池田富士周辺
  (多治見市)
 
                              2017年5月9日


                           『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です


ここをクリックすると大きく見えます
   
イヌザクラ:バラ科

4/24には、つぼみばかりだったイヌザクラ
今日は満開!  虫もぶんぶん羽音を立てて飛び回っていた

『前年枝から6〜10cmの総状花序を出す  一つの花序に20〜40個の白い花をつける
花弁は5枚、雄しべが10数本ある』・・・と




   
ヤブヘビイチゴ(と思う):バラ科-1

ヘビイチゴの仲間がたくさん咲き始めた

左  葉っぱと花の画像   右  花と副萼片の画像 (以下の画像も同じ)

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長年の課題である「ヘビイチゴ」と「ヤブヘビイチゴ」の見分け方を調べた ↓
      副萼片 
ヤブヘビイチゴ  先がとがる・濃い緑色  直径1.2〜1.5cm 花びらよりわずかに大きい
 ヘビイチゴ 先が円い・黄緑色 直径約2cm 花びらより大きくかなり飛び出る

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↑ これらの画像は、葉先がとがっている
しかし、葉の色は目立つような濃い緑色ではないが
↓  ↓  ↓  ↓  
ヤブヘビイチゴと思う

   
   
ヘビイチゴ(と思う):バラ科-2

↑ これらの画像は、
少々葉先がとがっているが、ヤブヘビイチゴほどではない

副萼片は、
『花びらよりかなり飛び出る』というほどでもない
↓  ↓  ↓  ↓  
葉先の形からヘビイチゴと思う 

   
   
ヘビイチゴ(と思う):バラ科-3

↑ これらの画像は、
葉先が円い
副萼片は、『花びらよりかなり飛び出る』ことはなく
目立たない
↓  ↓  ↓  ↓  
葉先の形からヘビイチゴと思う

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ヘビイチゴとヤブヘビイチゴの交雑は無いのだろうか? ・・・という疑問が出てきた




   
   
オヘビイチゴ:バラ科

5小葉・集散花序
なのでオヘビイチゴ  (茎の上の方は3小葉)




 
 オニタビラコ:キク科

背丈50cm程




 ウマノアシガタ:キンポウゲ科

蛍光色の花




   
 
 タニギキョウ:キキョウ科

日陰に点々と白い花

『先は5深裂  雄しべは5個』が普通だが、下のタニギキョウは7深裂だった





   
ツボスミレ:スミレ科

左  背丈15cm程と、咲き始めの頃と比べるとずいぶんと背が高くなった




 
   
   
 チャルメルソウの仲間:ユキノシタ科-1

4/24は、花が咲き始めた頃だったが、今日は、種ができていた


   
   
  チャルメルソウの仲間:ユキノシタ科-2

チャルメルソウの仲間はたくさんある  見分け方を調べた ↓
  花茎につく花数 花期  花びら
(魚の骨状の部分)
花びらの切れ込み  
コチャルメルソウ  7〜8個
ほぼ同時に咲く
5枚 7〜9裂 平開〜反転
チャルメルソウ  20個以上
下から咲き上がる
5枚 3〜5裂 直立
ミカワチャルメルソウ  6〜15個 5枚 7〜11裂 直立

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これら↑ の画像は、
花茎につく
花数は大変多い ・ 花びらの切れ込みは7裂 ・ 萼は直立している
 ↓   ↓   ↓
ぴったり当てはまるものは・・・なし・・・??
どちらかといえば、
ミカワチャルメルソウになる

   
  チャルメルソウの仲間:ユキノシタ科-3

チャルメルという名前のいわれは、
『中国楽器のラッパである「ちゃるめる・ちゃるめら」に似ているところから』名付けられたそうだが、
上左の画像  似ているだろうか?

粒々の種がたくさんできていた  こんなにたくさんの種が地面に落ちれば、群生するのも当たり前





   
 スルガテンナンショウ:サトイモ科-1

葉っぱも大きくがっしりしていたテンナンショウ  仏炎苞をめくって中を見ると、黒いポツポツ

これは雄花  そのうち、このように↓ 仏炎苞は萎れておしまい・・・



   
スルガテンナンショウ:サトイモ科-2

そっと仏炎苞をめくってみた  こちらは、緑色の粒々  これは雌花・雌株

『地中の
イモが小さい間は、葉は出て来るが花を咲かせることができない
イモがある程度以上に大きくなると
雄花を咲かせ、もっと大きくなると雌花を咲かせるようになる』・・・と

雄花から虫に花粉を運んでもらった雌花は受粉して、緑色の粒々になり、秋になると真っ赤に色づく

中を見なくても雌花か雄花かが分かる方法 → 仏炎苞の中にある付属体の大きさ硬さをそっと触ってみる

雄花は、小さくてふわっとしている  雌花は太くて硬い




 
 セントウソウ:セリ科

4/24は、この花がたくさん咲いていたが、今日は最盛期を過ぎたのか、花数が減っていた




 
   
 コバノガマズミ(と思う):レンプクソウ科

コバノガマズミとミヤマガマズミはよく似ている

葉っぱが小さかったり、背丈が低い木だったりすると「コバ」にしていた

明確な違いはないかと調べてみた
  葉の形  葉の手触りなど
コバノガマズミ  葉柄が約0.5cm以下と特に短い

星状毛が密生しビロードの感触
ミヤマガマズミ 葉柄は1cm以上と長い
先が急に長く尖って尾状になる

表面は普通無毛で、やや光沢がある
 ↓   ↓   ↓
大きな違いは、葉柄の長さらしい  → 確かに短い  → コバノガマズミになる

が、これらの↑ 葉っぱは、『葉先が急に長く尖って尾状になる』にならないのだろうか??




 
キランソウ(かな?):シソ科

ぺたりと地面にはいつくばってランナー(走出枝:そうしゅつし)を出しながら横に広がっていくキランソウとは違い
立ち上がりつつ、ランナーを出すキランソウ

上唇はとても短い




   
 クサイチゴ?バライチゴ?:バラ科

大きな白い花が咲いていた  バライチゴか?と思ったが、
葉っぱの幅が広いので
クサイチゴ  バライチゴは葉が細長い




 
ショウジョウバカマ:ユリ科

3つにくびれた実ができていた




アメリカフウロ:フウロソウ科




 
カマツカ(かな?):バラ科

『雄しべは20個  花柱は3個  基部は合着して白い軟毛が密生する』だって

でも、上右の画像は、花柱は2つ





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