JR野尻駅〜阿寺(あてら)渓谷JR野尻駅
         

            (長野県木曽郡大桑村)  2020年11月15日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

                周辺地図はこちら   大桑村作成:阿寺渓谷案内図はこちら

 多治見駅6:55発 中津川駅で乗り換え
走っている列車の中からパチリ

 
 いつも十二兼駅では、
すれ違いの列車待ちで長く待たされる
その間に、電線のない所を選んでパチリ
黄葉が多く、赤が少ない

 
 野尻駅8:25着(の予定だったが8:30着になった)
十二兼駅で長く待っていて
時刻表より遅れたのに、アナウンスが無かった
そのため野尻駅には5分遅れで到着

プラットフォームからパチリ

 
 駅横にきれいなトイレ
除菌スプレー付き、ホカホカ便座(シャワーは無し)

身支度をしていた若い女性に
「どこまで?」と尋ねると
「木曽福島まで中山道を走ったり歩いたり」
・・・という返事
「舗装路が多いよ〜」と言って別れた

出発 8:37

 
駅前の道を右へ進み、
「大桑村野尻出張所前を過ぎた所でパチリ
さっきのプラットフォームからと同じ景色

 踏切を渡って・・・

「阿寺渓谷案内図」を見て左折

  
 阿寺渓谷への「→」を見ながら
すいすいと歩く
(野尻駅から歩くのは初めてだが
野尻駅へ歩くよりは簡単)

 
 太陽光発電のパネルがずらり

 
 木曽川に架かる「阿寺橋」が見えてきた

 
  橋を渡った左手に見える赤い橋は、
「フォレスパ木曽」へ行く橋
以前、十二兼から野尻駅まで歩いた際、
通ったことがある
 
 橋の途中から
右手に見える中央アルプスをパチリ
もっと近くに引き寄せてみた ↓
 
 ↑ 左から、麦草岳
ずずずっといって、ぽこんととがっているのが木曽駒
右手前に大きく見えるのが、三の沢岳かな?

 
 「阿寺橋」を渡り終えると・・・
 
 車道が真っ直ぐに続いている
この道が「阿寺渓谷」へ行く道 8:55
ここにトイレがあったので、覗いてみたが
戸が閉まると真っ暗!
そんな真っ暗の中で用はたせない
・・・と思い、出てきた
手洗い用の水はあった
(蛇口をひねると強すぎるほどの水量)

 
ここをクリックすると大きく見えます
 
 大桑村の「阿寺渓谷案内図
プリントアウトして持って行ったが
行き先が上向きなので
分かりやすかった

この↑地図は、行き先が下向き・・・

これなら分かりやすい

協力金を入れる箱があった

トイレ清掃維持・遊歩道整備・清掃などに
使う旨の文が書いてあったが
本当によく整備されていた

トイレが暗いのには困ったけれど
電気はあったのかしらん?
 
  
 「熊出没注意」の看板を見て、
すぐ熊除け鈴を付けた!
が、付けているのは私ひとり
車で来るハイカーや観光客は
誰も付けていなかった・・・

 
 ここが「阿寺渓谷」入り口かな? 9:04
野尻駅から約25分

 
 ずらりと並んでいる案内板等

  
 そのうちの1つ
「阿寺川の清流」について書かれていた文 ↓

”阿寺川はどんなに雨が降っても濁らない”
と言われている理由が書いてあった

『山全体が非常に硬く風化しにくい
濃飛流紋岩(溶結凝灰岩)でできているので
こすれ合っても簡単には微粒子になりにくいため
川に溶け込むことが少ないから』
(要旨)だって

へ〜え、そうなんだ!

ネット検索してみたら、
『濃飛流紋岩、恵那山付近から
北西端にあたる白川村地域にいたる広大な地域に分布する
巨大な火山岩体である。
岐阜県の面積の1/4ほどを占める地域に広がっており、
その名が示すとおり美濃と飛騨にまたがる地域を覆いつくす』
・・・とあった
(「岐阜の地学」よりお借りしました)

岐阜県に隣接する長野県の大桑村も
それに含まれるってことなんだね

じゃあ、柿其渓谷もそうなんだろうか?
阿寺渓谷の隣に位置するから、
やっぱり同じ『濃飛流紋岩』のせいじゃないかなあ?

