ハイキングコースの下見
     岩村城址〜水晶山周回 
(恵那市)

                          2019年12月9日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です
                        周辺地図はこちら    コース図はこちら

多治見8:10頃出発
柿野経由で、岩村へ9:15頃着
カーナビが、岩村城址に近い上の駐車場(本丸の下)へ案内しそうだったので
Uターンして、下の駐車場(岩村歴史資料館:駐車場)に、9:20着
駐車場はがら空き 今日は資料館は休館日だった

 
 岩村町の町並みを見下ろせる

   
 登城口、9:40発  キミノウメモドキ?:モチノキ科
ウメモドキ
に似た黄色い実だった

   
 標高600m地点で 9:50
本丸まで600mだって
(駐車場は標高550m)
一の門 9:58
『かつて、一の門は二階門となっていて、
城下町と城の西南側の監視が
24時間体制で行われていました』…と

   
 紅葉の盛りは過ぎ、
曇り空だったので地味色となっていた

土岐門 10:02
『岩村遠山軍が土岐氏を破り
その城門をここに移したという伝説から
土岐門の名があります』…と

  
 石垣を見上げながら登る

   
左 菱櫓(ひしやぐら)と俄坂(にわかざか) 10:11
『山の地形に合わせて石垣を積んだので菱形になり
その上にあった建物も菱形だったので、菱櫓と呼ばれた』…と
右 どれが菱形? 

「六段壁」 10:14
『石垣が六段積みになっていることから、六段壁と呼ばれる』…と

 
 石段を登ると、立派な石垣
中へ入ってみよう…と正面の入口へ

ここがその入り口
   
石段を上がると、広場になっていた
そこに、「岩村城再現CGビューアーの読み取り用QRコード」があった
スマホをかざすと
音声とともに再現画像が出てくるという仕組み
面白そうだったが
延々と説明が続きそうなので「家でゆっくり」となった

  
 イイギリ:ヤナギ科
赤い実がいっぱい!
最初、
タマミズキか?と思ったが
垂れているので、
イイギリと分かった

  
   
 本丸に着いた 10:25
『本丸の内部には施設は無く広場となっていた』…と

驚いたことに、クリスマスの飾り付けがしてあった
ここで?城跡にクリスマスのイルミネーション?!!
あまりにもミスマッチで、写真は撮らなかった

 
 本丸からの展望
あの小高い所が水晶山?

   
 岩村城跡の標柱

「岐阜県指定史跡
岩村城跡」の説明版と
「岩村城歴代将士慰霊碑」

   
 「昇竜の井戸」
『山の頂きにありながら、
水が枯れることが決して無かった
といわれています』…と
中が見えるかと思ったが、
蓋がしてあった・・・

「霧ケ城歴史案内」
100円投入すると説明が聞けるらしい

QRコードより古いタイプ

ここをクリックすると大きく見えます
 
 本丸をぐるっと回って
六段壁に降りてきた 10:40
休憩を入れて約25分

 イイギリ:ヤナギ科
おや、ここにも赤い垂れた実
   
 車道を歩いて
水晶山登山口へ

ここが登山口 10:49 
   
 ふわふわの枯葉の積もった道

 時々、倒木を跨いだり
右側の切れたザレの道を歩く

   
 たらたら道の次は、急な登り

あら?
三角点を示す木の棒が倒れていた
近くを探すと…三角点があった(十字の印)
スマホでも確認  871.0m
小さな四等三角点だった
トップが、木の棒に気づかなければ
素通りするところ
棒を三角点にくっつけてパチリ

右側はかなり間伐が進んで
明るくなっていた
左側は、暗〜い

水晶山958m 12:02着
登山口から、約1時間15分
地理院地図にある
左へ降りていく道なんてなし
その道を下山するつもりだった・・・

昼食休憩(約30分)後、出発 12:34
かなりの急坂をどんどん降りる

 岩村ダム分岐 12:44
山頂から約10分の所に
「この先急傾斜きけん」の赤文字
2017/5/28に通りがかった時は、草ぼうぼうで荒れ果てていたが
今回は、整備してあるように見えた
ここを下ることにしようかと思ったが、
まず展望のいい「鈴ケ根尾根展望台」まで行ってから
ここまで戻ってこようと考えた(水晶山からの展望が無かったため)

