名鉄羽場駅〜八木三山
   各務原アルプス
〜JR坂祝駅 (各務原市:関市)

 
                              2017年6月24日


                           『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 JR多治見駅7:25発に乗ると
JR鵜沼駅で名鉄に乗り換え、
ここ羽場駅に8:32に着く


 R21号を渡って、津島神社へ
羽場公園のトイレをお借りして、愛宕神社へ向かう
前方に見えるのが、
左から愛宕山・双子山・八木山の三山

   
 センリョウ:センリョウ科
道路脇のお庭で変わった花が咲いていた
葉っぱはセンリョウの形  花に詳しい同行者に聞くと「センリョウ」とのこと
赤い実はよく見かけるが、花は初めて見た
『花には花被(萼や花びらの集まり)がなく、花のつく茎に
緑色の雌しべが付き、
その側面に
薄緑色の雄しべが直接出る変わった姿をしている』・・・だって
最初、花びらがなかったのでつぼみかと思った・・・

    
   
ユウゲショウ(夕化粧):アカバナ科
我が家の近くの道端でも、よく見かけるユウゲショウ
ここでは畑いっぱいに咲いていた
『南アメリカ原産  明治時代に観賞用として輸入用に栽培されたものが、野生化している
茎は叢生して高さ20〜60cmになる  直径約1cmの淡紅色の花をつける
花弁はまるく、紅色の脈が目立つ  雌しべの柱頭は4裂して平開し、花と比べて大きいのでよく目立つ
雄しべは8個で葯は白色』・・・だって   な〜るほどね!

 
  愛宕神社への階段
登ってお参りする元気はなく、パス

 クチナシ:アカネ科
園芸店で見かける花だとばかり思っていたが、
この辺りの山では、あちこちに自生していた
このような八重咲きは1つもなかったので
これは改良された園芸種だろう
八重咲きのクチナシには実ができないんだって

    
西登山道入り口  9:10
駅から約35分  ここまででひと汗かいた
暗い樹林の中は、ひんやり
風が吹いてくるとす・ず・し・い〜

  ここで広い登山道に合流
水分補給と蚊取り線香に火をつけた

 
   
クチナシ:アカネ科-1
ちょうど今がクチナシの花が咲く時期で、大株から小さな株まであちこちで出会った
香りが強く、傍を歩くだけでほわ〜んと匂ってくる
咲き始めは、まさに「純白!」  日が経つと黄色くなって萎びてくる
大きな花の咲く株(左上)もあれば、小ぶりな花(右上)をつける株もある

   
クチナシ:アカネ科-2
 中央に立っている薄黄色の部分が雌しべ  ぺたりと外側に倒れているのが雄しべ
・・・花粉が見えない・・・??
クチナシはちょっと変わった花粉の放出をするとか

『蕾の間、雄しべは雌しべの花柱の周囲にぴったりくっついていて、
開花が近づくと徐々に花柱から離れ四方へ拡がっていく
その時、花粉は葯から離れて花柱の表面にくっつき、開花すると、
飛来した虫は花柱表面の花粉を足や羽に付け、他の花へ運んで行って、受粉を助ける
花粉が直接虫に付着するのではなく、いったん花柱や花弁に付着し、
ワンクッション置いて、虫へ移る方法をとる』・・・だって
だから、花びらが開いている雄しべには花粉が見当たらないんだね
花粉を見つけるには、つぼみの中を見なければならない・・・びりっと破いて??

  愛宕山へ登る途中、苧ヶ瀬(おがせ)池が左下見えた  9:30〜9:40 水分補給休憩
ひんやりしたキュウリの漬物を丸ごと1本貰ったが、おいしかった〜

 コナラ:ブナ科
小さな小さなドングリ

 
  愛宕山山頂  9:55
今日は下山路を降りてみた  登り用の道より楽

  二子山山頂  10:20
暗くて見晴らしのまったくない山頂

   
カクミノスノキ(別名ウスノキ):ツツジ科
緑の中に真っ赤な実よく目立つ
ビタミンCだと思って食べるが、おいしいものではない

  八木山山頂  10:47〜11:02
暑さを避けて木陰で休憩
顔の上を汗が流れ、滴り落ちるかと思えば
汗をかかない人もいる・・・

 マルバアオダモ:モクセイ科
赤みがかった実がたくさんぶら下がっていた
 八木山からどんどん稜線を歩いて
車道へ出た(赤テープが北登山口の目印)  11:57
各務野自然遺産の森は、すぐそば
かやぶき屋根の家の上り口に座って昼食休憩
『各務原市内に現存していた庄屋の家屋を移築』したとか
涼しい風が吹き抜けて、極上の休憩場所

  12:35、残り半分の行程に向けて出発


  ここから急な道を登って広い車道に出る

  車道を横切って金比羅山へ  12:53

 コジキイチゴ:バラ科
この実を食べることに挑戦した人の感想
「可もなく不可もなく」・・・だって

 金比羅山(金比羅神社)  13:45〜13:55


 
   
  向こうの稜線に、2本のアンテナ
歩き始めた頃、この2つのアンテナが見えていた
「あそこまで、延延々と歩くんだよ〜」と言っていたが、
本当に歩いてきてしまった・・・

  明王山山頂  14:06〜14:.15

 稜線から下り始める所で、猿啄(さるばみ)城が見えた
14:55

猿啄城(城山山頂)  14:55〜15:05
これで6つめの山頂を踏んだ!

お城の2階へ上がって、歩いてきた山並みを展望する 
    
左に見える鉄塔  あの足元を歩いた

 
右に見えるのは、明王山  休憩した場所

 
 眼下は木曽川  これから降りていく坂祝駅方面(線路が見える)

   
 登山口に着いた  15:30〜15:35
城山からの登山道は、よく整備がされていて
歩きやすくなっていた
冷たい水で顔を洗ってさっぱり!

新しいトイレもできていた

 
  
 JR坂祝駅  15:55着
町中を歩けば自販機かコンビニかお店でもあるかと思ったがなし
通りかかった男性に尋ねたが、なし  今日も打ち上げの缶ビールにありつけなかった・・・
プラットフォームから見える城山  小さいがちゃんとお城の形に見える
16:13発(3分遅れてきた)乗車  JR美濃加茂駅で乗り換えて(16:18〜16:38) JR多治見駅に17:17着
今日の行動時間 7時間20分

  *愛宕山268.5m 二子山247m 八木山296m 金比羅山383.0m 城山266m
    ・・・たかだか200〜300m台の山なのに、このえらさは何???というくらいきつかった
   *毎朝近所を歩いているという人は、軽々の足取りだった
   *このコース、いいトレーニング場所!
   *先回のハイキングの様子(2016/11/23) 城山経由ではなく、迫間不動明王から猿啄登山口に降りた
  
 


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