低山ハイキングの下見
     北小木〜
八曽(はっそ)(326.9m)
      八曽滝〜岩見山(244m)〜北小木
      
*八曽山(黒平山ともいう) *八曽滝(山伏の滝ともいう)
                
(多治見市・犬山市)
 
                             2019年11月21日


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です
                        コース図はこちら

多治見から約40分で登山口に着いた
神社の鳥居から入っていくと・・・ 10:40
正面に急な長い階段
その先に「松尾神社」本殿

 踏み跡のない急な斜面を
適当に登っていくと細い道に出る

地図にはない細い道を
3回ほど合流・合流を繰り返すと
「本道=こんな国有林の標識がある道」
に出る

 どんどん歩いて行くと、右下から人声
ゴルフ場がすぐそば
プレイしている人の姿がちらちら見える
「東建塩河CC」

赤っぽい実がなっていた ↑
カナメモチかな?:バラ科
   
 タカノツメ:ウコギ科
上 黄葉が眩しい〜
下 日当たりが悪い所では、緑色の葉っぱもある

昨日の岩巣山では、
シロモジばかり
今日は
シロモジが見当たらず、タカノツメばかり!
不思議・不思議!

   
 「境界見出標 林野庁」の札

 「ここは国有林です 岡崎営林署」の札
   
 リンドウ:リンドウ科
あやあ〜、こんなところに
リンドウの花! 10輪ほど咲いていた
ピンと立つことができす、寝そべっていた

花びらには、ぼかしたような水玉模様
中をのぞき込むと、
左下 雄しべの間から雌しべの柱頭(2つにわかれている)がちょっぴり覗いていた
右下 雌しべがぐんと伸びていた

あれ? 
ハルリンドウと違う
ハルリンドウはこんなふう ↓
   
 @ 初めは、ピンク色の雄しべが固まっている ↑  A 花粉を出すと、だんだん開いて外側へ移る ↑
   
 B 雄しべの中から、雌しべが出てくる ↑  C 雄しべはぺたりと外側にくっつき、
雌しべの柱頭が2つに分かれる ↑
 ハルリンドウは、「雄しべ先熟」と、はっきりしているのに 
(2019/3/27撮影 比較のため借りてきた)
この
リンドウは、雄しべと雌しべが同時!
こんなことってあるんだ! びっくり! 

   
 サカキ:モッコク科
黒い実がいっぱいなっていた
サカキの木はほかにもあったが、この木だけ鈴なりと言っていいほどた〜くさんなっていた
不思議!

左 葉の下にぶら下がるので、枝を持ち上げてパチリ
右 葉の上から見ると、こんな感じ

   
 タカノツメ:ウコギ科
黄色のトンネルの中を歩く

「右 うつゝみち
左 たじミみち 今井村」の文字 

私は、右から来た (うつつじゃない)
左は・・・八曽自然休養林(旧今井村)になる

いつ頃の石碑だろう?

   
左 「防火線」の柵 11:37   松尾神社から約1時間
右 地面に落ちて枯葉に埋もれていた札を、えいっと持ち上げて枯葉を取り除いた


ここをクリックすると地図が大きく見えます
 
 左 ここから「犬山・八曽自然休養林」内になる 11:38
右 同じ場所に立っていた案内板(古い)
いつも、「一の門」ってどこだろう?と疑問に思っている
防火線の両側に、××があるのも?である
ここを左折して・・・

   
 階段を登って・・・

黒平山(八曽山のこと)・山の神分岐へ 11:53 
   
 ウラジロとコシダの間を通って・・・

山頂分岐へ 11:59 
  
 山頂を後回しにして、ぐるっと回りこむと
白い山! 白山? こんなに大きく見える?
登山口へ来る途中、多治見市の姫公民館のあたりからも、
正面にこの山が見えた

   
山頂 黒平山(地理院地図には八曽山となっている) 12:05
先客は女性二人 昼食休憩中だった

   
 また元の分岐に戻って、
八曽滝(山伏の滝ともいう)を目指して右折
地理院地図には、山伏の滝と書いてある

 石ゴロゴロの歩きにくい道をどんどん下って・・・
  
 途中にある開けた場所からの展望
多治見市の高社(たかやしろ)山かな?

