伊吹山 (滋賀県)

                          2019年8月10日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 多治見発7:25に乗るはずが、
少し早く駅に着いたので、やってきた快速7:18に乗った所
関ケ原駅に、30分も早い8:49に着いてしまった(予定では、9:19着)
伊吹山山頂行きのバスは、9:30発
お客は、10名以下
山頂駐車場に10:20着の予定より早く着いた
パキスタンで、暑さのためフラフラになったので、
暑い中での登りは敬遠したという分け

バス利用のおかげで、楽々歩き始めることができた 10:10発
まず西登山道を登る


ここをクリックすると大きく見えます
 シモツケ:バラ科
右下 シカの食害から守られたネットの中は、丁度満開で見頃
他には、ぱらぱらとあちこちに咲いていた

 クサボタン:キンポウゲ科
咲き始め

   
アカソ:タデ科
アカソ
と似ているコアカソという葉が小さめの仲間がある
アカソの葉は3裂するが、コアカソは3裂しない・・・と
これら↑の葉は、皆3裂のように思えたのだが・・・

 オトギリソウの仲間・オトギリソウ科
花の直径1cm弱の小さな花だった

  
 メタカラコウ:キク科
小型だし、舌状花が少ないので
メタカラコウとした

   
   
 ルリトラノオ:オオバコ科
葉が対生
しているので、ルリトラノオ
そっくりさんの
クガイソウは、葉が輪生

『伊吹山にのみ自生する伊吹山特産種』・・・だって

花の拡大 ↓
   
 花はそっくりだが、
葉っぱのつき方が
輪生になっている株があった ↓
   
 イブキクガイソウかな?:オオバコ科
調べていたら、伊吹山だけに自生する
小型のクガイソウではないかと思えた
確かに皆、背は低かった

花の拡大 ↓
 
  
さあ、どうなだろう??

   
 クルマバナ:シソ科トウバナ属
段々になって咲いて行く

   
  
 アカバナ:アカバナ科
雌しべの柱頭が大きくて丸いのが面白い
「アカ」っぽいアカバナの他に、白っぽいアカバナもあった


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 アキノキリンソウ:キク科
左 ネットで保護された中に群生していた

   
 クルマユリ:ユリ科
オレンジ色に、黒い点々模様がくっきり

  
 キリンソウ(麒麟草):ベンケイソウ科
盛りはやや、過ぎていた

   
 イブキトラノオ:タデ科
数が少なかった

   
 シオヤキソウ(ヒメフウロ):フウロソウ科
最近、庭で栽培する人が増えたようで、
伊吹山の花が庭に咲いている〜・・・と、驚いたことがある

   
  ウツボグサ:シソ科
残り花

 ツリガネニンジン:キキョウ科
数が少なかった
 
  
 もうすぐ山頂

   
 カワラナデシコ:ナデシコ科
 
   
 キバナカワラマツバ:アカネ科
 
   
  
 イブキフウロ:フウロソウ科
花びらの先が3裂しているのが特徴

   
 ハクサンフウロ:フウロソウ科
 
   
 
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 ミツモトソウ(ミナモトソウ):バラ科キジムシロ属
 
   
  
 ヒヨクソウ:オオバコ科クワガタソウ属
残り花 花の直径は1cm以下

   
 山頂のお店に着いた 10:51

日本武尊の像 
「伊吹山頂」と書いてあるが
三角点は、別の場所

   
 ミヤマシシウド:セリ科
 
   
 イブキジャコウソウ:シソ科
ついこの前、パキスタンでもそっくりさんに出会っている

   
 ここが三角点 1377.33m

東登山道入口
注意書きがあったせいか、
このコースを下る人は少なかった

   
   
  
 サラシナショウマ:キンポウゲ科
ほとんどはつぼみ
ほんのちょっぴりだけ咲いている株があっただけ

 
 
