低山ハイキングの下見  
          遠見山〜納古山

          2023年3月27日  
               (加茂郡川辺町・七宋町)   

    周辺地図はこちら  地理院地図はこちら(黒い十字のある所が「納古山」)
    コース図はこちら

     
@A・・・Kは、全員集合場所を地図に示した番号のことです。


                        『   』内は、図鑑やネット検索からの引用です

多治見駅発6:42ー美濃太田駅乗り換え7:12〜7:30
ー下麻生駅7:46着

車内ですべて準備を済まし、すぐ出発

昨年の4/10、初めてこのコースを歩いたが、
今回、電車を1本早くして、余裕を持たせようと考えた

緑色の通学路を歩いて登山口へ

 左手に、遠見山の幟
そのずう〜っと上の岩山が遠見山(のはず)

 
遠見山へ登る人用の駐車場が新しくできていた

 
 ここで左折
ここの無料駐車場は去年もあった

 
 あら、新しい道ができていた
川辺町さん、ありがとう〜
多少近くなったような・・・

 
このトンネルが登山口になる  8:06

 
 トンネルを出ると、急登が始まる
登山道は整備されているが、
足を滑らせれば右下の川にドボン

 
 どんどん登る

 
「壱の笑」=意味不明だったが、
今回は、「遠見山の石はチャート

・・・の説明板が増えていた

チャート=滑りやすい・・・と覚えていたが、
どれがチャートかは分からなかった

 
 ロープがずうっと張ってあった
が、掴まらない方がいい
掴まったら振られて、頼みの綱にはならない

しっかりした樹や岩の角の方が安全

 
 足元は木で補強されている
川辺町さん、ありがとう〜

今年の3月、この遠見山で下山中、
転倒してヘリ救出事件があった

事故は下りに起こることの方がうんと多いので
気を付けなくっちゃ!

 
 急な登りが続くが、
「半分くらいかな?」で励まされる

 
 本当にすぐ(2分)稜線のT字路に着いた ↓
 
見晴らし岩は左へ
遠見山山頂は右へ

   
   
わあ〜!
ヒカゲツツジがい〜っぱい咲いてるう〜
1週間前の情報では、「花は2〜3個咲いていた」だったのに
何という違い!

早〜い!
今年の春は早く来たんだ!

 
 ここが見晴らし岩
ベンチは1つ

 
木曽川が見下ろせる所まで
気を付けて気を付けて、少しずつ前進

なるほど〜
ぐにゃりと曲がった様子は、
この↓【ホースシューベンド(horse-syoe bend)】そっくり〜
*ホースシューベンドとは、
「horse-syoe(馬の沓=蹄鉄) bend(曲がった状態の物)


2012/11/27 撮影
比較のため借りてきた
 

 
でも、正確にいうと、
『グランドキャニオンから車で2時間程度』の所にあるので、
グランドキャニオンではないんだけど、
大きく広げればグランドキャニオンでいいか…

グランドキャニオンはこんな感じ ↓
 

 
このインパクトのある言葉で、訪れるお客がうんと増えたとか
・・・・・・・・・・・・

 
 さあ、納古山を目指して行こう〜

まず、さっきのT字路まで戻って直進
(青線は、「南天の滝」へ下りる道)

ここから縦走路になり、人にも会わないだろうと思い
熊除け鈴を付けた

 
 すぐ、青いシートが目に入った
その手前に「ため池」

山頂は右へ(前回は素通りしてしまった)
左は、「ため池」と「遠見岩」へ

 
 「ため池」
晴天が続いても枯れない(涸れない・・・この字だよね)池だって

   
 「遠見岩」・・・どんな岩か期待していったが
これ?(右の岩) ↑
 
 背丈より大きいが、まさかこの岩の上に乗って
遠くを見る分けじゃないよね
岩の周りをぐるっと回れるようになって
ベンチもあったけれど…

   
 青いシートのそばを通ると
瓦が落ちていた

中は床が抜けて、もうこれ以上悪くならないための
シート被せらしい


 
これ↑は、去年の小屋の様子 2022/4/10
1年でこんなに変わってしまった??

 
 
 遠見山山頂へ登り始めると、
ヒカゲツツジの大群落が、あっちにもこっちにも!

