雪があるうちに  北八ツへ

    渋の湯~賽の河原~白駒荘~五辻~ロープウエイ駅
 

 1日目 2/18(日)


「賽の河原」のお地蔵様

 
●場 所 長野県茅野市
●標高 賽の河原 1900m 白駒池 2115m
●山行日 2024.年2月18日(日)~2月19日(月)
●参加者 丹羽
●コースタイム 茅野駅
渋の湯
賽の河原分岐
賽の河原・お地蔵様
高見石分岐
白駒荘

9:25発
10:17~10:20
11:08
13:34
14:40
15:17着
 1日目(2/18)   2日目(2/19)  *車山はこちら(2/17)      
   登山地図はこちら   地理院地図はこちら

ホテル4階の部屋から八ケ岳を展望-1
右は、西岳・編笠方面
左の形のいい山は、阿弥陀?赤岳?
稜線に雲はあるけれど、空は明るい
網入りガラスなので、ぼんやり写っている ↑ ↓
ホテル4階の部屋から八ケ岳を展望-2
こちらは赤岳?横岳?
このホテルは朝食のバイキングがウリ
ずらりと並んだ料理は壮観だった!

欲張ってこんなに取ってきたがすべて完食
(後で痛い目にあった・・・)
 徒歩約10分で茅野駅のバス乗り場へ
今日も一番乗り

だんだんと人が増え、15人の団体さんもいた
 
 渋の湯へ行く道路は、
昨日より雪が多く、まだ凍っている場所もあった
 
 ↑ ハイキング仲間の女性
彼女は黒百合ヒュッテ泊まり
私は白駒荘泊まり
行きと帰りのバスだけ一緒になった
 
雪のある場所でアイゼンを着け、出発 10:23
渋の湯バス停を振り返ってパチリ

この辺りの建物、
だんだん古びて来て危なっかしくなった
昔は宿泊者もいたらしい
 
 
 黒百合ヒュッテ経由のコースは、
登り下りで何度も通っている道

この10年程では、こんな感じ↓
2013/2/23~2/2  2017/3/11~3/12
2018/2/25~2/26   2019/1/27~1/28
2020/1/30~1/31   2022/10/25~10/26
  
黒百合ヒュッテへ行く途中に
賽の河原へ下りる分岐があることは知っていた
(こっちのコースは、あまり歩いていない、数える程)
で、下調べもせず、頭の中の地図を頼りに登って行ったが、
こんなに登りがあったっけ?と意外に感じていた
↑ 分岐 11:08

確か川沿いにたらたらと歩く道があったはず
私が標識を見落とすなんてあるはずがない
・・・と思っていたのだが
見落としていたらしい
 
 どんどん下っていったら、
↑ 渋の湯へ行く分岐標識があった 11:18
そうだよね、
大昔になるが
以前はたらたらと歩いて渋の湯へ行った記憶がある

三角形の二辺を登って下ったので、
だいぶ時間がかかってしまった

おまけにおなかが痛くなってきた
 
 痛みを我慢しながら歩いて行った
↑ こんな橋が、何度も何度も出てきた ↓
 
 ↑ 橋の上にはこんもりと雪が積もり、
時々隙間が空いているので要注意 ↓
 
 ワンちゃんを連れて歩いていた二人連れとも
すれ違った
犬の足は冷たさを感じ無いのだろうか??
 
 幾つ橋があったか
初めのころは数えていたが
あまりにも多くて、途中で数えるのをあきらめた・・・
 
 くるっと巻いて、寒さに耐えているシャクナゲの葉っぱ
 
 登山道の両脇に
ずら~っとシャクナゲの木が並んでいた
花時にはさぞかし豪華な光景が見られるだろう
・・・と思った
 
 雪に埋もれてしまった
シャクナゲの葉っぱ
 
 ↑ 注意書きの看板があった 12:19
『左・増水時う回路
右・高見石方面登山道』の文字
 
しばらく行くとまた注意書き 12:48
『左・渋の湯方面登山道
右・増水時う回路』
余程の増水があるらしい
  沢を渡り返しながらゆるゆる登った後は、
左側は岩の混じる斜面になった