 
 ここがゲート 
7/18〜8/30までは
ここで車両の進入規制をしていたようだが
今は全車スルー
後ろや前からの車に気をつけながら
歩かなければいけないので、
それがちょっとね・・・

(*案内図には、トイレのある付近に×がついていて
『ここから、阿寺渓谷の車両進入規制を行っています。』
と、書いてあった
けれど、
ゲートも何もない所で規制できるのかなあ?)

日曜日だから
工事用の大型車は来なかったけれど・・・

  
 
 ↑ ほんとに水が澄んでいる〜
底まで見える〜

 
 舗装された車道歩き
両側は黄葉というより、茶葉だねえ

 
   
今回、見事に紅葉していたのは、ここだけ
他は、皆遅かった・・・

 
 あら?古い線路が見えた

   
 1915年(大正4年)〜1966年(昭和41年)まで
材木を運搬していたミニSLの名残

 
 田石(たいし)
『旧森林鉄道鉄橋の下に位置する
巨大な甌穴のある岩のこと。
円形に削られている部分が
田んぼのように見える』
…とあったが
確認できなかった・・・

   
雨現の滝(うげんのたき)
「雨が降ると現れる滝」の意味らしい
対岸のずっとずっと上に
垂直の岩があり(右の画像)
雨が降った後には、滝のようになって見える
・・・ってことだろうね

 
 
 ↑ ずっと左手に、阿寺川を見ながら歩く
この時間はまだ車が少なく、
気ままに歩くことができた

 
 ああ、いい色だねえ・・・

 
 狐ケ淵・狸ケ淵
『狐や狸が、化けた様子を、
この渕の水を鏡代わりにして映してみていた』
んだって

 
 車道から覗くと、素敵な色!
下へ降りる道もついている
これは降りなくっちゃ!と、行ってみると・・・
今日一番の濃いエメラルドグリーン
 
 
 ↑ 底の石まで見える!
波もたたずに静か〜にトロ〜ンとした渕だった

 
 車道の両側はこんな感じ

 
 
 次は、亀石
『対岸の流れから
亀が頭を出しているように見える岩』
が、あるらしいが、
どれどれ?どの岩のこと?・・・と探してみたが
はっきりは分からずじまい

 
 
 犬帰りの渕
『猟師たちが猟犬を連れてこの渕近くまで来ても
険しい断崖絶壁のため
犬は渡ることを諦め、引き返した』

・・・という話から名付けられたんだって

今は橋ができて、橋の上から眺めているけれど
そうだよね、飛び込んでも対岸に登れないよねえ・・・

   
 前方に人が集まっている広場が見えた

その手前に、樽ケ沢の滝

上から流れる滝ではなく
足元の橋の下から、流れ落ちる滝のことらしい
『螺旋状に滝つぼへ流れ落ちている』
・・・と、説明書きしてあった

確かに、豪快にしぶきをあげて流れ落ちていた

先へ急ごうと歩き始めると、
声を掛けられた・・・
つい先日、一緒に東谷山へ登った
低山ハイキングクラブのメンバーだった

彼女は、お友達と一緒に車に乗っていて
見覚えのある私のザックを見つけ、
追い越しざまに顔を確認して
声を掛けた・・・と

まあ、こんな所で知り合いに会うとは!
奇遇だった!

先を急いでいたので、
早々に分かれた

 
 この広場、駐車スペースも広いし、
トイレもあった

里帰りハナノキ」の説明板と、
「ハナノキ里帰り記念植樹」という碑があり、
その後ろにきれいに色づいた
ハナノキがあった ↓
 
 これから行く阿寺渓谷キャンプ場奥(徒歩30分)にあった
ハナノキが枯死しそうだったため
県外の専門機関にクローン増殖を依頼し(平成17年)
4年後の
平成21年にそのクローン苗木を
植樹した記念のハナノキがこれ・・・なんだって

