名鉄羽場駅〜八木三山JR坂祝駅
         

            (各務原市・関市・坂祝町)  2020年5月20日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 JR多治見駅発 6:22
JR美濃太田駅 6:49〜6:53
JR鵜沼駅7:04着――→名鉄新鵜沼駅へ 7:17発
名鉄羽場駅(新鵜沼の次の次) 7:20着 7:30発
JR:510円 名鉄:170円
乗客の少ない時間に乗って、登山者の少ない時間に歩いて
早く帰ってこようと計画した
約1時間で歩き始めることができた

 津島神社と福祉センターのある広場


エゴノキ:エゴノキ科
花がいっぱいぶら下がった
エゴノキ
正面に八木三山が見えた
左の山の端から登って、ずう〜っと右端まで歩いて
もっと先まで歩く予定

オオキンケイギク:キク科
車道を歩いて行くと、真っ黄色な花が見えた・・・
きれいだけれど、
特定外来生物に指定:引き抜いて焼却すべき・・・といわれている花が。ずらり!

 
 車道を渡ると、愛宕神社の参道入り口
鳥居を潜って住宅の間を歩いて・・・

急な階段下で左折
以前、愛宕神社まで行ったことがあるので、
今日はパス

   
 スイカズラ:スイカズラ科
い〜い香りがしていた
白色は咲いたばかり
黄色は少し日が経っている
「金銀花」とも言われる所以

ネジキ:ツツジ科
白い提灯風の花が、1列に横並びして咲く
今日たくさん咲いていた花のうちの1つ(ナンバ-4)
 
   
愛宕神社の横の坂道を上って行くと
小さな標識のある登山口へ

 両側から草が茂った
細い道を登って行くと、
本来の西登山道に合流
ここからは道幅も広くなり歩きやすくなる

 
 
ガンピ(雁皮):ジンチョウゲ科
葉っぱに触るとふわふわ
花の中をのぞくと、濃い黄色の雄しべが見える
濃い色は咲いたばかり 日が経つと色は薄くなる
外にある花びらのように見えるのは『萼片』だって
鼻を近づけると、かすかに特有の匂いがする
ジンチョウゲ科の割には、香りは薄い
今日たくさん咲いていた花のうちの1つ(ナンバ-2)

タカノツメ(鷹の爪):ウコギ科
左 若い実ができていた
右 このくらいに開き始めた葉っぱを、お浸しにして食べていた
比較のため借りてきた 2020/4/10撮影

ナンキンナナカマド(南京七竈)(コバノナナカマド):バラ科
『花序(花を付けた茎)の基部に扇形の大きな托葉(たくよう)がついている』のが特徴
ナンキン(南京)という名前なので、中国原産かと思えるが、
『小さいものや愛らしいものにつける接頭語で、原産地は日本』だって
花の様子 ↓ 比較のため借りてきた
   
 ↑ 同じコースで 2018/4/28撮影

 急坂を登り、左側が開けた展望地から-1
眼下の池は「苧ヶ瀬(おがせ)池」
 
急坂を登り、左側が開けた展望地から-2
左手遠くに、白いアーチ(遠くからでもよく分かる)
木曽川三川公園の「ツインアーチ138」
エレベーターで登れるって
138mの高さかと思ったら、一宮市にちなんだ「いち・み・や)=138だって
知らなかった〜

ナツハゼ:ツツジ科
赤っぽい花が、並んでいた
実もでき始めていた

モチツツジ:ツツジ科
今日たくさん咲いていた花のうちの1つ(ナンバ-1)
傍を通るだけで甘〜い香り
近寄って見ると、がっかりすることが多い
(虫にかじられたり、盛りが過ぎてぐったりしてたり・・・)
これはまだいい方

愛宕山に到着 8:43  三角点あり 268.5m
駅から約1時間50分
「八木山まで45分」の標識もある
↓ 山頂からの展望
↑ 左の方にある広いグラウンドは、八木山小学校かな?
池が二つあるのも見えた

登りと下りは、一応指定されている
こちらが下り道

ここが登りと下りの合流点
黄色方面は、「上り道」
赤色の方から降りてきた

スノキ:ツツジ科
あれ?つるんとした丸い実がなっている
スノキだった 白色から赤色、熟すと黒色になる
念のため、葉っぱをかじってみた
う〜ん、スッパイ!
↓ よく似た
カクミノスノキは、こんなに酸っぱくない
   
