11月の低山ハイキング下見

    鳩吹山〜桃太郎公園 (可児市・犬山市)  


                        『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

 真禅寺の登山者用駐車場に停めて、トイレの横の鳩吹山登山口へ  9:12発


シャシャンボの実:ツツジ科
まだ実は青い


  
アベマキの実かな?:ブナ属
上  頭がとがっている
下  落ちていた枝の実は、頭が凹んでいたが、同じものだろうか?


 
アブラツツジの実:ツツジ科
左  日影の実は、葉と同じくまだ緑色
右  陽当たりのいい場所の実は、少し色づき、葉も紅葉が始まっていた


鳩吹山山頂  あずまやは登山者でいっぱいだったので敬遠  9:43
登山口から約30分


 左  ここから下りが始まる地点  木曽川を見下ろせる  こちらの方が展望がいい
右  以前はここから上り下りしていたが、今は、通行止め


   
北回りコース分岐点  10:08
山頂から約25分  北回りコースの反対側には、「立入禁止」の標識
こんな、「立入禁止」の標識があちこちに増えた


   
 ミヤマシキミの実:ミカン科ミヤマシキミ属
左  まだ、花が終わったばかり これから実が大きくなる
右  立派な実に育っている


   
   
ミヤマママコナ:ハマウツボ科ママコナ属
稜線のあちこちに、たくさん咲いていた
下左 「苞(ほう):花の根元につく小形の葉」に「鋸歯(葉の縁にある、
ぎざぎざの切れ込み)」がない
下右  喉の両側に
黄斑があり、下唇に黄色い隆起がある
これらの2点から、ママコナではなく
ミヤマママコナと思う


   
 
 上  展望台(以前、ここを「一休さん」とよんでいた所)
ここにも「立入禁止」の標識とロープと赤テープ
下  眼下の展望  グラウンドのあるのは、坂祝小学校かな?


   
 少し先の展望地では、「明王山」「城山」も見える


岩崖を登ったところが、
「川平遊歩道」との分岐  10:50
ここから右折して下っていく


   
 分岐からすぐ、「樋ケ洞遊歩道」の字の薄れた標識
「栗栖(くりす)林道25分」、
「桃太郎へ70分」の文字もある


 暗い林の中をジグザグに下りていくと、
「川平遊歩道(ルート)」にある
「天神山」へ行く分岐があった
どんどん降りていくと、谷川沿いの道となった


   
 「樋ケ洞川」沿いの林道を「栗栖(くりす)林道」というらしい  林道終点に着いた  11:20
「栗栖遊歩道」とも、「樋ケ洞遊歩道(ルート)」とも言うらしい


    
 林道終点には、別の沢に沿って登るコースの
赤テープが垂れ下がっていた
「西山」の南に出るコースらしい


林道といっても、道路は波打っていて
ここまで車は入れない
 
   
オトコエシ:オミナエシ科-1
花の状態 花びらが5枚のように見えるが、5つに裂けている
雄しべ4本、雌しべ1本
   
 オトコエシの実:オミナエシ科-2
実の状態  団扇(うちわ)のような平べったいものの中に実がある、不思議な形


   
 ヒヨドリバナ:キク科


ミゾソバ:タデ科


   
   
 
ウナギツカミ:タデ科
花はミゾソバと似ているが、
茎に下向きの棘があること、葉の形が矢じり型で、茎を抱いていること
・・・などの特徴から、ウナギツカミと思う
しかし、この棘は、花柄には無いので、うなぎをつかむには心もとない・・・


   
 ボントクタデ:タデ科
これもタデ科の花
葉の中央部に
八の字形の黒い斑紋があるのが特徴


クサギの実:シソ科クサギ属
「臭い木」という意味だが、それほどの臭さはない
ただ、近寄るだけで特有の臭いがする事は事実
これから、実は、深い藍色になっていく


   
  
 ヤブニッケイかな?:クスノキ科
艶々した葉のそばに、緑色の実がぶら下がっていた  葉には、くっきり3本の筋
ヤブニッケイの葉は、『ほぼ対生だが、少しずれていたり互生に見えるものもある』・・・だって


