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『 』内は、図鑑やネット検索からの引用です
コース図はこちら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4月の低山ハイキングは、 JR十二兼駅で下車 「柿其渓谷〜霧ケ滝〜牛ケ滝〜恋路峠」で JR野尻駅まで歩く予定だった 多治見発、5:59に乗車しようと 10名がプラットフォームで待っていたところ、 突然アナウンスが入り 「古虎渓〜多治見駅間で人身事故が発生したため、 運転を見合わせています」という内容だった いったい何時に復旧するのか? アナウンスが無いので、 2人で窓口へ聞きにいった所、 すぐには復旧しないことが分かった こういった人身事故は現場検証などの為、 数時間は列車の運行ができないことを知っていたので、 急遽他の行き先に変更することにした 中央線は、上下とも運休だったが、太多線は動いていたので、 太多線で美濃太田へ行き、そこで高山線に乗り換え上麻生駅で降り、 そこから歩いて「納古山(のこやま:5月の予定の山です)へ行くことにした 購入した切符を払い戻し、新たに切符を買ったのだが、 私も動揺していたのか、「坂祝駅まで買って」と言い、 6時22分発の太多線に乗りこんだ カードで支払った人・往復券を買った人もいたが 駅員さんは、1人ずつ素早く返金処理をしてくださった 乗車してから、 スマホで美濃太田駅の到着時刻や、 高山線の出発時刻を調べたところ 納古山へ行くには、「上麻生駅」で下車! 私としたことが、慌てて大きな勘違いをしていた・・・ 坂祝駅では納古山へ行けれない! メモを書いて、回し読みしてもらった 乗車した多治見6:22発で行くと、 美濃太田駅には、6:49着〜7:31発と 約40分、待たなければならないことが分かった 1台後の列車(6:41発)に乗っても 同じ7:31発の列車に乗れるのである この待ち時間のことを多治見駅で調べていれば、 古虎渓で待機している列車に乗っていたハイキング仲間を 家の人に迎えに来てもらい、その足で 多治見駅まで送ってもらえば、 もしかすると、1台後の列車(6:41発)に間に合って 一緒の電車で行けかもしれない ・・・と後で分かった もしかすると、神領から乗っていたハイキング仲間も お迎えの車に同乗できたかもしれない ・・・とも、後で考えた が、その時は、1台でも早い列車に乗らなくちゃ! (何しろ高山線は本数が少ない!) ・・・と思って、急いでいたのである 運休の影響があった3名のハイキング仲間には 私が日頃スマホを使わないことを知っていてか 親しい仲間同士で自発的に連絡を取ってもらい 事情を分かってもらえたことは 本当に感謝している! ・・・・・・・・・・・・・・ 帰ってから、この事故について分かったことは、 『8日午前5時50ごろ、 岐阜県多治見市三の倉町大美山のJR中央線の諏訪トンネル内で、 瑞浪駅発名古屋駅行き普通列車(8両編成)が 80代の男性と接触した。』ことが原因らしかった 『多治見署によると、男性は線路内に座り込んでいたようで、 電車の乗客146人と乗員2人にけがはなかった 事故の影響で上下線とも運転を約2時間10分見合わせた 8時2分頃、運転を再開した』・・・とあった その時刻まで待っていては 柿其渓谷へは行けなかった 行ったとしても、予定していたコースは 回れなかったと思うので 行き先変更で良かったと思う |
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上麻生駅に7:52に着 差額分を払って下車 気持ちを切り替え、身支度をして 出発 8:03 |
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シキミ:マツブサ科 庭や畑にシキミの木が植わっていた ちょうど花時 |
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線路の手前で、木和谷林道に入る 8:10 ここから、車の数も減って 歩きやすくなった |
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一番手前の駐車場 8:20 林道沿いには、山の花がいろいろあった この地図は古い 新しくできた林道が書いてない |
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スルガテンナンショウ:サトイモ科 下 芽出し タケノコのよう 上左 葉っぱと花が出てくる 上右 仏炎苞を破いて中を見た 下の方にある緑色のぶつぶつは雌花 その上にある白くって先端が丸いものは 『付属体』と呼ばれている部分 |
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ミヤマハコベ:ナデシコ科 花は1.5cmくらいで大きい たくさん集まって咲いていると見事! |
ミヤマキケマン:ケシ科 |
ウスギヨウラク:ツツジ科 左 ほんのりピンクがかっている花 右 全部、薄黄色 |
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ナガバモミジイチゴ:バラ科 白い花を下向きにつける 実はおいしい |
アオキ:ミズキ科 真っ赤な実で、よく目立つ |
中級者コース入口 8:40 休憩 5〜6分 上麻生駅から約35分 花を見ながら歩いたので、遠さを感じなかった 次の全員集合場所は 「塩の道分岐」とした |
