花いっぱいの八方尾根 唐松岳頂上山荘往復


                        『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です


ハッポウタカネセンブリ

ハッポウウスユキソウ

ハッポウアザミ
●場 所 長野県北安曇郡白馬村・長野県黒部市
●標高 唐松岳:唐松岳頂上山荘まで
●山行日 2018年7月25日(水)〜27日(金)
●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR白馬駅⇒八方BS・・・ゴンドラ駅⇔ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池山荘へ(登山口)
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス ⇔その他
●参加者 丹羽
●コースタイム
1日目 7/25 
JR多治見駅
JR白馬駅
八方BS
ゴンドラ乗り場
八方池山荘
周辺の散策
8:56発
11:53〜12:10
12:15着
12:30頃
13:15頃着
(泊)
2日目 7/26 
八方池山荘
八方ケルン
丸山ケルン
唐松岳頂上山荘
5:50
7:00〜7:10
11:10〜11:20
13:20頃着
3日目 7/27 
唐松岳頂上山荘
八方池
八方池山荘
6:00頃発
9:30〜10:00
11:30頃着
 
 周辺地図こちら     


 1日目 7/25(水)

 暑い毎日から涼しい山へ楽に行くためには、乗り物を利用するのがいい!と思って計画
多治見駅から白馬行の直通「しなの」に乗って白馬駅へ
八方BSまでは簡単に行けたが、ゴンドラ乗り場までがこんなに遠いとは!
アスファルトの道を汗をかきながら歩いた!
もっと近いと思っていたが、記憶違いだった・・・
だが乗ってしまえばみるみる間に高度が上がり・・・
 
 リフトの下はお花畑!
足が花にくっつきそうなくらいの高さを運ばれていく
皆、懐かしい夏山の顔(夏山の花)ばかり!
 
 手前に五竜  その奥に双耳峰の鹿島槍もすっきり見える
台風が近づいている割に、空は穏やかで風もない
 
 2つ目のリフトに乗れば、八方池山荘まで、すぐ
・・・・・・・・・・
宿泊手続きを終えてから、ぐるっと回れるハイキングコースへ
涼しい〜  下界とは大違い!  花もいっぱい! ↓
   
オオコメツツジ(大米躑躅):ツツジ科
「オオ」と名札がついていたが、「コメツツジ」との違いは何か調べてみた
オオコメツツジ→花びら4枚・雄しべ4本
コメツツジ→花びら5枚・雄しべ5本』だって
確かに4枚・4本だった

セリ科は難しい  シシウド(猪独活)の仲間であることは分かるが・・・
八方尾根花散歩」という2枚入りカラーの花一覧(今年の7月20日に撮影¥200)を見ると、
アマニュウかな?と思われる
ミヤマシシウドにも似ているような?
右 線香花火のように突き出た1本分を拡大

クルマユリ(車百合):ユリ科

タテヤマウツボグサ(立山靭草):シソ科
平地のウツボグサより大型で色が鮮やか

エゾシオガマ(蝦夷塩釜):ハマウツボ科

キンコウカ(金光花・金黄花):キンコウカ科
真っ盛り

シュロソウ(棕櫚草):ユリ科
よく似た花に、
アオヤギソウ(青柳草)がある  同じシュロソウ属
これはかなり明るい色  暗紫色の花が多い

 
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 アオヤギソウ(青柳草)とシュロソウ(棕櫚草):ユリ科シュロソウ属科
左 1本のアオヤギソウの隣にシュロソウ数本が並んでいた  バックは白馬三山
右 アオヤギソウの花のアップ


