潮見の森 471.8m  (多治見市) 

                         2019年2月13日


                        『    』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 
シナマンサク(と思う):マンサク科
公園の植栽だし、自然のマンサクはこんなに豪華ではないし
もっと色が薄いし、花もびっしりとは付かないので、
シナマンサクだと思う
シナマンサクの特徴は、『枯葉が落ちずに枝に付いていることが多い』そうだが、
これらには葉っぱは付いていなかった
   
  咲き始めたばかりなので、まだ花びら(黄色いリボンのような形)が開ききっていない株もあった
くるくると上手に巻かれて萼の中に入っていて、
そろりそろりと1枚ずつ花びらが伸びる
   
   
 花びらは4枚・萼も4枚  萼片は毛深い
花の中央を見ると、黄色い花粉のついているV字のような雄しべが4つ
まだ、葯が開いていないものもある
その4つの雄しべに囲まれた真ん中に、ポツンポツンと2つ見えるのが雌しべ、 左の2枚
雌しべの柱頭が2つに分かれているので、こんなふうに見える

   
 スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-1
枯れ葉に埋まるようにして、スズカカンアオイの葉っぱが出ていた
今日は手が汚れないように、割りばし(1/2に短くしてきた)を持ってきている
そっと枯れ葉と土を退けていくと、白っぽい花が出てきた
咲いたばかりらしく、柔らかそうで日焼けもしていない
今日は、切り取りをしないことに決めていたので、
観察の後は元通りに土と枯れ葉をかぶせておいた
 
  
   
スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-2
すぐそばに、スズカカンアオイの葉っぱ
葉っぱを見つけると花を探したくなる
まだかまだか?・・・とだいぶ掘り進んで花に出会えた
これもまだ柔らかそう
   
スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-3
近くに又おなじみの葉っぱ
葉っぱの下に隠れるように、ちらりと花が見えた
枯れ葉を退けるとすぐ出てきた  日焼けして硬そう
 
 スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-4
この株も、枯れ葉に埋まるようにしていたが花が見えた
そっと枯れ葉と土を退けると、黄色っぽい花が見えた
スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-5
1〜4の株とは離れた所にも花が咲いていた
ここは広葉樹の大きな葉っぱは無し
枯れ葉に深く埋まることもなく、地面の上に顔を出している姿が見えた
  
   
 スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-6
ここはスギ林の下  落ち葉はスギくらいなので容易に花の姿を探すことができた
   
   
 スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-7
イノシシだろうか、盛んに土を掘り起こした跡がある中にも咲いていた
最初は1つだけ花が見えていたが(上右)、もしかしてもっとあるかも?と思って
割りばしでどんどん掘っていったところ、まだ白っぽい花が3つも現れた!

 ショウジョウバカマ:ユリ科-1
花にはまだ早いが、葉先の子どもができているはず・・・と思って
葉先に注意していた
地面に接している葉っぱをそっと持ち上げると、手ごたえがあったのでそっと引き抜いた
中 短い根がついていた
下 そろりそろりと引き上げると、なんと!長い根が付いていた!
家へ持って帰って長さを測った ↓
   
 左 葉先の子どもは両側に広げて5ミリほど
右 根はまっすぐ伸ばしたとして5cmにもなる

   
   
  
 ショウジョウバカマ:ユリ科-2
沢山株はあるが、葉先に子供ができているのは、
四つ葉のクローバーなみ  いや、もっと少ない
見つければ、「やったー!」と思えるほど

同じ株にできることが多い

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