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ミヤマシキミ:ミカン科 左 雄花 右 雌花 雌雄異株 |
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塩の道分岐には、標識が無かったので 先行グループは素通りしたらしい 後からの2人は、その分岐で待っていた 次の全員集合場所は、この分岐 ここから登りが始まる ここから下ると、簡易トイレのある広場に出る・・・と聞いた 次は岩場の下を次の集合場所にした |
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ミツバツツジ:ツツジ科 おしべが5本なので ミツバツツジとした 雄しべ10本のコバノミツバツツジも あちこちにあるが、 花はそっくりなので ぱっと見には判別できない |
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天空の岩展望台の手書き標識 この岩の下で全員集合できた 「ちょっとした岩」の1つ目 岩の上に立つと、 ↓ 遠〜くがよく見えた |
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ヒカゲツツジ:ツツジ科 1つ目の岩場を超すと ヒカゲツツジが右にも左にも表れてきた |
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右手の山の斜面には まだサクラが咲いていた ↑ ↓ |
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多治見はもうサクラは終わり 今年の開花は早かった・・・ |
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シロイワカガミ:イワウメ科 白花は珍しい たいていは派手やかなピンク系 |
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やや盛りは過ぎているが、 それでも数が多いので 豪華に見える |
ピークで全員集合 ヒカゲツツジの前で 昼食の半分を食べて休憩 |
さあ、休憩後は 2つ目の岩場を目指して まず下る ここで、1人、転倒 おでこをぶつけ、手も切り傷 (帰宅後、受診 脳のCT検査の結果は、 「今のところ異常はない」という診断 まずはホッと一安心) その他の部分は怪我がなく 歩けるようだったので前進 |
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鞍部から、今度は岩登り ここが2つ目のちょっとした岩場 赤ペンキがあちこちに書いてあるので それを頼りに登った |
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アカヤシオ:ツツジ科 岩場を過ぎると、アカヤシオ地帯になった 花びらはミツバツツジのようにとがらず 丸っこくてピンク色なので 遠目でも判定できる コバノミツバツツジやミツバツツジのように 花色は紫っぽくないのが特徴 |
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後ろから、大きな熊避け鈴を2つも付けた男性が登ってきた こんなに人が多いのに、何故鈴が必要なんだろう? ↑ 初心者コースとの合流点で 全員集合 10:42 |
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合流点からいったん下るが、 ミツバツツジとヤブツバキの競演〜 |
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ミツバツツジとコバノミツバツツジ:ツツジ科 おしべの数を数えると、 たま〜にミツバツツジが混ざっていた |
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ヒカゲツツジ:ツツジ科 薄黄色のヒカゲツツジもいいねえ バックはピンク色のコバノミツバツツジ |
ヒカゲツツジと一緒にパチリ |
山頂到着〜 10:56 以前より、テーブルや椅子の数が増えて、 山頂標識が2つもあった 殆んどのテーブルが満員だったが じきに交代することができた 11:20頃まで昼食休憩とした |
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↑ 白山を眺めながら・・・ | |
↑ 飛騨川(木曽川)を見下ろしながら・・・ | |
↑ 御嶽を見ながら・・・ | |
↑ 恵那山と、手前の笠置山を見ながら・・・ 今日は、み〜んなぼんやりだった |
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2つある山頂標識の1つ |
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昼食場所へお邪魔〜1 | |
昼食場所へお邪魔〜2 | |
昼食場所へお邪魔〜3 | |
↑ アカヤシオがあんまりきれいなので・・・ | |
↑ その前に集まってもらってパチリ 本当は、バックに御嶽があるのだが ぼんやり過ぎて見えない・・・ |
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さっきの山頂が「展望広場」なら 少し降りたところにあるこの場所は アカヤシオに囲まれた さしづめ「奥座敷」といったところ 以前は、「知る人ぞ知る」場所だったが 整地されて、テーブルや椅子まで設置してあった |
