陶史の森 301.3m  (土岐市) 

                         2019年3月27日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 アセビ:ツツジ科
あちこちに白い花の固まりがあり、遠くからでもよく分かった

 ヒサカキ:サカキ科-1 雌雄異株・(雌雄混株)
ちょっとピンクが混じった花 雄花
・雄木 
   
ヒサカキ:サカキ科-2
これは雌花・雌木
 
   
ヒサカキ:サカキ科-3
これは雄花・雄木

   
   
  スミレの仲間:スミレ科
タチツボスミレでないことは分かるが・・・ 
シハイスミレかな?

  ショウジョウバカマ
 
   
  ショウジョウバカマ:ユリ科-1
雄しべの葯から花粉が出てきた (右 拡大)
   
   ショウジョウバカマ:ユリ科-2
花粉がいっぱい出てきて、真っ白になり始めた (右 拡大)
   
   ショウジョウバカマ:ユリ科-3
左  地面に埋まっていた葉っぱをそっと持ち上げたら、葉先にできた葉から根が出ていた
右 ショウジョウバカマの隣に、ハルリンドウ
 
 
   ショウジョウバカマ:ユリ科-4
左 赤っぽい花と、薄紫色の花
右 赤紫色の花
   
    ショウジョウバカマ:ユリ科-4
左 白っぽい花
右 薄紫色の花・・・こんな色が一番多い

   ハルリンドウ
 
 
 
  ハルリンドウ:リンドウ科-1
1ヶ月前は、
ヤブツバキマンサクしか花が咲いていなかっのに、
あっという間に春が来た・・・という感じで、花の種類が多くなっていた
ハルリンドウもつぼみさえ無かったのに、今日はあちこちで花を咲かせていた
   
  ハルリンドウ:リンドウ科-2
根本にロゼット状の根生葉
があるのが特徴だが、密生していて見つけにくい・・・ 
 
   ハルリンドウ:リンドウ科-3
花色の濃いもの・薄いものなどがある
   
   
  ハルリンドウ:リンドウ科-4
上 初めは、ピンク色の雄しべが固まっている (右 拡大)
下 花粉を出すと、だんだん開いて外側へ移る (右 拡大)
 
 
   
   ハルリンドウ:リンドウ科-5
上 雄しべの中から、雌しべが出てくる (右 拡大)
下 雄しべはぺたりと外側にくっつき、雌しべの柱頭が2つに分かれる (右 拡大)

   コバノミツバツツジ
 
   
   
  コバノミツバツツジ:ツツジ科-1
花が咲き始めた
   
 コバノミツバツツジ:ツツジ科-1
花は5裂  『雄しべは10本 長いもの5本と短いもの5本がある』・・・と言われているが、
きっちりその数とは決まっていなくて、少ないものもある
雄しべの葯の形が面白い 潜水艦の潜望鏡をイメージしてしまった
『先端に2つの穴があって、中から糸でつづられた花粉が垂れ下がる
来訪する昆虫の体に付着しやすいための工夫』だとか

  カタクリ
 
   
  カタクリ:ユリ科
二日前にはもっと花が咲いていた・・・と出会った男性が話していた
左 今日は、たった1本きり
他の場所では、どんどん咲いていたのに、何故???
右 つぼみ

   ドングリの発根
 
   
  コナラ(たぶん)のドングリ:ブナ科-1
どんぐりのとがった方から、まず根が出て地中に入る
赤や黄色の部分は、子葉
   
 コナラ(たぶん)のドングリ:ブナ科-2
殻は自然に離れる
コナラ(たぶん)のドングリ:ブナ科-3
根は出たが土の中に入らないと、そのうち枯れてしまう

↓これは、2017/3/9撮影 比較のため借りてきた
しっかり根が地中に入っていれば、子葉の間から「幹」になる芽が伸びてきて、
葉っぱが出てくる
 
    
   
