春の花を探しに  
          竜吟の滝〜水晶山

             2023年5月12日 (瑞浪市)   


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

多治見9:07発の列車で釜戸駅へ
約20分で着
すぐ、出発 9:30発
竜吟の滝方面へ行くのは、私だけ

19号線の下をくぐって、
駐車場横を左折  9:44

   
 細いトンボが寄ってきて、
ストックにとまったり、服にとまりそうになったり
人見知りしないんだねえ・・・
この↑2匹 似ているようで似てない

   
 キリ:シソ科
川(不動川)の向こう岸に紫色の花
望遠で撮ってみると、
キリの花だった

 
 ここが最奥の駐車場
3〜4台停まっていた

   
 
 ミヤマヨメナ:キク科
白っぽい花ばかりで花びらがまばら
下の画像 こんなきれいにまとまっている花は少なかった

 
 「一の滝」 10:05
今日は、水流が多く感じた

 
 「自然ふれあい館」でトイレをお借りして(きれいなトイレだった)
「七滝の小径」へ

 
 木陰は涼しい風が吹き、気持ちいい〜

 
 「二の滝」へ寄る 10:17
この滝が一番お気に入り ↓
 
 「二の滝」の上に、赤い橋
あの橋を渡って登っていく

 
 水晶山から下ってくるとこの分岐に出る

 
 ↑ これが、「二の滝」から見えた赤い橋

 
 「三の滝」二も寄っていく ↓ 10:23
 
 「三の滝」は小さい
それにしても、なぜこんな水の色?

汚れたような薄茶色のような…
清流とはいいがたい色

4/18に長野県の阿寺渓谷へ行って
その水の色と透明度に感激してきたが
なぜこんなに違うんだろう?
山の土の違いだろうか?

 
阿寺渓谷の山は、
山全体が非常に硬く風化しにくい濃飛流紋岩(溶結凝灰岩)でできているので
こすれ合っても簡単には微粒子になりにくいため
川に溶け込むことが少ないから』
だというが、
瑞浪市の竜吟の滝がある山は、どうなんだろう?

(比較のため、画像を借りてきました)

   
   
 コツクバネウツギ:スイカズラ科
萼は2枚(ツクバネウツギは5枚)
花色は、ピンク系とオレンジ系がある

 
 「えびす滝」 10:27
一・ニ・三ときたので、四かと思うが、
この先は漢数字の名前ではなくなる ↓
 
 名前は難しい
何が「えびす」の名前の由来かが分からない

 
 滝のそばにある「縁結びの樫」の樹 ↑
2本の樹がくっついていることからの命名と分かる

 
 「あんま滝』 ↓ 10:33
この名前の由来も不明  
 
 滝というには落差がない…

   
 マルバノキ:マンサク科
花はたくさん咲くが、実はとっても少ない
今回見つけたのは、たった2つだけ

 
 「昇竜の滝」 ↓ 10:42
 
 この滝の名前はなんとなく分かる
上流からくねくねと曲がりながら流れ落ちてくる形を
竜が登るように感じられる…ってことだろうね

 
 「梵天の滝」 ↓ 10:46
 
 ネットで調べたら、
『梵天は仏教の世界観において最高位の一つである
梵天界(Brahmaloka)の主である』…だって
それと、この滝がどういう関係??

 
 クレマチス:キンポウゲ科
川(不動川)の向こう岸、「梵天の滝」の横に
白い大きな花が見えた
望遠で撮ってみたら、
クレマチスだった
園芸種の花が山の中に咲いているとは…
鳥が種を運んだのだろう

 
 「梵天の滝」が最後の七つめの滝で
ここから階段を登っていくと竜吟湖に出る
その途中に、「森のゆうえんち」がある 11:10
以前来た時は、幼児たちがいたが、
今日は誰もいなかった

   
 ツクバネウツギ:スイカズラ科
「萼」は5枚で赤い
花が終わっても、きれいな赤色のまま残っている
右 中が黄色っぽくない花

 
 竜吟湖に着いた 11:14
竜吟湖は人造湖
こんな大きな人造湖を作るのは、大変だっただろう…
今日は平日だが、左上にある「フェスティカサーキット」では、
レーシングカーの轟音がずっと鳴り響いていた

 
 サクラの仲間:バラ科
可愛い赤い実がどっさり〜

   
 ムラサキサギゴケ:ハエドクソウ科
長いつる(ランナー)を伸ばしていた

   
  タカノツメ:ウコギ科
雌雄異株
↑ これは雌株・雌花
『雄しべはなく、花柱は2裂する』
   
 タカノツメ:ウコギ科
雌雄異株
↑ これは雄株・雄花
『雄しべ4本と小さな花柱が1個ある』

   
 サルトリイバラ:サルトリイバラ科
若いまん丸い実ができていた

   
 ヘビノボラズ:メギ科

 
   