クローン苗木って?どうやって作るのだろう?
ネット検索してみた ↓
独立行政法人林木育種センターの「林木遺伝子110番」に登録し、
挿し木と苗木の増殖を依頼』したそうである
へ〜え、そうなんだ・・・
植樹している写真があったが、(平成21年)
大人がしゃがんだ時の、
背の高さと同じくらいの大きさだった

今年は平成でいうと32年
11年でこんなに大きくなる??
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

我が家の近くの公園にも
ハナノキが何本かあって、今、紅葉がきれいになっている
雌雄異株で、
『秋は雄株が紅葉、春は雌株が赤く芽吹く』・・・と
確かに、雄株が紅葉している
隣にある雌株は、葉っぱが少ないので
スケスケルック状態

   
その広場の隅に島木赤彦の歌碑があった
”山深くわけ入るままに谷川の水きはまりて家一つあり”

   
 案内図を見ると、
歌碑の近くに吊り橋が架かっていて
遊歩道(1周1.2km)ができている

これはぜひ行かなくうちゃあ!と思った

 クマ注意の張り紙 ↓
『「森林の中にはクマがいる」
と思って行動する』
『音の出るもので、
人がいることを知らせる』

・・・等の注意が書いてあった

今年はホントにクマの目撃情報や
クマによる被害情報が多い
今まで普通に気軽に歩いていた場所でも
クマが出没している

しばらく自分なりの自粛をしていたが
そうやっていてばかりでは
どこへも行けない
熊除け鈴を音高く鳴らしながら
注意深く歩くことにした

 
 赤彦吊り橋」と名付けられた吊り橋
ここから対岸に渡って、山の中をぐるっと歩いて
再び吊り橋を渡って(中八丁吊り橋)
こちら側に戻るというコース
1.2kmなら軽い軽い

   
 少し揺れるだけで、しっかりした作りの吊り橋だった 10:13
右 橋の上から下流を望む
深くないので、色も薄い
さっきの狐ケ淵・狸ケ淵の色に比べれば
足元にも及ばない

これで両岸に鮮やかな紅葉や黄葉があれば
言うことなし!なんだが・・・

 
 標識を見て右へ

 やっと山道が歩ける!
舗装路は疲れる

   
こんな標識がいくつも立っていた

「六段の滝」へは
左下に降りなければならない
丁度その方面から来た二人連れに
「見事でしたか?
見る価値はありますか?」なんて
聞いてしまった

大肯定とはいいがたい反応だったので
「六段の滝」はパス

直進して「中八丁吊り橋」を目指す

丁度山道の左側が沢になっている
瀬音も大きいので
沢近くまで覗きに行った
もしかしてこれが「六段の滝」?

ということにして、前進

 この先、およそ何mで行けるかが分かる

「中八丁吊り橋へ410m
赤彦吊り橋へ440m」とあるので
丁度このあたりが中間地点 10:27
「赤彦吊り橋」から約10分

  
 登りつめた所から、今度はどんどん下る

 
 「うなり島」分岐に出た 10:37
勿論、右折
帰りはここまで戻ってくるようである

 
 ああ〜、きれいな色
ここから河原に降りられる

 
 
 川の水際まで近づけるのはここだけ
良い休憩ポイント! 10:43
ランチ休憩とした

20分ほど休んで11:08発

   
 元の分岐まで戻り 
「中八丁吊り橋」へ直進 11:12

 イワウチワ:イワウメ科
凄い! 大群生!
ゴヨウオウレンも
あちこちに群生していた

春は見事だろう〜

 
木の階段を降りると
中八丁吊り橋」 11:15

   
吊り橋を渡り終えると
中八丁吊り橋」の説明板があった

『もともとは森林管理用の吊り橋であったが、
渓谷に架かる吊り橋の景観を守るため、
平成22年度に地元住民の協力により
改修された。
下流の赤彦吊り橋まで約1時間の遊歩道でつながる。
遊歩道では、森林浴を満喫できる。』
・・・と

