低山ハイキングコースの下見
    
     JR十二兼駅~
        
柿其渓谷~恋路峠~JR野尻駅
         
(かきぞれけいこく)
                   (長野県南木曽町)
  2020年6月2日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です


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JR多治見駅を始発電車(5:59)に乗り、
JR十二兼駅に7:09着
中津川で車両の切り離しがあるので
前2両へ移動した

車内は、2人掛けの座席に1人で座り、
降りたのは我々だけ
7:21発
 
 ウスバシロチョウ
昨夜の雨でぐっしょり濡れ
翅が重くて乾くまで待っている・・・といった風情

 
 マンネングサの仲間:ベンケイソウ科
家の周り・道路の端などに
まっ黄色の花がかたまって咲いていた
凄い繁殖力

マンネングサの仲間は、皆よく似ている
違いを調べてみた

コモチマンネングサ 下部の葉は対生、卵形。
上部の葉は互生し、細長い

葉の基部に2〜3対の小さな葉を持つ珠芽(しゅが:むかご)をつける 
ツルマンネングサ 茎は地をはう
花をつける茎は葉が3個ずつ輪生
 マルバマンネングサ 葉は対生逆卵形先は丸い。 
メキシコマンネングサ  葉は細い
花をつける茎は互生
その他の茎は4〜5個が輪生。 
ヒメレンゲ  茎葉は互生し、ややまばら
茎は地をはい、赤味を帯びる
で、この↑画像は?
むかごは無いのでコモチマンネングサではない
葉の形は丸くはないのでマルバマンネングサではない
赤味を帯びてはいないので
ヒメレンゲではない
ツルマンネングサ
メキシコマンネングサかな?
葉の付き方をしっかり見てこなかった・・・

   
 タニウツギの仲間:スイカズラ科
家の横の畑に咲いていた
こんなに赤いのは園芸種?

カザグルマ:キンポウゲ科
これも、家の横の畑に咲いていた
 
   
   
カルミヤ(アメリカシャクナゲ):ツツジ科
これも、家の横の畑に咲いていた
あまりの見事さに、ついついお邪魔してしまった!
北アメリカ原産
人の背丈を越えた高さで、びっしり花を咲かせていた
上右 花の中をのぞくと、なんとまあ、
きれいに並んだ、精巧で華やかな模様~
放射状に広がっているのは、雄しべ 10本
下右 つぼみは面白い形
コンペイトウのように角ばっていて、それが徐々に開いてくる

柿其橋を渡る

白い岩と、澄んだ川
 
 マタタビらしい:マタタビ科
橋を渡っていると、
左手に白い花のような点々が見えた
カメラの望遠で撮ってみると、
マタタビの白い葉っぱのようだった

ノバラの仲間:バラ科
こちらは右下の川のすぐそば
やはり白い花のような点々
ノバラの仲間らしい 
  
 八剣神社
ん? 白い花が見える  降りてみようっと
テイカカズラだった ↓
   
   
テイカカズラ:キョウチクトウ科
スクリューのようにねじれているのは花びら(白色)
この花の雄しべや雌しべは、真ん中の黄色い部分の奥
黄色い部分の中央には、5つの隙間があって、
花を訪れた虫は、この隙間から蜜を吸うらしい

びりびりっと破って、黄色い部分の中を見たかったが
取れたのは花びらだけで、中が見えるようには破れなかった・・・

通学バスがやってきた
静かに待っていた子供たちは、しずしずと乗り込んだ

スイカズラ:スイカズラ科
あれ?なんだかいい匂い!・・・と思って上を見上げたが
香りの正体は、足元のこの花だった

 
 「ようこそ柿其渓谷へ」の案内板 7:54
「恋路のつり橋 約70分
牛ケ滝 約80分
霧が滝展望台 約90分
天然公園 約4時間
フォレストスパ木曽 約2時間」
・・・の文字

フサザクラ:フサザクラ科
若い実がなっていた
葉っぱの下にぶら下がっているので、くるりとひっくり返さないと見えない

オオムラサキツユクサ:ツユクサ科
「庭から逃げ出した」と言われている園芸品種
紫色と薄紫色があった
雄しべの葯は黄色で団子状

ウツギ:アジサイ科
白い花をいっぱいつけていた
花を下向きに付けるので、花の中を覗くのは難しい
右 
コミスジかな?
ウツギの花にとまっていた

 
 セイヨウヒイラギ:モチノキ科
緑色の丸い実がたくさんなっていた

   
ヤマグルマ:ヤマグルマ科
若い実がなっていた
下段 花の様子 2016/5/28撮影
比較のため借りてきた

 バイカウツギ:アジサイ科
白い花びら4枚が目立つ

コアジサイ:アジサイ科
薄青色の小さな花

ダンコウバイ:クスノキ科
マッチ棒を集めたような実

ヤマザクラの実かな?:バラ科
ミズキ:ミズキ科
白い小さな花を上向きに付ける

橋の下をのぞくと、澄んだ水!

