岩村駅からピストン 
         岩村城址〜水晶山  
           2023年6月10日     (恵那市)   


                      『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

多治見駅7:30発に乗車ーー恵那駅7:58着 8:05発に乗車
明智鉄道の切符は、窓口で駅員さんから購入
往復切符を買ったところ、
真ん中の点線に切れ込みを入れて貰った
昔風の分厚い切符なので、手では無理だから・・・

久しぶりに乗ったが、車内は明るい色調になっていた

 
 岩村駅8:34着
観光客風のお客は、私を含めて2名
1名は、岩村城址に行く・・・と言って
このブルーのバスに乗車
タクシーに乗る予定だったと聞いたが、
タクシーの姿はあったが、運行していない
・・・とバスの運転手さん

登山口(登城口)まで約20分
そこまで行かないのなら、歩くことにした
8:40発

 
 山を目指して行けばいいことは分かっていたので
適当に歩いて行くと、小学校裏門へ
地理院地図を見て、軌道修正して・・・
 
 
 「岩村城跡 登城口」へ 9:06

 
 調べ中
「登城口」からすぐの藪の中に
可愛い実がなっていた
何だろう??

 
 ミヤマヨメナ:キク科
岩村城址の周りでは一番多かった花

   
 ユキノシタ:ユキノシタ科
石垣の周りに、びっしり咲いていた
目の高さだったので、よく見えた
こんなに可愛いとは知らなかった・・・

 
 ウツギ:アジサイ科

 
ヤマボウシ:ミズキ科
白い花をびっしりつけていた

 
テイカカズラ:キョウチクトウ科
足元に白い花が落ちていたので、見上げると
この花だった

大きな太い木に巻き付いて、見上げる高さだった
右は、花の拡大

     



 
     
  ツルアジサイ:アジサイ科
その隣の太くて背が高い木には、
ツルアジサイ
ツルアジサイか?イワガラミか?
迷ったが、萼片が4枚(右の買う題画像)なので
ツルアジサイ


 
 「六段壁」
階段を登っていくと・・・
↑ この季節にオレンジ色の葉っぱのカエデ
かなり大きな木だった

 
 ここが岐阜県指定史跡「岩村城跡」

   
 マタタビ:マタタビ科
「六段壁」傍に大きな木が枝を伸ばしていたが
まだつぼみだった

   
 ツクバネ:ビャクダン科
舗装路へ出て左折すると、
道路の両側に、
ツクバネの低木がずらり

 
 水晶山への登山口 9:54
前を4人グループが先行

岩村ダム付近が土砂崩れで通行禁止になっていることは
岩村町の観光協会の資料で知っていた

「三森山」や「三森神社」まで行ってピストンするのも大変!

 
 始めはたらたらのトラバース
次いで、登りになる

今日は下見なので、
林道工事の進み具合も調べるつもり

   
   
   
ギンリョウソウ:ツツジ科
真っ白な時期は終わり、汚れたり、傾いたり・・・
雌しべと雄しべ(子房)だけが残っているものもあった

  
 ここで林道に突き当たった
 元々の登山道は赤線の所
直ぐ右下が、新しくできた林道

 
 ↑ こちらは、林道の後方
どこへ通じているのだろう??

 
 標識は健在
「水晶山」を目指す

 
 黄色い点々で囲んだ辺りは、
登山道の幅が大変狭く
向こう側は急な斜面
落っこちたら這いあがれない・・・

しかも、倒木や高木が邪魔をしているので
いっそのこと林道へ下りてしまおうと考えた

同じことを考えたらしい踏み跡があり
赤線のように進んでから、元の登山道に上がった

 
 アセビ:ツツジ科
登山道に上がったちょうどその場所に
鈴なりのアセビの実

 
 四等三角点 11:00
以前の三角点は、登山道のある山の稜線の右側だった ↓
 
 
2019/12/9に3人で登った時は、棒は倒れていた
『あら? 三角点を示す木の棒が倒れていた
近くを探すと…三角点があった(十字の印)
スマホでも確認  871.0m
小さな四等三角点だった
トップが、木の棒に気づかなければ 素通りするところ
棒を三角点にくっつけてパチリ』・・・と、記録してあった

