車山高原バス停~

     車山湿原~八島湿原~   ゼブラ山~北の耳~南の耳 

                   ~車山高原バス停
                                   
 




八島湿原とゼブラ山


ゼブラ山(男女倉山)山頂


レンゲツツジと蓼科山


●場 所 長野県茅野市、諏訪市、下諏訪町
●標高 ゼブラ山(別名 男女倉山:おめくらやま)1776m 北の耳1829m 南の耳1838m
●山行日 2022年6月19日(日)
●コース 車山高原バス停ー(スカイライナー)・・・車山乗越・・・車山湿原・・・八島湿原・・・ゼブラ山・・・北の耳・・・南の耳・・・車山乗越・・・
車山高原バス停

●多治見から
  登山口まで
JR多治見駅ーJR茅野駅⇒車山高原バス停(登山口)
 
※ ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 丹羽
●コースタイム 6/18(土)茅野で前泊

6/19(日)
JR茅野駅
車山高原バス停
スカイライナー利用
中腹駅
車山乗越
沢渡分岐
喫茶「ジャベル入口」
八島湿原分岐
七島八島
合流点
ゼブラ山分岐
休憩
ゼブラ山山頂
北の耳
南の耳
車山乗越
・・・にわか雨・・・
雨が止んだ
スカイプラザ着
車山高原バス停
6/18(土)

6/19(日)
7:45発
8:45着
9:02発
9:08着~9:14発
9:34
9:42
10:15
10:32
11:00
11:17
11:22
11:27~11:35
12:00
12:28
12:44~12:50
13:57
・・・にわか雨・・・
14:20
14:47
16:15発
周辺地図はこちら   コース図はこちら
地理院地図はこちら
  


 
 車山高原へ行く始発のバスに乗る為
茅野駅前のビジネスホテルで前泊した

茅野駅の2階通路にあるロッカーに
いらないものは預けて身軽になった

バスは、がら空き

終点の車山高原に着いてすぐ
切符売り場に並んだ
9時から動き始めるスカイライナ―の片道利用で、
登りの時間を短縮させる計画

 
 昨日の天気は高曇りだったが、今日は快晴~

 
 スカイライナーから蓼科山がくっきり!

 
  約6分で中間駅に到着 9:08着

 
  中間駅で降り、身支度を整えて出発 9:14発

他の乗客は皆乗り継いで、山頂駅まで行くようだった

稜線に、山頂駅が見えた

 
 左下には、スカイパノラマが動いていた

 
 緩い登りの砂利道を歩いて行くと
そこここに
レンゲツツジの花

ここから右の道に入り、ショートカット
少しだけ時間短縮

 
 シロスミレ:スミレ科
春の花だが、まだ咲き残っていた

足元はこの花が多かった

 
 直進すると、車山山頂

そちらは人が多いので、ここから右折 

 
 「車山乗越」 9:34着
右折すると、「南の耳」~「北の耳」方面
直進は、「蝶々深山」~「物見石」方面
今回は、「蝶々深山」方面へ少し下ってから
左折して「沢渡」~「八島湿原」へ行く計画
人が少ないので、静かに歩ける

 
 前方のピークが、「蝶々深山」
トントンと下りていく木道の両側には、
シロスミレが並んでいた

 
  レンゲツツジのバックに、
「北の耳」と「南の耳」が並んで見えた
帰りは、あの稜線を歩いて「車山乗越」へ戻る計画

 
 ここから左折 9:42

 
 左上に、車山のドームを見ながら
車山湿原に沿って歩いていく
水は殆んどなし

 
 道は、ぬかるみやすい箇所で
所々、ぬるっとくるが、
今日は大したことは無かった

 
 コバイケイソウ:シュロソウ科ー1
このコースが良い所は、この花のすぐ近くを通ること

これだけ間近に見えるのは、他にない
   
 コバイケイソウ:シュロソウ科ー2
↑ 咲き始めたばかりで、まだつぼみの方が多かった

この花の特徴は、
『中央の大きな房のようになっている花の部分には、
両性花がつくので実になるが、
下の方で横に張り出している花の部分は
雄花しかつかないので実ができない』ことと、
『毎年たくさん咲くわけではなく、花の多い年と少ない年がある』こと

