春山合宿 西穂高口〜西穂丸山


   ●場 所 岐阜県高山市
   ●標高 西穂丸山 2462m
   ●山行日 1996年5月4日〜5月5日
   ●コース ロープウェイ駅・・・西穂山荘(泊)・・・西穂丸山・・・ロープウェイ駅
   ●多治見から登山口まで 多治見=高山市=新穂高ロープウェイ駐車場ーロープウェイ2つ乗車・・・登山口
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
   ●参加者 水野、谷口、丹羽、林、光山、加藤、奥村、裕子、長谷川、松田、長谷川

   ●コースタイム 1日目 5/4
多治見
ロープウェイ駅
歩き始め
西穂山荘
・・・散策・・・

2日目 5/5
西穂山荘
西穂山荘
ロープウェイ駅
下のロープウェイ駅

1日目 5/4
5:008発
12:00発
14:25発
15:40着
・・・散策・・・

2日目 5/5
8:20発
10:45着〜11:50発
12:50〜13:00
13:30着
                   周辺地図はこちら
  


【1日目 5/4】

朝5:00発なので、名古屋から参加のメンバーは、
前夜から我が家に泊まっている。

車でお迎えに来てもらうよう頼んであるので、
私は一足先にパイクで出発した。

総勢11人、3台の車に分乗して出発。

新穂高ロープウエイ駅の手前数百メートルまでは快調そのもので走れた。

しかし、 ほんの少し手前で渋滞に引っかかてしまった。

駐車場から1台出れば1台入るといった具合。

交通整理のお兄さんに聞いたところ「駐車場まで30分〜40分、
ロープウェイ待ちに2時間、2番目の駅で30分〜40分
」と言われ、
「ええ〜っ」と驚いた。

しかし、ここで待たなくては山へ行けない。
覚悟を決めて待つことにした。

やっと駐車場に入れたので、早速切符を買いに走った。

延々の行列!
観光客が殆ど。

みんな不平も言わず、おとなしく並んでいる。

交代にトイレへ行ったり、荷物を置きに行ったりして待つことにした。

ロープウエイの駅の中へ入っても、蛇のとぐろ状態

ぐるぐる回りまわってやっと改札を出て、ロープウェイが出発したのが12:00

9:25から渋滞に引っかかってから何と2時間半!

しかし、それで終わりではなく、第2ロープウェイでまた2時間ほどの待ち時間の未、
やっと身支度をして歩き始めたのが14:25。
5時間待ったわけ。

その待ち時間の問、ザイルの練習や笠ケ岳を見ながら過ごした。

連休の真ん中で、雪景色が気軽に楽しめる行楽地といったところ。

楽して行けるところは、人が集まる」・・・とは名言。

駅の外は、真っ白とは言えない、少し汚れた銀世界。
展望はきかない。

観光客は、雪遊びをしている。

先頭で出発。
勝手知った登山道を歩いていくと、登山口の小屋が半分雪に埋ま っていた。

そこから登山道になり、あたりの展望を眺めながらゆっくり進む。

  

始めはなだらかなたらたら道。

厚着をしている人は、すぐ暑くなって1枚脱ぐことになった。

下りは滑りやすいので踏み跡をはずして歩き、
登りはキックステップで足場を作りながら登っていった。

15:10休憩。

「西穂の独標へ今日のうちに行きたい人は先に行ったら」・・・と、勧めたが、
リーダーは 「全員一緒で」・・・と。

5分休んで歩き始めたが、メンバーの1人が遅れがちになった。

昨日までの体調がよくなかったらしい。
ま、とにかくゆっくり歩くことにして、さらにスピードを落とした。

急な登りでキックに手間取っていると、
古参のメンバーが、「先頭を交代する」・・・と言ってく れた。

ありがたい!
他人が作ってくれたステップを踏んで行けるとは、なんて楽なこと!

