ハイキングコースの下見
   本宮山
292.8m〜尾張富士276.6m 
                      
                     
(犬山市) 

                         2019年1月6日


                        『  』内は、図鑑やネット検索からの引用です
      コース地図はこちら(楽田駅〜本宮山〜愛知用水)  (愛知用水〜入鹿池〜尾張富士〜羽黒駅

JR多治見駅8:55発ーーJR可児駅9:18着
ここで名鉄に乗り換え名鉄犬山駅へ9:49着

名鉄犬山駅で乗り換えて楽田(がくでん)駅へ10:04着
乗ってきた列車を見送った
多治見から約1時間

 楽田駅前
身支度をして10:12発

 駅横にきれいなトイレもある
本宮山へは、駅を背中にしてまっすぐ東へ進む
突き当たったところが、「大縣(おおあがた)神社」
『尾張地方最古の神社』だって 10:33
   
駅から歩いてくる途中、大縣神社参拝用の臨時駐車場がいくつもあった
今日はがら空き
でも、参拝者はそれなりに多く、大鳥居のそばには交通整理の青年たちがいた
 
   
 境内に、本宮山へ通じる道があるはずなので、青年に尋ねると、
「まっすぐ行って階段を登れば行けます」の返事
人ごみの中をどんどん進んで本宮社の鳥居をくぐって、二つの池の横を通ると・・・
   
 林道に出た 10:45
「本宮山 1.4km」の文字

 「車は通行禁止」の大鳥居をくぐる
 
ここは、「飛騨木曽川国定公園」というんだ

 人には会わないだろうからと思って、
熊避け鈴を付けた

V字の分岐 11:02
左が本宮山への道 「本宮山頂(奥宮) 0.5km」の文字
前回は、右の道から来ている  今回の逆コースで

新しい鳥居になっていた 11:03

まっすぐ続く階段を登って・・・

   
またまた階段を登って・・・ 
  
雨宮社を右に見て・・・ 
 
 岩の上から遠くを見て・・・ ↑ ↓
 
 右の方、遠くにビル群が見えた
ぐっと引っ張りよせてみた  名古屋駅前?

   
 本宮社本殿が新しくなっていた 11:16

 本殿の後ろに三角点がある


 大きな三角点だと思ったら、「一等三角点」だった
さすが・・・私の手のひらと同じくらい
『一等三角点は、上面の辺の長さが18cm』となっているって

 本宮山頂からの展望  朝日はちょうどこの方角から登るらしい

   
さあ、下山
山頂裏手からの急な道へ

岩がごつごつしている所あれば
枯れ葉でふわふわの所もあり
 どんどん下っていくと、ここにもあちこちの山で見慣れた台風の被害跡 ↓
   
   
   
この山の倒木は、ソヨゴより、スギ・ヒノキが多かった
がばりと剥がれた根は、私の背丈ほどもあった
跨いだり、潜ったり、迂回したり・・・は、お手の物

   
 麓に近づくと広葉樹の葉っぱが多くなった

 ここが出口  用水路が見えた 11:44
右折して・・・

 
愛知用水路脇の道を通って、入鹿池を目指す

   
ツルウメモドキ:ニシキギ科
 『雌雄異株』だって なら、これは雌株
『熟すと3つに割れ、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔をだす』・・・と

  
ブロックのある歩道はまだいいが、白線だけの歩道は困る
階段があったので、そこを登って・・・
入鹿池へショートカットした ↓ 12:00
 
 
 沢山のボートが出ていた
ボート屋さんは3軒もある 1日借りると「2500円」と書いてあった
今頃は、ワカサギも釣れるって

 
 入鹿池の畔に碑があった 「刀塚」
『入鹿池を作った際、
池の底から百振り余りも出土した刀剣を
ここに塚を作って納めた』・・・だって

「世界かんがい施設遺産 入鹿池」の碑
・・・
2015年10月 国際かんがい排水委員会より、
『当時としては極めて先進的な調査・
建設手法の「棚地(たなづき)工法」を用いたこと、
380年以上にわたる地域農業の発展に
寄与したことから
世界かんがい施設遺産に登録』されたって