   
 中電の標識
左折すると、No.10・9へ
右折すると、No.11へ
通ったことはあるが、草が茂っていたので、
登行意欲が薄れた


 中電の標識
ここから左折しても、No.11へ行ける
ここも通ったことはあるが、草むらの中の道はパス
このまま樋ケ洞林道を歩くことにする
   
 中電の標識
右折すると、No.11・No.40へ
ここも通ったことはあるが、
元の「川平遊歩道」に戻ってしまう


 ギンミズキ:タデ科
ミズヒキは紅白  ギンミズヒキは白色
  
 林道への進入は「通行止」  チェーンと赤テープ  12:00


   
 集落に出た  12:02
右 「豊智精工の奥へ」の文字  あの白い建物の裏手に「樋ケ洞遊歩道」がある


   
 ガマ:ガマ科
車の多そうな広い道を避けて農道へ
左手は、ガマの畑  一面に広がっていた


ヒガンバナ:ヒガンバナ科
ずらりと並んで咲いていた


 
   
 「この先行き止まり」の標識から右折して広い車道へ
野外活動センターのすぐそばが、桃太郎公園


 桃太郎公園の広場に着 12:16
  お店はお休み
「せせらぎ遊歩道」の入口は、お店群の左側
「樋ケ洞遊歩道」出口から、約15分
12:30まで休憩


   
調べ中
たくさんの実がかたまって、垂れ下がっていた


 
 マンリョウの実:サクラソウ科ヤブコウジ属


   
ショウジョウバカマの葉芽:ユリ科
葉先に芽ができることを目の当たりに見たのは、ここのこの場所のこのショウジョウバカマの株だった


   
 先日の台風の影響か、
地面には小枝や木の葉がいっぱい落ち、
倒木も何ケ所かにあった
テイカカヅラの蔓が倒木に絡みついているので
ここが一番通りにくかった所

沢沿いの道も、様相がずいぶんと変わっていた


 右折すると、「大平山」へ行ける
   
 中電の鉄塔標識
右折すると、No.42へ


 左折して橋を渡ると、尾根を乗越して、
先程の「樋ケ洞遊歩道」へ降りられる 13:00


  
ここで「せせらぎ遊歩道」は終わり 13:35  桃太郎公園から1時間余
ここから左折して、「鳩吹山遊歩道」を登る


   
 登り詰めたところがこのT字路  13:51
約15分の登りだった


 西山休憩舎  13:52
   
ミヤマママコナ:ハマウツボ科
薄暗い「せせらぎ遊歩道」にはまったくなかったが、
明るい稜線になったので、い〜ぱい咲いていた


 ナナカマドの仲間(ナンキンナナカマドの実かな?):バラ科
ナンキンナナカマドの特徴は、『花序の基部に扇形で鋸歯のある
大きな托葉がある』ことだが、
↓ これの事だろうか?
   
2014/5/4 撮影 参考のために借りてきた
  しかし、どの基部にもあるわけではなかった
右  花の時期のナンキンナナカマドの画像  参考のために借りてきた  大きな托葉が見える

ナンキンの名前は『南京産ではなくて日本固有種であり、 ナナカマドの小さいものとして名付けられた』・・・とか


   
キミズミ(黄実ズミ)の実:バラ科


   
 ここから右折して、西山登山口へ降りる  14:05


 西山登山口  14:20
ここから林道を歩いて駐車場へ


  
   
 クサギ:クサギ科
下左  雄しべ4本 紫色の葯があるので、まだ咲いたばかり  雌しべは下方に丸まっている
下右  雄しべの葯の花粉が無くなり、丸まって垂れ下がるころ、雌しべがにゅうっと突き出てくる
・・・・・
つまり、雄しべが活動している時は、雌しべは雄しべを避け、
雄しべの活動が終わる頃、雌しべが元気になる

同じ花での受粉を避けるための知恵・・・だって


   
 ゲートに着いた  14:27  登山口から約7分


 登山者用駐車場、着  14:35
登山口から15分  ゲートから約8分

今日の行動時間  約5時間半


 
  Walking2017のページに戻る