 
 東登山道
ずっとシカネットが続いていた
時々、ネットが外してあるところもあった

   
  キヌタソウ?:アカネ科
小さな小さな花

 クサタチバナの実:ガガイモ科
花は6月ごろ咲く
 
   
  ミツバフウロ:フウロソウ科
東登山道の出口近くで出会った

   
  オトギリソウの仲間?:オトギリソウ科
花の下にある大きな楕円形の葉っぱが特徴


]ここをクリックすると大きく見えます
 
  マルバダケブキ:キク科
以前はネットの中に群生していたが
今回、ネットは外されていた


ここをクリックすると大きく見えます
 
  マルバダケブキ:キク科 イブキトリカブト:キンポウゲ科
駐車場に出る扉近くは、いつも開花が早い
イブキトリカブトはここだけに咲いていた

   
 東登山道の出口の扉 11:42

すぐ、中登山道を登り始める 
   
  テンナンショウの仲間・サトイモ科
毎年ここで出会っている

  
  ヤマトウバナ:シソ科
背の高さ20cm程


ここをクリックすると大きく見えます
 
   
  タカトウダイ?トウダイグサ科
風でゆらゆら揺れるので、手を添えてパチリ
黄色い部分は、腺体(蜜を出す部分) 楕円形になっている
ぷっくり膨れた子房にはたくさんのイボイボがあるのが特徴

 
  テンニンソウ:シソ科 と サラシナショウマ(キンポウゲ科) の大群生
黄色は、メタカラコウ(たぶん):キク科

  
  テンニンソウ:シソ科
まだつぼみばかり

   
  キンバイソウ:キンポウゲ科
2ヶ所で、出会っただけ

  
  トモエシオガマ:ハマウツボ科
ここだけのこれっきりだった

 
 駐車場を見下ろす
手前のレールは荷揚げ用のモノレールの軌道
今日は観光客が少なかった

   
 再び山頂へ 12:18

 ガスが出て涼しくなってきたので、
麓の上野登山口まで歩くことにした 12:28

  
 8合目通過 12:43

 
 3合目を見下ろす

   
 7合目通過 13:00

6合目通過 13:14 
   
 6合目下の避難小屋

5合目から山頂を振り返る 13:33
ここで休憩しようとしたが、
椅子はあっても屋根がないので
暑くてとても休憩どころではない

   
 5合目下の日陰の岩に座って休憩 13:50

 4合目通過 14:02
バスは14:30の次は、16:49しかない
時間はたっぷりあるので
3合目を散策しようと考えた

  
 3合目にある旧ホテル

   
  コバギボウシ:ユリ科
色の薄い花・濃い花があった

   
  
  ナンバンギセル:ハマウツボ科
図鑑では知っていたが、見るのは初めて!
何気なく入った草むらの奥で見つけた
『イネ科の単子葉植物(イネ、ススキ、サトウキビなど)の根に寄生する』・・・と
ここなら、さしづめ「ススキ」だろう
下 つぼみらしい

  
 ネットで囲まれた観察路 扉を開け閉めして中へ入った

   
  ハクサンフウロ:フウロソウ科
 
   
  ワレモコウ:バラ科
 
   
  アキカラマツ:キンポウゲ科カラマツソウ属
全体が黄色っぽい

   
  ユウスゲ:ユリ科
左 実
右 今日の夕方咲く花だろう

   
   イブキボウフウ?:セリ科
  ヤマハギ:マメ科
 
3合目をもっとあちこち散策したかったが、
夏草が茂って歩きにくいのであきらめた

   
   カンボクの実:スイカズラ科
これから赤くなっていく

 2合目通過 14:57
  
  メハジキ:シソ科
1合目のすぐ上に、咲いていた
余りの暑さに、葉っぱも萎れていた・・・

 
 登山口に着いた 15:45
涼しかった山頂のガスは、下るにつれ無くなり
ジリジリ照らされるようになった
余りの暑さにめまいが起きるほど
早く涼しい場所へ行きたいとばかり考えていたのだろう
足早に下ってしまい、バスの発車時刻の1時間前に着いてしまった

顔を洗い、バンダナを水に濡らし、
タオルマフラーも水で濡らして首に巻いて涼しさを求めた

トイレ前のベンチに座り、
ビールとアイスキャンデーで体を冷やした

    出会った虫たち
   
 
   
 
 アリは虫にならないか・・・


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