厳寒のオーロラ観賞 イエローナイフ      


2日目 1月10日(月)

1日目 2日目 3日目 4・5日目


イエローナイフ 午後・市内観光へ

601号室から外(北東)を眺める

11:00のベルで目を覚ます
カーテンを開けると明るい〜

雪の量は多くはない

これも601号室から外(東)を眺めた


これも601号室から外(北)を眺めた

まっ平らな所は湖にも見えるが
地図上では違うようである




1階のレストラン

既にランチの時間
代金を払おうにもカナダドルがない
フロントでトラベラーズチェックを
両替しようとするが
いったんは断られたものの  OK

1万円が90ドルになった

ランチはビュッフェを選ぶ



  
これもレストラン

   翌日のブレックファーストに比べると
格段に種類が多い
特に野菜とフルーツが多いので嬉しい

脂っこいものは避けて
野菜中心で選ぶ
5段階評価なら3.5か


しっかり食べて、チップを含め17ドル




13:40から市内観光へ
これは州立法議事堂(たぶん) 
イグルーを模している・・・と

やまみやさんが運転手もする
ガイドもするといった観光

今日はビデオスタッフも同行して
市内観光や夜のオーロラ観賞を
ビデオに収め、希望者に売り込む・・・と

やまみやガイドは
イエローナイフの観光手引きを
全て暗記しているらしい
とても詳しい解説だった

建築資材を現地で調達できないので
運搬費用に莫大な経費がかかる・・・と


市内観光 
ここは、プリンスオブウエールズ博物館

あいにく改修中などで
見る所は制限されていた



市内観光 
プリンスオブウエールズ博物館の
受付付近にあった植木鉢

オキザリスの仲間だと思うが
葉っぱがはさみで切ったように
見事に三角形になっていた


市内観光 
プリンスオブウエールズ博物館で
ジャコウウシ

植物の写真はあったが、ほんの4〜5枚



市内観光 
プリンスオブウエールズ博物館で

ビーバーの毛皮



市内観光 
プリンスオブウエールズ博物館から
バスに乗り込む

靴だけはレンタルの防寒靴を
履いてくるようにといわれたが
本当に暖かい


市内観光 
プリンスオブウエールズ博物館の
入り口



市内観光で 

駐車場に停めてある車



市内観光 

三角形の公共施設

先住民のテントを模している・・・と



市内観光 

イエローナイフの個人住宅

もっと簡易なトレーラーハウスも
たくさんあった


市内観光 

イエローナイフの個人住宅

半地下の部屋は
冬暖かく夏も快適・・・だって

市内観光 

犬ぞり飼育所
(BECK’S KENNELS)
・・・ベックスさんの犬舎
(SLED DOG RIDES)と書いてある
・・・犬そりに乗れます

こんな犬ぞり飼育所が市内に30〜45
200匹ほど飼われている・・・と


ベックスさんの犬舎の犬

先頭に走る犬が一番体力があって賢い
続く犬は、前の犬について走っているだけ
・・・だって



ベックスさんの犬舎で

犬の糞を踏んづけてくると
暖かいバスの中では
強烈に臭う」のでご注意を・・・と


ベックスさんの犬舎で

この長いそりに乗って移動するのか・・・
こんなそりだと、15〜16匹で引っ張る
・・・と


ベックスさんの犬舎で

外にいると寒くて寒くて5分が限度
これでー29℃
まだ暖かい方


ベックスさんの犬舎で

カラスがたくさん集まっている
犬達のえさを狙っている・・・だって



ベックスさんの犬舎の犬小屋
1匹ずつのコンクリートの小屋

屋根には温かい水が常に設置されている
カラスもそれを飲みに来るらしい


ベックスさんの犬舎とオフィス

翌日、ここで犬そり用の
暖かい長着を借りて着た



犬のハーネス

子犬は1匹ずつではなく
檻の中にたくさん一緒に入っていた



市内観光 

これで、15:00ころ
もう日が沈む



市内観光 

道路の2車線のラインは雪の下

右側通行を勘で走っている


市内観光 アイスロード

グレート・スレイブ湖が氷結して
1月中旬〜3月中旬のみ通行ができる・・・と

それ以外の季節は、対岸まで
ぐるっと回っていかなければならない