  
 あの形と方角は・・・本宮山!
あそこから降りてきた

   
 入鹿池を過ぎてから、
明治村方面へはブロックのある歩道がない
白線内を歩いて「大駐車場」入口へ 12:14
車は進入できない林道(左)へ進む

広い林道を歩いていくと・・・
 
   
ここで行きどまり 「関係者以外立入禁止」の札と、青色の計器が見えた 12:25
少し戻って・・・

   
 鉄塔No.62へ進む 12:27
ここが鉄塔No.62への分岐(左へ)
直進は、さっきの「立入禁止」へ
 
   
 ここが、鉄塔No.62 12:32
フェンスに沿って歩いてから、右折

   
 すぐに舗装路に出た 左折して・・・
静かな道を進むと・・・

   
 「尾張富士山頂 140M」の標識 12:40
前回は、すでに山頂へ行った後なので、
「大宮浅間神社」へ林の中の細い道を下って行った

 またまた長い階段・・・
   
 登り着いたところが尾張富士山頂 12:45
階段の左に「献石」

階段の右側に「大宮浅間神社奥宮」の石柱
 
   
 裏へ回ってみた
前回はここからまっすぐ入鹿池まで降りた

 前に回り込むと、「大宮浅間神社奥宮」
 
沢山の「献石」の間を通って下る 12:48

   
つい、きつい傾斜の道を選んでしまったが(前回はここを登った)
登山靴とダブルストックで良かった!・・・と思うほどの足場の悪さ

   
 ここが楽な道(右)と
きつい道(左)のV字分岐

浅間神社(本宮)へ下る
 
  
 階段上から麓を展望

  
階段の次は、足元の悪い岩ゴロゴロ道が続いて、やっと麓に降りることができた 13:11
約15分間の急な下りだった

   
大宮浅間神社拝殿を左に見ながら
さて、羽黒駅はどっち?・・・と探しながら歩く

 有名な「石上げ祭」は、暑いさなかの8月!
その謂れは ↓
その昔、隣の本宮山との「背くらべ」に負けた尾張冨士のご祭神が、村人に石を山頂に担ぎ上げ、山を高くすることを命じました。
そして石を積み上げた村人には願いを叶え、幸せになるよう神徳を与えました。
これにちなんで老若男女が家族やグループで大小さまざまな石を山頂に担ぎ上げるのが「石上げ祭」

   
 地図を見ると、大宮浅間神社を背にして
真っ直ぐどんどん西へ進めば
「羽黒駅」に着くようだ
時々、スマホのジオグラフィカを見ながら歩く

川の畔、サクラの並木道
左の川は「五条川」
ヨシ?アシ?が茂り、水量は少なかった

   
 サクラの木に番号札がついていた
進むにつれ、下の数字が減っていく
0はどこだろうと思いながら歩いて行くと
途中から右側に歩道ができてしまい
車のクラクションを鳴らされると
歩道を歩かざるを得ない・・・

車が来なくなったのを見計らって
川縁の桜並木へ近づくと、
あらら、上の数字が違っていた
下の数字が減っていくことは同じだった


 
   
 踏み切りのチンチン音が聞こえたので
スマホを確かめた
踏切の手前で右折ー左折して線路を渡ればすぐ
羽黒駅に到着 13:53

この名鉄の駅、電車は1時間に3本
慌てることもがっかりもなく、
待っていればいい 13:57発乗車
羽黒駅ー犬山駅ー新可児駅
JRに乗り換えて多治見駅へ 15:03着
・・・・・・・・・・・・・・
飲まず食べず休まずで 3時間40分
13.7km 約2万2500歩
レベルは★★★☆

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