 
 ここをクリックすると大きく見えます
 ここで、八曽滝へ右折 12:24
左が切れた細い道を下っていくと・・・

 八曽滝へ 12:32
ここから流れ出す川は清流
   
 八曽滝からの流れ
柿其川程ではないが清流

 橋を渡って、前方の階段を登る
   
 橋から下を見下ろした

 左折すると八曽キャンプ場へ
直進は、展望台(パノラマ展望台)と書いてあるが
そこへ行くわけではない
展望台分岐から少し先の分岐を目指す
(岩見山へ行くため)

 フユイチゴ:バラ科
おいしそうな赤色
12月にはもっとたくさんなっているだろう

ヤブムラサキ:シソ科
これが最後の実だろう
 
   
階段を登って…またまた登って・・・

   
 車道に出た 12:47
ここを左折すると八曽キャンプ場へ
(「廃止」と手書きされていた)
ここを右折する

すぐ、左に入る道があったので
記憶にある道だ・・・と思って左折
所が、だんだんこんな道じゃない・・・と思い始めた
スマホを見ると、岩見山へは行かないことが分かった


   
 ここから引き返した
このまま行けば、
川沿いの東海自然歩道まで降りてしまう
約15分のロス

 元の分岐に戻って左折
パノラマ展望台分岐を過ぎてすぐ、
この標識があった
そうそうここから左折するんだ
(この標識まで行かなくてもショートカットできるが
念のため確認 13:07


   
 今井分岐 13:13
ここを右折すれば、岩見山と巌頭洞をパスして
キャンプ場へ行けるが
今日は岩見山と巌頭洞(がんどうぼら)の
下見をしなくてはいけないので
先へ進む

 ここが岩見山分岐 13:14
約10分の登りで岩見山へ
   
   
  
 ツクバネ:ビャクダン科
山頂付近には、
ツクバネの群生がある
少々汚れてきたが、たくさんなっていた
雌雄異株なので、実がなっていないのは雄株

  
岩見山 13:24
岩を見る山・・・という意味だろう
表示板の後ろに岩崖が見える  下2枚の画像
この岩見山を下ると川があり、その川沿いにこの岩崖がある

岩見山からの展望 ↓
  
 
 
 
   
 さて、明るいうちに山を降りたい
ジグザグ道を速足でどんどん降りて・・・

 川に出た 13:40
左折すると、もみの木駐車場
巌頭洞は右折
   
この川は、さっきの八曽滝の川と違って、濁っている
とても清流なんて言葉はつかえない
なんだか妙な臭いもする
川遊びなんてとんでもない
橋は、穴の開いた金属製の部分と石(岩)の部分が
交互に並んでいる

金属製の上には、増水した跡のごみや小枝が乗っていた 右

   
 川沿いに歩くと・・・

 濁った水が見える
   
 ここが巌頭洞の入口 13:44

 橋の一部が流された跡
   
 ここも・・・
土のうで補強されていた

 横から見るとこんな感じ
   
 何度も何度も橋を渡る
これが清流だったら、素敵な場所なのに・・・

 ここが、岩見山と巌頭洞を通らない
ショートカットコースの降り口 13:49
   
 このあたりの左手に
岩見山から見た岩崖があるはず
木が邪魔で下からは見えない・・・

アウトドア・ベース犬山キャンプ場に着いた
キャンパーが数名

バーベキュー場を通り過ぎ・・・ 13:53

   
 ドッグランの横を通り・・・  あら、赤い実がなっている!
調べ中

   
 車道を通らないショートカット道を通って
亀割駐車場へ 13:59

ゲートの右を通り抜け・・・ 
 
ここをクリックすると地図が大きく見えます
 車道へ

 「1」分岐=山の神分岐地点 14:11
この地図は、「犬山ふれあいの森」の地図で
犬山・八曽自然休養林案内図とは別もの
休養林の一部が
遊歩道や小川で詳しく描かれている

   
 「7」から湿地西側へ行ける
今の時期花はないだろうからパス

 「8」からも湿地西側へ行ける
   
「9」 14:19
ここからまだ防火線の柵までは遠い
この地図には、それが書いてない

 防火線の柵 14:31
これでぐるっと回ったことになる
来るときはここまで約1時間かかった
登山口に15:30着予定・・・
スピードアップ!

  
 ああ、きれい
まだ陽が高いので、黄色が輝いている〜
みんな
タカノツメの黄葉

   
リンドウ:リンドウ科
あら、来た時にはつぼんでいた花が、今は開いている!

   
 何で、山の中に
川原にあるような石がごろごろしてる?
昔この辺りは川だった???

不思議なことに、
283mピークを過ぎると
石ゴロゴロがだんだんと減って
歩きやすくなった

 行きに付けておいた黄色いテープ
ここから左へ
   
 2つ目のテープ
ここからまた左へ

 3つ目のテープ
ここからまた左へ
 
 4つ目のテープは、
踏み跡のない急な斜面を登ったところに付けておいたが
もう少しましなコースはないものかと
尾根通しに下って行った
やはり、急は急だし、どっちがどっちとも言えないが
鳥居の近くに出ることが分かった 15:01着

防火柵から1時間かかると思っていたが、
スピードアップと、カメラを取り出すことが少なかったせいか
30分で着いてしまった!

約5時間20分 約2万2000歩
今日も、飲まず食べず休まずで歩いてしまった・・・

 
 多治見へ帰る途中、峠から白い山が見えた!
きっと白山だね!

私の住んでいる所からは、御岳・中央アルプス・恵那山がおなじみだけれど
同じ多治見でもこんなにきれいに白山が見えるとは・・・!

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