市之倉の山
  (多治見市)
 
                              2017年4月10日


                        『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

シバフタケ?:ホウライタケ科

苔の上に背丈2cmほどの小さなキノコがたくさん生えていた

「苔・茶色・小さい」で検索すると、シバフタケがヒットした

シバフタケは、『名前のように、草地を好んで生え、芝生や草地に見つかる』

『環状、弧状、隊列状に群生して生える』・・・と

特徴が当てはまるので、たぶんシバフタケだろう(?)




 
1
 
2
カントウタンポポ? or トウカイタンポポ?:キク科

『総苞外片』が
反り返っていないので、セイヨウタンポポではない

「セイヨウタンポポ」ではないといっても、日本の在来種の「ニホンタンポポ」は1つではないので悩む

トウカイタンポポやカンサイタンポポ・シナノタンポポ・エゾタンポポという
地方名が付いたタンポポもある
そして、『日本には
20種類が自生している』ときては、お手上げ

地方名から、当てはまりそうなタンポポは、
トウカイタンポポ
だが、
カントウタンポポも『関東地方から中部地方に分布する』らしいので、悩む

↓ ↓ ↓
トウカイタンポポと思われるタンポポ

3  2016/1/11撮影 比較のため借りてきた

・・・・・・・・・・
特徴を調べてみた ↓
  1 総苞外片の幅 2 総苞外片の長さ 3 角状突起
トウカイタンポポ 狭い
内片と同幅
内片の2/3程度 総苞外片、内片ともに
大きな角状突起がある
カントウタンポポ 内片の幅より
やや広い
内片の1/2から2/3 総苞外片、内片ともにあるが、
トウカイタンポポより小さい
↓ ↓ ↓
で、
1・2のタンポポはどっち?
1 総苞外片の幅・・・やや広い
2
 総苞外片の長さ・・・長くはない
3 角状突起・・・大きくない 
↓ ↓ ↓
カントウタンポポかな?

Bのタンポポは?
1 総苞外片の幅・・・よく分からない
2 総苞外片の長さ・・・
半分くらい
3
 角状突起・・・
とても大きくがっしりしている
↓ ↓ ↓
トウカイタンポポかな?

『在来種のタンポポとセイヨウタンポポとの
中間種(雑種)が増えてきている』・・・なら、
トウカイタンポポとカントウタンポポの中間種(雑種)があってもおかしくない・・・

見わけが難しい・・・




 
 オオシマザクラ:バラ科

白っぽい花




 エドヒガン:バラ科

萼が膨らんでいる

1
 
2
 
3
 
4
シャガ:アヤメ科

1  シャガが咲き始めていた  まだ開ききっていない状態

2  ぱっと開いた状態

1・2・3  『黄色と紫色の模様の入ったきれいな部分が
外花被片(萼に相当する)

模様のない部分が、
内花被片(花びらに相当する)』

4  『花の中央にある、鳥の羽のように
ぴらぴらした部分が、めしべ』だって




   
ヘビイチゴかな?:バラ科

ヘビイチゴとヤブヘビイチゴはよく似ている

葉が濃緑色で先が
とがっているのがヤブヘビイチゴで、黄緑色で先が円いのがヘビイチゴ・・・と言うが、
これらの葉っぱを丸いというか、とがっているというか・・・悩まされる




   
   
 ドングリ(コナラ):ブナ科

茎が伸び、葉っぱも出てきた

ごろりと転がっている子葉の部分は、これからどうなっていくのだろう




 
シハイスミレかな?:スミレ科

葉裏は濃い紫色




 
   
タチツボスミレ:スミレ科-1

シハイスミレより遅れて咲く(ように思う)

   
タチツボスミレ:スミレ科-2

左  葉の様子  1 茎の途中からも葉柄が出る   2 櫛の歯のような托葉がある

右  雌しべの柱頭は棒状

これらが ↑ タチツボスミレの特徴




 
1
 
2

3

4
タネツケバナ:アブラナ科-1

1・2  ミチタネツケバナと違って、
果実は、花より下にあり、

3  果実は、直立して花を挟まず、茎より
やや斜めに伸びてから、カクっと曲がってつく

4  根生葉(こんしゅつよう・こんせいよう)は、無い   川の傍に咲いていた

 タネツケバナ:アブラナ科-2

雄しべが6個  (ミチタネツケバナの雄しべは4個だって)