デタ村(先住民の村)まで
6kmのアイスロードとなる


湖の上に立って湖岸の景色を撮った


市内観光 アイスロード

アイスロードの上に車を停めて
湖の上を歩いてみる

決められた道のみ
政府が保証しているそうで
どこでも勝手に入ってもいい
というわけではないよう

入り口に、車の重さの制限が書いてある
標識があった

市内観光 アイスロード

まっ平らな表面
スケートができそう


市内観光 アイスロード

対岸がデタ村



市内観光 アイスロード

雪の下から氷が覗く



市内観光 アイスロード

整備されたロード以外は
雪が10cmほど積もっている


車の前にあるコンセント

エンジンを掛けやすくするための
イエローナイフでは必需品

駐車場にはそのための設備がある・・・と



イエローナイフだけの
白熊型のナンバープレート


市内観光で 

軽飛行機もある

ホテルのあるところはダウンタウン

グレート・スレイブ湖に突き出た
オールドタウンへも足を伸ばした

15:30頃、ホテル着


オプショナルツアーが催行できない・・・と

オプショナルツアーは

日本から申し込んでおいた、オプショナルツアーは
「犬ぞりでいくオーロラ観賞」と「カナダ体験ツアー」の2つ。

「犬ぞりでいくオーロラ観賞」は、夜の雪原をチャンピオンレース犬に引かれ
イエローナイフの郊外のオーロラ観賞スポットに行く・・・という企画。

「カナダ体験ツアー」は、スノーシューで氷結した湖の上を歩いたり、
アザラシの毛皮に乗って雪の斜面を滑り降りたり
と面白そうな企画。


どちらも、昨日のオーロラワールドより寒いと聞いて、もう1枚中へ着込もうと
つなぎの服をワンサイズ大きいのと換えてもらった。

変更できない??

昨夜の段階では、「どちらも催行できる」と聞いていたのに
突然夕食出発前に「カナダ体験ツアー」は、「催行できない」という返事。

いろいろオプショナルツアーはあっても、申し込む人が少なく、
やっと1つのみ「極北アウトドアアドベンチャーツアー」が可能と聞く。
これは、犬ぞりに乗ったり、操縦したり、おまけにスノーモービルも操縦させてもらえるという企画。

夜のオーロラ観賞までの自由時間を有効に利用しようとしたのに、
これしかないなら、申し込む以外ない。

ところがよくよく考えると、
今夜も犬ぞりでオーロラ観賞に行って、明日も犬ぞりでは同じ体験になってしまう。

有効な使い方は?

今夜の犬ぞりを止めて、オーロラワールドで観賞して
明日、「極北アウトドアアドベンチャーツアー」に参加するのがベストだ!と気づいた。

早速、阿南さんに電話して交渉してもらうことにする。

夕食出発前に、ホテル・ロビーにある「Raven Tours」に出向いて
直接話をすることになった。
ここのツアーデスクも18:00までしか開いていないが
こちらの事情を話して、変更希望を強く出す

だって、昨夜までOKだったのがついさっきになってだめだというのなら
こちらの希望も入れてくれなくちゃあ・・・

夕食は町のレストランで

歩いて5分でも車の送迎

出発は間近になるが話がつかず
後で連絡するということになって、あわててバスに乗り込む。
皆さんをお待たせしてしまった・・・・

あの口ぶりでは、変更は無理かもと半分諦めながら
バスでレストランへ向かう。すぐ着いた。

カナダでは、お酒を瓶ごと売れるのは政府直営のお店だけ。
レストランではお酒が飲めるが、街中での飲酒は逮捕。
外国人なら国外追放・・・ってこともあるそうな。

ただし、オーロラワールドへ持ち込んでの飲酒はOKだって。

夕食は、シーザーズサラダ(ただの葉っぱだけ)と白身魚の空揚げ風に
いためた野菜とフライドライス?が付け合せ。

味が薄くて薄くて、レモンと胡椒と塩をかけてやっと食べれる代物になった。
「カナダでは、味は自分でつけて食うのか」という声が出るほど。
デザートは甘〜いアイスクリーム。

食事が終え、外へ出ても車がいない・・・とのことでまた引き返して階段のところで待つ。
とても外で待てる気温ではない

車は角を曲がった所に停まっていたようで
運転手が探しに来てくれて、やっと乗り込んでホテルへ帰る。

オプションは、希望通りになった!

