スズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)1  (多治見市) 

                         2019年2月2日


                        『    』内は、図鑑やネット検索からの引用です

スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-1
ここのスズカカンアオイはとても背が低い
そして、皆、地上に顔を出していた
枯れ葉が少ないためか?土が硬いためか?
花の中を覗きこむと、何か尖ったものが見えた

スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-2
葉っぱが食べられた跡があったが、
つぼみや花にも穴が開いていた
つぼみ時代に食べられたらしい

スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-3
花の中に網目のようなものが見える

スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科-4
葉を掻き分けると、花は地上で咲いていた


ここをクリックすると大きく見えます
一生懸命、這うようにして撮影したが、
花の中まで覗き込むことは無理・・・と思って、
少しもらってきた

泥を洗って、並べ、記号を付けた

   
 A つぼみの状態 ↑
つぼみを輪切りにしてみると、
白いものが周りにきれいに並んでいた ↓
雄しべの葯らしい

   
B 食べられて穴が開いていた ↑
開いている花を縦に切ってみた ↓   
  
   
↑ 拡大してみた
左 
雄しべの葯に、花粉らしいものが沢山付いていた
その上にある
ろうそくの炎状の部分は雌しべらしい
右 
網目状の隆起線
・・・この数が、名前を調べる際に重要なポイントになると言われている
スズカカンアオイは、『縦約10本、横2〜4本
⇒ん〜? 縦半分に切ったので、
縦の隆起線はこの画像の倍はあるとして、8〜9本
横の隆起線は、約6本!  『横2〜4本』とは大違い!
ヒメカンアオイはどうだろうと調べたら、
縦18〜21本、横4〜6本』・・・だって
⇒どちらにも該当しない・・・では、これはなにカンアオイ?

 
 穴の開いているつぼみを縦に切ってみた ↑
↓ 拡大してみると、面白〜い
   
 左 縦に長い部分は、雄しべの葯
下の方の
三角形の白い部分は子房らしい
右 雄しべの葯に取り囲まれた部分が
雌しべ
下の方の三角形の白い部分は子房らしい
横の隆起線は、約4本

   
C 縦に切ってみた ↑
白い雄しべの葯と、雄しべに囲まれた雌しべが見えた
 
   
   
D 縦に切ってみた ↑
左 白い部分は雄しべの葯  ろうそくの炎状の部分は雌しべ
右 隆起線は横に5本 縦はこれで半分だから6〜7本かな?

  
   
E  縦に切ってみた ↑
左 雄しべと雌しべが見える
右 隆起線は横に5〜6本 縦はこれで半分だから6〜7本かな?

  
F 輪切りにしてみた 
白い雄しべと雄しべに囲まれた雌しべがきれいに並んでいた ↓ 
 
   

  
G つぼみ以前

  
縦に切ってみた ↓ 
   
 左 雄しべはまだ若い 花粉無し
右 隆起線は横に5〜6本 
縦はこれで半分だから7〜8本かな?

  
これも、縦に切ってみた ↑
拡大してみた ↓
 
   
左 雄しべの葯は花粉を出している
その上は雌しべ
右 隆起線は横に4〜5本 
縦はこれで半分だから7〜8本かな?


ここをクリックすると大きく見えます
 
 縦に切ったり、横に切ったりした(手術の)後

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