何故ここだけこんなにたくさん増えたんだろう?って
不思議に思える程の量!

 
 そして、どんどん登った所がここ ↑
標高272mだって

昔、「下麻生城」があったと言われているが、
現在では、ほとんど形として残ってはいなくて、
城址の池だけが残っている・・・と

 
 そして、すぐ左横に秋葉神社(秋葉山大権現)

 
 山頂から「ため池」のある所まで下り
急坂を下りるとすぐたらたら道になった

ベンチのある広場
木が茂っていて展望は△

 
 シキミ:マツブサ科
木はたくさんあるのに、花が咲いていたのはこれだけ ↑

 
 何度も何度もヒカゲツツジに出合った
が、まだこれは序の口だった

 
 ミツバツツジ:ツツジ科
前回の時(2022/4/10)、
雄しべの数が少ないツツジ(
ミツバツツジと思った)があったが
今回はどうだろう?と思って、近くに寄って雄しべの数を数えながら歩いた
   
 雄しべの数は5本=じゃあ、これはミツバツツジ
コバノミツバツツジは雄しべ10本(多治見近辺に多い)

 
大きな鉄塔に着いた

 
 No.66鉄塔だった
表示板を見ると、左へ行くとNo.67 
右へ行くと、No.65
で、ここはNo.66鉄塔となる

 
 鉄塔から、「南天の滝」へ下山できますよ〜の表示

0.2kmならそれほど遠くはないが、
下調べしてないので、お勧めは出来ない

 
 「クマの目撃情報」の注意書き

「納古山へ2時間」の手書きの表示板もあった

(今回は2時間42分・前回は2時間14分)
ま、写真も撮らず、休まずどんどん歩けば
2時間かもね…)

 
 この新しい表示板、あちこちにあった
が、現在地が分かる番号などは無し

ベンチで10分休憩後、出発〜

引き返すとしたらここがいいかも…
登山口から約2時間

 
No.66鉄塔からは、ふわふわのたらたら道で
らっく楽
気持ちよく歩けた〜

 
 ウラジロ:ウラジロ科
くるっと丸まった新芽が出ていた

 
 「クマ注意の張り紙」
はあい、ちゃんと付けていますよ〜

   
   
 樹に赤や青・ピンクのテープが付いていた
観察していくと、赤テープは伐採の色
古びていたり、倒れそうになったりしていた
青色も、伐採の色

 
  ピンクテープは、登山道の目印だと思った 

  
 この手書きの案内板、見覚えがある 9:46
ホントに90度にカクッと曲がる 
すぐ、曲がり角があった ↓
 
今回は、まっすぐ行かないように木の枝で
『行っちゃいけません』を意味した木で塞がれていた

このカクッと曲がった所からまた
 ヒカゲツツジの群落が現れた!
右にも、左にも、遠くにも近くにも! ↓
 
 
 ヒカゲツツジ
まだまだ続く〜 ↓
 
 
 ヒカゲツツジ
まだまだ続く〜 ↓ ↑ 
 
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

やっとピンク色が現れた ↓
 
 
 この山は、コバノミツバツツジミツバツツジの両方があるようで
つい、どちらなのか調べたくなってしまう
→ 雄しべが10本に近いので、
コバノミツバツツジとした

 
 これは?
遠くにあるツツジは、調べようがない…

 
またまた ヒカゲツツジの群落が現れた!
右にも、左にも、遠くにも近くにも! ↓↑
 
 
 
 なんてこの山はヒカゲツツジが多いんだろう〜

納古山山頂周辺より、うんと多い

 
 またまた頭を悩まされるツツジの仲間
遠くて雄しべの数なんて分からな〜い!