今年は、前回(2020/6/21)よりやや少ないかな・・・の感
 
   
コバイケイソウ:シュロソウ科ー3
中央の花は、両性花
下の方で横に張り出している花の部分は、雄花
 
 コバイケイソウ:シュロソウ科ー4
つぼみが多い株
   
 コバイケイソウ:シュロソウ科ー5
両性花=中央に雌しべ、、周りは雄しべ
   
 コバイケイソウ:シュロソウ科ー6
雄花 雄しべだけ

 
 笹原の中の道をどんどん歩いて行くと・・・
 
 右が笹原の斜面、左手が林に・・・と様子が変わってきた

後ろを振り返って、蝶々深山方面を見上げてパチリ

 
 林の中に入ると・・・
 
 「キリム(霧夢)」の看板
今日も通過

 
 車道へ出た 10:15
「車山高原から2.0km」の文字

 
 右折して橋を渡る
直進すると「沢渡」バス停
ここで、シマリス(たぶん)が、尻尾を立てて走っていくのを目撃した
カメラを出す暇もなく
姿が見えなくなった
なんてすばしっこいこと!

 
 広い砂利道を歩いて行くと、
左手後ろに見事な
レンゲツツジの群生~
この辺りから急に人が多くなった

 
 この分岐を左へ 10:32

 
 木道が始まった

 
 開けて閉めての入口のフェンス
上下2段になっていた

   
 スズラン:キジカクシ科
木道のそばにスズランの花がちらちら
入笠山の「山野草公園」のスズランは、
園芸種の
ドイツスズラン・・・と聞いている

↑ ではこれは?
植栽とは思えないので、
ニホンスズラン
違いを調べたら、
ニホンスズランは、ドイツスズランに比べ、花がやや長く寸胴で、
葉より下で花を開花させることが多い
決定的な差は
雄しべの付け根がドイツスズランでは赤くなるのに対し、
ニホンスズランでは黄色になる』・・・と
・・・・・・・・・・・
と言われても、木道から降りて花に近づいて調べるなんて不可能

 
 木陰は涼しい風が吹いて暑さを忘れられる

   
グンナイフウロ:フウロソウ科
比較的多かった花

 
 エビネ:ラン科
あら?黄色っぽい花・・・
この一株だけだった

 
 水のない八島湿原の向こうに、
ゼブラ山(別名:男女倉山 おめくらやま)
あの山頂まで登り、稜線歩きの予定

まだまだ遠い・・・

 
 途中分岐があったので、人の少ない左の道を選んだら
ここ、八島園地へ出てしまった 10:59
でも、大丈夫、坂を下れば木道に合流できた


 ここをクリックすると大きく見えます
 八島湿原のバックに、「北の耳」・「南の耳」を入れてパチリ
まだまだ遠いなあ・・・

 
ここをクリックすると大きく見えます
 こちらは、八島湿原のバックに、車山を入れてパチリ
丸いドームが目印

 
 「八島園地」から木道に合流できた 11:02

 
 鎌ケ池のバックに赤屋根の小屋を入れてパチリ

 
 この大きな説明板(霧ヶ峰湿原植物群落)を過ぎるとすぐ合流点 

 
 新しいトイレができていた 11:17

 
どこかで座って休憩したいが、人が多くて適当な場所がない
「物見石・車山湿原」方向へ進んで探すことにした

 
 明けて・閉めての上下2段のフェンスを通過

 
 途中の分岐の見つけにくい場所に小さな張り紙
『車山湿原 ゼブラ山~山彦耳 約130分
車山湿原に行くルートは他にもあります
下の地図をご参照ください。』の文字
他の標識に比べると、あまりお勧めしない風な書き方
でも、私はこちらへ行きたい!

