景

  
葦毛湿原の文字が出てきた 9:20
『56番』の番号


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 カクレミノ:ウコギ科
緑・茶色・黒などの実がたくさんついていた

 キノコの仲間
白っぽくて平べったいキノコが
枯れ木にたくさんくっついていた
食用になるなら、大収穫!ってところ

 登山道わきに鉄塔が現れた 1つ目 9/28
「第四十七号」の文字

 道は草が刈られ、歩きやすくなった
   
   
 コウヤボウキ:キク科
おっ、また会ったね
下右 赤っぽいアリが潜り込んでいた

   
  
 四差路に出た 9:37
途中で、尾根道へ行くか?楽そうな巻き道にするか?迷ったが
尾根道へ進んだ
すぐ巻き道と合流するかと思ったが、やっとここで合流
『55番』の番号
『風越峠 0.8km 30分 (実際は31分)
NHK中継所 1.5km 50分』の文字 (実際は64分)
たった1つだけの白いベンチで休憩 9:48発

 
前方の展望が開けた 鉄塔が続いている
遠くに、アンテナが見える ↓ NHK中継所かな?
 
 
   
 モチツツジ:ツツジ科
この花、よく季節を間違える

 きれいに草の刈られた道
   
ヤブコウジ:サクラソウ科
色づき始めた実

   
アキノキリンソウ:キク科

 ソヨゴ:モチノキ科
赤い実がいっぱい

   
 ツルグミ:グミ科
まだ、つぼみだった

   
   
 アサギマダラ
ふ〜わ、ふ〜わと飛んでいて元気がなかった
オミナエシもフジバカマもヒヨドリバナも
蜜が吸える花がなあ〜んにもないのに・・・
渡りの途中、疲れてしまって休んでいるのかなあ・・・?
じっと止まって、時折翅をゆっくり開いたり閉じたりしていた
そっと近づいても逃げていかない
そっとそのままにして、その場を離れた
こんなところで間近に観察できるとは思いがけなかった

   
 ニシキギ:ニシキギ科
赤い実が垂れさがっていた

   
 シソ科の花
 
 2つ目の鉄塔 10:12
番号は分からず

   
 左に、葦毛湿原へ行く小道がロープに挟まれてあった
右からも上ってくる道があった
   
 左 『風越峠』の文字 10:19
『いもう湿原 1.5km 30分』
『NHK中継所 0.8km 20分 (実際は33分)
船形山 1.8km 40分』の文字  (実際は66分)
右 後ろに隠れるようにもう1枚 『巻き道』でNHK中継所・船形山へも行けるらしい
 
 右側が、巻き道  左側が、尾根道(かなり急だった)
豊橋自然歩道の『52番』

   
 クチナシ:アカネ科
若い緑色の実がなっていたが、大きい〜

   
 3つ目の鉄塔 10:26

階段登り〜 
   
 豊橋自然歩道の『51番』 10:37
そのそばに、草の刈ってある場所に石柱
ジオグラフィカで確かめると、279mのピークらしかった

   
 オトコヨウゾメ:スイカズラ科
実が垂れるのが特徴

 サルトリイバラ:サルトリイバラ科
この実はまだ緑色

 
   
3枚とも同じ場所 10:41
豊橋自然歩道の『50番』
壊れそうな古いベンチのある小広場
葦毛湿原へ行く道は、「岩崎自然歩道」という名前のよう

  
大脇自然歩道分岐 10:47

  
   
 コウヤボウキ:キク科
おや、またまた会ったね

   
 4つ目の鉄塔 10:51
NHK中継所のすぐ手前
 タンキリマメ:マメ科
赤いさやと黒光りするマメがかわいい

    
NHK中継所に着いた 10:52
展望がいいと聞いていたが、
目の前の木々が邪魔ですっきりしない・・・

『船形山 1km 25分 (実際は36分)
神石山 2km 55分』の文字 (実際は52分)
休憩後 11:01発

  
 座談山にある5つ目の鉄塔 11:08
そこからの展望 ↓ 海が見える〜
 
 
 
 『船形山のコル 11:18
船形山 0.5km 10分  (実際は7分)
神石山 1.5km 45分』  (実際は35分)
左折すると、『一息峠 1km 30分
いもう湿原 2km 50分』
・・・・・・・・・・・・・
尾根道を戻らなくても、ここから50分で葦毛湿原へ行こうと決めた