 ヘビノボラズ:メギ科

これから赤くなっていく

   
   
 ハルリンドウ:リンドウ科
下段左 中央から右の方に長いつぼみのようなものがあるが
これは、花の終わった様子
これから種を作る準備が始まる所
でも、下段右は、雄しべが捩じりあっているので
まだ咲いたばかり

 
 竜吟湖のほとりまで歩いてみると、水量が多い時は、
今の水辺より3〜4mも岸に上がってくるらしく
土がドロドロだった ↓  11:32
 
   
 オヘビイチゴ:バラ科
そんな水に浸かる所でも、林道でも咲いていた

 
 ここから車道(林道)と分かれて
竜吟湖の周りをまわってトイレのある車道に合流する 11:39

   
 
 タニウツギ:スイカズラ科
竜吟湖の周りで、いつも出会う花

   
 
 サワフタギ:ハイノキ科
たくさんの雄しべが突き出ていて、華やか〜

   
 エゴノキ:エゴノキ科
まだつぼみだった

   
 キンラン:ラン科
確かこの辺に咲いていたはずだが…と思いながら
探し歩いていると、ちゃんとあった!

 
   
   
 カマツカ:バラ科
長い雄しべがよく目立つ
『20本』あるとか

 
 コマツナギかな?:マメ科

   
 ツクバネ:ビャクダン科
雌雄異株で、これは雌花
   
ツクバネ:ビャクダン科
雌雄異株で、これは雄花


 
 倒木と岩がゴロゴロしている川を渡る 12:06

   
 アオダモ:モクセイ科
白いふわっふわの花

 
 ズミ?:バラ科
花の盛りが過ぎ、これらは残り花
つぼみが赤ければ
ズミだが、もうつぼみは無し…

 
 ウリカエデ:ムクロジ科
赤い実が連なってぶら下がり、可愛い〜

 ヤマツツジ:ツツジ科
鮮やかな朱色

 
 ニワゼキショウ:アヤメ科
背丈が15cm以上で大きかったが
オオニワゼキショウだろうか?

   
ニワゼキショウ:アヤメ科
これは白花
右の花はやはり背が高く、15cm以上あった

   
 イロハカエデ:ムクロジ科
赤と緑の配色が可愛い

   
 ニシキギ:ニシキギ科
コマユミ
かと思ったが、枝にひれがついているので
ニシキギとした
コマユミには『枝にひれがない』…と

    
 サラサドウダン:ツツジ科
赤味が強い花 
家のそばの山だったから、植栽かも?

 
 トイレ ここで、車道に合流 12:28
左折すると、水晶山へ
右折すると、又、竜吟の滝へ行ける

 
 分岐を左へ行くと、
中山道「琵琶峠」方面へ行ける 12:32

右折でも直進でも、水晶山方面へ行ける

   
  
 キンラン:ラン科
また会えた
この前より、株の数が増えていた

   
 ホウチャクソウ:イヌサフラン科
ホウチャクソウ畑」程たくさんあった

 
 ↑ この二つは、同じ場所の右と左 12:40
ここからいったん下って階段を上がると水晶山

 
 山頂に着いた 12:53  
 
 山頂標識の後ろに、恵那山を入れてパチリ
 
 正面に恵那山がぼ〜んやり
 
 恵那山のずっと左手に
中央アルプスがあるのだが、ぼんやりして見えず・・・

 
 休憩後、出発 13:08
ここまで1人に出会っただけ
階段下り(アルプスの小径)より、
山道(鳥屋尾根の小径)の方が楽しそうと思い
階段道を敬遠

 
 ホウチャクソウ:イヌサフラン科
登山道のすぐそば
踏まれてしまいそうなところに一株だけ

 
  階段下り(アルプスの小径)と、
山道(鳥屋尾根の小径)との合流点 13:23
二つの道の差は10mの違いだけ

 
 合流するとすぐ休憩所がある

   
 ナツハゼ:ツツジ科
花が咲き始めていた

 
 ミカワバイケイソウ群生地分岐 13:32

   
 
 ミカワバイケイソウ:シュロソウ科
緑色のロープがぐるりに張ってあった
最奥までは、ぐじゅぐじゅの水溜りがあって
行けれなかった
花の盛りを過ぎようとしていた

 
 「二の滝」のそばの分岐に合流 13:45

 
 「ふれあい館」通過 13:50
 
 コアジサイ:アジサイ科
咲き始めたばかり

 
 最奥の駐車場 13:56
ここから釜戸駅まで約30分

 
 サクランボ:バラ科
道路際の樹々に隠れた場所に、大きな実がなっていた

 
 釜戸駅に着 14:22
午後は駅員さんはお留守
14:39発の列車に乗って多治見へ

たくさんの花と、涼しい風と、
緑の山に囲まれて元気になれた
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歩行距離 約12km
歩数 約1万8000歩
行動時間 約5時間

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