潮見の森   (多治見市) 

                         2019年4月4日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 タンチョウソウ(丹頂草)別名イワヤツデ(岩八手):ユキノシタ科
6年ほど前、花友達のお庭でこのタンチョウソウを見せてもらった その時が初めて
この潮見の森にも栽培してあることを覚えていて、春来た時には、必ず顔を見るようにしている
今年は元気がなかった・・・
『中国東北部から朝鮮半島の低山から山地に分布し、
川岸の岩上や川沿いの岩壁に生える
春、地面を這う頑丈な根茎から、
ヤツデやモミジを思わせるような7裂に切れ込んだ葉を数枚広げる』・・・と
また、
『白い萼と白い花弁が重なり合って、花びらが10枚あるよう
外側の大きい花びらのように見えるのは、萼
6枚くらいある内側の小さい方がほんとうの花びらで、萼より多い
雌しべの柱頭は2〜3個に分かれていて、
その周りを8本程の雄しべがとり囲んでいる』・・・と
中央の様子は、まるでデコレーションケーキのように見える
名前の由来は、『つぼみが丹頂鶴の頭のように赤いことから』だって

 ショウジョウバカマ:ユリ科
勢ぞろい〜

 
  ピンクがかったアセビ:ツツジ科
同じ株でも、ピンク色が濃い場所・薄い場所があった

   
   
  コバノミツバツツジ:ツツジ科
『雄しべは長短それぞれ5本ずつ 合計10本
雄しべの先端には
葯(やく)(花粉の入った袋)が2つある』
・・・と、書いてあったので、雄しべの先端の葯にピントを合わせて撮影した
なるほど、2つがくっついていて、目玉のように穴が開いているのが分かった

   
   
   
   
  トサミズキ:マンサク科トサミズキ属
近くの庭に、この花とよく似ているが、
花数の少ない花が植えられていて、
今がちょうど見頃  
ヒュウガミズキだろう
・・・・・・・・・・・・・・・
この潮見の森には、
花数の多い花が咲いていた  右側は花の拡大
花数が4〜5個 葯が赤っぽいのは、コウヤミズキ
花数が7〜10個 葯が赤っぽいのは、トサミズキ
名札には「ヒュウガミズキ」とあったが「トサミズキ」の間違いでは?

   
   
 ヤマモモ:ヤマモモ科
これは、雄花のつぼみ  雌雄異株

   
 シロモジ:クスノキ科
黄色い小さな花をいっぱい付けている木があった
近寄ってみると、残っていた枯れ葉から
「シロモジ」と分かった
これは雄花 雌雄異株

   
   
  ヤマウグイスカグラ?:スイカズラ科
ウグイスカグラは、茎から花まで無毛
ヤマウグイスカグラは、
枝、葉、花に毛がある
ミヤマウグイスカグラは
腺毛がある

では、この花は? 枝と葉には毛があるが花にはない 腺毛でもないので
ヤマウグイスカグラかな?

   
 
 ヒメヤシャブシ:カバノキ科ハンノキ属
上 だらりと垂れ下がっているのは、雄花序
上左 雄花序の少し下に、横を向いた雌花序が見える
上右 垂れ下がった雄花序と上を向いた雌花序はほぼ同じ位置にある ??
下 昨年の実

 ウワミズザクラのつぼみかな?:バラ科
赤っぽいつぼみが上を向いていた

 タチツボスミレ:スミレ科

「大洞の池」に水鳥が浮かんでいた
「水鳥・くちばしが白色」でネット検索したら、「
キンクロハジロ」の写真がヒット
目が金色、頭や背、胸、尾の上面が黒、腹やわきが白
⇒ 目が金色かどうかは遠すぎてわからないが、腹やわきは確かに白色
冠羽(ネグセ)があるのが特徴
⇒ そうそう、この寝ぐせの様な部分が面白い!
オスは脇腹と腹は白い メスは、頭、頸が黒褐色で、背、胸は褐色。ネグセは短い
⇒じゃあ、この白い方が雄で、白くない方が雌だね

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