ヤマブキショウマ(山吹升麻):バラ科
名札には、
ヤマブキショウマと書いてあったが
よく似たものに
トリアシショウマがあって
判別が難しい

タカネマツムシソウ(高嶺松虫草):マツムシソウ科
まだ、咲きはじめ

イワシモツケ(岩下野):バラ科
伊吹山には、
イブキシモツケがあった

   
 オトギリソウ(弟切草)の仲間:オトギリソウ科-1
シナノオトギリ・イワオトギリ・ヒメオトギリ・ハイオトギリ・コケオトギリ・コゴメバオトギリなど
オトギリソウの仲間にもいろいろあって、判別が難しい
花びらや、萼片に黒点や黒線が入っている
つぼみの時はよくわかるが、開いてしまうと見えにくくなる
八方尾根花散歩」には、シナノオトギリオトギリソウの二つ名前があった
決定的な決め手はないので困る・・・

   
 オトギリソウ(弟切草)の仲間:オトギリソウ科-2
これは違う場所に咲いていた

   
 オトギリソウ(弟切草)の仲間:オトギリソウ科-3
これも違う場所で

   
オトギリソウ(弟切草)の仲間:オトギリソウ科-4
これも違う場所で

 
 オトギリソウ(弟切草)の仲間:オトギリソウ科-5
これも違う場所で  上の4つとは、花の大きさがうんと小さかった

  
 八方池山荘とリフト乗り場

 
 白馬三山
左から、白馬鑓・杓子岳・白馬岳

 
   
   
 クガイソウにヒョウモンチョウの仲間がたくさん集まっていた
この花の蜜がお気に入りらしい

   
 オヤマソバ(雄山蕎麦):タデ科科
右 花の拡大

  
19:00  リフト駅の屋根の上にお月様  丸く見えたが、十二夜の月だって

19:00〜19:10間の、空と雲と山の競演 ↓
  
 
 
 
 
 
 
 
 夜、月が部屋の中を明るく照らしていた

   2日目 7/26(木)
 日の出前、4:25〜4:55間の空と雲と山の競演 ↓
 
 
 
 
 
 
 05:40 出発前の鹿島槍と五竜岳 ↑

 
 05:50 これも出発前の白馬三山

   
 八方池山荘 05:50発
 クガイソウ(九蓋草):オオバコ科
ちょうど見ごろ

   
 ヤマホタルブクロ(山蛍袋):キキョウ科科
よく似たものに、ホタルブクロがある
違いは、
ホタルブクロ⇒『萼と萼の間に付属片があり、反り返っている
ヤマホタルブクロ萼と萼の間には付属片はなし、怒り肩のように見える』だって

上の画像には、萼と萼の間には付属片はないのでヤマホタルブクロとした


   
  クロトウヒレン(黒唐飛廉):キク科科
「クロ」というより濃い紫色

 ニッコウキスゲ(日光黄菅)
=ゼンテイカ(禅庭花):ユリ科
『朝、開花すると、夕方にはしぼんでしまう一日花』
ちょうど見ごろ

   
 ハッポウタカネセンブリ(八方高嶺千振):リンドウ科
足元の小さい紫色の花に目が留まった  よくよく見るとリンドウそっくり
『低地に咲くセンブリの高山型』だって

  
五竜が大きく見えてきた

   
 オヤマボクチ(雄山火口):キク科
ふつうは紫色だが、これは薄緑色

 オオバギボウシ(大葉擬宝珠):キジカクシ科
葉が大きいから「オオバ」だろう
「コバノギボウシ」もある

   
 カライトソウ(唐糸草):バラ科
穂先の方から咲き始め、
基の方へと
咲き下るのが特徴
よく似た花で、下から
咲き上がる
ユキクラトウウチソウがある

 ハクサンチドリ(白山千鳥):ラン科
   
 ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草):ユキノシタ科
低地に咲くダイモンジソウは、『背丈が高く、花数が多い
ミヤマダイモンジソウは、『
高山に咲き背丈が低い』・・・くらいしか、判別点がない

  
 「息ケルン(やすむケルン)」=第2ケルン 
『昭和12年(1937)12月26日、長男息猛風雪の為遭難永眠す
記念としてこの指導標を建立す』・・・と記してあった
雪山ではいい目印になってありがたかった