(参考のため借りてきた)

 
 ここから伐採地帯

 
 右端を登っていくと・・・ 
 
 今度は×印
三角点の「十」ではなく「×」
「界見出表」の文字

 
 エゴノキ:エゴノキ科
足元に白い花がいっぱい落ちていた
辺りを探すと、花をいっぱいつけた
エゴノキがあった

 
 水晶山到着 11:24
(駅から約2時間45分 登山口から約1時間半)

ベンチもない、ただの広場だけ
展望も無いに等しい

ここから展望のある遠ケ根尾根展望台までは
アップダウンを1時間
また同じ時間かけてここまで帰ってきて
岩村駅へ行くのは、ちょっとね・・・

空は薄暗く雨も降り出すかも・・・
と思ったら、前進する木は失せた
地理院地図では、ここから下る道が書かれているが
実際には無い!

行動食を食べて引き返すことにした 11:35発

 
 また伐採跡を通り抜け・・・

 
 林道の端を通って(赤線)山の中へ・・・
(後で思ったが、下の林道を歩けば時間短縮)
 
 
 ここでまた林道に出合い・・・ 
 
 行きと同様、少し林道を歩いて山の中へ・・・
 
 スノキ:ツツジ科
緑色の丸い実がなっていた
ウスノキ(カクミノスノキ)とそっくりだが
葉っぱをかじってみれば違いはすぐ分かる

酢っぱあ〜い!=
スノキだった

 
 カキノハグサ:ヒメハギ科
行きには気づかなかった黄色い花が目に留まった

 
 イワカガミ:イワウメ科
どこかに、一輪くらい咲き残っていないかと
期待していたが花は無し・・・
花の跡がちょっぴり残っていただけ

   
 クロモジかな?:クスノキ科
実が、1〜2個しかなかった

 
 水晶山登山口 12:45
山頂から約1時間20分)
また来た道(舗装路)を緩く登って・・・
 
 岩村城城跡方面へ 12:52

   
 テイカカズラ:キョウチクトウ科
石段を下っていくと、登りの時には気が付かなかった
見事な
テイカカズラの花束!
足下ばかり見ていたからだろう
長さ2メートル以上はありそうだった (左)

あまりにもきれいだったので、
登ってくる夫婦連れに「ごらんになって〜!」と声をかけた

右 何の花か分かるように拡大した

 
 去年のタマアジサイ??
葉っぱは
タマアジサイに似ているけれど、
ピンクの花は変??
何だろう??

 
 「藤坂」の説明板
地理院地図を見ると、この石段の左側に
点線の道がある
何だろう??と思っていたが、
ここから別れる「急な坂道」のことかと思い
偵察に行ってみたが、草ぼうぼうで行く気が失せた

 
 クモキリソウかな?:ラン科-1
草むらの中にラン科特有の葉っぱが見えた
 
 クモキリソウかな?:ラン科-2
近くに絶対仲間があるはずと思って探すと・・・
あった〜! 花が咲いていた
 
 クモキリソウかな?:ラン科-3
暗い場所だったので、すっきりとは撮れなかった・・・
これで精いっぱい

 
 「登城門」 13:21
岩村駅発14:20ならちょうどいい時間

岩村町の町中を適当な勘で歩いて
岩村駅へ 14:03着 14:20発

電車のお客は、半分の入り

恵那駅へ14:49着 15:03発
多治見駅 15:32着
・・・・・・・・・

低山ハイキングの下見だったが
・町中には、各所にきれいなトイレあり
・道標などは、分かりやすい
・同じ道のピストンは面白味が少ない
・石段は濡れていると滑りやすい
・今の時期、花は少ない
・城跡は、興味のある人にとってはいいが
2回はちょっと・・・
・水晶山は展望無し・休憩するベンチも無し
・林道造成は山としての興味半減
・列車の本数が少ないので、時間が制限される   etc・・・

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歩いた距離 約13.94km
歩数 約2万3000歩
行動時間 5時間20分
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