 カクミノスノキ(ウスノキ):ツツジ科
花は、
スノキカクミノスノキも、そっくりさん
これは、角ばったスノキ・・・という意味の名前
実は、熟すと真っ赤になる

カナメモチ:バラ科
満開だった
今日たくさん咲いていた花のうちの1つ(ナンバ-3)
花の中央が赤っぽいものと、白っぽいものの2種類があった

モチツツジ:ツツジ科
(ナンバ-1)の花

二子山山頂 247m 9:19
展望なし・ピークとは言えない只の通過点のような山頂

アブラツツジ:ツツジ科
殆んどは、花が終わって小さい実ができていた

ネジキ:ツツジ科
今日たくさん咲いていた花のうちの1つ(ナンバ-4)
下段左 枝先に、下を向いた花が横並びに咲く
下段右 花が開いていた枝を、くるりと反転させて
中を覗いてみた
棒状の雌しべが目立っていた
木を見ると、ねじれているので、「
ネジキ

 ガンピ:ジンチョウゲ科
愛宕山への登りに一番多かったが、あちこちで咲いていた
今日たくさん咲いていた花のうちの1つ(ナンバ-2)

   
 ナツハゼ:ツツジ科
ネジキ
は白い花・ナツハゼは赤色の花

   
八木山手前の岩場
今までに数回このコースを歩いているが、
こんな所に、鎖やトラロープのかかっている岩場があるなんて知らなかった

   
 調べ中
ぐいっと登ると、足元が切れた崖の上にでる

こんなコンクリートが立っていた 
  
 登り切ったところからの展望
大きな池が見えた 上池かな?

   
 赤い矢印の奥が岩場になっている
黄色は岩場を通らないルート
 ここで2ルートが合流して
八木山を目指す

  
 
   
 カナメモチ:バラ科
分岐のすぐそばに大きなカナメモチの木
満開〜
虫がぶんぶん飛び回っていた

今日たくさん咲いていた花のうちの1つ(ナンバ-2)

   
 石碑に「御嶽山大権現」の文字

八木山山頂に着いた 296m 9:53
愛宕山から50分

   
 ここから「北尾根登山道」を下る  ネジキ:ツツジ科
今日たくさん咲いていた花のうちの1つ
(ナンバ-4)

  
 八木山山頂からすぐの岩場から-1
前方右・・・あのアンテナは、明王山?
(あの尾根までずっと縦走していくつもりだったが、
疲れてしまってコースを変更した)
 
 八木山山頂からすぐの岩場から-2
左手・・・山が幾重にも続いている
 
 八木山山頂からすぐの岩場から-3
左後ろ・・・今歩いてきた愛宕山〜二子山の稜線
 
 八木山山頂からすぐの岩場から-4
これから通る「北尾根登山道」
その先は、「各務野自然遺産の森」へと続く

  
 
カナメモチ:バラ科
ここにも満開のカナメモチ
ほんとに多い!
今日たくさん咲いていた花のうちのナンバ-2

   
マルバアオダモ:モクセイ科
雌雄異株(雄花と両性花)
この赤いものは実 
触ってみたが、
イロハカエデのように、こりこりっとした種の感触はなく
薄い手触りだけだった

 
この岩の隅間を登る

   
 ナツハゼ:ツツジ科
赤い花!

コナラ:ブナ科
どんぐりの赤ちゃん
 
  
 この岩場、面白そう〜と登ったはいいが・・・
降りる時に、足が届かなくて困った ↓
 
 岩は、ほぼ垂直
曲がった枯れ木だけが頼りで、そろそろと降りた・・・

   
 ソヨゴ:モチノキ科
雌雄異株
左 雌花のつぼみ
右 雄花のつぼみ

  
 登山道の両側に、モチツツジ
甘い香りに包まれて歩くのは素敵だが
近寄って花を見るとガッカリするので、通り過ぎるだけにしておこう

   
 アブラツツジ:ツツジ科
これは、まだ花がきれいな一枝

 車道に出た
「八木山 北登山口」の札が
新しく掛けられていた
杖の代わりになる木もたくさん置いてあった
これも以前にはなかった

 
 左折して車道を少し歩くと、「各務野自然遺産の森」入口 11:19

   
  
 ニワゼキショウ(庭石菖):アヤメ科
上の二つは見慣れた
ニワゼキショウだが
下は見かけることは少ない (花の中央に紫色が無い)
新顔かな?

