低山ハイキングの下見
    市之倉〜下半田川の山 
305.7m
                     
                     (多治見市・瀬戸市)

                        2018年12月15日


                     『  』内は、図鑑やネット検索からの引用です
                                      
                                コース地図はこちら

市之倉7丁目から入山 9:33
数メートル先は、瀬戸市下半田川町になる

今日はいい天気
静かな山道・落ち葉の積もった道
メインロードなので、よく手入れされている

   
 9月の台風の影響だろうか、あちこちで無残な姿を見た
マツは、ポッキリ(左上)  ソヨゴはごっそり(他の3枚)根が浮いていた

 
林道に出た  下半田川町の外れにある家 10:05

   
蛇ケ洞(じゃがぼら)川に架かる橋の袂に
『魚・カワニナなどをとらないでください
オオサンショウウオやホタルの棲む川の
環境を守りましょう
瀬戸市下半田川川自治会』・・・の文字
・・・・・・・
『瀬戸市の
蛇が洞川流域では、
平成 3 年瀬戸市理科教育研究会により
初めてオオサン ショウウオが確認され、
河川工事に伴う調査や東山動物園の調査、
NPO「名古屋水辺 研究会」の勉強会、
「サンショウウオを愛する会」
(平成 24 年度から「瀬戸オオサンショ ウウオの会」
となる ) の
保護活動などを通じて
その存在が明らかとな』ったそうである
*『瀬戸市交流活力文化課』の資料より抜粋
・・・・・・・
 これが、蛇ケ洞川
橋から沢を見下ろした
わあお! ここも根こそぎの木と、横倒しになっている竹があった

 県道205号線を渡って、
下半田川の集落に入る
今日は、前回の逆コースを考えているので
まずは、掛川小学校を目指す

 この角を左折して・・・
山道の通学路に入る

 ドラム缶があちこちに設置してあるのは
登下校時の異変を知らせるためらしい
左に垂れ下がっている青い棒で、
ガンガンたたくようになっている

 集団で登下校しないと心細いだろうね・・・

 右手に大きな工場「LIXIL」の文字
「ちかんに注意」の立て看板もある

 前方正面に「ドコモの無線局」

無線局の横から、
「掛川小学校」へ通じる舗装路が始まる

   
 ここが「掛川小学校」 10:33
全校児童35名の小規模校

 学校前の道を、県道205号線に向かう
   
 ここが、「掛川小学校」への進入路口
瀬戸市コミュニティバスの停留所もある
(運行日は、火・木・土曜日だけ)

県道205号線の歩道を歩いて・・・
「定光寺カントリークラブ」進入路の
横断歩道を渡って・・・
 
   
 犬に吠えられながらの歩道歩き

「定光寺町東」のバス停から
横断歩道を渡って反対側へ

   
 「西山博物館」方面へ進む 10:50

どんどん進んでいくと、舗装路はここで終わり
ここから未舗装の道になって
川沿いの道を進む

   
 
 フユイチゴ(冬苺):バラ科
ちょうど食べごろの実がなっていた
ポロリと採った実を集めて、ぱくっと食べる  甘酸っぱくて柔らかくて種がなくて美味しい!

   
 だんだん道が凸凹してきた

右手に宮苅池が見えてきた 11:12 
   
 前方山の稜線に、高圧電線の鉄塔が2基

   
 新しい簡易トイレができていた 
「登山者用・作業員用トイレ」だって

ここにあった古い自然歩道のあずまやの
建て替え中らしい
 
   
ここで東海自然歩道に合流 11:22

   
 階段の途中に、「宮苅峠」の指標 11:23

 マンリョウ(万両):サクラソウ科
赤い実はよく目立つ

   
  
高圧電線の鉄塔と東海自然歩道の指標
この3枚の画像は同じ場所
番号を見ると・・・、この鉄塔は、No.40になる?

   
 
 ベンチのある近くの鉄塔は、No.41になる 11:33
こんな分かりやすい表示は初めて見た

   
 道が細くなった

 登山道から少し離れた場所にある鉄塔は、
No42

   
この2枚は同じ場所 ここから三角点のある鉄塔へ左折するが、 11:56
あれ? No43はどこにあったっけ?

   
 東海自然歩道を離れると、
途端に落ち枝が増えた
バキバキ踏みながら歩いて・・・

 明るい場所に出た
あれ?こんな場所、以前にあったっけ?
   
鉄塔へ行くまでにも、倒木やぽっきり折れた木々が散在

   
 鉄塔に着いた 12:03  ここには「44号」の札が掛かっていた

   
  
 三角点はどこだっけ? 笹が大きくなってなかなか見つからない
笹の奥に白い棒が見えた  あった! 三角点だ! 
「四等」に見える文字・・・「四等三角点」

   
 さあ、鉄塔から降りよう
草は刈ってあるが、メインロードの
自然歩道とは大違い
イノシシの掘った跡?も多数
・・・・・・・・
出発時から、人気のない山中では熊避け鈴を付け、
集落の中では鈴を外す・・・を繰り返した
家のすぐ近くに設置してあるオリの中に
数頭が数回入っていたとか、
イノシシが歩いているのを見かけたとか、
裏の畑の作物を荒らされたとか・・・
何人もの友人から聞いているので警戒してのこと