所が、記憶では、すぐに車道に出た・・・はずだったが
歩いても歩いても車道がない・・・

   
 とうとう三角点まで来てしまった 960.6m

ここで、地理院地図は三叉路になっているが
実際は右へ行く道は
笹に埋もれてしまって「道」は無し 12:56

岩村ダムへの分岐があった 13:10
 
   
 やっと、車道に出た 13:13
こんな立派な車道なのに
地理院地図には無し

どこまで続いているのか
行ってみたい気はあるが
車道は登山道と違ってショートカットがない
延々と車道を歩いて
途中でプッツンと無くなってしまっては
困ってしまう・・・

この杉林から車道へ出た 
   
 狭い階段を登ると・・・

 すぐに鈴ケ根尾根展望台 13:16
北側の御岳は雲の中

見えている山が三森山かな?

   
 方位盤はあるが、だいぶ古びていた
前回2017年5月に来た時は
新設されたばかりだったので
文字もはっきり見えていた

簡易ベンチがあって
休憩ポイント
水晶山は、ノーベンチだった
 
 
 御岳とは反対側の展望(南)
特徴的な山がないので、どれがどこか?さっぱり分からない・・・

   
 約10分の休憩後、下山開始 13:28

車道を横切って
岩村ダム分岐を右折 13:31
地理院地図にはない道
でも、「岩村山ノ会」という名前があるので
信頼がおけるはず

   
 なんていい道なの!
広くてふわふわで・・・

 時々、崩壊地を避ける
新しい急な道もできていたが
全体では歩きやすい道…と言える

   
ん? キノコの名前を調べる方法を伝授するつもりらしい
まず、スマホで写真を撮り
次に、アプリを立ち上げてタッチ
この黒っぽいキノコに該当する画像が出てくるが、
「違う・・・違う・・・」で、なかなかぴったりした画像がない
そのうち、「キノコ」という名前が表された!
そんなあ〜 ひどい〜
役立たずだった・・・

   
 広い林道に降りた 13:56
展望台から約30分

右に沢音を聞きながら歩く 
   
 あれ? 
ここからも水晶山へ行けるって 14:03
どんな道か少し登って偵察したら
細くて急で歩きたくなる道ではない
今までの道が「国道」なら
ここからの道は「村道」かな?

水晶山から10分下ったところにあった
「この先急傾斜きけん」の赤文字の道らしい

  ムラサキシキブ:シソ科
紫色の粒がきれ〜い
 
ここをクリックすると地図が大きく見えます
 三森神社参道入り口 14:16
以前は、2回ともここから三森山へ登った

 岩村ダムに出た 14:18
あれ?石仏ってあったっけ?
今回、展望台からここまで、約50分
この地図では、展望台よりもっと先の
1033m地点から30分となっている
ひたすら歩くだけならそうなるかもね・・・

  
 ダムを見下ろす
さあ、ここから舗装路歩き 覚悟を決めて歩くことにする

   
 「農村景観日本一」と名付けられた地域かな?
と思われる田んぼの間の道を歩いて行くと
「東京スカイツリーと同じ高さ」の石柱があった
634mだって

少しでも足に負担の来ない道を・・・
と思って、川べりの舗装路端の
草の上を歩いたが
ちょっとの草でもクッションになった

 駐車場のある、「歴史資料館」が見えた
あともう少し

  
 着いた〜 15:10
舗装路歩き 約50分

岩村駅まで歩くとしたら+20分必要

車は、2〜3台増えていただけのがら空き状態
15:30頃出発
・・・・・・・・

途中、車と並行して走るたった1両の「明智鉄道」の車両をパチリ ↓
 
 1時間に1本のみ



   2016/10/15 岩村駅〜三森山〜水晶山〜岩村城址〜岩村駅周回の様子はこちら
   2017/5/28 飯羽間駅〜三森山〜水晶山〜岩村城址〜岩村駅の様子はこちら

   岩村城について 岩村町観光協会のページを参照させていただきました
    ・岩村城跡案内図はこちら
    ・岩村城跡の説明はこちら
      ・日本三大山城の一つ
      ・標高717m
      ・1185年に作られてから明治の廃城令で廃城されるまでの700年間、城と城主が連綿と続いてきた
      ・霧の湧き易い地形で、別名「霧ケ城」ともよばれていた
      ・女城主とは、織田信長の叔母にあたる「おつやの方」のこと
     
 

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