ハイキングコースの下見のつもりだったが・・・

  真禅寺(P)〜西山休憩舎〜西山〜栗栖林道
       
  登り返して西山休憩舎通過真禅寺(P)

  
     (可児市・犬山市)      2019年6月26日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です
                         コース図はこちら

   
 真禅寺登山者用(P) 7:50着
すでに車は10台ほど停まっていた
暑いので早朝登山かも・・・と思いながら、身支度をして出発 8:00
林道を歩いてゲートまで来ると、注意書きとスプレーが目についた 8:08

注意書きにはこんなことが書いてあった ↓
『登山道通行者へのお願い
この山域において、豚コレラウィルスに感染した野生イノシシが見つかって
ます。
豚コレラウィルスは、物について運ばれる恐れがあることから
他の地域への感染拡大を防ぐため、
下山後は、靴底の泥をよく落とし、下にあります消毒剤を靴底に噴霧してください。』
『*飲み物ではありません。
*消毒剤を吸い込んだり、眼や皮膚に付着しないように注意して下さい。
*消毒剤が目や皮膚に付着したときは水で洗い流してください。』


山へ行くたびに、こんな注意喚起の札を目にするようになった

  
 林道を歩いて、西山登山口へ 8:15

クチナシ:アカネ科-1
この山とその周辺には、野生のクチナシの木が多い
 
   
   
クチナシ:アカネ科-2
花びらは、普通6枚に分かれているが、5枚のもあった
花の中央にある
黄色いものが雌しべ
周りにある細いものが雄しべ
雄しべの葯だって)
・・・・・・
どのクチナシの花を見ても、
雄しべの葯はくったりしていて花粉なんてどこにも見えない
が、中央の雌しべに花粉がついているものもあった  ↑
この花粉はどこから来た? 雄しべの葯の花粉がないのに・・・?
→ 『
蕾の段階で雄しべは成熟し、
葯を花柱に押し付けて(スタンプのように)
花粉を転写している』・・・とか
へ〜え、そうなんだ・・・

   
 クチナシ:アカネ科-3
では、↑ これらの花の雌しべは?花粉が見られない・・・
二次的花粉表出』という言葉を知った
*まだ一般的な言葉ではないらしい
葯から出た花粉がいったん花柱に付着し、そこから花粉媒介者(昆虫)に渡るしくみのこと』だって
・・・・・では、これら ↑の雌しべに付いた花粉は、
昆虫によって運ばれた後だろうか?
それとも、雨で流された・・・?

  
 鳩吹山山頂からの道と合流 8:35
暑くて暑くて、汗がしたたり落ちる・・・
こんな暑い日に、400mにも満たない山に登りに来たことを後悔
その上、稜線には木陰が無い・・・

シャシャンボ:ツツジ科
殆どはつぼみ 花はまだちょっぴり咲き始めたばかり

ナツハゼ:ツツジ科
日陰で葉の下にあった実は、緑色だった

ズミ:バラ科

アブラツツジ:ツツジ科
こんな実がいっぱい
あちこちにぶら下がっていた

 西山休憩舎 8:47
ここまで来るだけで、へとへと・・・

   
ウスノキ:ツツジ科
こんな赤い実を、あちこちで見かけた

ネジキ:ツツジ科
花が終わると、こんな実になる
花は下向きに咲くのに、
実は上向きに付く・・・不思議!

ナンキンナナカマド:バラ科
若い実ができていた
右 口がすぼまったような形が面白くてパチリ

西山山頂に着いた 9:20〜9:30
西山への登りの途中に、山頂を踏まないでトラバース道があったはずなのに
通行禁止となっていた
この頂上の倒れている木を見て、何となく理由が分かった

 西山から下っていくと、トラバース道の出口がある
見ると、やっぱり倒木があり、立ち入らないように木が置いてあった

   
 鳩吹山北回りコースとの分岐 9:44
ここから左折して木曽川畔にある
「桃太郎神社」まで行く計画だった

栗栖林道への分岐 9:46
標識の文字が薄れているが、
「栗栖林道25分(樋ケ洞遊歩道に通じる)・
桃太郎神社70分」

 樹林とシダの中を下るのは涼しい
道も歩きやすい
 
   
 いつの間にか、沢に水が現れた
石伝いに沢を渡る

この大岩のある個所だけは
左右を見渡して渡りやすい場所を探した
ここを過ぎれば、林道はすぐ
 
   
栗栖林道の終点に着いた 10:15
樹林の中は良いが、麓の舗装道路を歩くのはジリジリと暑いだろう・・・
と考えると、気が萎えた
この林道終点から沢は二つに分かれていて
一つは今降りてきた道  もう片方を登り返すことに決めた
ずっと以前に通った記憶があるような・・・?

   
 浅い沢を渡り・・・
小さな滝と滝つぼを左に見て
足を滑らせたら、ドボンとなる
狭い山道を登り・・・
 
   
 沢を何度も渡るうちに、
水がだんだん少なくなって・・・

所々にある赤テープを頼りに・・・
 
   
 暗い樹林の中を進み・・・
何かがピョンピョンと左から右へ跳んで行った
カエルか?と思ったがそれにしては大きい  ???幼鳥だった
こけつまろびつ必死になって逃げていった

   
 だんだん登りになって・・・

  
 出た所が、西山と鳩吹山北回りコ-ス分岐との鞍部だった
こちらの標識の方が立派! 
でも、道は、暗くてじめっぽくて、狭くて、沢沿いのちょっと危険な場所もあって
あまりお勧めできない

  
   
 石原登山口分岐のすぐ下にある展望台で休憩 10:54
上 美濃太田方面  下左 西山  下右 鳩吹山山頂方面

   
 西山休憩舎は通過
さっき休んだばかりだもの
下りはすいすいで楽々

西山登山口分岐へ 11:19

西山登山口 11:34

 
 
消毒剤スプレーがあったゲート 11:40
注意書き通り、ブラシで靴底の泥を落とし、スプレーをかけた

このゲート付近の曲がり角まで、車が何台も駐車してあった
木陰に停めたかったからかも・・・?


  ・10月の低山ハイキング「真禅寺〜桃太郎神社」の下見をしようと出かけた。
   ミニバイクで、車の往来の少ない道を選んで走り、真禅寺の登山者用(P)まで、約55分。

   8時発でも暑くて暑くてしんどかった!
   暑さに負け、予定の半分も行かないうちに引き返すことにした!

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