そうこうしているうちに、もう、西穂山荘に着いた。15:40。
正味1時間と5分。あっという間。

  

歩き足らず、会計や部屋割りを係に任せて、
2人でちょっとそこまで散歩に行くことにした。

  

明日、独標まで行く予定の二人は、下見に出発。

山荘裏の丸山組は、「明日は雨」と分かっているので
今日のうちに展望を楽しもうというつもり。

雪山は、どこでも歩けてしまうので面白い。
適当に選んで登っていく。
小さな松の木は雪の下敷きとなっているので、その上を乗越していく。

下から見上げた稜線は遠く感 じたが、あっというまの距離だった。

まだまだ夕食まで時間があるので、16:35まで行動しようとどんどん登っていった。

たったの5分でもけっこうな距離を歩けてしまう。

傾斜がきつくなった所を、今日の折り返し地点とし、休憩。

下から登ってくる3人の姿が見えた。
てっきり同じパーティーかと思ったら、1人だけで、後は別パーティーだった。
彼らは独標が目的らしい。

後から来た人に写真を撮ってもらってから、3人で下山。 17:00着。

20分で西穂山荘に着いてしまった。

部屋へ入ると、それぞれのスタイルでくつろいでいた。

まずはビールで乾杯。

今日は食料を持ち上げなくてもいいので、おつまみをいろいろ持ってきた。

それを肴にビールを飲んだ。

そうこうするうちに夕食の案内があり、きれいな食堂でおいしい食事。

山小屋の中でも 「四星クラス」だと、もっぱらの評判。
全部平らげてしまった。

後は、お休みセットをして寝るだけ。

いびきを掻く人には、出口の方を勧めた。

7時前のニュースを見てから、明日の行動を相談した。
天候の回復は早いようなので、しばらく待つことにきまった。

ワインを持ってきたが要望がないのでやめて就寝〜
早い。電気を消したせいか、 すぐに静かになった。


【2日目 5/5】

夜中に風の音、雨の音が聞こえて来て、気になって目が覚めてしまった。

朝早く窓を開けると外は雪!
吹雪とはいわないが本物の雪が風に舞っていた。

今日の予定をどうするか。
天気予報を見ると悪くはならないようであるが、回復がいつになるかがわからない。

独標組は、4人。
丸山組は、6人。
小屋の付近組は、1人。

8:20発。
アイゼンのネジが取れて雪の中に入ってしまったが、
幸いなことにネジも見つかり、止め具も持ってきていたので良かった!

昨日と同じ道をまた登る。
昨日より30cmは積もったようで、またまた深くなっていた。

稜線に出ると1人が「帰る」と言い始めた。が、なだめて一緒 に行くことにした。

踏み跡はしっかりしているので歩きやすい。

丸山らしいピークについて記念写真。

時間はまだ早い。
「もう少し行きましょう」と誘い、少し下ってから登りに入った。

傾斜が今までとは違って急になってきたので、
ピッケルをしっかりさして1歩1 歩登っていった。

周りはガスガスの真っ白い世界。

登りの途中で休憩して帰るか進むかと考えていると、
1人が、「寒いから帰る」「それなら私も」ともう1人も。

もっと行 きたいという人もいて、まとまらない・・・

2人を返して残りはもっと行こうかとも思ったが、
体調が良くないという人のことが心配だし、
リーダーは、「分かれない方がいい」と言っていたので、全員で下ることに決定。
9:15。

急な下りは気を付けて、たらたらの下りはトレースから外れるようにと
雪上歩きのトレーニングを少ししながら下っていった。

もうこの下は小屋・・・という所まで送ってきたが、まだ時間はある。
もういっ ぺん行きましょうか」・・・と誘うと
「行きましょう」の声があった。
9:35。

3人でまた登りかえした。

先ほど引き返した所よりももっと上まで行こうと歩いていった。

途中、トップを代わったら早い早い、どんどん行ってしまう。

左に岩、右が急斜面のところで、雪がぐんと深くなった。
風も強くなり、周りは真っ白のホワイトアウト。

ここから先は危険!」・・・と私の心が言う
引き返すことにした。
10:15。

小屋に10:45着。

おなかが空いたので行動食を食べていると、独標組が帰ってきた。

お湯を沸かして暖かい飲み物を摂り、11:50発。

下りは、全員アイゼンを着けているので楽々下りることができた。

ところがすれ違った人の中にはスニーカー姿もあって驚いた!

駅に12:50着。
13:00発のロープウェイですぐ下山。

下の駅に13:30着。


 


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