 
 調べ中
大きな葉っぱの木 直径5ミリほどの丸い実がなっていた

   
 船形山城址 11:25
展望なし
ここを目的地にするには難がある

   
 船形山標識前に、6つ目の鉄塔  コバノガマズミ:レンプクソウ科
赤い実がいっぱい

   
   
 イズセンリョウ:サクラソウ科
懐かしい〜 久しぶりの対面

   
 「普門寺自然歩道」と「普門寺峠」の標識 11:32
2つとも同じ場所
『石巻山 8km  多米峠 2.5km』の文字が出てきた

   
 ヒトツバの群生

 『望寺岩(ぼうじいわ)』の立て札 11:37
帰りはこの岩の上を乗越していった

  
 7つ目の鉄塔 11:39

    
 2枚とも同じ場所
『神石山自然歩道 手洗方面』分岐  11:41
いっぱい歩道があるんだ・・・

   
 カンアオイの仲間:ウマノスズクサ科
左 あれ? 葉っぱの形が変わってる・・・ハート形じゃない
右 いっぱい食べられて穴あき〜  こっちはハート形

  
神石山直下の階段登り〜 長かった〜
・・・・・・・・・・・・・・・
登り着いたところが、神石山山頂 325.0m ↓ 11:53着
  
 神石山山頂は静岡県湖西市にあるので、
今まで見慣れていない文字が出てきた

『湖西連峰ハイキングコース』とか、『仏岩』・『雨やどり岩』とか ↓
 
 
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 ↓ これは見慣れた標識だが、
『豊橋自然歩道本線』・・・本線?
 
 
  
 ↑ 山頂からの展望 今までで一番海が大きく見えた
・・・・・・・・・・・・・
山頂には、10数名のハイカーたち
ベンチがたくさんあったので、座ってランチタイム
12:10出発

   
 トントンとテンポよく下って
 『船形山のコル』に12:32に着
山頂から22分で着いてしまった
登りは、35分かかった
『いもう湿原 2km 50分』の文字
(実際は45分)

 葦毛湿原を目指して右折
急に細い道になった
   
 イズセンリョウ:サクラソウ科
こっちの道にもたくさんの株!

   
ほとんど水平移動の道をどんどん進む
左上には、つい2時間ほど前に歩いていた稜線
ちょうどそれの下を歩いている・・・という分け

左から階段を下りてくる合流点になった 12:49
ここを登れば、あの「NHK中継所」下の分岐へ出るらしい
『岩崎自然歩道』となっているから
・・・・・・・・・・・
10:41に通過している ↓


   
 『葦毛湿原・岩崎自然歩道』の文字
『イ13』の番号

『葦毛湿原入口へ下る』・・・の右折をやめ
『葦毛湿原』直進を選んだ 13:05
 
   
 左手の山側から水が流れ出し・・・

登山道は水浸しで
足の置き場に困るほどの水量

   
 ウラジロの道を進み・・・

『岩崎自然歩道』の道標を横目に見て・・・ 
  
 この標識から右折した
『葦毛湿原の散策者はここまで!』の文字 13:15

  ここから葦毛湿原 
   
 木道のある広い湿原に出た 13:17  サワギキョウ:キキョウ科
花は終わり、倒れている株が多かった

   
 今時、湿原に咲く花は少ない・・・  ミヤマウメモドキかな?:モチノキ科
赤い実は目を惹く

   
 クロミノニシゴリかな?:ハイノキ科
黒い丸い実がたくさんなっていた

 スイランかな?:キク科
ニガナそっくりの花
 
 
 キセルアザミ:キク科
始めは下や横を向いて咲き、だんだん上を向くようになる
ここのキセルアザミは派手やか〜

   
 ヒメヒカゲの採取禁止の札

 あら、もう終わり? 13:26
9分間の散策・・・
湿原を出て、右折して入口へ向かう

 
ここをクリックすると大きく見えます
 
ここをクリックすると大きく見えます
 入口広場 13:29
豊橋自然歩道の案内板

葦毛湿原の説明版
 ミカワバイケイソウ・シラタマホシクサ・
ミカワシオガマ・トウカイコモウセンゴケ・
ミミカキグサ
などの名前が書いてあった
・・・・・・・
また、植生回復作業の様子が
あちこちに写真付きで掲示されていた

   
 花が少なくて物足りなかったので、
また湿原の中へ進もうと思ったが
ざっと見ても目ぼしい花は無しに思えて、
引き返した

 ミゾソバ:タデ科
ミゾソバが水の中に咲いていたくらい
ここを訪れるのは
いつの時期がいいのだろう?
春? 夏?

