| 比良の山もいいなあ・・・ |
| 武奈ケ岳〜堂満岳 |
| ●場 所 | 滋賀県 | ||||
| ●標高 | 1214m | ||||
| ●山行日 | 1997年11月1日〜2日 | ||||
| ●コース | 正面谷〜金糞峠〜八雲ケ原〜武奈ケ岳〜ワサビ峠〜中峠〜金糞峠〜堂満岳〜正面谷 | ||||
| ●多治見から登山口まで | 多治見ー名古屋ー米原ー山科ー比良・・・・正面谷(P) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス |
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| ●参加者 | 電車組:浦本 丹羽、中山恭 車組:大谷、早川、中山秀 |
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| ●コースタイム | 11月1日(土)
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今回の山行は、多治見労山の30周年記念山行の一環。 電車で行く人と、当日車でテントを運んで来る人に分かれる。 浦本・丹羽・中山は電車組。多治見を14:06発。 中央線ー東海道線ー湖西線と乗り換えて比良駅へ。17:48着。
外はもう真っ暗。タクシーも店もなし。田んぼの中の駅・・・といった感じ。 雨が降ってきた。 暗い道をヘッドランプをともして歩く。 海水浴場の看板が見える。琵琶湖の近くなんだ・・・ リーダーとの山行は、駅の通路で寝たり、駅の立ち食いそばの横で寝たり、夜歩いたりと不思議な経験をさせてくれる。 車がびゅんびゅん飛ばす国道沿いを歩いて、24h営業の店で聞くと、「もう少し先で左折」と分かる。 リーダーは10数年前の記憶で歩いているらしい。
雨は止みそうもないので雨具を着る。 暗闇の中を歩いていると明かりの届く範囲が自分のエリア。 その外は何があるのかどんな景色か分からない。 およそ、1時間で正面谷のバス停の上(駐車場)に着。 既に1張りのテントがある。 テントを張る場所を探していると、ちょうどそこへ車組も到着。 エスパース(4〜5人用)とダンロップ(2〜3人用)の2張りのテントを張る。 大きいエスパースを男性用テントとして、交流会はそっちで行う。 小さいほうは女性用。 おつまみ・ビール・オールドパー・ウイスキー・ブランデーとさまざまなものが並ぶ。 10時過ぎ、就寝。
5:00、起床。6:30発。 登山口まで立派な堰堤がいくつもできていて驚かされる。 登山口、6:50〜6:55。コブシの赤い実が印象的。 トップで歩いていい・・・との御指名。うれしいな。 川に沿って緩く登る。 堰堤がいくつも現れる。石垣を積んだ物、斜めにせり出している物(その下を通るときは肝が縮む。いつまで持ちこたえられるか・・・と)
後ろを振り返ると朝日に輝く美しい紅葉。それに琵琶湖。(くっきりとはいかないが) 青ガレで休憩。7:30〜7:35。 歯磨きをしてさっぱりさせる。 緑っぽい色がゴロゴロガラガラと積み重なっているところを注意して登る。 登りきったところからは、落ち葉いっぱいの黄葉もきれいない〜い道。 谷の源流を詰めていくと金糞峠。8:15〜8:25。
中峠へ行く途中から右に折れて八雲ケ原へ。 たらたらとした道だが、なんといっても静かだし、黄葉は美しいし、谷川の水は「散〜り〜浮〜く〜も〜み〜じ〜」だし、言うことなし。 八雲ケ原手前には湿地があり、リンドウやウメバチソウの名残があちらこちらにあり、木道を歩きながら観察できた。 スキー場のリフトや店が景観の邪魔だが、嬉しいことにトイレは暖房便座であった。
ここから標識のある通常ルートへ行きかけたが、「ちょっと待って」と声がかかり、スキー場の斜面を登ることになった。 初心者のちょっと上くらいの傾斜で、歩いているとアキレス腱がよく伸びる。 ハーハーとリズムを取って1歩1歩登る。 遅れがちな我々2人の後をリーダーがついてきてくれる。 登りきったところがリフト乗り場。今は点検中らしい。 その前から登山道になっていて、人はあまり入っていないようである。 笹に露がびっしょりとついていて、先頭の私は本当に字のごとく「露払い」をしてズボンがぐっしょりと濡れた。 笹原を抜けるとスキー場から登ってくる一般ルートに合流して、広々とした鼻歌でも歌いたくなるほどの楽々道になった。
頂上、10:15着。 ![]() 武奈ケ岳の頂上で 食料を忘れたメンバーに、昨夜飲みすぎて食欲がないのでおにぎりを差し入 れる。 リーダーは「靴擦れができそうだ」といってテーピングで手当て。 下山に使う道は笹原の中の1本道。ずうーっと続いているのが見える。 10:30発。
ワサビ峠への下りは何十人もの人とすれ違って大賑わい。 ちょうどリフトも動き出したのか長蛇の列が頂上を目指しているのが分かる。 時間差で行動してラッキーだった。 サワフタギのきれいな青い実があちこちにある。 11:05、ワサビ峠通過。川のほとりで休憩、11:20〜11:25。 近くに青いサワフタギの実と黄色いツルウメモドキの実。 ここからも金糞峠までも何十人とすれ違って、 待っている時間を合わせるとずいぶんの時間になるほどの大団体であった。
「峠に12:30に着かなければ堂満岳はパス」 とリーダーが言うのでスピードを上げるがなかなか着かない。 やっと、12:25着。 人がいっぱいなので少し上がったところで休憩する。 さっきまで上天気だったのに、いつの間にかガスが出てきて、辺りを覆いつくしてしまい、白の世界になってしまった。
この尾根道にはイワウチワの葉が多く、春に来たらさぞかしきれいだろう。 ぐいぐいと小気味よく登って、 浦本さんが雪上訓練したという急な沢を左に見て、頂上に13:05着。 記念写真を取ってすぐ下山。 ここからは誰にとっても未踏の地。13;12発。
急な下りもあるが、気持ちのいい落ち葉いっぱいの道を、スピードを少し上げ気味にして、リーダーの耐久レースの話を聞く。 休憩、14:10〜14:15。 どうも古い地図にあった道は、今では廃道になったらしく、大回りの1本道しかないことが分かった。 仕方ない。予定の電車には乗れないが、ま、こういうこともあるさ・・・と、「お先にどうぞ」と譲ったパーティーをまた追い越すスピードで下る。
駐車場に着いたのが14:55。 朝、あんなに静かだったところが、老若男女いっぱいいて、臨時バスが出るほど。 そんなこととは露知らず、駐車場のまんまん中にテントを張ったままでかけていた我々は、ずいぶん非常識だったろうな・・・と恐縮。 臨時バスの出る時刻を聞いて、タクシーで帰る予定を変更。 バスが来るまでビールで喉を潤す。 車組はこれができないんだ・・・ 公共機関を使う者の醍醐味。 後で聞くと車組はだいぶ渋滞したが、電車組より少々早く家に着いたとか。 比良の山も、静かならいいなあ・・・ |