 
  シュンラン:ラン科-1

左  つぼみ   右  花

  シュンラン:ラン科-2

『大きな
外花被片(萼片)は3枚・・・上に1枚・左右に2枚   三角形の頂点を作っている』

  シュンラン:ラン科-3

『内花被片(花弁)は3枚


ウサギの耳のような形の
黄緑色が2枚   下に白色が1枚(先端が外側にそり返って巻いている

花の中央に見える帽子のような部分は、
雄しべと雌しべが合着した蕊柱(ずいちゅう)』だって




 コバノミツバツツジ:ツツジ科-1

この数日暖かかったので一気に咲き始めた

 
 
  コバノミツバツツジ:ツツジ科-2

コバノミツバツツジの間を歩くようになっている遊歩道

あと1週間は楽しめそう




   
   
  オオバヤシャブシ:カバノキ科-1

ぶらりとぶら下がっているのは雄花・・・雄しべがいっぱい花粉を出している

ツンと上を向いているのが雌花

   
 オオバヤシャブシ:カバノキ科-2

昨年できた実  ポンと軽くたたいたら、パラパラっと種が出てきた




   
  サルトリイバラ:サルトリイバラ科  雌雄異株

花が咲き始めた  これらは雄花・雄株   雌花は見当たらなかった




  
  キヅタ:ウコギ科

まだ実が残っていた   鳥が食べないのなら、美味しくないのかも




   
   
  オオイヌノフグリ:オオバコ科

下からだんだん咲き上がっていき、早く咲いた花の後には面白い形の実がなっていた




 
   
 ヒメウズ:キンポウゲ科

ヒメウズ畑・・・と言っていい程、広範囲に密生して咲いていた

白い花びらのようなものは、萼

その中に黄色い花びらがあるって




   
「豊広稲荷」の札   ここを潜って「どんぐり山」へ

この奥に「開山堂」   その麓に「永明寺」がある


  
先回来た時にはなかった可愛い標識


  
   
フラサバソウ:オオバコ科

『ユーラシア原産の外来種』

『Franchet と Savatier が、ヨーロッパのものと同じであることを始めて報告したを記念して、
フランチェット・サバチェルの両氏の名前を略してフラサバ草と名付けられた』・・・だって

ぱっと見て、「オオイヌノフグリ!」だと思ったが、近づいてよくよく見ると、毛がもじゃもじゃだったので
フラサバソウだと分かった

右下  実も、毛むくじゃら




   
   
 ヤブサンザシ:ユキノシタ科(スグリ科)   雌雄異株

『花は直径1cm弱  花びらのように見える部分は、萼(そり返っている)

花びらは萼の間にある小さなへら状のもので、長さ0.7mm』・・・だって

雌雄異株だというが、この画像はどちらだろう??

中央にあるのが多分雌しべ  大きくて、ど〜んと居座っている

その周りにある雄しべ(たぶん)が極端に小さいので、これは雌花だろう




 
「秋葉山大権現」「御岳山大権現」の新しい表示板も作られていた




   
「ここから御岳山・中央アルプスが見えます」の写真付き案内板

木を伐りはらって展望を良くしたスペースができていた


   
「パノラマ 中央アルプスと御岳山」の表示を少し入ると、
展望を良くしたスペースとベンチがあった  写真も


   
「どんぐり山見晴らし台」  広いスペースに机や椅子

「どんぐり山のいきものたち」という立派な写真付き表示板も


  
 この前登った池田富士  かなり遠いんだ・・・


  
 階段までできていた


 
池田保育園上の展望台


 
 「JAとうと」の赤い看板が見える


   
 カクミノスノキ:ツツジ科

花が咲き始めた


 
  ショウジョウバカマ:ユリ科

数は少なかったが、咲いていた


 
 途中、踏み跡をたどっていった尾根道からの展望ー1

ソーラーパネルがぎっしり


 
 尾根道からの展望ー2

体育館やゴルフレッスン場が見える


 
 尾根道からの展望ー3

「緑色の三角塔は、メモリアル光陽」


 
  ヤマツツジ:ツツジ科

地面にくっつくくらいの低木




   脇之島中央公園で
 
   
   
 ハナノキ:カエデ科-雄花

樹下にい〜っぱい雄花が落ちていた

毎日通っていたのに気づかなかった・・・


  
   
  ハナノキ:カエデ科-雌花

プラプラぶら下がっていた





  Walking2017のページに戻る