   
 休憩ポイント No..52 9:58

今回、机ができ、
丸太ベンチも、座り心地が良いように改良されていた

この周りも、ここからの急な下りの左右も
ヒカゲツツジの群落〜

これでもかこれでもか・・・といった具合 ↓
  
 急な下りは足元を見るのに神経を使うので、
写真は撮れない

 
 しばらく歩くと分岐が出てきた 10:04

私は尾根道が好きなので、直進

 
 すぐ、巻道と合流 10:07

 
 緩いアップダウンを繰り返しながら
どこを全員集合場所にしようかと考えて歩いていた 10:35

 
 
 ツツジもきれいだけど、
遠くにあってはどちらか分からない

   
 中電の鉄塔 No.33 10:41
ここも分かりやすいし、広場もあるので
休憩適地

10分休憩後出発

 
 
 さっきの大群落に比べると、株は少ないが
また
ヒカゲツツジが現れた

 
 手書きの案内板 11:09
注意していないと、まっすぐ行ってしまいそうな場所だった

 
 分岐 勿論尾根道へ 11:16

 
 合流点 11:19

この後は、延々と登りが続いた…

  
 三和町分岐 11:48
ここまでくれば、直ぐ、中級コース&初級コースからの道と合流し
山頂へは5〜6分

 
 ここが、その合流点の三叉路 11:58

 
 納古山山頂 12:02着
珍しいことに、だあれもいない山頂だった

遠くに御岳が見えた
多治見からの展望の方がうんと良い

 
 御岳の左は、乗鞍?
こんなに近かった??

 
 反対側の飛騨川方面は、ぼ〜んやり

 
 山頂のアカヤシオは、「つぼみ固し」

奥座敷はどうかな? ↓
 
 「ちらほら咲き」だった ↑ ↓
 
 
 アカヤシオ:ツツジ科
奥座敷と初級コースにほんのちょっぴりだけ
   
   
会えただけ「良し」とした
・・・・・・・・・・・・・・・・
 


 昨年の4/10の様子 ↓ ちょうど見頃だった! ↑ ↓ (緑色の部分)

 

 
 今年は春が早い気がする
4/13の低山ハイキングの日はどうなんだろう??
・・・・・・・・・・

 
 下山開始 さっきの三和町分岐まで降りて…  12:28
 
 ヤブツバキを見ながら…
   
 ピンクの縁取りのあるヒカゲツツジを見て…
 
 中級コースへは行かず
(「岩登り」ではなく「岩下り」は危険性が大なので)
初級コースへ左折 12:38

 
 こちらのコースも、
名前の決め手がない
ツツジがあちこちに咲いていた

初級コースとはいうものの、かなりの急坂が長く続くので
疲れている足には、つらい所

一歩つまずけば、ゴロゴロと落ちていってしまう

   
 ここから右折して「塩ノ道コースへ」 13:15
三和町分岐から、約50分
中級コース分岐から、約40分

「弥勒の大下り」並みの注意がいる!

 
 塩ノ道へ入れば、殆んどトラバース
「武儀郡神渕村(むぎぐんかぶちむら)界
境界だったんだね

 
 ツルアリドオシ:アカネ科

 
 ヤブコウジ:サクラソウ科
   
 ミヤマシキミ:ミカン科
   
 ショウジョウバカマ:メランチウム科
この山は、この花少ない

有る所にはわんさか群生しているのに、
この山は、パラッパラッ…

 
 新しい林道に出た 13:28
ここを右折する  約5〜6分で分岐になる

 
 林道に落石多数
崖に近づかないこと!

 
 ここから山道に入る 13:34
人があまり入らない、積もりすぎた落ち葉のトラバース

 
 ここで中級コースに合流 13:45
岩登りコースを避けたため、
地図上でいうと、約4倍の長さを歩くことになる

 
 水場 13:51

電車は14:50発
何度も沢を渡るが、木橋が濡れているので要注意
慌てないで、一歩一歩確実に!

 
 ミヤマカタバミ:カタバミ科
いつも、この沢沿いのここだけに咲いている

 
 中級コース登山口に着 14:11

後は林道歩きと舗装路歩き

 
 突き当たったら左折 14:29

約10分で上麻生駅に着く

 
 上麻生駅が見えた 14:35

ここも、サクラが満開〜

畑のあぜ道には、ツクシがニョキニョキ

 
 向かいのホームまで階段の上り下りがある

 
 鉄道橋から振り返ってみた
あの山を越えてきた??

上麻生駅14:50発ーー美濃太田駅15:09〜15:37
ーー多治見駅」16:07着


・・・・・・・・・・・・・・・
 歩いた距離 約16km
歩いた歩数 約2万6000歩

疲れた〜

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