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『 』内は、図鑑やネット検索からの引用です
クマノミズキ(熊野水木):ミズキ科 枝を棚のように横へ張り出す特徴のある形だったので、ミズキだと思った 花がそっくりだが、ミズキは葉が互生 クマノミズキは対生 この木は対生だったのでクマノミズキとした 地面にいっぱい白い雄しべが落ちていた 見上げると…この木だった 木では、今日一番多かった |
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クララ(眩草):マメ科 眩草(クララグサ)・・・めまいがするの「眩」の漢字が使われている 名前の由来は、『根をかむと目が眩むほど苦いことによる』だって 今日一番多かった草本 |
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エゾフウロ?ハクサンフウロ?:フウロソウ科 ハクサンフウロにそっくりなエゾフウロも伊吹山に咲くと言われている 違いがはっきりしないので困ってしまう ぱっと見てハクサンフウロだ!と思ったが、いろいろ調べてみると断定しにくい 区別の仕方は、↓ エゾフウロは、『@ハクサンフウロに比べて葉の切れ込み方が浅い A萼片に密に開出毛があるのが特徴 B花弁が重なる *区別しない見解もあるとのこと』・・・だって ↓ @切れ込みが浅いか深いか⇒ 分かりにくい A萼片の毛⇒ これのこと?↓ 確かに毛がある B花弁の重なり⇒ 咲いたばかりは重なってるよね・・・ *区別しない見解もあるとのこと⇒ はっきりした違いが無ければ、区別しないでほしいなあ・・・ 北海道、本州(東北地方)、千島辺りなら、エゾフウロにしてしまうけれど・・・ |
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タカトウダイ?:トウダイグサ科 トウダイグサ科は面白い花のつくりなので好き! 下 黄色の長丸の部分は、「腺体(せんたい)」 ナツトウダイの腺体は三日月形⇒ ナツトウダイではない ぷくっと膨らんで垂れている部分は、子房 子房にでこぼこがある⇒ タカトウダイ・ノウルシ 夏に咲くのは、タカトウダイ・ハクサンタイゲキ ノウルシは春に咲く⇒ ノウルシではない ハクサンタイゲキは、亜高山 ↓ タカトウダイかな? |
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カワラナデシコ:ナデシコ科 上右 くるっと曲がった部分が雌しべの花柱 雄しべは10本あるらしいが、そんなに多くは数えられなかった 下右 花びらの下の方に、ヒゲ状の毛が目立つ(右上は目立たない) 山に咲いていても、「カワラ」の名がつく |
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クルマバナ:シソ科 段々になって咲く |
ウツボグサ:シソ科 『武士が矢を入れて背中に背負った道具= 靫(うつぼ)に似ている』ことからの命名だって 下から順々に咲き上がっていく |
ミツバウツギ:ミツバウツギ科 葉っぱが三つに分かれているので、「ミツバ」 二つに分かれた特徴のある実ができていた だんだん赤くなっていく 今日一番に多かった木の実 花はこんな形 ↓ 2018/5/4撮影 {比較のため借りてきた) |
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クサフジ:マメ科 今日、一・二番を争うほど多かった草本 |
キバナノレンリソウ:マメ科 『伊吹山だけに見られる 織田信長が開いた薬草園へ移入した薬草に 混じって入り、帰化したものと考えられている』だって |
ユウスゲ(夕菅):ススキノキ科ワスレグサ属 『花は、夕方に開き翌日の午前中にしぼむ』と言われているが、 12時近くでもしぼむというより咲きはじめている感がした 曇っていて、夕方と間違えたのではないだろうか? 見頃のちょっと手前 |
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ビロードモウズイカ:ゴマノハグサ科 『ヨーロッパおよび北アフリカとアジアに原産』で、帰化植物だって 多治見近辺の空き地や道路ぎわでも見たことがある ↓ そういえば、去年5/31 スペインでこの仲間に出会っている |
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比較のため借りてきた (スペイン:ナバレッテ〜アソフラ間で咲いていた) |
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キバナカワラマツバ(黄花河原松葉):アカネ科 薄黄色の小さい花がいっぱい! |
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こちらは白花 白色の小さい花がいっぱい! |
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コバノギボウシ:ユリ科 まだ、つぼみばかり |