 ナワシロイチゴ:バラ科
咲いたばかりの時は、
花びらが直立して初々しいのだが、
今の時期、盛りが過ぎているので、その面影なし

 「読書発電所」前を通る

   
ここで右折して、橋を渡る
橋のたもとに、「中部北陸自然歩道」の文字

   
   
オニグルミ:クルミ科
若い実ができていた
下右 これは雌花らしい 『雌雄同株』

ここから右折して、本谷へ入る

ノアザミ:キク科
ウツギ:アジサイ科
この花、今日一番多かった

   
 
 ハンショウヅル(半鐘蔓):キンポウゲ科
花の形が半鐘に似ていることから、こんな名前がついたらしい
えんじ色の花びらのように見える部分は萼
花びらは無い・・・と

  
ツルアジサイ:アジサイ科
白い大きな装飾花が目立つ
4枚なので、ツルアジサイ

   
   
マムシグサの仲間:サトイモ科テンナンショウ属 
  ↑ 仏炎苞(ぺろりとした形で上を覆っている部分)は、緑地にチョコレート色の筋
付属体は、丸い棒状
すぐ近くに二株あった
長野県や三重県で、こんなチョコレート色の
テンナンショウを見たことがある
・・・・・・・・・・・・・・
   
多治見の近くでは、仏炎苞は薄緑色の地に白い筋 ↑
付属体は、白色で先端が前に傾いている=
スルガテンナンショウが多い
「ばかり」と言ってもいいほど

タツナミソウの仲間:シソ科
タツナミソウ
の仲間も種類が多く、判別が難しい

   
  
 ウツボグサ:シソ科
唇型の花の下唇が、こんなに細かく裂けているなんて
今まで気が付かなかった・・・

  
 柿其渓谷の碑 9:32
ここまで舗装路歩き
やっとここからふわふわの土の道になった

   
 すぐ、霧ケ滝分岐
トイレのある広場では暑くて休憩できず
やっと木陰になり、この分岐の段差に座り込んで休憩

    
涼しい木陰の道を登ると、
すぐ林道(舗装路)
左折して少し歩くと、また分岐
ここを右折 9:46

蜘蛛の巣あり・足元の見えない程茂った草ありの
急な登りが、約10分ちょっとで
上の林道(舗装路)に出た
   
ゲート 10:01
右端の岩を乗り越して、向こう側へ
霧ケ滝まで1.6kmの文字

    
不動岩
歩いて行くとエンジン音
あのゲートを開けて、作業車がやってきた

 宝剣岩
   
   
 マムシグサの仲間:サトイモ科
さっきのチョコレート色の
テンナンショウが実になった?
実は緑色で、
スルガテンナンショウと同じ

 ハナノキ分岐 10:25
5分でハナノキの大木のある所まで降りていける・・・と
「高さ30m 直径1m」だって
下ったら登ってこなければならない・・・パス!

 
 林道は、舗装2/3 硬い土」1/3の割合で
足が疲れる~
所々、ガードレールが曲がったり、谷川に落ちそうになっていたり
昨年来た時より、その割合が多くなっていた
ガードレール越しに見下ろす柿其川は、透明度が高い

  
 今にも、ネットを突き破りそうな落石

   
霧ケ滝分岐 10:42
ここから階段を下りて・・・
 
   
 展望台へ
滝を見ながら昼食休憩

   
 次は「虹の滝」
川の向こう側なので(赤い矢印)、迫力に欠ける
右 望遠で引っ張りよせた
青葉若葉が茂って、滝はちょっぴりしか見えなかった
先回は秋(2019/11/17
木の葉が落ち、今よりはまだ全貌が見えやすかった

 
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 下をのぞくと、きれ~い!
右 箱渕

   
 対岸へ渡る橋は、朽ちて通行不可

   
 帰りの電車の時刻も気になる
何しろ、2時間に1本しかない
「忠兵衛峡」まで行きたかったが、もう帰ろう
我々も、「かもしかかへり」から、引き返すことにした 11:22