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ツリガネニンジン(釣鐘人参)or
ハクサンシャジン(白山沙参):キキョウ科
低山なら
ツリガネニンジン
高山なら
ハクサンシャジンと名前が変わるが
大きな違いはない
ハクサンシャジンの方が、背が低く
輪生する段と段の間隔が狭く
花数が多い
ように感じるくらいの違い

これは↑
ハクサンシャジン(白山沙参)
にしておこう

 
タカネミミナグサ:ナデシコ科
高山性のミミナグサには、
タカネミミナグサ・クモマミミナグサ・
ミヤマミミナグサ
などがある
タカネミミナグサ=花びらは5枚で2中裂』
クモマミミナグサ=花びらは5枚で2中裂』
ミヤマミミナグサ=花びらは5枚で2中裂後、さらに浅裂』

この画像は、ミヤマミミナグサではないが、
「クモマ」か「タカネ」かのはっきりした判別はできない
八方尾根花散歩」には、クモマミミナグサとなっていた

  
 「八方ケルン)」 7:00
  
 振り返ると、高妻山、戸隠、飯縄山方面か?
雲海の上に浮かぶ濃淡の青色の山々!  日本画の世界

 
 右から、天狗の大下り・不帰の嶮(かえらずのけん)

 
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不帰の嶮と八方池
 
八方池に映る白馬鑓からの稜線 
    
 タカネイブキボウフウ(高嶺伊吹防風):セリ科
イブキボウフウの高山型』だって
この花の近くに名札があったので覚えたが、モコモコしているのが特徴
右 これもセリ科だが、モコモコしないでパッと横に張りだしたように咲いているので、
判別しやすい

   
キンレイカ(金鈴花)別名ハクサンオミナエシ(白山女郎花):オミナエシ科
下ノ樺(かんば)のいつも決まった場所だけに咲いている
 
 
   
タカネナデシコ(高嶺撫子):ナデシコ科
カワラナデシコの高山型』
違いは、『花の色が濃く、花びらが細かく裂ける』
ことだって
この画像を見て、細かく裂けているかどうかは
定かではない
花色は濃いとは言えないし・・・
 
シモツケソウ(下野草):バラ科
バックは白馬三山
 

 

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トウダイグサ(灯台草・燈台草)の仲間・トウダイグサ科
鮮やかな黄色と緑の配色に目を惹かれた  あちこちで群生していた
八方尾根花散歩」には、
ハクサンタイゲキ(白山大戟)タカトウダイ(高灯台・高燈台)
二つの名前があった
ハクサンタイゲキ=『亜高山〜高山対に生え全体にやや小型』
タカトウダイ=『山野・低山に見られやや大型で葉がまばら』
→これだけでは判別は難しい
もっと詳しい解説はないか調べてみた
 
   
 オレンジ色の部分は雄花(腺体) 4〜6個ある
  
丸っこくコロンと寝ているような部分は子房で『毛があるのがハクサンタイゲキの特徴』だとか
↑ この画像で、うっすら毛が見えるので、
ハクサンタイゲキとした

タカトウダイ
は、『子房に毛がなく突起がある』そうなので、これ↓はタカドウダイらしい
雄花の部分(腺体)が黒っぽいのは、花が咲いてから日数がたっているため
 
 
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↑ タカトウダイ(高灯台・高燈台):トウダイグサ科
伊吹山で出会ったタカトウダイ 子房にブツブツの突起がある


  
 ニッコウキスゲの群生:ユリ科
青空と黄色の対比が鮮やか!