 
 少し進んだ所に岩があったので、座って休憩 11:27

出発してから初めての休憩

 
 この「中央分水嶺トレイル」表示板
時々見かけた
交通さえ便利なら歩きたいのだが・・・

ここから登りが始まった

 
 登りの途中で
面白~い 両耳の間に蓼科山が入っていた

 
ここをクリックすると大きく見えます
 登りの途中で
左下を見下ろすと、
さっき歩いていた八島湿原の木道と
鎌ケ池が見えた

 
 ゼブラ山山頂に到着 12:00
雲が無くすっきり見えれば、北アルプスも見えるとか

 
 さあ、北の耳を目指して下りが始まるが
登山地図には25分で行ける・・・と書いてある
こ~んなに遠いのに? 25分?

 
 レンゲツツジを見ながら、緩いアップダウンが続く

 
 誰にも会わず、
後ろから1組に追い越されただけの静かなコース

 
 大笹嶺経由で、姫木平へ行く分岐 
ここから2分で北の耳

 
 北の耳到着 12:28
遠くに車山山頂の丸いドームが見える

雲が多くなってきた・・・

 
 次は、南の耳
左奥が、車山 中央手前が南の耳
レンゲツツジの間のたらたら道

 
  シロスミレ:スミレ科
足元の花は、こればかり
でも、数が少なくなってきた

 
 「南の耳」直下の登りは、今回で一番きつかった
12:44
ここで2回目の休憩

山頂標識の後ろは蓼科山

 
 車山の丸いドームが、はっきり見えてきた

 
 左前方は、蓼科山から続く八ケ岳

 
 1枚に入りきらないので、2枚に分割
右端は編笠山

 
 右下を何人もの人達が列を作って歩いていた
物見岩から蝶々深山へ行く人達

 
 後ろを振り返ると、左手前が「南の耳」
後ろ右が、「北の耳」

空が怪しくなってきた

昨日の天気予報では、
「突然に雨やアラレがが降ってくる」
・・・と言っていたが、本当らしくなってきた

 
 スカイパノラマと山頂駅
その奥に見える山は?
右から、権現・阿弥陀・赤岳?

 
 「中央分水嶺トレイル」の表示板が
また現れた

 
  レンゲツツジと蓼科山

この頃から、ぽつりぽつり・・・と雨が降ってきた

濡れては困るものをビニール袋に入れ
雨具とザックカバーを上の方に入れ換えた

 
 車山乗越に着いた 13:57
これでぐるっと大回りしてきたことになる

車山からの広い砂利道へ出る寸前に
ざあ~っと大振りの雨

急いで雨具の上を着て、ザックカバーを掛けた

さっきの団体さんたちも雨具を付け、
山頂を目指して左折していった

 
 スカイライナー中間駅を過ぎ、
どんどん下っていくと、雨脚が弱くなったので
雨具を片付けた

青空も見えてきた

 雨雲は、蓼科山の方へ移動していったらしい
ここの頭の上は青空だが、
八ケ岳方面は雨雲地帯

レンゲツツジの大群生~

 
 歩きにくい砂利道をどんどん下る

天気さえ良ければ、
車山湿原への違う道へ行きたかったのだが
残念・・・

 
 見事なレンゲツツジの大群生
 
ここも・・・
バックは八ヶ岳」

 
 ここも・・・
 
 ここも・・・
バックは、車山スカイプラザ

 
 ここも・・・
バックは車山

 
 白樺湖への分岐 14:41
ここを右折すればゴールはすぐ

 
 スカイプラザ前に着いた 14:47
バスは16:15
天気さえ良ければもっと歩けたのに・・・
残念!

 
 仕方ない
メインレストラン前のベンチに座って、
濡れた雨具やザックカバーを干して、
ビールでも飲みながら待つことにした
 
 ↑ これは地ビール(1階の売店にはこれしかなかった)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いったん止んだ通り雨が、また戻ってきて
降ったり止んだりになり、
戸外で風に吹かれて待つことができなくなり
バスの待合室へ避難しながら
16:15を待った


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