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アカヤシオ:ツツジ科 手を伸ばせば届くほど 間近で見えた |
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さあ、帰ろう 11:45発 先程の、中級コースの岩場から合流した地点まで戻り 今度は、初級コースへ |
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フモトスミレかな?:スミレ科 |
イワカガミ:イワウメ科 もうすぐ咲きそう |
「初級コース」とはいうものの 足元は、歩き難い岩々地帯の尾根がしばらく続く |
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こちらの尾根の方が、 ヒカゲツツジはまだ元気で色あせていない |
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全員集合場所とした「塩の道コース」分岐 以前の記憶では、「初級コース」は大回り 「塩の道コース」は、トラバースのショートカット ・・・のはずだった 14:49発の列車に乗りたいので 余裕をもって歩くために 「塩の道コース」を選んだのだが これが大間違いだった |
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ミヤマシキミ::ミカン科 雄花 雌雄異株 |
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「新しく林道ができた」・・・とは聞いていた 突然、山の中の細い道から 広い林道に出た 標識を見ると、 林道を左折する方向に、 「至 初級・中級コース入口」と書いてあった 以前の記憶では「右だよ〜」と言っているが こんなに明確な標識だもの 新しい登山道でも出来たのかと 信頼して歩き出したはいいが ぐねぐねくねくねと林道が続いていた |
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右側に、何かしら意味ありげな 赤と青のテープが巻かれている棒を目にした 標識はないけれど 踏み跡はしっかりしているし もしかしてここが近道か? と喜んで踏み跡へ入っていった がっくり!違っていた とっても急な斜面の先に赤青テープがあった しかし、こんな急斜面は異常 あり得ない! ここではないと直感が言っている で、引き返した そしてまた延々、ぐねぐねくねくねの林道歩き こんなことなら、初級コースを素直に下った方が 早かったのに・・・と思えるほどだった |
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やっと見覚えのある景色になった ↓ 「初級コース入口」の標識や 赤い矢印のある場所になった |
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右 「木和谷林道経由 初級コース入口」の文字 そりゃあ、そうだけど じゃあ、中級コースはどうなった? もしかして、この林道をどんどん下って行った先にある あの場所のこと?? そりゃあないよ! なぜ、中級コースから 分岐がある昔の「塩の道」へ行かせないんだろう? あの道を通らせたくないのだろうか? 林道の標識の書き間違い? そんなことあり得ないよねえ・・・ あまりにも不親切! |
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フモトスミレかな?:スミレ科 |
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タチツボスミレ:スミレ科 |
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シハイスミレの仲間:スミレ科 |
シロスミレかな?:スミレ科 |
ミツマタ:ジンチョウゲ科 |
ナガバモミジイチゴ:バラ科 |
ヤマルリソウ:ムラサキ科 薄青・白・薄ピンクなど 微妙に色が違っていた |
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通行止め 13:35 ここは昔から通行止めだった ここの近くに車を停めて,ぐるっと回れる どんどん歩いて、中級コース入り口 13:54 列車の発車時刻までには駅へ行ける ・・・と計算したが 予想外の大回りに、気分的に疲れてしまった 慰めは、新しい花に出会えたこと こっちへ来なければ出会えなかった花だから |
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上麻生駅 14:27着 出発までゆとりがあって良かった! |
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↑上麻生駅 ↓ 上麻生駅から眺めた上麻生の山 |
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上麻生駅 14:49発 美濃太田駅15:09〜15:37 多治見駅 16:04着 歩数 約2万1000歩 距離 約12.7km 行動時間 約6時間20分 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 足が攣った人、2名 漢方薬を飲み、マッサージをしたところ 軽く済んで最後まで歩き通せた よかった〜!! |