   
 「各務野自然遺産の森」の中にある
茅葺の屋根の家
以前、ここで昼食を食べたことがある
今日はパス

駐車場の最奥から左へ出ると、
「アルプスハイキングコース(南コース)」
の文字
 
   
 干上がる寸前の湿った水溜り跡に、黒い蝶が行ったり来たり
翅を開いた時、白い模様が見えた
モンキアゲハらしい

  
 迫間不動を目指して舗装路を歩く
日陰だと涼しい〜
・・・・・・・・・
さて、どの道を通って、坂祝へ降りるか?
@〜D種くらいのコースがある
元気なら、アップダウンの山道を通って、
迫間城址や金比羅山・明王山・城山などを通るコースを選んだだろうが、
八木三山を歩いてきて、疲れてしまった・・・
一番楽なコースは?と考え
⇒最近は通っていない、車道歩きをしようと考えた

   
アギスミレ:スミレ科
葉っぱは見事にブーメラン型
このスミレの特徴

 コアジサイ:アジサイ科
小さな青色の花
   
 このお店の正面から舗装路が伸びている
11:57
登って行くと・・・
迫間不動尊に出た 

   
 ここからまた舗装路を歩く 12:02

明王山へも金比羅山へも行ける 
   
 ショウジョウバカマ:メランチウム科
種がいっぱいできていた(細い糸のようなものが種)
ストックで、ポンと軽く茎を叩いだだけで
ハラハラハラッと、種がこぼれ落ちた

   
 金比羅山への分岐
2020/2/21は、ここを右折したが
今日は直進

 木陰で涼しい道
   
 ツルシキミ:ミカン科
ツルシキミ
=『ミヤマシキミの変種』
ぱっと見には
ミヤマシキミ
しかし、茎の根元を見ると、横に這うように伸びているし、
茎が地面にくっついている所からは
根が伸びていた

 
舗装路は、ここで迫間城跡からの道と合流 12:22
赤線のように登ってきた

   
タカノツメ:ウコギ科
雌雄異株 これは雄花
花びら4枚、雄しべ4本 短い雌しべ1本(白色)

   
  
 シライトソウ(白糸草):シュロソウ科
舗装路脇の木陰に、3本だけすっと立って咲いていた

   
 ここから左折して、坂祝方面へ降りる 12:32

どんどん降りて行くと
向こう側の尾根にお城の建物
2020/2/21は、向こう側の稜線から降りた
 
   
 ジャノメチョウの仲間
歩いて行く先へ先へと飛んで行っては
地面に止まり
近づくとまた先へ先へと飛んで行った

モチツツジ:ツツジ科
今日たくさん咲いていた花のうちの
ナンバ-1の花
 
   
   
 ベニバナコツクバネウツギ:スイカズラ科
オレンジ系・花の中は毛でびっしり
萼は2枚だけ=
コツクバネウツギの特徴

   
 カナメモチ:バラ科
今日たくさん咲いていた花のうちのナンバ-2
右 咲いたばかり 花の中央は黄色

    
 おや、三角点の場所に
山の名前がついていた
「勝山 284m」の文字
 地理院地図では284.1m
以前は無かった

 赤い鉄塔に着いた 13:19
ここで2回目の腰を下ろしての休憩
   
 ネジキ:ツツジ科
今日たくさん咲いていた花のうちのナンバ-4

ガンピ:ジンチョウゲ科
今日たくさん咲いていた花のうちのナンバ-2
 
   
 パイプ製の階段を下りて・・・

 登山口に到着 13:52
学校が休校なので
子どもたちが、自転車で来ているらしい
(全然会わなかった)

   
 イタチハギ(クロバナエンジュ):マメ科
駅に向かって歩いていると、黄色と濃い紫色の配色

   
 キキョウソウ:キキョウ科
線路脇の草むらに咲いていた

 JR坂祝駅に到着 14:10
発車まであと2分
 
 14:12発の多治見行きに乗車
お客はまばら 多治見まで420円
跨線橋(こせんきょう)の上から城山を望んでパチリ

ワンマンカーだったが、整理券を取る前にドアが閉まってしまった
多治見駅で清算する羽目

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