 
 大きな雪渓が見えた


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ハクサンシャジン(白山沙参):キキョウ科
ちょうど見ごろ
 
 
タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子):キク科
ハハコグサヤマハハコの仲間
   
オオヒョウタンボク(瓢箪木):スイカズラ科
左  花 二つの花が基でくっついている
右  二つがくっついたまま実になっていた
これからだんだん赤くなる

   
ミネカエデ:カエデ科
上向きに花が咲いていた

   
扇雪渓
近くまで行ってみたが、溶けだした流れはなかった
かなりの急勾配

 
ナナカマド(七竈)の仲間:バラ科
よく似たナナカマドの花の
見分け方
タカネナナカマド
花や実が垂れる
ミヤマナナカマドは、垂れない
ウラジロナナカマドは、花や実が垂れず、葉の裏が白っぽく、葉の上半分だけに鋸歯がある
↑ これは、花が垂れていない、葉の裏は見なかったが葉っぱの上半分だけに鋸歯があるので
ウラジロナナカマド(裏白七竈)だろう

   
 マツ(松)の仲間:マツ科
赤い雌花がかわいくてパチリ
 
ミヤマキンバイ(深山金梅):バラ科
よく目立つ蛍光色!
 

   
   
ミネズオウ(峰蘇芳):ツツジ科
小さな花が群生していた
花の中を覗くと、赤っぽい部分がある 雌しべの子房かな? 雄しべの葯もかわいい!
背は低いがこれでも木(常緑小低木)
『スオウとは、針葉樹のイチイのことで、葉がイチイに似ている』ことからの命名だって

   
   
チングルマ(珍車、稚児車):バラ科
標高が低いところでは、すでに綿毛になっていたが
丸山ケルン近くまで登ってくると、真っ盛りだった
ピンク色は、
コイワカガミ(小岩鏡)

  
 丸山ケルン 11:05

  
 稜線が近くなってきた

   
ミヤマリンドウ(深山竜胆)か?タテヤマリンドウ(立山竜胆)か?:リンドウ科
ミヤマリンドウ=『花びらの中側にぼかし染めのような模様
葉は、茎から離れるようにして付く』
タテヤマリンドウ=『線や点のような模様
葉は、茎を抱くようにして付く』
↑ これは、ぼかし模様なので
ミヤマリンドウになる? もっと濃い色だと思っていたが・・・

   
 タテヤマリンドウ(立山竜胆)か?:リンドウ科
タテヤマリンドウ=『線や点のような模様』があるとのことで、タテヤマリンドウとした

   
ウサギギク(兎菊):キク科
『葉の形が長いウサギの耳に似ていて、毛深い』ことからこんな名前がついたらしい

   
 ここから岩稜帯 巻き道は通行禁止
イワギキョウ(岩桔梗):キキョウ科
上を向いて咲く特徴がある
よく似た
チシマギキョウは大型で横向きに咲き、
中は毛むくじゃら


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岩稜帯を乗っ越すと、唐松岳が前方に、足元には、唐松岳頂上山荘が見えた

 
 唐松岳頂上山荘着  13:20頃
雲がひっきりなしに流れ、見えたり隠れたり・・・
ここまで来るだけで疲れ果てて、五竜山荘へも、唐松岳山頂へも行く元気なし
「明後日から台風の接近で天気が大崩れになるから、
早く下山するべきだ」と息子からメール
山荘内ではネットは繋がらず、
特定の場所(小屋番さんに教えてもらった)でだけ、連絡が取れた

     3日目 7/27(金) 
 
4:43  日の出前  立山〜剣がくっきり見えた

 
 4:51  赤く染まった剣!

 
 4:51 五竜も赤くなった!
ほんの数分後には、ただの山になってしまった


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台風接近を考え、同じ道を下山することにした
朝食後、下山開始 6:00頃発

↑ チングルマ(珍車・稚児車):バラ科


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 コバイケイソウ(小梅尅吹j:ユリ科
真っ白な初々しさはなくなり、黒ずみ始めていたのが惜しい!

 
 
 青の濃淡の世界 幽玄の世界・・・
山の名前が分からないのが口惜しい

   
   
キヌガサソウ(衣笠草):ユリ目メランチウム科キヌガサソウ属!
驚いた! 新しい分類法ではユリ科ではなくなったんだ!