  ヒメカンアオイ
 
   
  ヒメカンアオイ:ウマノスズクサ科-1
2019/2/21、同じ場所でこの葉っぱを見つけ、葉柄の根元を探したが何も見つからなかった
今回、半ばあきらめながらも、確認のため土を掘っていくと・・・
花があった!
スズカカンアオイのような形ではなく、ヒメカンアオイだと思った
萼筒より萼片が長くないし、反り返ってもいないし、小さい
しかし、葉柄の長さは、
スズカカンアオイくらいの長さがあった
   
 
 ヒメカンアオイ:ウマノスズクサ科-2
この株も葉柄が長く、花は
ヒメカンアオイの特徴
   
 
 ヒメカンアオイ:ウマノスズクサ科-3
これも、葉柄は長いが、花はヒメカンアオイの特徴を備えている (右 拡大)
   
   
 ヒメカンアオイ:ウマノスズクサ科-4
これも、葉柄は長いが、花はヒメカンアオイの特徴を備えている
葉の模様はくっきりしていた (下右 拡大)
   
 
 ヒメカンアオイ:ウマノスズクサ科-5
ここからは、先ほどの自生地とは違う場所で
地面にペタリとくっついて咲く特徴
花は、
ヒメカンアオイの特徴(小さい・萼筒より萼片が長くないし、反り返ってもいない)
   
  
 ヒメカンアオイ:ウマノスズクサ科-6
これも-5の近くに咲いていた花
地面にペタリ型
   
  
 ヒメカンアオイ:ウマノスズクサ科-7
これも、-5 -6の近くに咲いていた花 (下 拡大)
地面にペタリ型
網目の模様が、
スズカカンアオイより細かくて多い

   ハナノキ
  ハナノキ:カエデ科
地面に赤い花がいっぱい落ちていた
見上げると、
ハナノキの雄株だった

   ミヤマウグイスカグラ
  ミヤマウグイスカグラ:スイカズラ科
ウグイスカグラはふつう全体無毛で、ヤマウグイスカグラは枝、葉、花に毛があり、
ミヤマウグイスカグラ
は腺毛がある』・・・とのことで、ミヤマウグイスカグラとした

   コウヤミズキ
 
 
 コウヤミズキ:(別名ミヤマトサミズキ):マンサク科トサミズキ属-1
満開だった!
この時期、こんな黄色い花をたくさんつける木の花があるが、判別に苦労する
トサミズキ属のどこが違うのか、比較してみた↓
   花序の花の数  葯の色  雄しべと花弁の長さ
トサミズキ  7〜10個 暗赤色 雄しべ=花弁
 ヒュウガミズキ 1〜3個 黄色 雄しべ<花弁
 コウヤミズキ 4〜5個 暗赤色 雄しべ=花弁
 キリシマミズキ 5〜9個 黄色 雄しべ<花弁
↑ この表から考えると、
葯が暗赤色なのでトサミズキコウヤミズキ
花が多いのはトサミズキ
分布地域は、四国と本州(中部地方以西)の違いらしいが、植栽なら関係なし
名札は「
コウヤミズキ」となっていた

   
  コウヤミズキ:ミズキ(別名ミヤマトサミズキ):マンサク科トサミズキ属-2
紅い部分は
、雄しべの葯  黄色と赤のコントラストがとても可愛い〜
上左 
2本、突き出ている部分は、雌しべの花柱だって
花びら5枚・雄しべ5本・雌しべ2本

   
コウヤミズキ:ミズキ(別名ミヤマトサミズキ):マンサク科トサミズキ属-3
紅い葯は、まだ花粉を出していない
若い葯
花粉が出てくると、黄色になってくる(『葯がやぶれて』と記載してあるページもあった)

     出会った虫
   
  テングチョウ
名前は、『頭部が天狗の鼻のように前方に伸びることに由来する』だって

あちこちで飛んでいた  石の上がお気に入りらしい・・・暖かいからかも?

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