 
 駐車場 13:43

 駐車場横にトイレ有
これは男子トイレ
女子トイレはもう少し手前

   
 長尾池を過ぎ、
豊橋鉄道「赤岩口」まで歩く・・・

 できるだけ車の来ない道を選んで
地理院地図をプリントアウトして、
マーカーをつけておいた

中学校の横を通り・・・
  
 紙の地図とスマホを見比べながら農道を歩いて・・・
  
 時々後ろを振り返る
あの稜線を歩いたのだろうか?
  
 車道脇の歩道を歩いて・・・
   
 川沿いの小道に出た・・・  シャリンバイ:バラ科
大きめの青い実

   
 ずっと電車の駅まで続いている散歩道  カクレミノ:ウコギ科

   
 ホルトノキ:ホルトノキ科
大きくて長い葉っぱの間に、緑や青の実がなっていた

   
 電車が見えた! 14:30
葦毛湿原駐車場から47分(遠かった〜)
『赤岩口』の大きな文字
1時間に4本走っている路面電車
昔、岐阜市にも路面電車が走っていて
通学に使っていた
今は、もう廃止されているので
懐かしい〜

もう、扉が閉まる寸前だった
14:31発
前乗りということもわからず、ウロウロ
居合わせた人に「こっちだよ」と教えてもらい
慌てて乗り込んだ
ほっとして座っていたら
運転手さんから料金の催促
失礼! 180円投入
・・・・・・・・・・
途中の駅でお客を乗り降りさせて
「駅前」まで(ここが終点)
駅前とは「JR豊橋駅」の駅前のこと
14:53着 下車
15:02発「快速」に乗車
JR金山駅乗り換え 15:53〜16:06

すいすいと乗り継いでJR多治見駅に16:37着

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   * 低山ハイキングの候補地にしようかと、下見に出かけた。
   * 行動時間 ゆっくり歩いて6時間半。 ちょっと長いかな?。
   * 目的地(引き返し地点)をどこにするかが問題。
       NHK中継所までならどうか? ちょっと物足りない?
       神石山まで行くのはどうか? 長いかな?
   * 東山〜NHK中継所間には、春、ヒロハノアマナやキスミレの群生があるとか・・・春がいいかな?
       NHK中継所脇にはカタクリの群生地もあるらしい。
   * 葦毛湿原の花と併せて考えれば、春がお勧めかな・・・
   * 普門寺峠から普門寺経由で、JR新所原(しんじょはら)駅へ行けるコースも考えられる。
      豊橋鉄道赤岩口への車道歩きと、JR新所原駅への車道歩きはどちらがどうなのか考える必要がある。
      でも、JR新所原駅へ降りると、葦毛湿原へは行けなくなる・・・
   * JR新所原駅へ降りると、青空フリー切符の圏内は出ているので、超過分だけ切符を買う必要があるが、
      赤岩口からの路面電車のことを考えれば、どちらも同じ。

    いろいろな情報を集めて考えてみることにしよう。

 
 
  【コースタイム】歩行時間

   JR二川駅⇒(21分)⇒二川登山口⇒(38分)⇒東山(松明峠)⇒(67分)⇒風越峠⇒
   (32分)⇒葦毛湿原分岐(岩崎自然歩道分岐)⇒(11分)⇒NHK中継所⇒(7分)⇒座談山⇒
   (10分)⇒船形山のコル(葦毛湿原分岐)⇒(7分)⇒船形山城址⇒(7分)⇒普門寺峠⇒
   (21分)⇒神石山⇒(22分)⇒船形山のコル(葦毛湿原分岐)⇒(17分)⇒NHK中継所分岐⇒
   (16分)⇒葦毛湿原入口分岐⇒(12分)⇒葦毛湿原⇒(12分)⇒葦毛湿原入口広場⇒(14分)
   ⇒葦毛湿原駐車場⇒(48分)⇒豊橋電鉄赤岩口停留所
                        計6時間  *休憩時間は含まず


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