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『 』内は、図鑑やネット検索からの引用です
スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科ー1 ↑ 2月2日とは場所を変えて、 スズカカンアオイを探しに行った ここのスズカカンアオイは、葉柄が長く、 枯れ葉や土に埋もれるようにして咲いていた 土も柔らかく、割りばしで注意深く掘っていくと、 白っぽい花が出てきた 花びらのように見えるのは、『萼片』で 『基部で癒着し萼筒を形成』している 萼片は始めのうちはまっすぐだが 、だんだん反り返ってくる スズカカンアオイの特徴は 、『萼筒より萼片の方が長い』こと・・・だって |
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スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科ー2 ↑ これも、枯れ葉に埋まって咲いていた 萼片がぺろ〜んと長い! |
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スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科ー3 ↑ 朽ちた倒木のそばに、地面から顔を出して咲いていた 土はふわふわ 周りの木や枝や葉っぱをそっと退けてから掘り出した |
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スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科ー4 ↑ 葉柄の下をどんどん掘っていって、 やっと花まで辿りついた 黄色っぽいのは、 太陽に当たっていないからだろうか? |
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家へもらって帰った |
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土が付いたまま、まず並べてみた ↑ その後、土を落とそうと根を洗ってみたが、 根と土が絡みついてなかなか取り去れないものもあった |
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スズカカンアオイーA ↓ | |
根と土が絡みついてなかなか取り去れなかった株 花の中をもっと詳しく知りたいと思って、 カッターで切ってみた バナナ状の白っぽい部分は雄しべの葯 その上に、にゅっと突き出ている部分が 雌しべの花柱らしい コバンザメにあるような丸い吸盤のような部分が 『柱頭(ちゅうとう)=花粉を受け取る器官』・・・だって |
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スズカカンアオイーB ↓ | |
Aの雄しべの葯には 花粉らしきものがたくさんついていたが、 こちらはつるりとしているので、まだ未熟なのかも? 雌しべの花柱と『柱頭』がはっきり分かる カニの爪のような形で2本が閉じている部分は、 『花柱の付属突起』と言われる部分らしい |
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スズカカンアオイーC ↓ | |
Bの雄しべの葯は、つるりとしていたが、 これは少〜し花粉らしきものが見える 雌しべの『柱頭』が白っぽく写った |
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スズカカンアオイーD ↓ | |
ホント、見れば見るほど面白〜い 花を外側から見ているだけでは知りえない中の部分が、 こんな仕組みになっているなんて・・・ 花を見つけたら、切りたくなってしまいそう〜 |
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スズカカンアオイーE ↓ | |
雌しべの『柱頭』に白っぽい花粉らしきものが見える こんなに接近しているのだから、自家受粉は簡単だろうね |
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スズカカンアオイーF ↓ | |
萼筒内部の網目の隆起した部分にも、 花粉らしきものが付いている |
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スズカカンアオイーG ↓ | |
葉柄(ようへい)の下部に、白っぽいものが付いている これからつぼみができてくるのだろうか・・・? |