大きな白い花びらのように見える部分は、『外花被片(萼片)』
『内花被片(花びら)は糸状で目立たない』・・・右 雄しべの隣にそれらしきものが見える
中央に雌しべ  雄しべの葯は黄色
木陰に咲いていて、登りでは見つけられなかった

 
ミヤマカラマツ(深山唐松)?カラマツソウ(唐松草)?:キンポウゲ科
カラマツソウミヤマカラマツの区別は難しい
カラマツソウは、全体に大型で、葉柄のつけねに大きな托葉がある
ミヤマカラマツ托葉はない
葉の託葉まで見てこなかったので判別不可・・・
白い糸のような部分は、『
雄しべの柄(花糸)』  花びらはないんだって

 
オニシモツケ(鬼下野):バラ科
シモツケソウは、鮮やかなピンク色
オニシモツケは大柄で白色 (大きいと「鬼」という名前がよく付けられる) 
 
   
マルバダケブキ(丸葉岳蕗):キク科
大きくて丸い葉が特徴
 
 
ヨツバシオガマ(四葉塩釜):ハマウツボ科


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 シモツケソウと五竜岳・鹿島槍
 ニッコウキスゲと八方尾根と八方池

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 時間はたっぷりあるので、八方池へ降りることにした
八方池に映る杓子岳
しばらくガスが晴れるのを待っていたが・・・あきらめた

 
ハッポウアザミ(八方薊):キク科
『蛇紋岩に生える多年草
タテヤマアザミの変種と考えられる
八方尾根特産種』の説明板 ↓

八方池の傍に、説明板と一緒に咲いていた
とにかく刺が甚だしいことはわかった


オニアザミ(鬼薊):キク科
あちこちでよく見かけた
背が高く花も大きい

ハッポウアザミと比較したくて隣に持ってきた
葉っぱの刺は、
ハッポウアザミに比べると
おとなしく感じられる
 
   
イワイチョウ(岩銀杏):ミツガシワ科
花はほとんど終わっていた
やっと探し当ててパチリ
『葉の形がイチョウの葉に似ている』ことから
こんな名前がついたらしい
 
トンボソウ(蜻蛉草)の仲間:ラン科
キソチドリ(木曽千鳥)かと思ったが・・・?
 


   
 サクラソウ(桜草)の仲間:サクラソウ科
ユキワリソウ(雪割草)と名札がついていたが
本当だろうか?
八方尾根花散歩」にもそう書いてあるが・・・

 シロバナハクサンシャジン
(白花白山沙参):キキョウ科

背が低く、輪生する段と段の間隔が狭く
花数が多いので、ハクサンシャジンと思った

   
 ミヤマコゴメグサ(深山小米草):ハマウツボ科
八方尾根花散歩」にこの名前があった
コゴメグサの仲間は、分かりやすい決め手がなく判別が難しいので、お手上げ〜

   
ハッポウウスユキソウ(八方薄雪草):キク科
名札がついていた
『八方尾根固有の花』だって
ミネウスユキソウの変種らしい
同じウスユキソウの仲間でも、
スイスやネパールのウスユキソウとは
比べ物にならないほど貧弱


ミヤマアズマギク(深山東菊):キク科
   
ムシトリスミレ(虫取菫):タヌキモ科
ほとんど花は終わっていて、かろうじて残っていた花をパチリ
葉っぱに小さな虫がくっついていた

 
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シモツケソウ(下野草):バラ科
右 花の拡大   今がちょうど見ごろ
左の画像の中の白っぽいものは、
ワタスゲ(綿菅)

  
リフトで黒菱平へ降りて、周辺を散策

八方尾根ではほとんど終わっていたホツツジがまだ咲いていた ↓
   
ホツツジ(穂躑躅):ツツジ科
雌しべがまっすぐ伸びているのが特徴
ミヤマホツツジは↓、くるっと巻いているので判別は容易

2017/9/9 白馬鑓温泉への下りで撮影 比較のため借りてきた

  
 麓駅に着いたら、暑くて暑くて・・・
もっと涼しい上にいたらよかったのに…と後悔

 
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