来年1月の低山ハイキング下見
   
  市之倉~滝呂~笠原の山   

        2022年11月25日  (多治見市)   


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

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             コース図はこちら  

 スタート・ゴールは、「おりべ砂防ダム:駐車場」
ソーラーパネルがずらっと並んでいる場所

 
ノコンギク:キク科

 
 キダチコンギク:キク科

 
 「市之倉陶の里」公園として、20年ほど前に
広場や散策路が整備されたそうである ↑ ↓
 
「市之倉砂防ダム」の碑
人間国宝の「加藤卓男氏」の名前がある

 
シラカシかな?:ブナ科

 
階段を下りると、
「市之倉おりべ砂防ダム公園散歩道入口」の文字
20年も経てば、古びてもくる

流れてくる水は、清流とは言い難い色

 
 この木橋を渡る

白いビニール紐が張ってあるのは何の意味?

   
 橋を渡ると、山道の登りになる

右手に白いビニール袋

ごみ?かと思って近づいてみると、
タイルのようなものが入っていた

何のためだろう??

 
 あれ?また白いビニール紐・・・?

 
 黄色は、タカノツメの葉

 
 コシダの群落の間を通る

 
 あれ?また白いビニール紐 ↑
 
 ↑ 所々に、張ってある

T字路から左折した
右折すると「水道タンク」へ下りられる

 
 
 ↑ これらは、皆、タカノツメの葉っぱ

 
 ↑ 青空と黄葉
秋ら~しい景色 黄色が眩しい!

 
 この道は、地域の人の散歩道らしく
あちこちでこんなテープを見かけた

 
 字が薄れてしまったが、
ここから右へ入ると、「タキロ」へ行ける・・・という意味

 
 すぐ、三角点があった 
地理院地図で見ると、227.7m

 
 三角点を過ぎると、登山道はプッツンと切れ
工場が見下ろされる崖の上になる

以前は、山続きになっていて、
向こうの山の鉄塔まで通じていた

 
 プッツンが始まった頃は、
ここから先はどこへも行くことができなくて
引き返していたが
しばらくすると、縦走ができる道ができていた

この赤いテープから・・・
 
 コシダの繁った急な坂道を5分ほど下りると・・・
 
 たらたら道になる

 
 テープに導かれ、どんどん下っていくと・・・
 
 また次のテープがある・・・
 
 次をを探しながら下っていくと谷になった
去年は、踏み跡が薄くなってウロウロした記憶がある

 
 うすい踏み跡に注意しながら、
テープを探しながら進んでいくと・・・
 
 鉄塔の下に出た 「大畑分岐線 No.3」(のはず) 
 
 鉄塔を通り抜けると、展望が開けた
あの黒いビルって、駅前の新しいビル?

 
 遠くに恵那山
 
 その左は中央アルプス
 
 そのまた左は、御嶽
 
 足元は、山を削った後に作られた大きなため池

削った後には小さい苗木が植わっていた

山の木を切って造成地にするのかと思っていたが、
また木を植えた・・・?? また山に戻す??

この広場の端をぐるっと回りこめないこともないが
安全を考えていったん山の中に戻ることにした

 
 去年(2021/2/11)は、こんな感じで山を削っていた ↑
(比較の為借りてきた)

 
 踏み跡があったので右折して・・・
 
 なんとなく踏み跡に見える道を見つけ・・・
 
 テープに励まされ、
記憶を頼りにどんどん進むと・・・
 
 広い道に出た
↑青テープと ↓赤テープが両側についていた
 
 右折すれば、滝呂の民家横へ行ける

左折して、さっきの植林された場所を間近に見てみようと思い、
進んで行った
 
 ついさっきまで、左の鉄塔の下あたりにいた
以前は、2つの鉄塔は尾根道で繋がっていた
左が「大畑分岐線 No.3鉄塔」で、右が「大畑分岐線 No.4」鉄塔(のはず)

 
 松の木がずらり~っと植えてあった
それを見届けたので、滝呂へ下りることにした

 
 広い手入れされた道を進んで(鉄塔巡視路かも?)
今度は向かい側の尾根にある鉄塔を目指す
(大畑分岐線 No2鉄塔のはず)

民家の横の道を通って・・・ ↓
 
 車道へ出た ↑

 
 「土石流危険渓流」の文字があるが
この看板の後ろにある細い流れのこと

 
 車道に出たら右折

「今井るる」さんのポスターを右に見たら・・・
 
 ↑ 左手にある、この細い流れの横の道を上がっていく

 
 民家に入っていくような道だが
よく見ると、この ↑中電の黄色い表示板がある
数字は薄れているが、大畑分岐線「No.2 1」かな?