ここまで約20分の休憩を入れて、1時間だった

 車道に出た所で右折
キャンプ場を目指した

・・・と、「ウナリ島」説明板があった

変わった名前だなあと思っていたが
面白い説明が書いてあった

『その昔、許されぬ恋仲の二人がここに「駆け落ち」して
人目を忍んで住んでいた。
ある日、女が毒キノコを食べ激しい腹痛に襲われ、
男はあれこれ介抱したが女は苦しむばかり。
たまりかねた男は夜の山道を里まで下り、
ようやく薬を求め帰ってみると
女は既に亡くなっていた。
男は声をあげなき悲しんだ。
その後、雨で増水した夜には、
苦しみ悶えた女のうなり声と
男の鳴き声がこの島から聞こえる
と言われたことから名付けられた。』
だって

この文を作った人、上手い!
思わず最後まで引き込まれてしまった

なるほど「うなり」や「ウナリ」じゃなく、
唸り声なんだね

 
 右手の川を見ながら歩いていると、
さっきの「うなり島」休憩場所が見下ろせた

島じゃなく川原なんだけど・・・

 
 熊ケ淵 11:24
『この辺りには熊の出没が多く、
時には子連れでこの渕に入り、
水浴びを楽しんでいたのをよく見かけたといわれる。
そんなことから誰いうとなく
熊ケ渕と呼ばれている。』
だって

覗き込むには、
相当崖っぷちに近寄らないといけないので
パス

 
牛ケ淵 11:34
『牛の姿に似ていることから名付けられたといわれる。
この渓谷一番の深淵である。』
だって

↓ これが渓谷一番の深淵?
 
 
 ↑ そうかなあ・・・?
さっきの狐ケ淵・狸ケ淵の方が
濃い色だったけれど・・・

   
 林道分岐(野尻向林道)に着いた
「シカクボ沢復旧治山工事」の看板

このまま進んでいくと
野尻へ行けるのかとスマホで調べたが
くねくねとどこまでも続き
とても野尻の集落へは行けそうもなかった

 
 
 吉報の滝
この滝の説明に
『この渓谷に泊まり込みで働いていた江戸時代の山人達には、
里の様子がなかなか伝わってこなかった。
しかし、この滝の音が良く聞こえる日は
里から「良い知らせ」が届き、
せせらぎの音とともに単調な山人達の
生活の慰めとなった。
そんなことからこの名が付けられた』

・・・と書いてあるあった


当の滝は、手前の木々に邪魔されて、
はっきりとは見えなかった

 
 あら? 橋脚(橋の下にあって橋を支える部分)のような
コンクリートがある
ここに、以前、橋が架かっていたのだろうか?

 
 水深が深いと、エメラルドグリーンに見える
ここはやや薄い

狐ケ渕・狸ケ淵には及ばない

 
 阿寺渓谷キャンプ場に着いた 11:52
今日の目的地はここ

立て札には注意書き ↓
検温37.5℃以上の人は、
キャンプ場へんp入場お断り
手洗い・消毒・マスク着用して入場
』等々

町中と同じ扱い

 
 美顔水」という凄い名前の水が流れていた
   
 左の説明板には、こんなことが書いてあった ↓
『江戸時代、阿寺山を管理するため
遠く尾張藩より派遣された役人たちの奥方が、
この霊水を朝夕使ったところ、
見違えるほど色白の美人になって帰って来るので、
「美顔水」と呼ばれるようになったといわれる。
森林の奥の岩間から湧き出ており、
渓谷内でも一番きれいで冷たい。
平成22年1月に「信州の名水・秘水」に選定された。』
・・・と

ふう〜ん、飲むのではなく、顔を洗うんだ

右の説明板
古くなって字も薄れているが、
内容は、ほぼ左と同じ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もしかして、水質検査もしてるかもね

ありました! 
長野県薬剤師会の検査結果が!
『カルシウムイオン、マグネシウムイオン、ナトリウムイオン等々
21項目の成分が分析
してあった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

*選定方法も書いてあった↓
「県内の市町村から36ヶ所の候補地の推薦を受け、
選定委員会(委員長 藤縄克之信州大学工学部教授)が、
地域住民による保全活動、歴史的価値や希少性、
水量・水質などの選定基準を設定し、
現地調査を行った上で
15ヶ所に絞ったそうである
・・・・・・・・・・・・・

さあ、帰ろう 12:00発

野尻駅から、ここまで3時間15分かかった

野尻駅14:31発に乗車しないと、
次は、16:22しかない・・・

   
   