   
 キブシ:キブシ科
行きには見つけられなかった実

 ゴヨウオウレン:キンポウケ科
これも、行きには見つけられなかった実
   
 ホオノキ:モクレン科
行きには見落としていた花

 ナルコユリ:キジカクシ科
これも、行きには見つけられなかった
   
 ゲートに着いた 12:04
元来た急な道を下って・・・

 分岐へ 12:22
   
 すぐ、恋路橋 12:23

橋から見下ろした
川面が近~い

 
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 橋を渡ったら左折して、川べりを歩く
澄んだ水! 「黒淵」という名前の場所らしい
「アマゴがいた!」の声で引き返すと、
大きなアマゴが1匹 す~いす~い

   
 ついさっきまではるか下を流れていた川が、
すぐ下になった

 長い階段を慎重に登ると・・・
牛ケ滝を見下ろせるポイントに着く
   
あずまやのある分岐を直進して、
急な階段を下ると・・・

 
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  牛ケ滝の正面にある展望台に着く
左 滝の上部は、白い花崗岩をえぐった通路ができていた
右 白いしぶきの下は、エメラルドグリーンの渕

  
 元のあずまやに戻ってから、左折
トラバース道を歩いて、またまた舗装路へ 12:55

   
舗装路ー山道と歩いて、恋路峠へ 13:04

  
 
 展望台に上がってみた
もう雪はすっかり消えてしまっていた・・・

 
さあ、これからやっと土の道になる
「フォレストスパ木曽」への下り 13:14

   
 マルバフユイチゴ(コバノフユイチゴ):バラ科
「フユ」と名前が付くのに、咲くのは今頃
変なの~

   
 ケナツノタムラソウ(毛夏の田村草・ミヤマタムラソウ):シソ科
ハルノタムラソウ」と聞いたが、
花がこんなに毛深いので、「
ケナツノタムラソウ」だと思う 右 
『花びらに繊毛がいっぱい付いてい』て、『雄しべは花の中央に突き出る』
・・・という特徴にぴったり!

   
 トチノキ?:ムクロジ科
地面に落ちている花の、赤っぽい色が目についた
「何の花?」と聞くと、「
トチノキの花では?」・・・と
見上げても高すぎて何にも見えない
い~ぱい落ちていた

   
 キバナアキギリ?:シソ科
ぷっと膨れた実?つぼみ?があった
「これ何?」と聞くと、
キバナアキギリでは?」・・・と
「アキ」なのに今頃?
『花期は8~10月』・・・だって
ではこれはつぼみ?

 トチバニンジン:ウコギ科
『花期は6~8月』なら、これはつぼみ
   
 どんどん下って、沢に降りた
橋は流れてきた土砂で覆われてしまっていた

 セリバオウレン:キンポウゲ科
種ができていた
  
 車道に出た
ここからまた舗装路歩き

   
 トサミズキ?:マンサク科
道路脇に実がなっていた

サワフタギ:ハイノキ科
真っ白いふわふわした花

これも、道路脇に咲いていた

   
 今歩いてきたのは、
「林道 恋路峠線」
ここはその起点

 そしてそのすぐそばにあるのが
「フォレストスパ木曽」
 
 中央アルプスのビューポイント

 
 木曽川の畔を歩いて、JR野尻駅を目指す

   
 ツクバネ:ビャクダン科
道路脇にたくさんの木があった
雌雄異株
これは雌花・雌木

 アヤメ:アヤメ科
今回、あちこちで見かけた
庭から「逃げ出した」園芸種かと思っていたが
『前面に垂れ下がった花びらに
網目模様があるのが特徴』・・・で
自生らしい

 
 橋の向こうに中央アルプス

  
 阿寺川を赤い橋で渡って、
木曽川を長い橋で渡る

 
ここをクリックすると大きく見えます
 
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木曽川に架かる橋の上からパチリ
きれいな水~

 
 橋を渡ってからは、スマホの地図を見ながらJR野尻駅へ 14:30着
発車時刻を14:42と思い込んでいたが、本当は14:31発
本来なら乗り遅れる所、電車の遅れでセーフ
乗り遅れていたら、16:22まで無し・・・!!の所だった

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  
   
ヒメシャガ:アヤメ科
シャガ
より小さいので「ヒメシャガ
やや盛りは過ぎていた

『自生種は絶滅危惧種となっている
常緑のシャガとは異なり、冬には葉が枯れる
花期は、4~6月』・・・だって

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