 
 そして中電の鉄塔巡視路特有の黒い階段を登って
尾根に上がれる

 
 登りついた所に、鉄塔 「大畑分岐線 No.1」
 
 ↑ 鉄塔のそばに、右方面「大畑分岐線 No.1.2」
左方面「大畑分岐線 No.3」と、手書きの数字が書いてあった

 
 鉄塔から数分で 「お地蔵様」 ↓
そして、すぐそばに ↑ 中電の表示板
左方面(今来た方)は、「大畑分岐線 No.3」と「No.1」
右方面は、「大畑分岐線 No.2」 
 「行って戻ってくる」ってことね
そして、直角方向の向きが、「笠原瑞浪線… (数字が見えない)

 
 いつ来ても、周囲の掃除は行き届いているし、サカキは新しいし
手入れをされていることがよく分かる

 
 「大畑分岐線 No.2」へは、行ったことがないので
偵察に出かけることにした

倒木はあったが、草刈りはされていた

↑ これが、鉄塔「No.2」

 
 鉄塔「No.2」のそばには、こんな表示板
「大畑分岐線 No.1 3」は反対側ってことね

 
 お地蔵様まで戻って、直角方向の左に曲がった
この道もよく手入れされていた
暗い樹林を過ぎると・・・
 
 明るくなった!
タカノツメの黄葉

 
 下りた所には、こんな表示板
今までいた方向が、「大畑分岐線 No.1 No.2? No.3?」(うすくなって読めない)
ここから右折する方が、「笠原下石線 No.2」だね
あれ? さっきは、「笠原瑞浪線」だったよ!

 
 ↑ 左は、草刈りがしてある
掃除をしたりお供えを持ってくるのは、こっちからだね

 
 ↑ 右は? 笹が茂って道があるとは思えない・・・
でも、向こうの山の鉄塔へ行くには、
このササヤブを通り抜けなければならない

1人では気が滅入るような道だが
行くっきゃない!と腹を括った

 
 ササヤブはすぐ終わったが、倒木が多くなった  
潜るほどの高さならいいのだが
そうじゃない時は、ぐっとかがんでもザックがガリガリしてしまうので
難儀なこと!
 
 潜る場合は、隙間の大きい方へ頭を入れると
多少は楽・・・
 
 これも ↑
 
  ↑ これも、難儀した
細い枝ならポキッと折ったが、太いとそうもいかない・・・
 
 倒木地帯の次は、ヤブ地帯
なんとなく踏み跡がある場所へ足を踏み入れた
 
 もうすぐ脱出できるはず!
この辺りまで、地図上では林道が続いている

 
 サルトリイバラ:サルトリイバラ科
赤い実を見て、少しホッとし・・・
 
 中電の表示板を見て、またホッとした

鉄塔巡視路に間違いないだろうけれど、
こんなひどい巡視路も珍しい

中電のスタッフは、どの道を歩いているんだろう?
もう、歩くのは止めて、ドローンで巡視しているのだろうか?

 
 おなじみの黒い階段を登った所が尾根道

 
 「笠原瑞浪線」の瑞浪が手書きで消されていて、
「笠原下石線 No.2」になっていた
今、登ってきた方向は、「大畑分岐線No.  」となっていて
番号は見えなかった

 
 突き当たったT字路は、
今までのササヤブ・倒木の道と比べると
格段の良さで、国道と村道くらいの差に思えた

 
 T字路を左折すると、尾根の左下に鉄塔が見えた
傍に、中電の表示板があり、
左へ行くと「笠原下石線 No.3」
右へ行くと「笠原下石線 No.1」と、書かれていた
「大畑分岐線」とは違う電線ということになる

↓ つまり、この鉄塔は「笠原下石線 No.2」
 
 以前はここで昼食休憩とした
階段状になっているので、座れないことはなかったが
風が冷たくて、三々五々適当な場所を探したっけ・・・

 
 さっき登ってきた「大畑分岐線」まで戻ってから
「笠原下石線 No.1」を目指して「国道」を歩いて行った

 
 落ち葉いっぱいの道をサクサク歩いて・・・
 
 鉄塔に着いた
ここが「笠原下石線 No.1」 ↑
No.2の方から歩いてきた ↓
 
 近くにあった中電の表示板を見ると、
またまた文字が消えていた
今まで消えていたのは、「大畑分岐線」だったので
これも多分そうだろうと思った

以前の記憶ではここから右折すると、お地蔵様方面や
舗装路へ下りた後「滝呂緑地」へ行けた

真っ直ぐ行くと、笠原方面へ行けるはず

直進!

 
 こちらも国道並みの良~い道

 
 おや!最近木が切り払われた見通しのいい場所に出た
笠原町がばっちり見える!
 
 恵那山も大きく見える!

 
 丸太の椅子も作られていた!
ちょっとお尻が痛そう・・・
 
 振り返ると、さっき通り過ぎた「笠原下石線 No.1」
 
 前方にも鉄塔 
さっき名無しだった鉄塔
電線が分かれていた

 
 名無しの鉄塔方面へ進んでいくと
中電の表示板があった ↑
あれ? 「瀬戸下石線 No.1」は分かるが、
その下には「瀬戸笠原線 No.5」とある
反対側も同じ「瀬戸笠原線 No.5」!
??同じ番号なんてありえない!と思い、裏側を見ると・・・ ↓
 
 「瀬戸笠原線 No.56」と、「瀬戸笠原線 No.57」だった! 
 