 わあお! 通り抜けできない!
右に迂回し、邪魔な木は折って前進
   
左折してトラバースが始まる場所に、No.44の番号 12:11
No.45は消えかかっているが、No44と同じ方向に矢印が向いている
右折する方には、鉄線とピンクの目印・・・(右)
通っては行けません・・・ということだろう

   
 シキミ:マツブサ科
早〜い、もう花が咲いている!
葉っぱの粒粒は、『シキミタマバエの虫こぶ=中に幼虫がいる』とか

  
アズキナシ(小豆梨) 別名ハカリノメ:バラ科
ハカリノメという別名は、『等間隔の側脈が物差しのようなイメージを与えるから』 らしい
近くに落ちていた葉っぱを見ると、その名のわけが理解できる

   
ここも倒木や傾いた木が多い
跨いだり潜ったりにも、もう慣れてしまった

   
   
 
ヒイラギ(柊):モクセイ科
ヒイラギには課題があった ↓
雌雄異株(雄花と両性花)なので、雄花か両性花の見極めをすること
・・・・・・・・・
雄花は、『雄しべは2本 雌しべは発達が悪くて実ができない』
両性花は、『雄しべが2本 長く突き出た雌しべ1本』


うちわのような形の部分が「雄しべの葯(やく)
左上 雄しべ2本と、
長い雌しべがない⇒つまり雄花ということになる
他3枚  雄しべ2本と、長い雌しべがある⇒つまり両性花ということになる!
下 花びらと雄しべが落ちると、こんな形になる(両性花)

   
 またまた倒木と傾いた木

   
 またここにも!  アオキ(青木):アオキ科
大きな赤い実はよく目立つ

   
 ホオバがいっぱい  ガサガサ踏みながら歩く
ストックの先には、串刺しになった葉っぱがどっさり

   
 左 よ〜く見ると、この三角形の赤い矢印は間違っているように思える
右 「45」の下の赤い三角形は左向きだが、その上から赤い矢印が右向きに書いてある
そして、「44」の下の「火の用心」の「火」の上に、赤い矢印が左向きに書いてある
何気なく見ていた指標だが、紛らわしい!!  なんだか変!?
No.44の鉄塔は、三角点の近くにあったのだから左向きが正しい!
しかし、先ほどの指標には、No.45とNo.44は同じ向きだったのに、一体どういうこと!?

   
 人家が見えた
ここが出口  12:42

後ろを振り返る ↓のように降りてきた
右手の小沢は、『土石流危険渓流』の注意書き
 
   
   
   
ビワ(枇杷):バラ科
今度ビワの花に出会ったら、匂いを嗅ごうと考えていた
鼻を近づけると、甘〜い匂い!
花びらは5枚 雄しべはいっぱい!

   
 さあ、市之倉へ帰ろう
また、県道205号線を渡って
蛇ケ洞川を渡って・・・

 山道へ入る 12:54
   
 帰りは、来た道とは違う、左の細い道へ入る
勿論、熊避け鈴を付けた

両側から木が迫ってくる 
   
倒木もいっぱい  跨げない・潜れない時は迂回する

   
 小沢を渡る

二つ目の小沢も渡る 
   
沢の次は、尾根道へ上がる  と、またまた根こそぎごっそりの木
やっぱり、ソヨゴが多い

   
チェーンのある合流点 標識は裏側を向いている 左 13:34
チェーンを跨いで振り返ると、「良い子はここまで」の注意書き

   
 またまた、ごっそりの木

 よく整備された遊歩道
  
 市之倉小学校のすぐ裏の道

 
ここをクリックすると大きく見えます
 横倒しになった大きな木
ここはベンチが並んでいた展望台だった・・・ 13:38

校舎の向こうに、恵那山が見えた!
今日はすっきり見える〜
 
  
 望遠で引っ張りよせた

 
 こちらは中央アルプス

   
 さあ、元の駐車場に戻ろう〜

小学生が立ち入らないように・・・の注意書き 
   
 ここにも
あちこちにこんな看板が立ててあった

 林道へは行かずに、↑のように
山道を歩いて駐車場へ行きたい
   
 「保安林」の標識

 三叉路に出た
   
 行きは、右下の道を通ったので、
帰りは迷うことなく左上の道へ進む

 石碑の所に出た 13:52
ここから、二手に道が分かれている
前回は、右下の道を通ったので、
今日は上の稜線の道を通ろうと思って進んでいったら
あらら?駐車場ではない広場に出てしまった

   
 元に引き返したつもりが、
どこでそうなったか方向感覚が狂ってしまった
変則的な四辻に出てしまった
あれれ? おかしい・・・
どちらが駐車場方面なのか混乱してしまった
スマホを出して探すが、イマイチ分からない
ちょうど来合わせた二人組に、
「7丁目へ行きたいんですが・・・」と問うと、
「こちらですよ」と教えてもらった
それでも、まだ納得がいかず
半信半疑で歩いて行った

途中から記憶にある景色になり・・・

 無事にスタート地点に戻ることができた 14:05

狐につままれたような感覚だった
         ・・・・・・・・・・・・・・・・
       *行動時間  腰を下ろしての休憩なしで約4時間半   約18500歩
       *低山ハイキングクラブの基準で表すと、「★★★」か、「★★☆」の間かな?
             ・・・・・・・・・・・・・・・・

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