潮見の森  (多治見市) 

                            2018年4月3日


                        『       』内は、図鑑やネット検索からの引用です

スミレかな?スミレ科
道路脇の隙間や斜面にびっしり
スミレの仲間とは分かるが、名前が同定できない
側弁に毛がある → スミレの特徴
ノジスミレ → 側弁に毛がない・葉が毛深い

   
 タチツボスミレ:スミレ科
丸いハート形の葉・柱頭が棒状

   
   
   
  シハイスミレの仲間:スミレ科
葉が細長く、柱頭はカマキリの頭型で葉裏が紫色

 ソメイヨシノ:バラ科
丁度見頃

  
シデコブシ:モクレン科-1
中央の緑色の部分が雌しべ 咲き始めは、柱頭が広がっている  雌しべ先熟
雄しべは周りにあるへら型の部分
 
   
   
シデコブシ:モクレン科ー2
↑ へら型の雄しべが
だんだん開いて離れていき、花粉を飛ばす

これらは↓ ピンク色のシデコブシ
   
   
シデコブシ:モクレン科ー3
上 雌しべの柱頭は広がっている
下 雌しべがだんだん伸びてきた
雄しべはまだかたまっていて開いていない

   
コブシ:モクレン科
花びら6枚  モクレン科なので、シデコブシと似た雌しべ・雄しべ
雌しべ(中央の緑色の部分)が開いているので、咲いたばかり

 アセビ:ツツジ科
二つとも、花が満開
左 花の軸が黄色っぽい  右 葉軸が赤っぽい

コバノミツバツツジ:ツツジ科
8分咲き まだつぼみがある

   
   
キランソウ:シソ科
まさに地面にへばりつき、横へ横へと広がっていた(別名:ジゴクノカマノフタ:地獄の釜の蓋)
上唇(上にある花びら)が短いので、キランソウ
よく似たタチキランソウは、上唇が長い(右下の画像:2018/4/1 藤原岳で撮影)

    
ミヤマシキミ:ミカン科
雌雄異株  ↑これは雌花・雌株 雌しべの柱頭が目立つ(右の画像)

雄花・雄株は、↓雌しべの柱頭が見えない・雄しべばかり(201/4/13撮影)


   
ミズバショウ:サトイモ科
池の中に咲いていた  白い部分は、萼→(仏焔包:ぶつえんほう)とも呼ばれる
中央にある棒状の部分が、花の集まり(花軸)

↓ 花軸を拡大してみた
黄色いぶつぶつした部分が、1つ1つの花  『4本の雄しべと1本の雌しべ』があるんだって
左 咲いたばかりで全体が黄色  右 緑っぽくなった
う〜ん、4つあるように見えるのが雄しべなんだろう  だが、雌しべは・・・分からない・・・
   
   

 ここをクリックすると大きく見えます
   
ハルリンドウ:リンドウ科
上 一斉に咲いているが、花の中を見ると、いろいろな状態であることが分かる
ピンク色の雄しべがかたまっている・すこ〜し緩んできた・雌しべの柱頭がくっきり2つに分かれている・・・などなど

   
 ヒメハギ:ヒメハギ科
この花のつくりは複雑で、とても面白い
背丈10cm程で横に伸びていく
大きく左右に広がった部分は、側萼片(そくがくへん)
他の3枚の萼片は小さくて見つけにくい
花びらは、にゅっと突き出ている部分 
花びら2枚は巻きスカートのようにくるっと丸まって筒状
もう1枚の花びらは舟形になっていて下側にあり、
先端にぴらぴらした「付属体」をつけている
で、雄しべや雌しべはどこにあるかというと、筒状になった花びらの中
昆虫は、
ぴらぴらした「付属体」に誘われて近づき、その上に乗ると
その重みで「付属体」が付いている花びらが押し下げられ、雄しべと雌しべが現れるという仕組みらしい
なあ〜んて面白い仕組み!

 
 サトザクラ:バラ科
ウコンザクラで、黄色っぽい花が咲く  今日はこれで精いっぱい
麓のサクラが終わる頃、咲き始める

  
   
ウリカエデ:ムクロジ科カエデ属
黄色い花が垂れ下がっていた まだ咲き始めたばかりで短い
雌雄異株 これらは雄花のよう

   
カバノキ科の仲間
左 小さくツンと上を向いているのが雌花(雌花序) その下にだらりと垂れ下がっているのが雄花(雄花序)
右 昨年できた果実(果穂)

   
   
   
 シロモジ:クスノキ科
葉っぱが開き始めたので、シロモジと分かりやすくなった(3つに分かれてとがっている)
鮮やかな黄色の花をたくさんつけていた
雌雄異株 これらは皆、雄花
先回来た時に咲いていたダンコウバイは花が終わっていた

   
ヤマウグイスカグラ?:スイカズラ科
葉に毛があるので「ヤマ」
たくさん咲いていた

   
 イロハモミジ(イロハカエデ):ムクロジ科カエデ属科
『雄花と両性花がある』って  ↑これらは皆、雄花
↓ これが両性花 雌しべの柱頭が突き出ている (2017/4/28撮影)


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