日帰りでツクモグサを観に |
6月会山行 硫黄岳〜横岳 |
横岳頂上にて すばらしい青空! |
●場 所 | 長野県茅野市 | ||
●標高 | 硫黄岳 横岳 |
2765m 2829m |
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●山行日 | 2007年6月16日(土) | |||
●コース | 桜平(P)〜夏沢鉱泉〜オーレン小屋〜夏沢峠〜硫黄岳〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜オーレン小屋〜鉱泉鉱泉〜桜平(P) | |||
●多治見から 登山口まで |
多治見IC=中央道諏訪IC=茅野=桜平(P) ※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ≠飛行機 |
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●参加者 | 勝尾、早川、高木、丹羽、荒木、加藤眞、katou、水野マ、西部、若尾良、水野公、赤井、鈴木、川井、川浦、森下、水野裕 | |||
●コースタイム |
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桜平駐車場 唐沢鉱泉との分岐からは未舗装 そこから約15分で駐車場に着 8時で、すでに満車 |
桜平駐車場周辺にも ゲートから駐車場までの 小スペースにもびっしり駐車 |
周りには シロバナノヘビイチゴがたくさん |
出発 まぶしい青空! 降水確率50%で中止の予定だったが 14日の梅雨入り後、 前線が南に下がったので 急激に確率が下がり こんな青空となった!! |
ゲート前には真っ白な花の大きな木 カマツカ?バラ科の花 |
桜平ゲート 山小屋関係者の車は ここから先へも入れる |
シラナギ沢支流を右に 林道を歩く |
時々沢を渡る 周りはさまざまな色の新緑 カツラの木の新しい葉は赤っぽい色 |
キバナノコマノツメ 林道の脇の湿ったところに咲いていた |
また沢を渡る | 暗い樹林の中には コミヤマカタバミの株がたくさんあるが まだ陽が当たらないので閉じたまま |
あれ?イチヤクソウ? ・・・と思ったら、葉が特徴あるオサの形 オサバグサの蕾だった これも株はたくさんあるが 米粒のような蕾ばかり (下山時には1株だけ咲いていた) |
ちょっと変わった紫の濃い色のスミレ 始めてみた色 |
夏沢鉱泉 ゲートからここまで35分かかった |
屋根には風力発電機 側壁にはソーラーが設置されている 万国旗のような三角形の布は ネパールのタルチョらしい (経文が印刷された祈祷旗のこと) |
夏沢鉱泉からの展望 雪を被った北アルプスがすばらしい! 「槍」のとんがりが遠望できる |
コヨウラクツツイ かわいいちょうちん型 |
ズダヤクシュの蕾 2年前同じ頃にに八ヶ岳へきているが その時は咲いていたのに・・・ |
標識もしっかりしている |
硫黄岳が見えてきた! | ヒメイチゲ まだ花びらを閉じている方が多い 1m四方にびっしり群生 |
オーレン小屋 新しい小屋で、トイレも水洗(100円) 入浴もできる |
帰りはこちらの道から下山の予定 | オーレン強清水 山ではほとんど 生水を飲まない主義だが 「天下の名水」とあっては飲まなくては 冷たくておいしかった〜 |
夏沢峠を目指して出発 | オウレンの花 葉がまったく見当たらないので 何?オーレン?と思っていたら 先行のパーティーは セリに似た葉を見つけた・・・と セりバオウレン? ・・・低山〜亜高山の早樹林の中に生える 花びらのように見えるがくが白い |
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夏沢峠の風力発電機 |
夏沢峠から硫黄岳を望む | 夏沢峠から本沢温泉へも行ける 夏沢ヒュッテはまだ休業中 |
夏沢峠で硫黄岳をバックに集合写真 |
硫黄岳を目指して登る | あの上の稜線まで 行かなければならない |
御岳 途中はすばらしい景色で 遠くまではっきり見える最高の天気 |
乗鞍岳 | 北アルプス 槍・穂高 |
ヒュッテ夏沢が見える | ガラガラ地帯になった | これを過ぎれば硫黄岳山頂 |
コメバツガザクラ 米のような葉・・・という意味 |
あと少しで主稜線に立てる | 両天狗も見えてきた その後ろは蓼科山 遠くのハイマツの間に キバナシャクナゲの花色が見えた |
追い越して先に進み皆を迎える 花がないと立ち止まることもない |
背の高いケルンも出てきた | 硫黄岳山頂の大広場 今まで見えていなかった南八ヶ岳が くっきり見える! 空気が澄んでいるので はっきり見えるせいか とても近くに感じる |
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硫黄岳山頂で風もなく ガスもなく、その上梅雨の最中で こんなに展望がいいなんて なんというラッキーなこと! |
