4月植物の会 深山の森
         

              
(多治見市)    2021年4月3日
                


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 
  
スズカカンアオイ:ウマノスズクサ科
上 枯れ葉をそっとそっとどかして行って、
やっと花が出てきた
花と花が重なり合い、葉柄もぎっしりで
窮屈そうだった

下 地面の上に顔を出して咲いていた

・・・・・・・・・・・・・・・

 ガマズミの仲間:レンプクソウ科-1
よく似ているけれど、
なんとなく雰囲気が違う・・・木があった

違いを調べて表にしてみた ↓
   コバノガマズミ  ミヤマガマズミ  ガマズミ
 葉柄  葉柄が短い @
 約0.5cm以下
 約1cm以上  約1cm以上
 赤みを帯びない
 托葉  線形の托葉がある     
 葉の感触  ビロードの感触 ↓A    ザラつく
 葉に毛があるか  葉の両面に星状毛が密生するため  葉の裏面の葉脈上や葉柄に斜め上に伸びる長い絹毛がある B
葉の表面が無毛
 葉の両面に毛がある
 葉の先端    急に細くなって鋭く尖り尾状になる C  急に細くなって鋭く尖る

   
   
   
   
 ガマズミの仲間:レンプクソウ科-2
@葉柄が短いのは、コバノガマズミ
左 花の全体  右 葉柄を拡大
↑ これらは
長いのでコバノガマズミではない

  
 ガマズミの仲間:レンプクソウ科-3
↑ これは、@葉柄が短く 
Aビロードの感触
があるのは、コバノガマズミ
触ってみたら、滑らかだった

    
ガマズミの仲間:レンプクソウ科-4
B葉の裏面の葉脈上や
葉柄に斜め上に伸びる長い絹毛がある

 ↑ これのことだろうか・・・?
とすれば、
ミヤマガマズミになる
左 葉っぱの全体  右 葉柄と長い毛を拡大

 
ガマズミの仲間:レンプクソウ科-5
C急に細くなって鋭く尖る のは、
ミヤマガマズミガマズミ
↑ これは
尖っていないので
コバノガマズミかな?

 ガマズミの仲間:レンプクソウ科-6
↓ これらは、花に注目していたので
名前を同定できず
花はみんな同じに見えた・・・

それにしても、
もっとわかりやすい判別法があるといいのに・・・
無ければ、み〜んなガマズミにしたらどうなんだろう

   
   
*************

   
 コバノミツバツツジ:ツツジ科
おしべは10本(たいていは)
これは、9本

   
ミツバツツジかな?:ツツジ科
おしべは5本(たいていは)
これは、6本

コバノミツバツツジより開花が遅いのか
咲いていた花は1つ2つ
他の花と比べられなかった・・・

シハイスミレの仲間:スミレ科

   
タチツボスミレ:スミレ科

 
   
 チゴユリ:イヌサフラン科-1
↑ 咲き始めは、花は真下を向いている
そんなに下を向いていちゃあ、苦しいでしょう
・・・と、声を掛けたくなるほど
下右 花びらが開くと
おしべや雌しべが見えてくる
   
チゴユリ:イヌサフラン科-2
↑ 咲いてから日が経つと
だんだん上を向いてくる

 
   
 シュンラン:ラン科
下左 緑色で上に1枚 左右に1枚ずつあるのは、「萼」

花びらは、ピンと立っている萼の下にあって
緑色の屋根のようになっている(側花弁:そくかべん)2枚と
ペロリと巻き込んでいるような白い(唇弁:しんべん)1枚

下右 花の中を覗いてみた
花の奥には、くっきりした赤い模様
蒸しは、この色に惹かれて訪れるのかも・・・?

   
   
ナツグミ:グミ科
花びらのように見える部分は、「萼」
左上 つぼみの状態
右下 雌しべが曲がっているのが分かる

   
 ナガバモミジイチゴ:バラ科
咲き始め

カクミノスノキ(ウスノキ):ツツジ科
葉っぱは酸っぱくない

   
シダレヤナギかな?:ヤナギ:科
雌雄異株
『雄花序は長さ2〜2.5cmの円柱形で、
短い柄がある』とか
これは、雄花序かも・・・?

   
ウルカエデ:ムクロジ科
雌雄異株 これは雄花・雄株

   
サルトリイバラ:サルトリイバラ科
雌雄異株
これは雄花・雄株

 
ショウジョウバカマ:メランチウム科
他の場所では殆んど花が終わっていたが
ここだけはまだ花の盛りだった

   
 ノバラの仲間:バラ科
溜め池の近く、フェンスの外に
咲いていたので、近寄れず
望遠で撮ってみたが、
花がかなり大きいことが分かった

   
ヒメヤシャブシ:カバノキ科
茶色で垂れ下がっているのは
雄花序(雄花の集まり)
緑色の丸い部分は雌花序(雌花の集まり)
雄花序は雌花序より上(先端に近い所)につく

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