 2~3分歩いて行くとまた中電の表示板

今度は、「瀬戸笠原線 No.55」「瀬戸笠原線 No.56」「瀬戸笠原線 No.58」!
そのそばに立っていた鉄塔 ↓
 
 ではこれが、「瀬戸笠原線 No.57」だろうか?

 
 鉄塔のすぐそばから細い道が下っていたが
急坂に見えたのでパス

 
 たらたらで歩けそうな左の道を進み
青テープから右折すると・・・
 
 舗装された広い車道に出た
↑ この白い看板の所へ出てきた

振り返ってパチリ
 
 その車道は、「前田陶料」という大きな会社の中へ続いていて
「関係者以外立入禁止」の大きな看板とゲートが見えた

 
 車道を突っ切るとすぐ、笠原の山へ入る道がある
去年2月、初めてここに案内してもらい、
低山ハイキングのコースに入れようかなあ…と考えていた

 
 よく手入れされた遊歩道的な道を登ると
すぐ、尾根に出た
前方に鉄塔

 
 後ろを振り返ると、さっきまでいた鉄塔
奥の鉄塔で、高圧電線が分かれている

え~?どれがどの鉄塔か、分からなくなってしまった~!

 
 モチツツジ:ツツジ科
よく季節を間違える花
この付近にたくさん咲いていた

 
 今日は、遠くがよく見える(恵那山)
 
 木と木の隙間からだが、御岳もよく見えた
 
中央アルプス(かなり白い!)
・・・と、左手を見ながら歩いて行くと
グラウンドの上に出た ↓
 
 
 ここから左折する道もあったが、元の分岐まで戻って
三角点を探しながら歩いた
(帰りは、その道を通った)

 
 中電の表示板があったが、
No  が書いてない!
 
 鉄塔の手前に、三角点があった

木の棒が倒れていたので、立ててからパチリ
今日二つ目の三角点 234.8m
三等か?四等かも読み取れなかった・・・

 
 これがさっき見えた鉄塔
足元は、小広場になっているが展望は良くない

さあ、引き返そう
今度は右手に、恵那山や中央アルプスや御嶽を見ながら
「前田陶料」へ通じる舗装路へ下りた

 
 ここはさっき下りてきた出口

記憶によれば、もう一つあるはずなので
もう少しゲート近くまで行くと ↓
中電の黄色い表示板が見えた
 
 ここから山の中に入る
 
 う~ん、ここもNo.  の番号が消えていた!

ダンプカーがどんどんゲートの中へ入っていく ↓
 
歩きにくい急な坂道を登っていくと・・ 
 
 鉄塔のそばから下りる、急だから…とパスした道だった!
 
 「瀬戸笠原線 No.57」と思った鉄塔
 
 そしてまた、はっきり書いてない表示板
今度から、しっかり裏表を見て、
薄くなった数字も何とか判読してこなくては!・・・と思った

 
 さあ、元の「おりべ砂防ダム」の駐車場へ戻ろう

この辺りから、二股の道が増えてくるので要注意!

 
 「笠原下石線No.1」から歩いてきた分岐だね

 
 また二俣の道
 
 またまた二俣の道
 
 この鉄塔、何番だろう?
辺りに表示板、見当たらず・・・
 
 またまた二俣
 
 またまたまた二俣

今までの二股は左右どちらから行っても合流できるが
ここだけは必ず左へ行かないと
元の「おりべ砂防ダム」へ行けなくなる
(ま、遠回りになるが、まったく行けないわけではない)

目印は、手前の棒!

 
 次は、この白黒テープから左折
あちこちに分岐があるので、要注意の場所

 
 タカノツメの黄葉を見ながら・・・
 
 車道に下り、向こう側の水道タンクへ行く坂道を登る

 
 チェーンのゲート脇を通って・・・
 
 緩くカーブしながら・・・
 
 KDDのアンテナの下を通って・・・
 
 水道タンクへ
 
 階段を下りて左折して・・・
 
 春にはツツジがいっぱい咲く散歩道へ
 
 秋はタカノツメと・・・
 
 落ち葉いっぱいの道になる
 
 中電の巡視路と同じ黒い階段を下りて行くと・・・
 
 あら、今度は、シロモジの葉っぱ!
 
 今までずっとタカノツメの葉っぱだったが、
ここで初めて
シロモジの葉っぱを見た

 
 こんな標識が立っていたが、
市之倉三丁目へ行く道は、笹に阻まれて
ちょっと通りたくない・・・の感がする道になっていた

 
 チャノキの花

 
 丸太を組み合わせた橋

年月とともに、苔がはえ、腐り始めたので
そろりそろりと渡った

 
 堰堤には水草が浮かんでいたが
清流とはいえないので近づきたくない

 
 この橋を渡って行ったので、
ここでぐるり一周してきたことになる

 
 おりべダム駐車場に到着~


・・・・・・・・・・・・・・・
 歩いた距離 約10.3km(ヘルスケアより)
歩数 約1万8000歩
行動時間 約4時間半(休憩無し)

*鉄塔の名前と番号が分かりにくかった
*「大畑分岐線」と、「瀬戸笠原線」は数字があいまいだった


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