硫黄岳の爆裂火口 | 硫黄岳から 横岳・赤岳・中岳を望む |
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赤岳・中岳・阿弥陀岳の展望 |
まだ先が長いので大休憩はしない |
硫黄岳山頂で集合写真 |
さあ、ツクモグサを探して出発 |
あの硫黄岳山荘までまず下って それから登りになる |
硫黄岳山頂直下に ミネズオウの群生があった |
硫黄岳山荘への下り 今日はケルンの出番がない |
横岳山頂の手前で 大同心稜より上に ツクモグサが咲いていますよ〜 ・・・・とすれ違う登山者から情報を聞く |
あんまり展望がいいので 何度も足を止めて眺める |
両側の緑色のロープの外は コマクサの群生地 まだ小さな葉があるばかり |
ウラシマツツジ 枯れた葉の間から クリーム色の小さな蕾 |
阿弥陀岳が立派に見えてきた |
オヤマノエンドウ 赤紫色の目立つ花 |
アップにするとこんな感じ | ウルップソウ 八ヶ岳と白馬岳のみに分布する・・・と まだ蕾で色も見えず |
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硫黄岳山荘を振り返る |
遠くは乗鞍岳まで見える | 阿弥陀岳と大同心 |
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キバナシャクナゲ 登山道脇に咲いていた ほとんどはまだ蕾 |
富士山も見えてきた 八ヶ岳の東側斜面は まだかなりの雪が残っている |
コメバツガザクラ 稜線はこの花のみが多い |
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ツクモグサ 人だかりがしているのは花がある場所 登山道のすぐ下に 薄黄色の花があちこちに咲いている! |
ツクモグサ 急斜面で近づけないような所にも群生 |
ツクモグサ これは緑がかっているので 咲き始めたばかり |
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ツクモグサ 陽を受けてぱあーっと咲いている こんなに開いた花を見るのは初めて 日本では、北海道の限られた山と 本州の雪倉岳・白馬岳 八ヶ岳で見られる・・・と (この3箇所では見ている) |
横岳頂上に着いた 狭いスペースにたくさんの人 もう少し先にも ツクモグサの群生地があるので そこまで行こうかとも考えたが 時間が足りない あきらめて少し先の静かなスペースで 休憩することにした |
大展望!! 赤岳・中岳。阿弥陀岳 その後ろに権現岳・編笠岳 遠くに、甲斐駒・仙丈岳・北岳などの 南アルプスの山々 |
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こちらは乗鞍岳や北アルプス ふもとの町並みも見える |
出発前に集合写真 |
さあ、下山 これからカニのヨコバイに入る |
ツクモグサ ここにもツクモグサ 咲き始めたばかりで毛深い 左側を覗き込むと群生してい所もある |
硫黄岳山荘下の高山植物園に イワウメが咲きかけていた まだまだ蕾ばかり ハクサンイチゲもまだまだ蕾 |
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さあ、硫黄岳までひと登り |
硫黄岳直下には あちこちにミネズオウの群生 |
赤岩の頭まで下り 赤岳鉱泉への道を分けて オーレン小屋へ下る |
最後の展望に別れを告げて下山 |
こちらのルートには登山道に雪がある かなりの量だがアイゼンは不要 両側にはウスギオウレンの花が あちこちに咲いている 先はじめで、まだ葉は出ていない |
樹林の中には花はなし |
もう3時を過ぎているのに まだ真っ青な空 |
オーレン小屋に着いた 先行のパーティーが待ちくたびれていた |
この景色ともお別れ |
来るときには咲いていなかった オサバグサが陽だまりで咲いていた! |
来た道を帰る またあのいっぷう変わった色の スミレに出会えた |
ハルトラノオ・・・と思っていたら クリンユキフデという 優雅な名前の花だった タデ科には違いないが 背が高く、高い割には花穂が短いなあ ・・・と思って見ていた 花穂が九輪塔のようにいく段にもつくこと 花が白いのでユキ 花穂を筆にたとえた ・・・名前だそうである 筆にしては短いなあと思ったところ 若い株は短いそうである |
シロバナノヘビイチゴ 桜平ゲート周辺にいっぱい咲いていた |
ミツバオウレン 亜高山から高山の樹林の中に生える 6〜8月と長い間咲く |
2年前の6月18日〜19日にも八ヶ岳へ来ています。
そのときはもっと花の種類が多かったです。
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