長いつららや、凍っている小枝ができていた
面白~い 
 
 これはまた、なんて長いつららだこと!
30cm以上はありそうだった
 
 前方が開けてきた
青空もちょっぴり見えた
 
 そして、賽の河原に出た~ 13:25
以前、ここを下っている時、不用意に足を出したので
岩の隙間があったのだろう
腰ほどまで埋まってしまったことがあり、
同行者に掘り出してもらった

同じことを繰り返さないよう
踏み跡がたくさんあって硬い雪の上を歩くようにした 
 
 時々大穴が開いていたが、
私のような登山者がいたんだろうね

赤い旗や、岩に付けられた目印は
信用しない方がいい
単なる「こっち方面だよ~」という印に過ぎないから
 
 高見石・白駒池方面は、ここから左へ曲がる
 
 赤い色はよく目立つ 13:34
赤いよだれ掛けをかけたお地蔵様の前を通り過ぎ・・・
 
 また「高見石・白駒池へ」の標識を左へ 13:53
風に吹かれて寒い寒い!
 
 黒い雲と、八ケ岳の遠望と青空~
この後、左の斜面をぐいぐいと上がっていくと・・・
 
 樹林帯に入り、風も治まり、傾斜も緩くなった
 
 すご~い!
背丈より高い岩を、がっしりと抱え込んでいる木の根!
 
 高見石分岐に出た 14:40
小屋は見えない
左折

あれ?キャタピラの跡がある!
雪上車が行き来しているらしい
後で分かったが、
土・日のみ開催される雪上車ツアーがあるとか
 
 すぐ、丸山分岐 14:41
前回は、丸山方面まったくの踏み跡なしだったので
ここから白駒池方面へ降りたたが
こんな「舗装されたような道」では、雪山は楽しめない

元気だったら勿論、丸山経由で麦草峠へ行くが
今回は麦草ヒュッテではなく白駒荘に予約したし、
体調もイマイチなので、「舗装されたような道」を下った 
 
 道の凸凹もなく、スピードが上げれる
 
 四つ辻に出た 15:11
真っ直ぐ行くと「青苔(せいたい)荘
右へ行くと「白駒荘」
左は「麦草ヒュッテ」へ

白駒荘は初めてだが、他の小屋は泊まったことがある
 
 左手に白駒池を見ながら白駒荘へ
全面凍結しているようで、真っ白

この上を歩いて池を突っ切り
ニュウへ登ったこともあるが
初めての経験だった

その時の白駒池はカチンコチンで
フツーのよく踏まれた固い雪道だった
 
 白駒荘に着いた 15:17着
外でアイゼンを外して受付へ
こっちは新館 奥は旧館
暖か~い!

ネットで新館の大部屋を予約してある
支払いは現金のみ
 
 ↑ ダイニング(食堂)  左は厨房
明るくてきれいで温かい(床暖房だって)

そこをまっすぐ進んで左に曲がると・・・
 
 ↑ 洗面所 この奥にお風呂(左)と、トイレ(右)がある

お風呂は男女別で3人が定員
何人入っているか分かるよう、
磁石で現在数が分かるように工夫してあった

泡の出る石けんやシャンプーは使用禁止
でも、熱いシャワーが出てとっても快適~!!


トイレも温水シャワーこそ出ないが、ホカホカ便座
紙は隅にあるボックスに入れるようになっていた
便座除菌用のスプレーもあって、至れり尽くせりだった
 
 ↑ 階段を上がると、ここが大部屋
お布団の間は離れていて、
シーツと枕カバーは毎回取り換えるらしい

私は使い慣れた山小屋シーツを持って行く習慣なので
シーツは未使用
枕カバー付きのシーツだけれど、
頭を置いたことは事実なので
枕カバーだけは外して、翌朝廊下の指定場所へ

大部屋は4人の3列だったかな?
今日は5名

ここも床暖房? ほんわかと暖かい
石油ストーブもあった
 
 食堂から白駒池を眺めてパチリ
真っ白~

早く着いて、池の上を歩いたという人に聞くと、
「歩けますよ~ 但し沈むので靴が濡れるけどね」・・・だって
 
 夕食は豪華版
もっと多く用意されていたが
おなかの調子が良くないので、
お隣さんたちに貰ってもらった
左の大皿には、薄切りだけど大きなお肉が4枚も!
みんな貰ってもらった


      次の日へ続く

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