責任者の一声で

レストランにも、ホテルのフロントにも連絡がないので
諦めて、今日の「犬ぞりでいくオーロラ観賞ツアー」の準備をして
7:50には、ロビーへ下りて待っていると
阿南さんが下りてきて、「丹羽さんの希望通りになったよ〜」と嬉しい言葉を聞いた。
「責任者の人が考えて判断してくださった」・・・とのこと。

よかった〜。
これで時間も体験も金銭的にも無駄がなくなった!!
責任者というのは30代くらいの男性。こんな極北に来て責任者になっているなんてすごいね〜。
お礼を言って、もう1度部屋へ帰って(9:20の集合)仮眠を取る。

オーロラ・ワールドでオーロラ観賞(2日目)

オーロラが来た!!

9:30にバスに乗り込む。
電気を消して走っていると、右からも左からも「オーロラじゃない?」という反応。
昨日のような竜巻風なもの、横に広がるもの・・・とあるが出方はそっくり。

今日は2回目。ドームも昨日と同じところ。
すぐカメラをセットして展望台へ行こうとするが
レリーズが上手くセットできない。こんな時に・・・
やまみやさんに手伝ってもらって、やっとセットでき、出かける。

カメラが動かない!

来てる来てる!!。空いっぱいに広がる躍動的なオーロラ!!。
シャッターを押そうとするが、あれれ???動かない!!
なんで???空も見上げながら、カメラにも手こずりながら時間が過ぎる。

シャッターも動かず、フィルムも巻けず、どうして???といっているうちに
何とか動き始め、カシャッとシャッターが下りる音も聞こえ始めた。

寒さも忘れ、何枚も何枚も撮った。(現像に出した所、結局「何も写っていませんでした」・・・だった)

ぽかぽかチェアーでオーロラを待つ

少しオーロラが落ち着いたので、ぽかぽかチェアーの手続きをして座って眺めることにする。
カメラはすぐそばに置いておいていつでも写せるようにしておく。

白っぽいオーロラにはなったが、動かないのでそのまま観ている。

カメラを操作していた手が冷たくなっていたので
ドームに行って温まることにした。
濡れて冷たくなったらしい。換えの手袋が必要。

ドームにいると外が分からない

昨日はカリブーの肉シチュー。
今日は北極イワナのシチュー。
パンとバターと飲み物は同じ。

こうしている間にも、オーロラが来はしないかと気もそぞろ
誰かが外で見張りをしていて、「来たよ〜」と合図してくれるといいのにね・・・・なんて。
ぽかぽかチェアーへ行く。

じっと空を見ながら待つ。
昨日より時刻が早いので北斗七星もカシオペアも左に寄っている

コンタクトは曇らない

今日はコンタクトをしているので、曇ることがなくはっきり見える。

冬の千畳敷で、コンタクトが凍って(レンズと眼球の間の涙が凍った)見えにくくなったことがあったが
今日はそれほどでもないのは、まだ気温が高いのかな?なんて思いながら
目だけ出して観ている。

そのうち、グングン大きくなっていく竜巻状の白いものが出てきたので
三脚の脚を伸ばして、スタンバイ。
3〜4枚は撮ったが、濃くはっきりしないままの不発で終わってしまった。
それ以後は現われず。

バスの中から素晴らしい光景が

深夜1:00前に、バスに乗り込んで帰途に着く。

道のりの半分くらいの所で、窓の斜め上に大きなオーロラが来た!!
今までにない大きさ。
それがふわあーっと大きく揺れ、迫ってくる!
カーテンのように揺らめく!と思えば、どんどん上昇する!
また違うオーロラが現われ、形が変幻自在に動く!

今までの中での一番豪華で動きの大きいオーロラだった。

同じくらいの時刻に現われる・・・そうで、そういえば1日目は、夜中の1時頃に見えた。
私たちはまだ着いていなかったが、10時頃にも(2日目に到着した時刻)現われたそうなである。

ホテルに近づいて明かりをともした瞬間、その豪華絢爛なショーは見えなくなった・・・・

就寝、1:50。

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