   
 マルバノキ(ベニマンサク):マンサク科-1
行きに見過ごしてきたマルバノキの花に目が留まった
葉っぱはほとんど落ちてしまっていたので
赤い花が咲いていることに気づいた

足元に注意して近づくと(落ちれば川の中)
おなじみの面白い形の花が咲いていた

花の直径は1.5cmくらいで、花びら(5枚)が細いので
気を付けて見ていないと、見つからない

2つの花が背中合わせにくっつくという
不思議な形をしている

   
   
マルバノキ(ベニマンサク):マンサク科-2
花の中央にある、白く尖った部分が雌しべ
よく見ると先端が二つにわかれていることが分かる  (上の画像)

雌しべを囲んでいるのが雄しべ
雄しべは、5個あるが、葯が2個ずつついているので
10個あるようにも見える  (上の画像)

(下左の画像) 雄しべの葯から白い花粉が出始めた
そして、だんだん花粉を出す葯が増えてくる (下右の画像)
・・・・・・・・・・・・

さあ、急がなくっちゃ

 
 林道分岐通過 12:09
緩い下りなので
足を出せば、自然に前へ前へと進んでいける
スピードも出る

 
 耳に瀬音、目にエメラルドグリーン(濃淡あり)
時々車が来るのが気になるけれど
歩く人はゼロ
熊鈴を大きく鳴らしながらずんずん歩くのも
また楽しい

 
 中八丁吊り橋」通過 12:26

   
 あらこんな所に
六段の滝」の説明板があった
『対岸の林の中に6段続きの滝がある』と簡単な文

こちらから、6段は見えない

 
赤彦吊り橋」のある広場に着いた 12:31
下りは早い!

 
下るとともに、葉っぱに色がついてきた

 
 狐ケ淵・狸ケ淵 12:43
やっぱりここが一番深そう〜
車道から見るだけにして通過

 
 ん? このベンチのあるスペースの端に
下へ降りる道があった
行ってみよう〜

 
 水際までは行けなかったが
上から水面を覗くことができた

うん、ここもいいねえ・・・

 
 水の中の岩は茶色
水の外にある岩は白色・・・?

 
 森林鉄道跡通過 13:04

 
 ここしかなかった綺麗な紅葉の場所通過 13:11

 
 車規制のゲート 13:21

 
 阿寺橋に着いた 13:24

ここから野尻駅まで約30分
14:31発に十分間に合うと思ってホッ

 
 中央アルプスは雲の間にちょっぴり見えるだけ

 
 ここまで降りてくると
山の紅葉も色鮮やかになってきた

   
 調べ中
民家の庭に変わった実
(民家の庭先で)

  ピラカンサ:バラ科
びっしりとオレンジ色の実を付けていた
(これも民家の庭先で)
   
 踏切の向こうにも
中央アルプス 13:41

 ガガイモ:ガガイモ科
何処かで見かけた葉っぱ・・・
と思って周りをよくよく見たら、
カリカリに乾いた実がなっていた

実は半分に割れて、中の種が見えていた

 
 野尻駅に着いた 13:52
ノンストップで歩いてきてしまったので
まだ40分の余裕があった
キャンプ場から2時間
(行きは3時間15分)

綺麗な水のある静かな所で
休んでくればよかった・・・とちょっぴり後悔

・・・・・・・・・・・・・・・
今日の「下見」という目的は果たせた
が、車の通る舗装路が殆んどなので
来年のコースに取り入れるかどうかは
思案が必要


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 持ち帰ったガガイモの実を調べてみた

   
 半分に割れた実を
2つ貰ってきた

上の実の中をよく見ると
茶色のしんの回りに
種が規則正しく並んでいた

    
 中身を全部出してみた
すごい数!
1つ1つの大きさ・形は
こんな感じ
種自体はペチャンコで
ちょっと頼りない・・・
これで芽が出るのだろうか?
と心配になるほど

   
 もう一つの実

 種だけを取り出すと
中に茶色の芯が残った

この芯の回りに
ぴた〜っと重なり合うように
綺麗に整列して
種が並んでいた

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