ノアザミ:キク科 盛りは過ぎていた |
クマシデ:カバノキ科 ミノムシの様な実がたくさんぶら下がっていた このぶら下がっているのは、「果穂(かすい」 *「果穂(かすい」とは、『果苞(かほう)が房状になったもの』 果苞(かほう)とは、『果実をつつんでいる葉が変形したもの』 その果苞(かほう)には鋭いギザギザがあって、びっしり付いていた ミノムシの様な果穂(かすい)は、5〜7cm程 果苞(かほう)は1.5〜2cm程 中に入っている実は長さ約4ミリくらいだって 1枚1枚、そのギザギザの葉っぱをむしってみたくなった・・・ ・・・・・・・・・・・・・・ それにしても、なんて分かりにくい言葉ばかり! できるだけわかりやすく言い換えようと努力しているが、手に余る〜 |
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この白いモコモコの泡状の物体↑ モリアオガエルの卵にそっくり 隣にもう一つあった 10cmより大きかった でも、下に水がない そんなところに親が卵を産むはずがない・・・よね! |
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マタタビ:マタタビ科-1 葉っぱが絵の具を塗ったように白くなっている木があった マタタビの葉っぱ! くるっと裏返してみると・・・花と実があった 上左 雄しべばかりなので雄花 上右 雄しべが落ちた後の両性花 下左 雄花の横に、もこもこした実がくっついている(あれ?雌雄異株なのに?) どうやら雄花にも虫こぶができたらしい 下右 3つ並んでいる 右=両性花 真ん中=つぼみ? 左=変形した実 |
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マタタビ:マタタビ科-2 マタタビの実には、2種類ある ↓ 正常な形のドングリ型↓と、モコモコしたカボチャ型↑ 2019/7/3 撮影 (比較のため借りてきた) カボチャ型の実は、マタタビの花の開花時期に 「マタタビアブラムシやマタタビツボミタマバエ」が寄生したためだって 正常に成長せず「コブ」状になってしまったという分け 「むしこぶ」とか「虫エイ」と呼んでいる 『漢方では、熱湯殺虫してから天日乾燥させた虫えい果を 「木天蔘(もくてんりょう)」と呼び利用される。 虫えい果の方がマタタビとしての効能がある』・・・だって でも、でこぼこ型に恐れをなし、収穫してきたのは正常な形のどんぐり型だけ 焼酎漬けにして、1年後に飲んだっけ |
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サルナシ:マタタビ科 確かこの辺にサルナシがあったはず・・・と思って探していたら、 高い木に絡みついていたサルナシの実を見つけた 『雌雄異株または雌雄雑居性のつる植物』・・・? マタタビは雌雄異株だったはず・・・ へ〜え、同じマタタビ科でも違うんだね! これも収穫して、焼酎漬けにして飲んだことがある マタタビの実は生で食べると『非常に辛くて食べられない』そうだが、 サルナシは『熟すと淡緑黄色になり、甘酸っぱく美味しい』そうである ふ〜ん、覚えておこう! |
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ノリウツギ:アジサイ科 『樹液を、和紙を漉く際の糊に利用したため、この名がついた』とか この花を見ると、夏が来た〜って思う |
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イワガラミ(岩絡み):アジサイ科 ツルアジサイとイワガラミはよく似ている 違いは、装飾花の萼片の数 イワガラミは装飾花に発達する萼片が1枚だけ ツルアジサイは萼片が4枚 望遠で撮ったのが、これ↓ ぱらぱらと1枚ずつになっている 岩に絡んでいなくって、松の大木に絡んでいた |
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ホタルブクロ(蛍袋)?:キキョウ科 白っぽいホタルブクロの花が咲いていた 紫色は無かった 花がそっくりなヤマホタルブクロという花もある 違いは『ヤマホタルブクロ は萼片の間が盛り上がっていて、 ホタルブクロは萼片の間に反り返る付属片がある』ことだけ 花ばかりに目を奪われ、萼片に注意を払っていなかったためはっきりさせられない・・・ |
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ヤマアジサイ:アジサイ科 |
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キイチゴの仲間:バラ科 ニガイチゴに似ているけれど ぽろっと簡単に採れないし、 種が大きくて酸っぱいし・・・ 何だろう? |
タツナミソウの仲間:シソ科 紫色の花が終わると、 手前の、凹んだお皿のような形の実になる |
シソ科かな? ピンク色の可愛い花が咲いていた 背丈30〜40cm程 ここだけのこれっきり |